じわり伸びてきた下級生、次年度花開くか
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大東文化大学~2015年度卒業生&2016年度へ向けて
2015年度主な卒業生
大隅裕介④28分52秒02≪4年:箱7区10位、3年:箱1区9位、全4区10位、出2区、2年:箱9区17位、全7区7位、予137位≫⇒JR東日本
森橋完介④29分25秒67≪4年:箱2区18位、全4区11位、出6区8位、3年:箱8区11位、2年:予155位≫⇒引退
清水健伍④29分49秒91…4年:全日予選エントリー⇒引退
立花克広④29分52秒99≪4年:箱8区7位≫⇒引退
石田政④30分18秒97≪3年:全7区15位≫⇒引退
あまりスカウトがうまくいった世代ではなかったですが、4人が大学駅伝・うち3人が箱根駅伝に出走しました。2年時の箱根予選に大隅・森橋選手の2名が出走。共に100位台でしたが、少し成績が良かった大隅選手が急成長。全日本区間一桁で走り、箱根にも登場。やや驚きの9区登場で順位を下げますが、最小限の遅れで食い止め、チームの逆転シード権に繋げます。3年時は秋に1万28分台を出し、1区を任されます。区間一桁の走りを見せ一気に評価が上がります。
4年時はエースとしてチームを牽引、厳しいのではという周囲の評価をよそに全日本予選を通過に導いた。ただ、駅伝シーズン直前に故障。前哨戦は出れなかった。代役として主力として頑張ったのが先の森橋選手。長い距離からじわじわ伸びて3年時に箱根デビュー。エースの役目として回った北最終学年の前哨戦は、出雲6区・全日本4区出走。いずれも低い順位で襷をもらいながらしっかり走り切った。箱根も2区を担当、この時ばかりは中々前が見えてこない展開に苦戦、区間18位。それでも懸命に他校のエースたちと戦った経験は次に繋がるはずだ。
また、怪我明けの大隅選手は裏の2区となる7区を出走。既にシード権は厳しい状況となったものの、6区が良い走りで一斉スタート組では前の方でリレー、主要校と真っ向勝負となった。抜きつ抜かれつの激しい勝負の中、区間10位でまとめあげた。この世代唯一実業団に入る、更にパワーアップしてほしい。その大隅選手から襷を受け取っていたのが同じ4年の立花選手。最初で最後の大学駅伝だったが、ここで区間7位の好走を見せる。halfがやっと66分を切る程度だったのだが、とても驚いた。見事なラストランだった。
他には立花選手と同じような自己ベストの清水選手もいましたね。駅伝出走は残念ながらなりませんでしたが、全日本予選のメンバーに入ったことがありますね。また、3年時に全日本を走っている石田選手もじわじわ上がってきていましたね。途中で退部した模様ですが、その後にロードレースで元気な姿を見せていますね。
2016年度新チーム陣容
【1万持ちタイム上位10人】
北村一摩③29分08秒80≪3年:全2区17位、出1区14位、2年:箱7区17位、全3区10位、1年:全5区13位、予160位≫
下尾一真③29分25秒23≪3年:箱3区15位、全3区16位≫
新井康平①29分33秒40≪1年:箱1区19位≫
林 日高②29分36秒58≪2年:箱5区19位≫
原 法利②29分40秒70≪2年:箱9区10位、全1区27位、出3区9位、1年:箱4区16位≫
中神文弘①29分40秒89≪1年:箱4区19位≫
前田将太②29分45秒11≪2年:出2区11位≫
山本翔馬②29分47秒48≪2年:全8区17位≫
鴇沢駿介③29分49秒42≪3年:箱6区8位、全5区9位≫
石橋優哉③29分56秒48
上位1万10人平均:15位大東29分38秒4※箱根予選出場校6位【その他】
中野 光③29分58秒61≪3年:全6区18位、出5区13位≫
大久保隆人①30分00秒09≪1年:全7区16位、出5区13位≫
川野部桂③30分12秒52
鈴木太基③30分13秒08
渡辺拓巳②30分20秒19
牧田侑大②30分22秒89
谷川貴俊①30分26秒86【新入生】
奈良凌介14分17秒65≪都5区10位、高1区14位≫
川澄克弥14分19秒86≪都5区4位、高1区11位、国体5千12位≫
飯嶌健斗14分34秒77
只熊健太14分42秒65
浅野有紀14分43秒06
佐藤弘規14分43秒61【区間オーダーを考えてみる(4区延長、5区短縮したとして)】
新井-原-前田-川澄-大久保 鴇沢-北村-奈良-下尾-石橋
総合18位と苦しい結果でしたが、駅伝経験者が11人残っているのは好材料。1万の平均タイムは悪くなく、大東大は1年ごとにじわりと伸びる選手が多い。面白いチーム構成になるかもしれない。主力となるのはトラックの持ちタイムでは北村選手ですが、ロードだと原選手でしょうかね。また、ハイペース1区中盤まで食らいついた新2年の新井選手も密かに期待の選手だ。新2年は中神・大久保選手も駅伝経験してて、谷川選手もhalf65分台で期待の世代だ。
他にも山下りで見せた鴇沢選手、スピードはチーム1と思われる前田選手も戦列復帰、長いロードはもっと潜在能力があるはずの林・山本選手、スピードをもっと生かしたい下尾・中野選手、最近では石橋選手あたりが成長してきているようだ。こう見るとバラエティには飛んでいるのですよね。箱根予選までにしっかり整えられるかどうかがまず気になるところ。
新入生は有望株は2人。まず監督の息子さんの奈良選手。エース区間でしっかり走っており実力もまずまず。なお、2年の大久保選手や只熊選手といい、大東大関係の選手が勢揃い。ここまで固まるのも凄い。もう一人、全国大会の実績が一番高いのが川澄選手。うまくいけば、すぐに主力化しそうだ。駒数自体は10人以上いるので、戦えるランナーを育てていきたい。