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【箱根駅伝】2015年度から2016年度へ向けて~関東学生連合

あと9秒で10番目、無念の想いをチームで

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関東学生連合~2015年度から2016年度へ向けて

※箱根予選17位以下のチームのみ

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2015年度主な卒業生

古川敬祐(関学4)28分56秒14≪4年:予105位、3年:箱6区21位相当、予57位、2年:予234位≫⇒日清食品G
松井将器(東工4)29分12秒71≪4年:箱8区7位相当、予32位、3年:箱9区16位相当、予43位、2年:予57位、1年:予198位≫⇒大学院
酒井真乃補(流経4)29分40秒99≪4年:予108位、3年:予93位、2年:予147位、1年:予235位≫⇒引退
吉成祐人(筑波4)29分48秒18≪4年:予101位、3年:予163位、2年:予211位、1年:予317位≫⇒大学院
村瀬圭太(麗澤4)29分56秒73≪4年:箱4区9位相当、予50位、3年:箱7区11位相当、予42位、2年:予193位、1年:予288位≫⇒引退
吉村匠(東経4)30分03秒41≪4年:箱6区15位相当、予47位、2年:予選169位≫⇒引退
岡田 篤(東情4)31分09秒25≪4年:予198位、3年:予274位、2年:予376位、1年:予319位≫⇒引退

 持ちタイムの良い2人が続けるのは嬉しいニュース。古川選手はトラックから伸びてきて、2年時に1万28分台を記録しています。他大会でも、最初一人でポーンと飛び出す走りが多かったと思います。ロードは暫く苦しんでいましたが、3年時の予選で見事好走、連合の6区を勝ち取ります。その6区は不本意な走り。今回も連合入りはしますが、出場機会は得られませんでした。

 この中で唯一強化校ではない選手の松井選手は、2年時、選抜が組まれない90回予選で57位に食い込み、話題になりましたね。元々中学時代の実力者ではあるのですが、高校で怪我をし一旦やめています。東工大で練習量を減らして走ったらぐっと伸びたみたいです。それからも持ちタイムを伸ばし、3年4年と連合出走、4年時は区間一桁相当で走り切りました。大学院でフルマラソンを中心に競技を続けるそうなので、これからも注目。

 大学院と言えば、吉成選手もまだ走る模様。予選の成績を着実にあげてきていますが、今後はどうなるか。後は辞める選手ですが、その中で箱根出走している選手が2名。村瀬選手は3年の予選で大幅にタイムを短縮し2年連続箱根出走。1万はやっと30分を切る程度ですがロードで高い安定感を誇っていました。

 吉村選手は東経大として初の箱根出走を経験。東経大の選手はこれまで2度選抜入っているのですが、出走まではいかなかったんですよね。難しい6区を耐えきりました。酒井選手と岡田選手は最後の最後でメンバー入り。なお酒井選手の1万ベストは関東ICのものなので価値がありますね。岡田選手は辞退した選手で繰り上がりでのメンバー入りでしたが、母校にはいい経験になったのではないでしょうか。 

新チーム戦力陣容

【1万持ちタイム上位10人】
※1万30分以内は全員、あとは31分以内で有力選手
平賀喜裕(駿河3)29分04秒97≪3年:箱7区6位相当、予48位、1年:予228位≫
勝谷徳仁(筑波3)29分33秒10≪3年:予131位、2年:予152位、1年:予178位≫
廣瀬 岳(関学3)29分34秒12≪3年:予196位、2年:予326位≫
山本大輝(流経3)29分42秒61≪3年:予174位、2年:予131位、1年:予181位≫
細田敬太(武蔵3)29分46秒72≪2年:予213位、1年:予299位≫
河野 誉(筑波2)29分59秒17≪2年:予185位、1年:予256位≫
橋本将志(麗澤3)30分09秒54≪3年:予202位≫
松浦大輝(東経2)30分11秒59≪1年:予226位≫
近藤秀一(東大1)30分12秒65≪1年:予73位≫
小高真基(桜美2)30分13秒68≪2年:予244位、1年:予269位≫

【その他】
桜庭宏暢(日薬2)30分21秒49≪2年:予153位、1年:予188位≫
出田優斗(流経2)30分21秒98≪2年:予155位、1年:予151位≫
大谷智希(明学1)30分22秒42≪1年:予285位≫
大西政徳(立大3)30分34秒41≪3年:予228位、2年:予190位、1年:予357位≫
山田幸輝(埼大3)30分35秒20≪3年:予224位、2年:予選171位、1年:予選294位≫
長瀬順志(松蔭3)30分36秒17≪3年:予290位、2年:予291位、1年:予331位≫
林 優人(武蔵3)30分49秒12≪3年:予252位、2年:予172位、1年:予284位≫

1万上位10人平均:28位流経30分30秒1、29位麗澤30分32秒8、30位駿河30分37秒1、31位関学30分37秒4、32位日薬30分50秒7、東経31分09秒4、筑波31分10秒7、武蔵31分20秒9

【新入生】
※一大学一名紹介
池田 親(筑波大)14分26秒54≪1500m中学日本記録保持者≫…他、14分台2名
坂田 光(桜美林大)14分30秒96≪高6区3位≫…他、14分台4名
菊地海斗(流通経済大)14分37秒77≪高4区33位≫…他、14分台2名
吉田 蓮(麗澤大)14分40秒67…他、14分台5名
福谷 駿(駿河台大)14分40秒67…他、14分台4名
山本旺輝(関東学院大)14分47秒26…他、14分台1名
及川雄大(日本薬科大)14分51秒50≪都4区42位、高5区16位≫…他、14分台2名
湯沢亮太(東京経済大)14分52秒02
新立竜ノ介(松蔭大)14分57秒12

 まず楽しみなのは駿河台の平賀選手ですかね。本当に予選からチャージがずっとかかりっぱなしだったという印象です。1万のタイムも28分台目前にまで迫っていますし、まずは個人の結果が楽しみです。また、筑波大は29分台が2人いますね。全国経験のある河野選手が多少紆余曲折ありながらも成長、昨年の連合メンバーに入っている勝谷選手もジャンプアップの予感。それから関東学院大の廣瀬選手が予選後急成長、自己ベストを出しまくっていました。冬の長いロードの成績が見たくなります。

 その他では、麗澤大と東経大が結構1万のタイムを伸ばした選手が多かった印象。特に麗澤大は飛び抜けた選手はいませんが橋本選手等30分台多数出ていたでしょうかね。流通経済大はフルマラソンに挑戦、秋に実を結ぶかどうか。東大1年の近藤選手や、最後の学年になる立大大西、埼玉山田選手らの非強化校の箱根挑戦も見物。

 新入生ではネームバリュー的には筑波大に入る池田選手。中学時代の大変有名な選手ですね。いい先輩もいるので切磋琢磨していければ。また、駿河台・桜美林・日本薬科が例年以上に良いスカウトができた印象。共に来年飛躍できる大学なので大いに伸びてほしい。桜美林と日本薬科は留学生が復活すればなと思うがどうか。次の箱根初出場がどこになるのか予想するのも面白いかもしれません。