第91回箱根駅伝2015を振り返っています
続いて2区
第91回箱根駅伝2015【2区定点間分析】
定点間色分け:1位 2位3位 4位5位6位 7位8位 15位16位17位 18位19位20位
【横浜駅前8.3㎞】
2位服部(東洋)23分21秒①
3位村山謙(駒大)23分33秒①(2分50秒2)
5位大六野(明大)23分37秒③0:11
9位一色(青学)23分43秒③0:11(2分51秒4)
4位川端(東海)23分36秒⑤0:46
5位高田(早大)23分37秒⑤
7位新庄(中大)23分38秒⑤
8位市田(大東)23分39秒⑤
10位柿原(神大)23分45秒⑤
11位海老澤(中学)23分52秒⑤
12位田中(順大)24分07秒⑪1:11(2分54秒3)
13位金森(拓大)24分17秒⑫1:22
1位村山紘(城西)23分14秒⑬1:32(2分48秒0)
20位後沢(創価)24分44秒⑭1:57
16位沖守(國學)24分24秒⑮2:06
15位柳原(帝京)24分20秒⑯2:31(2分55秒9)
18位奥野(日体)24分36秒⑰3:12(2分57秒8)
19位石川(日大)24分38秒⑰
OP齋藤(専大)24分46秒(17)(2分59秒0)
14位佐藤舜(上武)24分19秒⑲3:59
17位佐藤孝(山学)24分28秒⑳4:33
16位でタスキを受けた城西・村山選手が一番飛ばしていますね。ここまでで3人抜き。実は脚を痛めてて走れる状態じゃなかったのが驚き。トップ争いは4位から駒大・村山選手に追いついた東洋・服部選手が一番早いタイムです。その他は団子ですが、1年生東海・川端選手の健闘が光ります。他、力的に厳しかった創価・後沢選手と17位争いがやや遅いタイムで通過。
【権太坂15.3㎞-8.3km=7.0km】
3位服部20分41秒①
3位村山謙20分41秒①
1位大六野20分36秒③0:06(2分56秒6)
1位一色20分36秒③0:06
6位川端20分57秒⑤1:02(2分59秒6)
6位高田20分57秒⑤1:02
8位新庄21分00秒⑦1:05
8位柿原21分00秒⑦1:05
10位市田21分02秒⑨1:07
11位海老澤21分08秒⑩1:13(3分01秒1)
5位村山紘20分42秒⑪1:33
12位田中21分20秒⑫1:50(3分02秒9)
12位金森21分20秒⑬2:01
19位沖守21分59秒⑭3:24(3分08秒4)
20位後沢22分09秒⑮3:25(3分09秒9)
17位柳原21分51秒⑯3:41
14位奥野21分30秒⑰4:01
15位石川21分31秒⑱4:02
OP齋藤21分40秒(19)4:11(3分05秒7)
17位佐藤舜21分51秒⑲5:09
16位佐藤孝21分43秒⑳5:35
トップ並走の服部・村山謙選手が膠着状態に。このあたりは3位争いとなった青学・一色選手と明大・大六野選手が一番元気が良かった。村山紘選手も更に2つ順位を上げて頑張っています。5位争いは早大・高田選手が仕掛けて、川端、中大・新庄、神大・柿原選手らを付き離そうと懸命。大東・市田選手と中学・海老澤選手が脱落。ただ海老澤選手は前評判以上に粘った印象。後ろは、この間は帝京・柳原選手と國學・沖守選手が苦しい走りに。
【戸塚中継所23.1㎞-15.3km=7.8km】
2位服部23分30秒①
3位村山謙23分32秒②0:02
1位一色23分26秒③0:02(3分00秒3)
4位大六野23分42秒④0:19(3分02秒3)
5位高田23分43秒⑤1:15
7位柿原23分49秒⑥1:24
8位川端23分59秒⑦1:31(3分04秒5)
6位村山紘23分47秒⑧1:50
11位新庄24分17秒⑨1:52
12位市田24分22秒⑩1:59
13位海老澤24分30秒⑪2:13(3分08秒5)
10位田中24分16秒⑫2:36(3分06秒7)
14位金森24分31秒⑬3:02
9位奥野24分03秒⑭4:34
16位沖守24分45秒⑮4:39
17位柳原24分51秒⑯5:02
OP齋藤24分26秒(17)5:07
20位後沢25分31秒⑰5:28(3分16秒3)
19位石川25分17秒⑱5:51
15位佐藤舜24分42秒⑲6:21(3分10秒0)
18位佐藤孝24分59秒⑳7:04(3分12秒2)
序盤抑えていた青学・一色選手が中盤以降は素晴らしい走りを見せていました。最終的にトップに再び迫りました。来年の伸びに期待ですね。トップは最終的に服部勇選手が獲りましたが、権太坂以降でドラマが。村山謙選手が仕掛けて一時服部選手を付き離しますが、暫くしてまた服部選手が追いつきます。その直後服部選手が仕掛けて単独トップに。一時10秒近く付き離します。ただ、服部選手が予定より1㎞スパートタイミングが早かった事、一色選手が後ろから追い付いて並走となった事もあり、村山選手が2秒差まで詰め寄る展開となりました。
区間賞争いは村山紘選手と、服部選手に絞られましたが、終盤に少し村山紘選手が足踏みしたこともあり区間賞は服部選手に。とはいえ、村山選手は足の痛みで意識飛びそうになりながらの激走(このあたり目をしょぼしょぼさせていたなと思いましたが…そういうことか。)、兄には勝っての区間2位。チームとしても8人抜きで勢いに乗りました。
5位争いは高田選手が抜け出しましたが、神大・柿原選手らも踏ん張った。川端選手は見事な68分台でした。その後ろでは、日体・奥野選手が終盤に急上昇し順位アップ。選抜の専大・齋藤選手も終盤踏ん張りました。逆にスピードのあった日大・石川選手が序盤抑えたのが失敗で後半に急落。拓大・金森選手と急遽2区となった順大・田中選手はずっと粘り続けた印象。ずっと後ろだった上武・佐藤、山学・佐藤選手が苦しいなりに粘った印象です。