第48回(2016)全日本大学駅伝の結果(http://www.tv-asahi.co.jp/ekiden48/seiseki/)です。
王者はやっぱり強し、ただ意外な対抗馬も出てきました!
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第48回(2016)全日本大学駅伝の結果
1区下田裕太③44:04[8](8)0:30 5区小野田勇次②35:07[1☆](2)1:022区田村和希③38:07[1☆](1)-0:01 6区森田歩希②35:39[1☆](2)0:37
3区吉永竜聖③27:43[5](2)0:14 7区中村祐紀③35:17[5](2)0:49
4区安藤悠哉④41:30[5](2)1:07 8区一色恭志④57:48[2](1)-0:56
2位早稲田大学5:16:11(予想7位)
1区武田凛太郎④43:45[2](2)0:11 5区新迫志希①35:12[2](1)-1:02
2区平 和真④38:27[2](2)0:01 6区藤原滋記③36:04[3](1)-0:37
3区鈴木洋平④27:28[2](1)0:14 7区太田智樹①35:05[3](1)-0:49
4区永山博基②40:37[1](1)-1:07 8区安井雄一③59:33[5](2)0:56
武田・平・鈴木の4年生スタート炸裂!4区永山が大きく主導権を握り、8区途中までトップ疾走!
1区上田健太③44:02[6](6)0:28 5区熊代拓也④36:14[13](7)2:552区佐藤孝哉④38:44[5](5)0:35 6区永戸 聖②36:17[5](5)3:08
3区秦 将吾④27:30[3](4)0:36 7区河村知樹③35:26[8](5)3:29
4区市谷龍太郎③41:54[7](4)1:53 8区ドミニク ニャイロ②56:43[1](3)1:35
6位まで:4区-0:18、5区0:01、6区-0:05、7区-0:28
優勝戦線には絡まなかった。ただ、出雲2位⇒シード圏外となった前回に比べれば大きな成長がみられたともいます。上田選手が前回よりも縦長になった1区でしっかり繋ぐと、佐藤選手が懸命に青学に食いつきましたね。相手が強かったがまずまず走れたでしょう。秦選手も前を追い上げる走りでここまでは面白かったですね。中盤区間で長いロードを戦える選手の駒が不足してしまったのは残念ですが、永戸選手の安定感、河村選手の復帰で7区で再度シード権内へ、ニャイロ選手は2年連続の56分台で初制覇へ一歩近づけたのではないでしょうか。
4位駒澤大学5:17:41(☆★予想4位★☆)
1区工藤有生③43:47[3]0:13 5区中西亮貴③35:42[8](4)2:252区西山雄介④38:49[7](3)0:25 6区片西 景②36:23[6](3)2:44
3区紺野凌矢③28:23[12](6)1:19 7区伊勢翔吾②35:21[6](3)3:00
4区下 史典②41:13[4](5)1:55 8区大塚祥平④58:03[3](4)2:26
核となる区間がしっかり走ったこと、繋ぎ区間は昨年よりは好成績だったのは収穫でしたかね。主力をつぎ込んだ工藤選手は少しずつ戻っている感じ、西山選手は後半まとめてくれた感じでしたね。3区で雲行きが怪しくなりますが、4区初主要区間の下選手が区間4位で流れを取り戻しましたね。これで初出場者を3連続並べた5区6区7区が落ち着いて走ってくれたと思います。びっくりは大塚選手、昨年も確かに好走していましたが、更にあげてきました。今チームで一番強いのでは!?戦力ダウンの中、全体的に走れたと思います。
1区大森 澪③44:09[9](9)0:35 5区藤田大智①35:43[9](3)2:122区横川 巧①39:01[8](7)0:59 6区廣 佳樹②36:44[8](4)2:52
3区樋口 陸②27:48[6](5)1:18 7区福岡海統②35:29[9](4)3:16
4区高砂大地①41:00[3](3)1:41 8区村上優輝④59:42[6](5)4:21
出雲に続き、再び好成績を収めてきましたね。しかも今回は主力が出雲より欠けた中です。大森選手が安定感ある走りを見せると、2区横川選手が距離不安の懸念を払しょくする走り、樋口選手も復帰で区間6位で頑張ると、1年高砂選手が出雲と同じく主要区間で区間3位の好成績。なんと3位争いに割って入る躍進。その後も初駅伝となった2人の選手も区間9位と踏みとどまるなど大きく崩れることなくレースを進め、ことしになっていぶし銀の走りをする村上選手がしっかりゴールテープを切りました。
