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【Part1】非強化&強化下位校の箱根予選&連合挑戦応援企画~2019年度

10/3ラスト更新!

箱根駅伝予選会は本戦出場を狙うチームだけの戦いではありません。
過去最高更新、またこの予選への出場する戦いもあります。

箱根駅伝予選会への出場参加条件が厳しくなって2年、
強化していない大学の戦いはますます白熱しています。

今年もそれぞれ応援していきたいと思います。

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ページコンテンツ

非強化&強化下位校の箱根駅伝予選会2019応援企画~少しでも上へ

予定

Part1…前半戦までに予選出場を決めている11チーム
Part2…10月14日までに予選出場を目指す10~13チーム
Part3…強化中堅校8チームの本戦出場応援企画

箱根駅伝予選会参加の基準は『昨年を含めて、10000m34分以内の選手10名以上いるチーム』です。以前は『5000m16分30秒以内』でしたが、距離が伸びた分、難しくなりました

詳しい日程は決まっていませんが、これらを10月14日(箱根予選エントリー締め切り前日)までに行いたいと思います。

エントリー発表後、箱根予選出場争いに絡める20校を紹介します。

掲載内容

前回の予選順位と過去3年のチーム記録、そして今年のチームの簡単な戦力分析を行います。

また、そのチームの主力選手のベストや過去の予選の成績も載せていきます。

なお、各大学の選手は以下の独断のランキングで分けます。(この応援企画のみならず、本気で本選出場が狙える箱根予選展望でも使用します)

ランキング
JOKER(10点)~60分19秒(20㎞換算:~57分10秒/84回:1位)

SSS(9点)60分20秒~60分59秒(20㎞換算:57分11秒~57分49秒/95回:1位、94回:1-2位、93回:なし)

SS(8点)61分00秒~61分39秒以内(20㎞換算:57分50秒~58分27秒/95回:2位、94回:3位、93回:1-2位)

S(7点)61分40秒~62分19秒(20㎞換算:58分28秒~59分05秒/95回:3-8位、94回:4-5位、93回:3-4位)

A(6点)62分20秒~62分59秒(20㎞換算:59分06秒~59分43秒/95回:9-15位、94回:6-11位、93回:5-8位)

B(5点)63分00秒~63分39秒(20㎞換算:59分44秒~60分21秒/95回:16-43位、94回:12-32位、93回:9-17位)

C(4点)63分40秒~64分19秒(20㎞換算:60分22秒~60分59秒/95回:44-79位、94回:33-80位、93回:18-53位)

D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/95回:80-129位、94回:81-148位、93回:54-97位)

E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/95回:130-180位、94回:149-196位、93回:98-138位)

F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/95回:181-222位、94回:197-228位、93回:139-177位)

G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/95回:223-248位、94回:229-265位、93回:178-214位)

G候補
※95回94回は例年より涼しく、93回は暑かった大会です。

G以上は連合選出の可能性あり…と個人的に思っている選手。いなかった時はG候補にエース級の選手を入れます。

なるべく今週中には完成させます

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[前回35位]高崎経済大学

参照サイト:高崎経済大学陸上競技部

【過去3年間の成績】
95回35位12:04:45
94回48位11:41:32
93回48位11:46:01

G候補
丸山達広④32分10秒08≪17:予491位、16:予520位≫
石澤由祐③32分05秒91≪18:予422位、17:予501位≫
森 淳弘③5千15分38秒7≪18:予416位、17:予500位≫

 昨年の箱根駅伝予選会で、実は一番躍進したのではないかと思われるのが高崎経済大。近年、連続出場していたものの、最下位に近い位置(約50校中48位)で推移していました。

 それが難しくなった標準記録にいち早く対応し、前回は出場39校中35位は大健闘の部類でしょう。今年の箱根駅伝予選会の参加喜寿も、昨年のうちに10名が突破して満たしている。そこから増えていないものの、個人で走力伸ばした選手がいます。

