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出雲駅伝・全日本大学駅伝2015~地方勢まとめ

 
関東地区以外の選手の大学駅伝での成績を記載します。今年から全日本駅伝学連選抜が始まったため、より多くの選手の出走の機会を得ました。
 

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【北海道地区】
・札幌学院大
進藤龍太②31分22秒14≪2年:全1区24位、出3区15位、1年:全1区26位≫
舛澤 凌①5千14分43秒34≪1年:全2区26位、出1区21位≫
山川莞介①5千14分56秒68≪1年:全4区26位≫
・北海道教育大
工藤拳太①31分48秒00≪1年:出2区19位≫
斉藤秀斗④29分59秒60≪4年:全4区23位、出6区21位、2年:出6区18位≫
 今年の北海道地区は若い選手が活躍多かったですね。特に全日本の札幌学院大は全員2年生以下のオーダーでした。進藤選手は昨年区間最下位から、練習の見直し等で出雲では区間15位、全日本でも力走を見せました。
 
  残念ながらチームは3年連続最下位になりましたが、進藤選手他、区間最下位を免れた舛澤・山川選手などで来年頑張ってほしいですね。
 
  また、出雲では北海道教育大1年の工藤選手も奮闘。4年生で1万29分台の斎藤選手は全日本の選抜で出場、区間23位の奮闘で繰り上げにかかることなく無事に襷をつないでいます。
 
 
【東北学連】

・東北大
高橋佳希④30分24秒10≪4年:全8区26位、出6区17位、3年:全8区19位、2年:全8区19位、出3区18位≫
出口武志③32分02秒00≪3年:全1区26位、出3区16位、1年:全3区22位≫
古澤哲平(M2)32分21秒36≪M2年:全4区24位、M1年:全3区24位≫

 
・東北福祉大
原田郁丸③31分41秒73≪3年:出1区20位≫
 
・富士大
古館 優④31分16秒54≪4年:全3区23位、出2区16位、2年:出5区19位、1年:出5区13位≫
 
・福島大
矢走拓斗②32分33秒21≪2年:出5区18位≫
 全日本駅伝に出場した東北大は、今年は3年生の出口選手を1区に持ってきました。早く脱落したものの終盤に少しずつ拾う走りでした。彼は出雲駅伝で区間16位の好走を見せています。4年生の高橋選手は2年時・3年時に全日本アンカーで区間19位、今回は苦しい走りでしたが出雲のアンカーで力走を見せています。
 
 他、以前連続出場していた東北福祉大から原田選手が出雲出走。福島大の矢走選手も頑張りました。また、全日本選抜で富士大として古館選手が初の出走。ラストで集団の中での力走が見れました。
 
【北信越学連】
・信州大学
岡野耕大④30分11秒08≪4年:全8区21位、3年:全1区22位、出1区19位、2年:全3区20位、出6区19位、1年:出6区16位≫
五十嵐大義②31分06秒02≪2年:全2区23位、出2区15位、1年:全3区20位≫
吉川昇吾②31分16秒45≪2年:全4区21位、1年:全7区19位≫
坂野圭史④30分51秒80≪4年:全1区25位、出1区19位、3年:全4区22位、1年:全5区23位≫
 
・新潟医療福祉大
本間寿也②31分23秒01≪2年:全7区23位、出3区20位≫
 
・新潟大
小出央人③31分25秒27≪3年:出4区18位≫
吉河孝朗④31分21秒93≪4年:出5区15位、2年:全6区20位、1年:全6区23位≫
 
・金沢大
水落秋里②31分24秒42≪2年:出6区18位≫
  信州大の坂野選手は出雲と全日本共に1区出走。1万の持ちタイム的に厳しいと思われましたが、粘って襷リレーをしています。同じ4年岡野選手は1万30分11秒まで縮めましたね。アンカーや前半区間に何度も起用されています。また、五十嵐選手は出雲で2区15位の好走、吉川選手とともに来季引っ張っていきます。
 