1区服部弾馬④43:34[1](1)-0:11 5区渡邉奏太①35:40[7](5)2:422区櫻岡 駿④39:14[11](6)0:37 6区竹下和輝③36:50[10](7)3:28
3区相澤 晃①27:40[4](4)0:48 7区小早川健③35:34[10](6)3:57
4区小笹 椋②42:03[9](7)2:14 8区山本修二②59:14[4](6)4:34
6位まで:4区0:03、5区-0:12、6区0:15、7区0:00
正直2区終了地点でこれはいかんと思った。1区つぎ込んだ服部選手がしっかりと区間賞を取って貯金を作るも、2区櫻岡選手が不発で6位へ。他に勢いがある大学も沢山あってついにシード権苦しいかと思った。しかし1年相澤選手が盛り返す、4区で7位に落ちると5区で再び1年渡邉選手が流れを取り戻す。綱渡りのレースだったが8区投入の山本選手が59分14秒の快走。後続を引き離しました。かつての育成力が身を潜めた…ように思ったが、今回は下級生が踏ん張った形となった。
7位東海大学5:20:55(予想3位)
1区鬼塚翔太①44:09[10](10)0:35 5区高田凜太郎①35:29[5](8)3:232区川端千都③40:08[13](12)2:06 6区國行麗生③35:54[2](6)3:13
3区館澤亨次①27:15[1](8)1:52 7区羽生拓矢①35:53[14](7)4:01
4区石橋安孝④41:51[6](8)3:06 8区林竜之介④60:16[9](7)5:40
6位まで:4区0:55、5区0:29、6区0:00、7区0:04、8区1:06
1区馬場祐輔②44:38[14](14)1:04 5区赤﨑 暁①35:55[11](6)2:542区W.D.タソ②38:41[3](9)1:08 6区新井裕祟④36:45[9](8)3:35
3区土師悠作③28:15[9](9)1:54 7区大中亮矢④36:10[16](9)4:40
4区宇田朋史④40:54[2](6)2:11 8区西 智也③59:58[7](8)6:01
6位まで:4区0:00、5区0:00、6区0:22、7区0:43、8区1:27
1区でやや出遅れ、厳しいと思われたが、そこから大いに見せ場が訪れた。ワークナー選手が後半にじわじわ上げていく走りで区間3位の5人抜き、3区土師選手がつなぐと、宇田選手が会心の走りで一気に総合6位まで浮上した。区間順位の2位はちょっと予想できなかった。その後は新井・西選手らが粘るも残念ながらシード権に届かず。今年の拓大は何かが違うかも…
1区細森大輔④44:03[7](7)0:29 5区土方英和①35:27[4](10)4:022区蜂須賀源④39:19[12](10)1:11 6区熊耳智貴③36:23[6](9)4:21
3区青木祐人①28:16[10](10)1:58 7区蜂屋瑛拡②35:21[6](8)4:37
4区稲毛悠太④42:26[12](12)3:47 8区國澤優志③60:56[13](9)6:56
6位まで:4区1:36、5区1:08、6区1:08、7区0:40、8区2:22
現状持っている力は出し切れたように見えました。1区細森選手が他校のエース相手にガチンコ勝負、その後順位を落とすも前が見える状態で後半区間へ。ここで大舞台に強いルーキー土方選手が区間4位の快走を見せると、流れに乗り6区熊耳7区蜂屋選手も区間6位で走り、6位の背中が見え隠れするところまで浮上してきました。過去最高の位置で戦うことができたのは大きな収穫でしょう。
1区竹下 凱②44:20[12](12)0:46 5区宇佐美聖也④35:30[6](9)4:012区内田直斗④39:06[9](11)1:15 6区島口翔太郎④36:59[13](10)4:56
3区岩佐壱誠①28:31[13](11)2:17 7区佐藤諒太③34:55[2](10)4:46
4区畔上和弥②42:03[9](10)3:43 8区平田幸四郎①61:06[14](10)7:15
6位まで:4区1:32、5区1:07、6区1:43、7区0:49、8区2:41
出雲と同じ10位ですが、全然印象が違うのは他校と充分バッティングできたからでしょう。故障明けの竹下選手が何とか前が見えるところで踏ん張ると、内田・畔上選手がしっかり粘りある走りを見せ、しっかりと全日本に参加。さらに繋ぎ区間で強さを発揮して、宇佐美選手が出雲に引き続き6位、更に佐藤選手が区間2位のサプライズ!シード権に迫りました。アンカー平田選手も頑張ったと思います。