 まずは4年丸山選手。4月に3千mで8分台をマークすると、7月に5千m15分12秒のベスト、9月国公立大対抗1万でも32分10秒の自己ベスト。元々学内では上の方でしたが、最終学年になって他校の非強化チームの主力とそん色なくなってきました。

 引っ張られるように3年石澤選手も成長。国公立大対抗では丸山選手を上回り32分05秒。2人で対抗得点も獲得していました。全国の国公立大の中での成績なので、自信になる結果です。

 なお、実は昨年の箱根予選は石澤選手は学内10番手、丸山選手は欠場しています。ここは大幅にタイムの短縮が望めるところで、一つ注目ポイントです。

 他の選手では、森選手がスピードをつけてきて1500m4分05秒の好タイム。また、9月日体大木尾六回で4年石塚・3年木村選手も、今年も1万m34分きりをマーク。全体的に上級生に勢いがありますね。

 下級生では、前回学内2番・3番手だった2年小川・田崎選手あたりがいます。彼らの状態が良ければ総合力もあがってきますかね。

 11番手以下のタイムが少し落ちるので、標準切りの人数を増やすのはやや厳しいでしょうか。それでも昨年からぐっと短縮することは可能なチームです。

[前回31位]帝京平成大学

参照サイト:帝京平成大学陸上競技部 

【過去3年間の成績】
95回31位11:51:39
94回38位11:24:36
93回42位11:36:16

G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/95回:223-248位、94回:229-265位、93回:178-214位)
大久保友貴②31分35秒50≪18:予307位≫

G候補
簗島 匠④32分10秒62≪18:予389位、17:予419位、16:予535位≫
今 達矢③32分43秒51≪18:予390位、17:予482位≫
関口英樹③32分09秒14≪18:予305位、17:予332位≫

 ここ2年大幅にチーム力をアップさせているのが帝京平成大。3大会前は42位、前々回は38位、前回31位。非強化チームではなく、声はかけているみたいですが、それでもひとまず取り組み的がプラスになっている面があるところでしょうか。

 エース級の選手は毎年代わる代わる出てきていますかね。今年は、3月末国士大記録会で1万m31分35秒の記録をマークした2年大久保選手になりそうか。前回の箱根予選もチーム2番手。今年6月男鹿駅伝は1区でチーム最高の区間6位。走力は確実にアップしています。

 続くのが4年簗島選手。1年時から予選に出場し、この時は学内最下位の12番手だったが、3月に32分10秒をマーク。9月国士大でも学内2番手で急上昇中だ。最後にさらに上昇できるか。

 他には、32分台をマークした3年今選手、4年中村・2年郡山選手らが候補でしょうか。昨年の箱根予選でチームトップだった3年関口選手が上がってくれば心強い。

 1年生も積極的に1万mにチャレンジしていて、岡田・島貫選手ら6名の選手が33分台の記録をマークし、箱根予選に備えています。彼らで2019年以降だけで、34分きり人数がエントリーの14名以上となっています。

 層の厚さはここで紹介するチーム最大級。ここから順位を上げていくのは容易ではないが、30位以内をターゲットにさらにまた順位を上げていくことができれば面白い。

[前回37位]防衛大学校

参照サイト:防衛大学校 陸上競技部

【過去3年間の成績】
95回37位12:12:20
94回42位11:30:35
93回35位11:22:19

G候補
田中大貴④32分32秒34≪18:予364位、17:予550位≫
小川洋介④32分40秒06≪17:予521位≫
落合恒太④32分57秒09

 前回11人で出場し、記録を残した防衛大学校。当時の選手が学生連合で出走したことも話題になりましたね。卒業生を除くと、前回70分切った選手がいないので、まずはチームトップレベルの選手がそのあたりの記録を出したい。

 候補は4年生3選手。前回チーム3番手で在校生では最上位の田中選手。1万mの持ちタイムの32分32秒はチームトップの選手です。
 同じ4年小川選手は5000mが15分22秒でチームトップです。両者とも先日の日体大記録会での記録なので、確かに走力がついています。