 他、多くの大学から出走がありましたね。新潟医療福祉大の本間選手は7区出走。5㎞まで同時出走の大東大の選手に食らいつきましたが、力尽き惜しくも繰り上げ。いずれのリベンジを期待。新潟大の吉河選手は3度目の駅伝で過去最高成績。また、金沢大から2年水落選手という活きのいい選手も出てきました。
 
 
【関西地区】

・立命館大学
片渕恵太④29分27秒24≪4年:全6区17位、出6区13位、3年:全4区13位、2年:全2区13位≫
濱野秀④29分32秒14≪4年:全1区17位、出1区10位、3年:全5区9位、2年:全5区9位、1年:全5区13位、出2区16位≫
桝本剛史②29分39秒27≪2年:前2区19位、出3区11位、1年:全8区17位≫
土井政人③30分10秒93≪3年:前8区16位、出5区9位、2年:全6区14位≫
中野内直人④30分12秒40≪4年:4区17位、1年:全6区11位、出4区15位≫
山本大志④30分22秒10≪4年:前3区18位、出2区10位≫
村武慎平③30分23秒77≪3年:全5区16位、出4区7位≫
源康介④30分32秒28≪4年:全7区13位、3年:全3区17位、2年:全3区16位≫

 出雲駅伝が全員駅伝でしたね。濱野・桝本・山本選手が出入りの激しい前半区間を踏ん張り、3年の村本・土井選手が区間一桁の素晴らしい走りを見せました。全日本駅伝残念ながら大半が区間16位以下。濱野・桝本選手がうまくつけず、早い段階で一人旅になってしまいました。途中から関西学院大が前にポツンと見え始めましたが追いつききれず。その中で、7区源選手が区間13位とチーム内最高区間順位を残しました。
 

・関西学院大学
野中優志②29分36秒65≪2年:全1区15位、1年:全3区5位≫
乾 拓馬③29分44秒48≪3年:全3区19位≫
川口貴大④29分52秒52≪4年:全8区19位、3年:全8区6位、2年:全8区11位、出6区11位、1年:全8区14位≫
本藤 光③29分52秒86≪3年:全4区18位、2年:全6区16位、1年:全4区17位、出3区15位≫
藤原直樹②29分55秒44≪2年:全2区18位≫
田村航大④30分05秒84≪4年:全6区14位、3年:全5区16位、1年:出5区14位≫

坂東 剛①30分30秒90≪1年:全5区15位≫
新宮洋幸③31分13秒10≪3年:全7区14位≫

 1区野中選手が終盤まで先頭集団に粘って区間15位。これが利いて初駅伝ながら2区3区に起用された藤原・乾選手が何とか踏ん張って総合16位を確保できる位置に。本藤・田村選手が崩れず走り、持ちタイムで心配していた坂東・新宮選手も繋ぎ区間ながら15位以内とチーム内でも良い区間順位。アンカーの川口選手は4年連続アンカー出走。3年時が60分少しの区間6位が最高成績でした。
 

・京都産業大
上門大祐④28分48秒22≪4年:全2区10位、出1区8位、3年:全4区15位、2年:全1区8位、出1区7位≫
中西 健④29分14秒62≪4年:全1区16位、出2区9位、3年:全1区12位、2年:全5区10位、出4区12位≫
寺西雅俊③29分24秒08≪3年:全8区10位、出3区8位、2年:全8区10位、1年:全7区14位≫
中井脩人④29分24秒88≪4年:全3区8位、出4区12位、3年:全2区9位、2年:全2区14位、出2区13位≫
奥村杏平②29分47秒27≪2年:全7区12位、1年:全5区11位≫
田中悠介③30分03秒51≪3年:全5区13位、出6区12位≫
大貫陽嵩③30分13秒75≪3年:全4区15位、出5区11位、2年:全7区15位≫
元木駿介②30分15秒10≪2年:全6区10位、1年:全3区13位≫