1区阿部弘輝①45:14[17](17)1:40 5区中島大就①35:26[3](13)5:562区江頭賢太郎④40:09[14](16)3:12 6区射場雄太朗④36:10[4](13)6:02
3区三輪軌道①28:17[11](13)4:00 7区磯口晋平③35:34[10](12)6:31
4区末次慶太③42:19[11](13)5:42 8区藪下響大④60:10[8](11)8:04
記録会にもエントリーしない坂口選手の状態が気がかりですが、ここはもう一度気分一新、リスタートすれば、箱根で充分シード権より上の戦いができるようになるはずです。
1区石川颯真④43:58[4](4)0:24 5区石井健登③36:34[17](12)5:08
2区P.M.ワンブイ②38:43[4](4)0:30 6区清水目大貴④36:56[12](12)6:00
3区岡野佑輝③29:23[22](12)2:24 7区松木之衣①35:53[14](13)6:48
4区川口賢人③41:59[8](11)3:46 8区山崎一輝③60:19[10](12)8:30
1区冨安 央③44:30[13](13)0:56 5区宮﨑勇将②36:39[19](11)4:592区小松巧弥④38:45[6](8)1:04 6区室伏穂高②36:54[11](11)5:49
3区辻野恭哉③27:58[7](7)1:33 7区小町昌矢③34:54[1](11)5:38
4区吉田亮壱③42:36[14](9)3:32 8区小野木俊④61:35[15](13)8:36
6位まで:4区1:21、5区2:05、6区2:36、7区2:01
まだオーダーを組みなおすなど、調整すれば充分勝負できるチームになってくるのではないでしょうか?秋山選手も状態上がりつつありますし、楽しみなチームなのは変わりありません。
1区住吉秀昭②44:13[11](11)0:39 5区石井秀昴④36:19[14](14)7:302区八巻雄飛③40:52[18](14)2:54 6区多喜端夕貴②37:28[16](14)8:54
3区三田眞司③28:46[15](15)4:11 7区藤江千紘②35:42[13](14)9:31
4区戸澤 奨②42:49[15](14)6:23 8区餅崎巧実④60:53[12](14)11:47
現時点で考える箱根オーダー:石井-住吉-三田-戸澤-多喜端 渡部-藤江-八巻-餅崎-本多
1区原 法利③45:18[18](18)1:44 5区新井康平②37:01[20](17)9:23
2区奈良凌介①40:38[16](17)3:45 6区山本翔馬③37:02[14](16)10:21
3区下尾一真④27:59[8](16)4:15 7区鈴木太基④35:16[4](15)10:32
4区川澄克弥①43:56[20](17)7:34 8区谷川貴俊②60:36[11](15)12:31
1区細澤幸輝(三重大)45:50[20](19.5)2:16 5区生川智章(愛知工大)36:09[12](17.5)9:512区伊藤優汰(志學館大)41:38[22](20.5)5:17 6区岸田裕也(名古屋大)37:24[15](17.5)11:113区池亀 透(名古屋大)29:14[20](20.5)7:02 7区松井駿佑(愛知工大)35:38[12](16.5)11:464区國司寛人(名古屋大)42:29[13](17.5)8:54 8区田中雄也(皇學館大)61:46[16](15.5)14:53
16位立命館大学(予想17位)
1区辻村公佑②45:03[16](16)1:29 5区村武慎平④35:54[10](15)7:472区岩﨑祐也③40:17[15](15)3:09 6区藤田孝介①37:44[19](15)9:27
3区中井拓実①28:44[14](17)4:24 7区森 太一②36:13[17](16)10:35
4区西川 諒②43:18[18](16)7:05 8区土井政人④63:27[23](16)15:25
辻村・岩崎選手が何とか関東の最後尾のチームに競り勝つと、5区村武選手が区間10位の健闘!打倒関東が見えましたが、終盤に力尽きてしまいました。前半区間が全員残るのは大きいのでまた頑張ってほしい。ハチマキ森選手もしっかり覚えました!