 それから面白い存在なのが4年生の落合選手。本当はボート部の選手なのですが、9月に入り複数回陸上の記録会に参戦。日体大記録会2度目の1万mで32分台へ。しかも1組で2位以下を1分引き離すダントツトップ。まだ箱根予選へ伸びる余地もありますね。

 他では、2年生にも勢いがあり、特に安部選手が32分台突入。前回予選出走していない選手から台頭しているのは、いい流れです。

 現時点で突破者は手元集計で10名ギリギリ。欠場者が出せない状況なのでもう少し突破させたい。9月日体大では34分07秒の4年生もいました。さらに戦力を整えて、予選会に臨みたい。

[前回36位]東京工業大学

参照サイト:東京工業大学陸上競技部

【過去3年間の成績】
95回36位12:08:08
94回41位11:30:03
93回40位11:35:29

G候補
多田駿介④32分22秒65≪18:予347位、17:予326位、16:予390位≫
久司駿三④33分34秒01≪18:予384位、17:予487位、16:予528位≫
伊藤颯吾②5千15分13秒28≪18:予429位≫

 前回は13名の突破者を出して残して36位。エース級の選手が卒業したものの、総合力で今年も勝負できるチームにしてこれるでしょうか。

 まずは前回のチーム2番手から4番手の多田・吉田・久司選手の現4年生が注目ですが、このうち試合に多く出場しているのは久司選手。毎年確実に走力を上げてきていて、まずは貴重な戦力と言えます。

 それから2年生以下など若手の選手の調子がいい。前回5番手の2年伊藤選手は27大対抗戦で5千15分13秒と大幅ベスト。1万mも走れば面白そうだ。前回8番手の森選手は3障で関東IC標準突破。得意分野を見つけたようですね。

 1年生も柴田・小林選手と5千15分半ばのタイムを持つ選手を入部。27大戦はいきなり1万mに抜擢。小林選手は33分台で記録を残しました。若い世代の突き上げには大いに注目です。

 他には対抗戦・記録会で安定している4年阿川選手、3年生で唯一突破者の竹岡選手らも調子が上がっていますかね。現時点で突破者は10名を超えていますが、10月日体大でもっと増えそうか。総合力を高めてまずは前回以上といきたい。

[昨年34位]一橋大学

参照サイト:一橋・津田塾大学陸上競技部 中長距離パート

【過去3年間の成績】
95回34位12:02:29
94回37位11:23:25
93回43位11:37:52

G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/95回:223-248位、94回:229-265位、93回:178-214位)
佐々木海③31分36秒32≪18:予326位、17:予366位≫
高島良平④31分52秒71≪17:予385位、16:予513位≫

G候補
山口雄大④31分49秒00≪18:予367位、17:予378位、16:予404位≫
清水康太③32分51秒86≪18:予394位、17:予537位≫

 ここ2年総合順位をぐっとあげてきている一橋大。その上昇を今年も続けていきたいところ。

 佐々木・山口・高島選手の10000m31分台の3選手が主力選手ですが、とりわけ3年佐々木選手が走力が高いですね。1年時から1万m31分36秒で走り切ると、箱根予選では2年連続チームトップ。前回は69分09秒で走り切り、チーム内2番手を2分ほど引き離しました。

 今年は春は試合出場がありませんでしたが、先日国公立大27大戦1万mで復帰。32分台のタイムながら8位入賞。今年も仕上げてきそうです。

 4年山口選手は今年は短い種目に多く出場、5千m15分14秒とチームトップの成績をマークしています。同じ高島選手は昨年箱根予選に出場できなかった選手。今年は27大戦1万m32分台で走り切っており、調子は上がっているはずです。

 彼らの次が少し差が開いていますが、5千15分35秒と今年チーム4番手となった清水選手、27大戦1万m対抗代表に選ばれた萱原選手、昨年の箱根予選で良かった毛利選手ら3年生が中堅候補です。