 出雲では1区上門選手が2年ぶりに区間8位と好発進、中西・寺西選手が区間一桁で続き好成績を残しました。全日本では中西選手を1区にし中盤から遅れ出すも大幅ロスにならないよう凌ぐと、2区上門選手が区間10位で流れを作り、3区中井選手が区間8位の奮闘で最高の総合10位へ。
 
 4区には1万30分台の大貫選手が自分のペースで走り切ると、6区元木選手が区間10位の走りなどで総合12位でアンカーへ。残しておいた寺西選手が日体大を交わすと59分台のタイムで走破。今回も総合力を見せつけました。次回も寺西選手を中心に戦ってくれる事と思います。
 
・関西大
米澤 玲③29分55秒62≪3年:全1区19位≫
松本道義④29分58秒85≪4年:全6区21位≫
稲垣 諒③30分08秒68≪3年:全4区19位≫
菊池航平①30分29秒61≪1年:全2区24位≫
下藪智史④30分44秒58≪4年:全3区21位≫
岡崎竜也③30分47秒26≪3年:全8区22位≫
 
・京都大学
平井健太郎④28分36秒72≪4年:全1区9位、3年:全1区4位≫
 
 8年ぶりに出場した関西大。3年生の米澤・稲垣選手が主要区間の1区4区で区間20位以内の成績を残したのが大きな収穫ですね。2区8区を任された菊池・岡崎選手らと共にレベルアップしてほしいところ。京都大の平井選手は卒論などもあり、今年は自己ベストなどは無かったものの、選抜で出走。区間一桁で走り切ったのはさすがの実力者といった印象だ。
 
 
【東海地区】
・岐阜経済大
上野立貴③30分32秒72≪3年:全3区20位、1年:全1区26位≫
安田翔一③30分48秒09≪3年:全1区22位、2年:全5区17位、1年:全7区22位≫
平松翔太②30分44秒27≪2年:全7区18位≫
長﨑将志①30分45秒43≪1年:全4区20位≫
小藤友裕③31分07秒25≪3年:全5区17位≫
大垣皓暉③31分25秒64≪2年:全2区21位、1年:全2区22位≫
 唯一3年連続出走の安田選手が1区22位でスタート、総合力チームだが大垣・上野選手が踏ん張り第3中継所まで繰り上げ回避。次の4区で惜しくも間に合いませんでしたが、1年の長崎選手も力の限り走り切りました。
 
 すると総合力を発揮、5区小藤7区平松選手が区間17位18位と奮闘。ここまで関西大を上回る奮闘を見せました。最後は総合20位となりました。目標の17位以内までは6分差。全員残る岐阜経済大が来年も出場できれば…そんな夢も感じさせてくれる成績だ。
・中京大学
鈴木紀公④30分39秒37≪4年:全7区19位、出6区16位、3年:全2区23位≫
瀧石 凌④30分39秒89≪4年:出3区18位、3年:全4区20位、2年:全5区18位≫
高柳佳怜②30分54秒57≪2年:全4区27位、出1区15位≫
 
・静岡大
中西玄気④29分53秒70≪4年:全1区18位、3年:全4区18位≫
・三重大
細澤幸輝③30分22秒66≪3年:全2区20位、2年:全7区20位、1年:全5区17位≫
・愛知工業大
吉田新規④30分32秒99≪4年:全6区19位、2年:全6区19位、1年:全3区22位、出2区19位≫
 中京大は出雲駅伝でチームで出場。高柳選手が1区15位の大健闘を見せました。全日本は本来の走りができなかったようですが、まだ2年生。来期以降の活躍に期待。4年生の鈴木・瀧石選手もそれぞれの区間で出走。鈴木選手は出雲でアンカーを務めています。
 また、東海学連選抜から、唯一29分台を持っていた静岡大中西選手が1区を区間18位の好走、三重大の細澤選手も堅実に毎回まとめています。愛知工業大の吉田選手は2度の6区を共に区間19位でまとめました。
 
