新2年Wエースへの対抗馬の出現を!
スポンサーリンク
ページコンテンツ
拓殖大学~2015年度卒業生&2016年度へ向けて
【主な卒業生】
金森寛人④29分14秒66≪4年:箱1区4位、予5位、3年:箱2区13位、出3区、2年:箱3区11位、予65位、1年:予118位≫⇒小森コーポレーション
東島彰吾④29分27秒13≪4年:箱10区17位、予24位、3年:箱3区14位、2年:箱1区17位、予63位≫⇒引退
栩山 翔④29分32秒68≪4年:箱9区17位、予163位、3年:箱9区17位、2年:予40位、1年:予102位≫⇒引退
日下粛基④30分23秒10…4年:全日本予選出場⇒引退
横内 悠④30分24秒45≪4年:予292位≫⇒サンベルクス
白石海斗④30分27秒66≪4年:箱8区14位、予141位≫⇒継続予定
横瀬健吾④30分55秒38≪4年:予152位≫⇒真室川町役場
中原拓海④31分01秒13≪4年:予194位≫⇒引退
平尾 希④half64分30秒⇒引退
地道にタイムを伸ばした選手が多いですね。1年生の時に箱根予選を出走した選手が2人います。そのうち1人がエースになった金森選手です。2年時に65位に入り予選通過に貢献すると、箱根も3区で踏ん張りました。次の箱根はエースの2区起用。持ちタイム的に厳しいと思われましたが、区間13位。ロードの粘りを発揮してきましたね。最後の年は関東ICで5千1万W入賞を果たすなどトラックでも活躍。予選でも5位に入り大きな成長を見せました。最後の箱根は1区。ハイペースとなったレースで上位で争いを続け、3位と同タイムの4位に食い込みました。エースとなって卒業です。
もう1人の予選出走者は、栩山選手。2年時の予選で40位に食い込み、当時一番早いタイムだったのですよね。駅伝でも期待が集まりましたが、故障などもありデビューとなったのは3年時の箱根9区。4年時も同区間を走りましたが、共に区間17位。共に繰り上げスタートでの後方スタートで力を出し切れなかったのかなという印象です。
また、東島選手は2年時からぐっと台頭してきましたね。高校時代に都道府県対抗1区3位で注目していました。1万30分をやっと切るタイムでしたが、2年時の1区、3年時の3区と共にスピード区間を走りながら、大きく遅れないタイムで粘っていたのがとても印象に残っています。4年時はロードも1万の持ちタイムもぐっと縮め注目が高まりましたが、万全の状態では臨めず10区区間17位。このまま引退してしまうのが惜しいと感じてしまいました。
残りの卒業生は、4年生になったあたりからレギュラー争いを繰り広げていましたね。横内・白石・横瀬・中原の4選手が箱根予選出走、一番タイムが良かった白石選手が箱根出走を勝ち取っています。横内・横瀬選手は、まだまだ現役を続けます。また、日下選手は全日本予選2組に出走、平尾選手はハーフ64分30秒で半ばで走破、メンバー争いを沸かせました。
新チーム戦力陣容
【1万持ちタイム上位10人】
ワークナー デレセ タソ①28分43秒21≪1年:箱2区11位、予2位≫
馬場祐輔①29分06秒71≪1年:箱5区15位、予45位≫
宇田朋史③29分22秒64≪3年:箱3区10位、予20位、2年:箱8区18位、出2区、1年:箱8区17位、予91位≫
戸部凌佑①29分52秒44≪1年:箱7区15位、予63位≫
苅田広野②30分18秒02≪2年:予225位≫
新井裕祟③30分18秒55≪2年:箱7区20位、出5区、1年:予142位≫
土師悠作②30分22秒66
大中亮矢③30分32秒00≪3年:箱6区19位≫
今滝春彦①30分56秒49
西 智也②31分00秒76≪1年:箱4区11位≫
1万上位10人平均:26位拓大30分03秒3※箱根予選出場校16位【その他】
山本和希②half65分57秒≪2年:箱4区12位≫
安藤雅也①half66分23秒
長田悠太郎①half67分10秒
峠 亮平①half64分11秒鈴見侑大①half67分45秒横手大輔③
脇本 将②
【新入生】
赤﨑 暁14分24秒84≪都4区10位≫
松下 良14分28秒58≪高5区3位≫中井槙吾14分53秒29楠本幸太郎14分53秒78西山勝貴14分54秒00高橋昴暉14分54秒46【区間オーダーを考えてみる(4区延長、5区短縮したとして)】戸部-ワークナー-赤崎-宇田-馬場 横手-松下-今滝-山本-安藤
まず顔となる選手は1年生ながら2区と5区の重鎮を務めた2人。ワークナー選手と馬場選手だ。共に区間二桁という事で力を発揮し切れたとは言えなかったが、今後がとても楽しみな2人だ。これにようやく駅伝でしっかり繋ぐことができた宇田選手、それと戸部選手までが主力と言って良いだろう。この4人が予選で20位以内に入っていければ、充分に稼げるだろう。
問題はそこから下。名前が上がってこない。山本選手が箱根4区で踏ん張った姿があったが、このほかの選手はどのくらい実力があるのだろうか。箱根の復路は6区で流れを失ってしまったものの、繋ぎ区間は何とか走っていた。、持ちタイム以上に走れる選手はいるのかもしれない。最近では苅田選手が地方の駅伝で頑張ってましたかね。また、昨年の出走者の西・新井選手の復活も待たれるところだ。
新入生に関しては、多くの選手が5千14分50秒・15分台の中、14分20秒台を持っている赤崎・松下選手が加入。早い段階で主力になってくれると助かりますかね。現状ではまだ上位と下位に差があり、箱根予選通過できるかどうかはまだ疑問符が付くチームなのは事実だ。しっかりと底上げを図っていきたい。