 下級生はまだまだこれからという選手が多いですが、高校時代に1万m33分台で走り来たことがあるルーキー戸高選手らが中心でしょうか。

 昨年は12時間切りまであと2分半、2つ前のチームまで3分半、このあたりクリアしていくのも一つ目標になりそうです。

[昨年33位]学習院大学

参照サイト:学習院大学陸上競技部公式HP

【過去3年間の成績】
95回33位12:00:17
94回34位11:16:05
93回37位11:27:22

G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/95回:223-248位、94回:229-265位、93回:178-214位)
中島幸蔵④31分42秒55≪18:予306位、17:予388位、17:予399位≫

G候補
土門将輔④32分28秒67≪18:予349位、17:予464位、17:予432位≫
北村尭之③32分38秒66≪18:予323位、17:予441位≫

 学習院大もここ2年確実にチーム力がアップし、総合順位をあげてきています。個人レベルで見ても、毎年確実にハーフ70分きりできる選手を複数人揃えてきていますね。

 エースは4年中島選手。昨年68分38秒の好タイムで走り切っていますが、さらに走力アップ。先日日体大1万mで自身初の31分台となる31分44秒で走破。箱根予選も毎年確実に順位をあげていて、最終学年の個人タイムと順位が楽しみな選手です。

 続くのが前回69分03秒で走破している3年北村選手と、70分強の
4年土門選手。北村選手は先日の日体大1万mで33分台のベストを大幅更新し32分38秒へ。

 土門選手はほぼベストタイムと同じくらいの記録を出し、調子は上々。主力3選手が昨年よりもタイムを稼げそうなのは、このあたりのチームには大きなアドバンテージになりそうです。
 
 4番手以降が少し離れてしまっていますが、記録会では1万mで3年麻田選手や2年梶山選手がまずまずでしょうか。夏前に標準突破したルーキー中野選手も気になる存在。

 また4年菊地選手も5千でベスト。昨年は完走者の中で最下位になる苦しい走りとなっただけに、最後の学年で好走してほしい。

昨年は18秒だけ12時間オーバーしてしまったので、しっかりタイムを短縮して、チーム記録を更新していきたいところです。

[前回30位]東京理科大

参照サイト:東京理科大学陸上競技部: Home

【過去3年間の成績】
95回30位11:44:29
94回33位11:14:01
93回38位11:30:51

F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/95回:181-222位、94回:197-228位、93回:139-177位)
藤本能有②31分12秒87≪18:予277位≫関東IC2部3障出場

G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/95回:223-248位、94回:229-265位、93回:178-214位)
荒幡寛人③30分52秒65≪18:予334位、17:予363位≫関東IC2部3障2年連続出場
森田雄貴②31分29秒62≪18:予373位≫

G候補
丸山翔太郎②31分51秒16
余川 周④31分44秒15≪18:予379位≫
中村太紀④31分28秒78≪18:予270位、17:予399位、16:予423位≫

 関東の国立大長距離では、強化している大学をのぞいたら、東京理科大であると言っていいでしょう。非強化と言える大学の中でもトップクラスの実力です。

 春の関東ICでは、エース級の3年藤本選手と荒幡選手が3障で出場。荒幡選手は2年連続での出場でしたね。暑さもあり難しいレースの中、藤本選手が1組8位で出場争いに絡む活躍がありました。

 秋の日体大記録会では、一人10000m4組で挑戦した荒幡選手が30分52秒の大幅ベスト!30分台の大台も果たし、チームトップの自己ベストとなりました。箱根予選は2年連続300位台ですが、躍進できるかも?藤本選手は31分台で安定した走力を披露。前回予選277位からの上積み、学生連合に絡むことができるかどうか。

 2年生に勢いある選手がいて、前回予選チーム6番手の森田選手が1万m31分29秒、5千も連戦してなんと14分58秒!なお5千はチーム4番手の記録、チーム平均も15分一桁となってるはず。また、前回補欠だった丸山選手も31分台。新戦力として楽しみな存在です。

 また例年学業の兼ね合いで4年生の出場は少ないのですが、余川選手が32分少しとベストに近い成績、前回予選チームトップの中村選手も32分台とある程度走力を保っていて、中間層の選手層は例年以上になりそうだ。