【中四国地区】

・広島経済大学
土居森諒②30分29秒78≪2年:全1区23位、1年:全8区16位≫
大下浩平③30分30分05≪3年:全2区25位、出3区18位、2年:全1区21位≫
藤原 舜③30分50秒89≪3年:全4区22位、出5区19位、2年:全3区22位、1年:出6区22位≫
堀尾和弥②≪2年:全8区20位、出2区14位、1年:全4区23位≫
宮本健太郎①≪1年:出1区16位≫
才原翔斗①≪1年:出6区13位≫

 出雲駅伝ではルーキーの宮本・才原選手が1区と6区の主要区間を担当。共に好成績を残した。その2人を使わなかった全日本駅伝は、1区土井森選手が終盤あげたものの23位スタート。その後は区間20番台が連続し、残念ながら昨年程はいかず。3年生以下がほとんどなので、万全な状態での全日本本戦での成績を見たい。
 

・環太平洋大
藤井圭太③31分02秒39≪3年:全6区22位、出1区18位、1年:出5区22位≫

・広島大
井野口慎之輔②31分17秒52≪2年:出4区15位≫
 
・愛媛大
江浪修平④31分21秒99≪4年:出雲6区19位≫
 広経大の強化が進み、チームでの出場が苦しくなった広島大ですが、日カレに出場した井野口選手が出雲4区で奮闘し区間15位。まだ2年で中四国地区を引っ張りたい。また、環太平洋大のスピードランナー藤井選手も選抜で全日本デビュー。実は3度目の大学駅伝。あと、愛媛大4年江浪選手が最初で最後、出雲でアンカー出走にこぎつけました。
 
【九州地区】

・第一工業大
ジョン カリウキ④28分29秒87≪4年:全1区10位、出1区3位、3年:全1区5位、2年:全1区3位、出3区7位、1年:全1区4位、出1区2位≫
高田真樹④30分31秒20≪4年:全2区16位、出3区12位、3年:全2区25位、2年:出2区19位≫
吉岡紀元④30分48秒65≪4年:全4区25位、出5区14位、3年:全8区25位≫
宮國拓斗④31分10秒20≪4年:全3区17位、出6区20位、3年:全5区25位、2年:全6区23位、出4区17位≫
三牧真也④31分21秒98≪4年:全5区26位、出2区18位、2年:全3区25位、1年:全5区18位≫
三角健太朗③31分36秒61≪3年:出4区14位≫

 カリウキ選手は全て出走。最後が混戦の中、区間二ケタになってしまいましたが、孤高のエースとして4年間真っ当しました。苦しいチーム状況でしたが、今年になり高田選手が成長。出雲と全日本共に前半の主要区間で力走を見せました。他、吉岡選手が出雲で宮國選手が全日本での奮闘がありました。三牧選手は日カレ3障が得意でしたね。一気に4年が抜けますが、新しい留学生もまずまずの実力者。九州を引っ張りたい。
 
・日本文理大
北村宙夢①31分04秒85≪1年:全5区20位≫
大竹宏和③30分37秒48≪3年:出1区17位≫
與儀達朗②31分14秒64≪2年:出6区15位≫
松田隆宏②31分23秒11≪2年:出3区17位≫
福島弘樹②31分29秒48≪2年:出4区16位≫
山本滉太①31分34秒23≪1年:出2区16位≫
西 勇希③32分55秒93≪3年:出5区17位≫
 九州を引っ張りたいのは日本文理大も同じ。出雲は九州2枠あるのが嬉しいですね。大竹選手が17位で粘ると2年の松田・與儀選手と言った新たなメンバーが3区6区で頑張りましたね。また全日本選抜選ばれた1年の北村選手が5区で出走。5千も10月に自己ベストを出して乗っていたところでした。次回、チームで復帰したいところ。