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第28回(2016)出雲駅伝区間オーダー予想~『6強』の命運は…

いよいよ『6強』の登場です。
 
参考までに

1区(8.0㎞)-2区(5.8㎞)-3区(8.5㎞)-4区(6.2㎞)-5区(6.5㎞)-6区(10.2㎞)

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第28回(2016年)出雲駅伝の区間オーダー予想~6強

 
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青山学院大学

 

・青山学院大学
下田裕太③-茂木亮太④-田村和希③-梶谷瑠哉②-鈴木塁人①-一色恭志④

他、安藤悠哉④・池田生成④・富田浩之②・吉田祐也①

 2連覇&そして初の3冠へ再挑戦をする青山学院大は一つ大きな山場を迎えている。青学だけでなく他のチーム状況を見渡す限りは出雲駅伝が一番の難関と言っても過言ではないからだ。出雲は大砲がモノを言う、青学大は一色選手というエースを擁するが、他に大砲を持ち全体的に調子が上がっている大学がある。
 
 色々考えた結果、一色選手はやはりアンカーに。3区一色選手で抜け出す事も考えたのですが、やはり6区の方がチーム全体が安心するかなぁ…と。他チームは少々ビハインドでも大丈夫、ただ山学に対しては30秒リードがほしいところですが、さてどう組みますか?
 
 まず主要区間1区3区にはおそらく3年下田・田村選手のどちらかが入りそうですが、スターターは下田選手かと。暑さと競り合いの強さは他の駅伝で見て取れた。田村選手は流れに乗った中でしっかり走ってもらえればと思う。間の2区も大事だ。ここで何としてもトップに立ちたい。1500mや5千で今季ブレイクの4年茂木選手が面白いのではないかと思う。
 
 4区5区は誰だろう。主将の安藤選手も良いが、世田谷記録会に出場していない梶谷・鈴木選手を温存しているのではないか。梶谷選手も1500mのスピードは抜群、鈴木選手は1年生ながら関東IC5千で13分台を出すなど勝負強さがある。こういうところで流れに乗って少しずつ貯金してアンカーに繋げたい。選手層は厚い、ここを乗り切れれば今年も青学の年になっていくはずだ。
 

山梨学院大学

・山梨学院大学
上田健太③-市谷龍太郎③-佐藤孝哉④-秦 将吾④-永戸 聖②-ドミニク ニャイロ②


他、伊藤淑記④・熊代拓也④・河村知樹③・井上広之①

 ここにきて評価が急上昇、目下優勝候補筆頭ではないかと言われているのが前回出雲2位の山梨学院大だ。ニャイロ選手のロードでの爆発力は勿論だが、他の選手にも自己ベストが続出。充分に1区から5区も対抗できそうなのだ。
 
 さて、オーダー予想は慎重に考え抜いた末、上記のような予想に。記録会好調の市谷・佐藤・秦選手ではなく、上田選手を1区に予想。過去の駅伝を見る限り競り合いの方が強さを発揮するタイプだ。何とか青学の背中が目の前にいる位置で耐えればと思う。(あとは個人的に今回の1区はスローと読んでるのもあるが)
 
 そして2区から4区怒涛の走りを!まずは市谷選手。5千1万ともに好記録で自信も戻ってきていい走りができるだろう。そして3区1万28分26秒の佐藤選手。絶好調な上、地元の出雲でモチベーションが上がるのは昨年も証明済み。充分区間賞を獲れるはずだ。そして、4区、ここに5千13分40秒で話題になった秦選手を投入。相手が嫌がりそうな区間だと思うのですが如何でしょうか?この時点であわよくばトップにと思う。
 
 5区が非常に悩んだが、ここは5千1万共に自己ベストを更新し安定している永戸選手と思う。夏の成果を信じて粘ればおのずと結果がついてくるはずだ。ニャイロ選手に繋ぎたい。昨年は青学一色選手に30秒勝利し区間賞だったが、抜き切る事を考えると15秒くらいまでか。やはりこの2校のガチンコ勝負が一つ見物になりそうだ。
 

東海大学

・東海大学
鬼塚翔太①-石橋安孝④-湊谷春紀②-館澤亨次①-三上嵩斗②-關 颯人①

他、林竜之介④・川端千都③・阪口竜平①・羽生拓矢①

 さて、三大駅伝3位以内の目標を、出雲だけ優勝に目標を上方修正した東海大。若いメンバーが多いとはいえ、5千の平均タイムランキングはトップをひた走る東海大。出雲なら抜群のスピードを活かせるかもしれない。
 
 まずは1区と6区をどうしてくるか予想した。1年生ながら春からずっと記録会や対抗戦で引っ張り続けている鬼塚・關選手でくると思います。鬼塚選手はスパート力あるので食らいつけるし、關選手はどの大会も結果を残していますので。
 