 他、3年吉岡選手が32分台、2年生の選手にも33分台の選手がすく数人出て、2019年度だけでも34分以内の選手が11名に到達。大きな勢いを持って、過去最高の成績・非強化チームトップを狙っていきます。

[前回29位]東京大学

参照サイト:東京大学陸上運動部 東京大学陸上運動部長距離パートHP

【過去3年間の成績】
95回29位11:43:18(距離ハーフ)
94回32位11:10:18
93回30位10:59:51

D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/95回:80-129位、94回:81-148位、93回:54-97位)
阿部飛雄馬④30分24秒18≪18:予224位、17:予270位、16:予212位≫関東IC3障出場

G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/95回:223-248位、94回:229-265位、93回:178-214位)
栗山一輝④31分39秒65≪18:予312位、17:予373位、16:予395位≫
松本 郁也③31分25秒98≪18:予344位、17:予376位≫
久田淳司②31分27秒42≪18:全4区17位≫関東IC1500m出場

G候補
道岡 聖②5千15分16秒29≪18:予396位≫
遠藤正陽④5千15分13秒56≪18:予382位≫

 昨年の箱根駅伝予選会では、強化しているチームを除いて国公立大でトップの成績を収めた東京大。チームとしての総合力も楽しみですが、今年は個人で関東学生連合を本気で狙える選手がいます。

 4年阿部選手、高校時代に5000m14分40秒を出していた実力者で1年時に20㎞63分27秒で走破。関東学生連合での箱根駅伝出場も早い段階で視野に入っていました。

 暫く伸び悩んだ時期もありましたが3年時の箱根予選を66分20秒(half)で走破。連合のラインが見える位置に再浮上すると、ジワリと上昇曲線へ。そして先日の日体大1万で3年ぶりベストとなる30分24秒をマーク。4度目の正直で念願叶うかどうか俄然注目です。

 チームとしてはまずは敵が強くなっている中、しっかりと総合順位をアップしていけるかどうか。上級生では前回70分きりをしている栗山・松本選手がまず注目。1万mも31分台の経験者です。遠藤選手も5千は彼らと同等のタイムです。

 下級生では、道岡選手ら勢いあるでしょうか。また、コアなファンを驚かせた久田選手もポイント。昨年、豊田高専5年生で東海選抜で全日本駅伝2018を出走、4区で区間10番台と好走しています。

 今年春2年生として編入すると、関東IC1500m本番で自己ベスト3分54秒と高い走力を誇っていることを示しました。他にも前回の経験者が健在。しっかりと前回の総合タイムは短縮できるメンバーだ。
 

[前回の予選順位28位]立教大学

参照サイト:立教大学体育会陸上競技部

【過去3年間の成績】
95回28位11:24:36
94回29位10:51:50
93回33位11:07:08

E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/95回:130-180位、94回:149-196位、93回:98-138位)

F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/95回:181-222位、94回:197-228位、93回:139-177位)
栗本一輝④30分33秒47≪18:予247位、17:予296位≫

G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/95回:223-248位、94回:229-265位、93回:178-214位)
齋藤俊輔②5千14分15秒64≪18:予293位≫
増井大介③5千14分44秒35≪18:予304位≫
土屋 健②31分49秒61≪18:予293位≫

G候補
中村亮介④30分49秒04≪18:予322位、17:予246位、16:予280位≫
金城 快①5千14分50秒93
馬場勇希②32分01秒19≪18:予333位≫
山口東夏③5千14分56秒18
黒田航世①5千14分56秒88
辻 京佑①5千15分03秒53

 昨年の箱根駅伝予選会は、”非強化”の大学の中では断トツでトップ。そしてその直後、まだ現役だった上野裕一郎氏を招聘しての本格強化の発表は大きな話題になりました。

 その指導力は果たしてどうだろうか、疑問の声もありましたが、現時点では在校生の選手の多くの自己ベスト更新と結果が出てきています。

 特に春は2年生の斎藤選手の伸びにびっくり!5000m14分16秒まで伸ばして、関東IC1500mで決勝進出、9月日本IC1500mは3分48秒で10位。無名選手の大きな伸びにわきました。

