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【箱根駅伝】2015年度卒業生、2016年度大学駅伝へ向けて~帝京大学

 
 
 
大量卒業をエース力と育成でカバーを!
 
 

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帝 京 大 学~2015年度卒業生、2016年度大学駅伝へ向けて

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【主な卒業生】

高橋裕太④28分37秒20≪4年:箱2区8位、全1区5位、予17位、3年:箱9区6位、出4区、2年:全1区18位、出5区9位、1年:箱3区8位≫⇒大塚製薬
堤 悠生④29分12秒54≪4年:箱1区8位、全5区7位、予61位、3年:箱10区4位≫⇒JFEスチール
竹本紘希④29分19秒89≪3年:箱5区13位、2年:箱5区14位、全8区12位≫⇒YKK
君島亮太④29分21秒45≪4年:全2区22位、予41位、3年:箱6区18位≫⇒引退
阿南堅也④29分31秒23≪3年:箱8区14位≫⇒引退
山中建人④29分33秒54⇒引退

野村雄一④29分33秒68≪4年:予167位、3年:箱4区19位、出6区≫⇒引退
岩間俊友④29分36秒45≪4年:箱9区14位、予57位≫⇒引退
原由樹人④29分37秒23≪4年:箱6区12位≫⇒引退
山崎 渉④29分38秒50≪4年:箱8区10位、全8区13位、予72位≫⇒ジューティックホールディスティング
樋口史朗④29分40秒12≪4年:予59位≫⇒引退
高橋雅人④29分48秒79⇒エツキ
 例年4年生が多いの帝京大の特徴、4年間かけて成長する選手が多いのですが、今年は例年以上に大人数となった。一人抜けた存在となったのは高橋裕選手。1年時から箱根を任され3区8位と健闘、早くも将来のエース候補となった。その後一時伸び悩んでいた時期はあるも、3年の箱根9区6位で走ってから覚醒。学生ハーフで上位に入り、ユニバーハーフの代表となった。銅メダル獲得後もさらにレベルアップ、全日本1区5位の好走、そして迎えた箱根では満を持して2区に登場、他校のエースと激しいバトルを演じ見事見事区間一桁、実業団入ってからも更に楽しみな存在だ。
 
 その高橋選手の走りをおぜん立てしたのは、同じ4年堤選手。2年時春にスルスルと伸びて関東ICハーフ入賞、全日本予選は3組担当し通過に貢献した。駅伝は走れそうで走れない状況が続いたが3年箱根で10区4位好走しhalfも62分台に乗せた。しばらく不調の時期もあったが、箱根にはしっかり合わせてハイペースの1区を区間一桁で乗りきった。2年ぶりシード権に向けて大きく流れを作ったと言えよう。
 
 他にも2年時から駅伝を走っている選手として、竹本選手がいますね。全日本アンカーの後、2年連続して箱根5区を担当、いずれも区間中位で走り切っているのですよね。最終学年調子が上がり切らずエントリー外れたのは無念。また、高校時代一番タイムを持っていたのは阿南選手。1年時の上尾ハーフで63分台出しており、すぐ主力化すると思われたのですが、好不調が激しく中々出走できず。3年時の箱根8区が唯一の出走となりました。その3年時に駅伝出走に至ったのは野村選手。秋に大きく成長し、4区を任されますが、走行中に脚を痛めてしまい流れを止め、シード落ちの一因になってしまいました。その後、箱根予選を走るも下位に留まり、リベンジの機会は訪れませんでした。
 
 後は4年生になって激しいメンバー争いがありましたね。一足お先に山崎選手が全日本出走。箱根も8区を任され、総合10位に浮上させました。岩間選手は予選57位で走り、箱根は9区を担当。難しい位置で粘り切りました。原選手は箱根予選走っていないのですが、最後の最後6区に登場。勝ち取ったのは彼らでした。予選で59位好走していた樋口選手が走れなかったのは意外。また、山中・高橋雅選手がメンバーから弾き飛ばされました。このうち、高橋雅選手はフルマラソンに挑戦するなど今も頑張っています。
 
 
 

新チーム戦力陣容

【1万持ちタイム上位10人】
内田直斗③29分22秒94≪3年:箱7区9位、2年:箱7区10位、出5区≫
加藤勇也③29分23秒84≪3年:箱5区10位、予43位≫
竹下 凱①29分32秒52≪1年:全3区12位≫
畔上和弥①29分33秒52≪1年:箱3区11位、全4区12位、予52位≫
渡辺貴裕②29分39秒42
瀬戸口文弥③29分39秒79
≪3年:箱4区13位、全6区15位、予77位≫
島口翔太郎③29分45秒61≪3年:箱10区10位、予87位≫
宇佐美聖也③29分46秒95
小林 誠①29分57秒78

井田湧希②30分03秒87
1万上位10人平均:17位帝京29分40秒6
 
【その他】
田中祐次②30分11秒14
細渕大雅③30分19秒17
小手川智紀②30分19秒92

安藤 聡②30分24秒08
佐藤諒太②30分24秒22
横井裕仁①30分28秒47

大塚瑞季①20km61分38秒≪1年:全7区17位、予126位≫
 
【新入生】
岩佐壱誠14分28秒74≪都1区30位、高1区36位、国体5千14位≫
島貫温太14分31秒51
田村岳士14分31秒66
≪都1区32位≫
小森稜太14分32秒10≪都5区24位≫
後藤佑太郎14分32秒48
田村丈哉14分33秒41

 
【区間オーダーを考えてみる(4区延長、5区短縮したとして)】
畔上-内田-佐藤-竹下-加藤  横井-田中-小手川-島口-瀬戸口
 またチームを作り直す感じでしょうか。その中で際立っているのは、新4年となる内田・加藤選手。内田選手は昨年にhalf62分台をマーク、その後故障したため箱根7区10位に留まったが、走力は高いはずだ。これに発熱しながらも箱根5区でガッツな走りを見せた加藤選手が2枚看板になるだろう。また新4年は箱根出走している島口・瀬戸口選手や全日本予選出走の宇佐美選手など頭数が多い。やはり4年生中心になりそうで、これはいい事だろう。
 
 下級生は新2年が元気ですね。全日本予選・箱根予選・全日本・箱根と駅伝関連の大会全て出場し。しっかりこなしている畔上選手が将来のエース候補。これに1万のタイムを上回っている竹下選手も飛躍が期待されている。他には箱根予選出走の大塚選手や小林・横井選手ら、ここは結構早く出ていると言えるのではないでしょうか。
 
 新入生はトップはいないものの、例年よりは中堅層が取れたでしょうか?一番面白そうなのは国体決勝を走っている岩佐選手でしょうか。田村・小森選手もこれから見返していきたい。後は新3年からメンバー争いにどれだけ絡んでくるか、でしょうか。今回の予選でも誰もエントリーされなかったように、ここが層が薄いのですよね。井田・小手川・田中選手といった候補は出てきているので、メンバー争いを盛り上げてほしい。そうすれば、連続シード権を獲得できるだけの総合力が構築されるはずだ。