 次に3区をどうするか。5千13分50秒前後をマークし続けている1年館澤選手も考えたのですが、長い距離はやや苦手意識があるという。ならば4区で思う存分走ってもらい、3区には復調してきた湊谷選手。昨年秋の勢いは印象に残っています。あの時の再現ができればと。
 
 2区と5区は悩んだ。複数回5千13分50秒台をマークする三上選手は5区に置きたい。2区は唯一4年石橋選手にした。最近の記録会で川端選手が13分台と頑張ったのですが、昨年の出雲の実績や3障などでの対抗戦の安定感を考えると彼の方がいいのかなと。優勝を狙うからにはこういうことも考慮すると思いました。こちらの対抗も楽しみですね。
 

東洋大学

・東洋大学
服部弾馬④-渡邉奏太①-野村峻哉③-小早川健③-山本修二②-櫻岡 駿④

他、山本采矢④・高森建吾③・今西駿介①・中村 駆①

 万全なエントリーはできなかったものの、エースがいるため優勝を狙える位置にはとどまっている東洋大。引き寄せるにはやはりエース服部選手を1区に置いて、2段スパートなどをしたりしてかき乱す事ではないでしょうか。昨年の出雲3区・全日本2区で魅せた爆発力はやはり脅威です。トップを取って流れに乗るのはいかがでしょうか。
 
 さて、その後を誰にするか。東洋大は3区を重視にする傾向はあるものの、主力の櫻岡選手はアンカーに残しておきたい。そこで、前年度の出雲と全日本で大活躍した野村選手がキーポイントになると思う。3区に満を持して登場してもらえば面白い存在になるのではと。主要区間で走ったらどのくらいの成績になるのかは気になるところだ。
 
 残る繋ぎ区間は誰になるだろう。記録会に出ていない選手も多いので読みにくい。登り候補とも言われる山本選手をアップダウンがある5区へ、1万でいい記録を持っている1年渡邊・3年小早川選手を入れてみましたが、隠し玉がいるのかどうか。今年もロードの粘りに注目だ。
 

早稲田大学

・早稲田大学
武田凛太郎④-鈴木洋平④-新迫志希①-光延 誠③-永山博基②-平 和真④

他、井戸浩貴④・藤原滋記③・安井雄一③・太田智樹①

 4年生に勢いがあり、僅かながら優勝の可能性があるとみる早稲田大学。基本は4年生が流れを作り4年生が締めるオーダーを考えた。まずは1区に2年連続となる武田選手を置くと予想。駅伝での安定感は抜群。出雲の1区は途中から誰かが仕掛けたりすることも多い、冷静に対処できる選手がいいだろう。2区には今春ブレイクし日本ICの座も掴んだ鈴木選手。三大駅伝は初参戦ながら期待値は高い選手だ。
 
 続く3区にはルーキーの新迫選手を置いた。5千13分30秒台の平選手で畳み掛け、6区井戸選手も考えた。でも、日本ICで一時日本人トップを取りかけた1年生、主要区間で使うべきだと思う。優勝を狙うなら平選手は最後に決める役目だと思う。
 
 4区5区は凄く悩む。早大は唯一といってもいいが、一切記録会に出場せずに挑む。その中でスピードがある光延選手は走ると思う。今まで駅伝で後半失速があったが、まずは得意な短い距離で区間賞を狙いたい。後は回復していれば永山選手が助かるがどうだろうか。選手層は厚い方なので入ればだれでも期待できそうだ。久々に優勝戦線を沸かせることができるかどうか。
 

駒澤大学

・駒澤大学
西山雄介④-浅石祐史④-高本真樹③-工藤有生③-藤木悠太③-大塚祥平④

他、金尾圭祐④・・中西亮貴③・下 史典②・中村大成①

 主力の欠場&不調でややトーンダウンしたものの、中堅選手に成長が見られた駒澤大。少しオーダーこねくりまわした結果がこちら。1区は西山選手だ。個人的にずっと西山選手が1区を走ってくれたら助かると思っていたし、2年箱根・3年出雲を見ても思うが競り合い自体はまずまず慣れているとみる。ここで一気に名を上げたい。
 
 2区は1500mが得意な浅石選手。5千も安定して良い記録を出しているので持ち前のスピードを出してもらいたい。さて、3区だ。もし工藤選手が状態が戻っているなら彼で勿論いいのだが、ここは同学年の高本選手を起用してもいいのではと思います。5千13分台を出してスピードも付いてきました。満を持して起用。今どのくらい走れるのか、今後に向けてもとても気になる選手です。
 
 そして4区に工藤選手。この区間ならとても強いはず。もし苦しい展開なら挽回してもらえればとここに置いておいた。次の5区に春から5千でいい記録を出して関東ICにも出場した藤木選手。もし下選手が回復すればここかな。アンカーはやはり大塚選手。前回のタイムを更に短縮したい。選手の成長を見るのが楽しみなオーダーになりそうだ。