 さらに秋になって5000m自己ベスト者が続出。3年増井選手が14分44秒のベスト、さらに強化初年度の新入生が金城選手の14分50秒を中心にベスト続出!いいムードになってきそう。

 また3年山口選手も50秒ベストを更新し14分台。5000m上位10名平均は14分46秒と一気に上がってきました。これは選手も自信がつくし、ここまでは上野監督もうまく導いているといえよう。

 10000mはまだ1年生が走っていませんが、10月14日までに一度どこかで走らせるだろう。長い距離では前回66分台を出した4年栗本選手、チームトップ10に入っていた2年土屋・馬場選手が堅実に推移。彼らも頼りになる存在だ。まずは総合タイムを前回からどこまで縮めるか注目です。

[2年ぶり出場]芝浦工業大学

参照サイト:芝浦工業大学 駅伝プロジェクト

【過去3年間の成績】
95回:不出場
94回:30位10:51:51
93回:31位11:03:58

F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/95回:181-222位、94回:197-228位、93回:139-177位)
河井 大晟④30分48秒45≪17:予275位、16:予417位≫

G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/95回:223-248位、94回:229-265位、93回:178-214位)
松川雅虎①31分23秒34
三木海刀④31分31秒44≪17:予337位、16:予394位≫
山形祥貴③5千15分05秒59≪17:予401位≫

G候補
小林飛斗①32分02秒32
斯波岳士①32分23秒16

 2011年箱根駅伝プロジェクト指導、2012年に予選初出場、総合タイムを着々と縮めていき、箱根駅伝2018で関東学生連合にて初出場。順調に強化を進めていた芝浦工業大学駅伝部に、前年落とし穴が待っていました。

 難しくなった箱根駅伝予選会の標準記録に対応できず、予選不出場に。直前に記録会出るも人数が揃わなかった。その中、スカウト体制などさらに強化して今年度を迎えました。

 新入生に5000m14分42秒を持つ松川選手、同14分46秒を持つ小林選手、さらに15分台前半を持つ選手が複数入部。夏までに1万mに参加させ、松川選手の31分23秒を始め、6人全員が標準突破。2年ぶり復帰は早くも突破しました。

 1年生の記録が目立ちますが、長い距離では上級生の柱となる3選手が頼りになります。特に4年河井選手がエース格。1万m30分48秒・ハーフ66分台の走力を持ちます。さらに4年三木、3年山形選手も記録を伸ばしています。

 7月函館ハーフに河井・三木・山形の3選手が出場。しっかり69分前後で走り切っていて、2年ぶり箱根駅伝予選会へ向けて、虎視眈々と準備を進めています。2年ぶり復帰ながら、過去最大の戦力を持って臨んできそうな勢い、要チェックです。

[初出場!]育英大学

参照サイト:wiki,各記録会参照

F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/95回:181-222位、94回:197-228位、93回:139-177位)
外山 結②30分49秒23

G候補
諸星颯大①31分43秒43
白﨑真拓①32分22秒82
堀口賢志①32分25秒28

 箱根駅伝予選会の参加標準が厳しくなった中、僅か”開校2年目”で箱根駅伝予選会2019へ参加を決めてきた大学があります。

 群馬県高崎市に2018年に設置された育英大学です。教育学部のみで児童教育専攻とスポーツ教育専攻があるようですね。1期生60名のみだそうですが、その中で陸上長距離を本格的に行う選手を複数入部にこぎつけていたようで。

 2018年以降2年1年を合わせて13名が箱根駅伝予選会標準を突破した模様。2019年入部の1年生が中心のチームの中、走力が抜けているのは、2年生外山選手。今年10000m30分49秒の記録をマーク。初出場となるチームの中頼もしい存在。まずは学生連合チームにどこまで近づけるかだ。

 そのあと、1年諸星選手が31分43秒のタイム。1年白崎・2年堀口選手が今年32分前半を記録。他にも多くの部員が33分以内をマークしていて、まずまず総合記録を狙えるレベルで初参戦してきます。

 非常に若いチームが、箱根予選にフレッシュな風を吹かせそうです。