17位京都産業大学(予想15位)
1区寺西雅俊④44:01[5](5)0:27 5区島田将志③36:28[16](16)8:162区奥村杏平③40:51[17](13)2:41 6区上坂優太②38:26[22](17)10:38
3区大貫陽嵩④28:49[17](14)4:01 7区日下聖也②36:29[18](17)12:02
4区田中悠介④43:36[19](15)7:00 8区中野翔太④62:57[21](17)16:42
寺西選手は本当に凄かった。ペースの上げ下げがあった難しい展開で区間5位。さすがに強かったですね。ただ、その後は最高が区間16位。例年みられる粘りが今回は見られなかったかな…。また、次年度頑張ってほしいところです。
1区大垣皓暉(岐阜経済)44:40[15]
2区シテキ スタンレイ(全日本選抜・東国)39:06[9]
藤山悠斗(大阪経済大)40:55[19]
3区岡田和樹(関西大)28:48[16]
4区北井智大(関西大)43:09[16]
5区安田翔一(岐阜経済)36:20[15]
6区佃 一樹(関西大)37分29秒[17]
7区菊池航平(関西大)36:44[19]8区古井雅也(大阪経済大)62:08[17]
予想との差異
なんとか2校は当てましたが・・・シード校が3つしか当たらないとは…せめて早大を6位に入れておきたかった。情報は増えているのですが、うまくいかせていないなぁ。東海大の不調はオーダーから見抜けたものだし、日体大や大東大や明大のピーキングズレや単独走での脆さもう少し考えるべきだったかもしれません。箱根ではもっといろんなことを総合的に考えられるようにしていきたいです。
箱根駅伝2017に向けて:青学大はやっぱり本命!対抗馬は…
見る方として早大の突進に箱根で青学の対抗馬も夢見ましたね。ただ、冷静になって考えると青学はミスがあった。早大はほぼノーミスだった。それでも青学が勝ってしまうのだな…と。かつて早大が3冠を達成したとき、全日本は1区がミスしてそこから力で東洋大をねじふせていました。それと重なる青学の勝ち方だったと思います。箱根は一色選手が日本人では一番強いでしょう。2区終わって、山学には先に行かれても4区田村選手でぶち抜いてあとは独走…そういう展開が一番ありえそうですね。そのまま青学を行かせないようにするために、早大・山学・駒大・東洋あたりは何とかしてオーダーを考えたりするのだと思います。さて、どうなっていくか…。なお、シード権争いは…分かりません。中央学大が強豪校に割って入れるかも…くらいでしょうか。予選の成績が当てにならず、何を手掛かりにしていけばいいのか。もう一度ゆっくり考え直していってみたいです。それでは、皆さんの全日本の感想やご意見などどうぞ↓↓P.S.そして本日、ブログの訪問者が600万人を超えました。忙しくなる・忙しくなる、いつも言いながら、続けられているのは訪問され、コメントしてくださる皆さんのおかげです。これからもよろしくお願いします。