本日はじめじめした天気でした。あまり体調良くなく無理せず寝込んでいました。
さて、だいぶ寝たので少し記事作成を進めます。
今度は
9年ぶりに全日本駅伝出場を果たした拓殖大学です。
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全日本予選4位通過
4組 | 3組 | 2組 | 1組 |
3位ワークナー②285420 | 10位馬場②302630 | 26位苅田③313385 | 10位北川④310301 |
17位宇田④294741 | 20位戸部②303614 | 35位赤崎①320857 | 23位土師③312346 |
全日本予選の通過は全く予想していませんでした。どうやら大学側から三大駅伝全て成績を残してほしいと要望があったそうで、確かに4月から積極的に1万に出場していました。ただ、多くの選手のベストが30分台にとどまっていて、あまり注目は高くありませんでした。そんな中。新戦力の北川・苅田・土師が中位で粘り、成長が期待された2年馬場・戸部選手もしっかりと戦い通過圏内につけると、ワークナー選手が大きな成長を遂げる28分台。他の大学の留学生と戦い、宇田選手も粘りある走りを見せました。30度前後のとても暑い気候の中、拓大に展開が見方はしていたでしょうが、素晴らしい戦いでした。
箱根予選7位通過
6位ワークナー②59:34 | 17位宇田④60:20 | 54位苅田③61:00 | 64位新井④61:07 | 71位西③61:14 |
72位赤崎①61:14
|
98位土師③61:38 | 111位馬場②61:47 | 121位大中④61:59 | 162位鈴見②62:43 |
箱根予選に関してもひとまず安定した戦いぶりだったように思う。ワークナー・宇田選手がそこそこ、馬場選手が故障明け、戸部選手が欠場という状況ではあったものの、苅田・西・赤崎選手が成長し61分前半の好タイム、2年時に箱根を走っている新井選手が復活という収穫がありましたね。9番手以降に選手層という課題が残りましたが、全日本予選に続き、ある程度の安定感があることは見て取れました。
全日本駅伝8位
1区(14.6㎞) | 14位馬場②44:38(14) | 5区(11.6㎞) | 11位赤崎①35:55(6) |
2区(13.2㎞) | 3位ワークナー②38:41(9) | 6区(12.3㎞) | 9位新井④36:45(8) |
3区(9.5㎞) | 9位土師③28:15(9) | 7区(11.9㎞) | 16位大中④36:10(9) |
4区(14.0㎞) | 2位宇田④40:54(6) | 8区(19.7㎞) | 7位西③59:58(8) |
そしておそらく一番盛り上がったであろう全日本駅伝です。やや不調だった馬場選手を1区に持ってきたのはスピード対応できるのが彼しかいないという判断だったのか。何とか14位でスタートすると、主力が凄かった。ワークナー選手が冷静なペース配分で区区間3位で9位へ。3区土師選手がその順位をキープすると大きな見せ場がやってきた。宇田選手が次々と選手を交わし、区間2位でまさかのシード権内へ浮上。5区ルーキー赤崎選手も順位をキープ。東洋や東海の強豪校と渡り合ったのは大いに盛り上がったとか。さすがにそこからは順位を落としますがアンカーの西選手が59分台の区間7位で総合8位でまとめきったのはとても有意義な駅伝だったでしょう!
箱根駅伝14位
1区(21.3㎞) | 14位西③64:43(14) | 6区(20.8㎞) | 7位馬場②59:55(12) |
2区(23.2㎞) | 2位ワークナー②67:50(4) | 7区(21.3㎞) | 14位苅田③66:00(12) |
3区(21.4㎞) | 20位今滝②67:44(17) | 8区(21.4㎞) | 16位新井④69:08(13) |
4区(20.9㎞) | 6位宇田④64:44(10) | 9区(23.1㎞) | 19位土師③75:38(14) |
5区(20.8㎞) | 11位戸部②75:35(14) | 10区(23.0㎞) | 12位赤崎①73:05(14) |
迎えた箱根駅伝、1区に主力の西選手がやや消化不良の区間14位となりますが、前が見える位置でエースワークナー選手にリレー。そのワークナー選手は序盤から持ち前の走力で前の選手を次々捉え、67分台の粘走で総合4位へ浮上!見違えるほどの走りを見せた。流れを継続させたいところだったが、3区今滝選手がとても苦しいレースに。おそらく毎年失速している復路に腺腫を温存する作戦だったと思われるのだが、それにしても苦しく、13人に抜かれてしまい、ちょっとかわいそうなレースとなってしまった。
そこから必死に追い上げる。4区投入された宇田選手は自分のペースでしっかり走り、区間6位ながら7人抜きで総合10位へ浮上。悪い流れをしっかり切った。山は主力の2年生をコンバート。戸部選手が4つ順位を落としたものの、75分台でまとめると、例年大失速する6区には主力の馬場選手を投入。中盤から脚が攣ったというが、気迫の59分台をマーク。総合12位、10位視界に入る位置で7区以降に望みを繋げる。
ただ、それでも追い上げるというのは主力と言われる選手以外には難しいのだろうか。7区苅田・8区新井・9区土師選手と中堅選手がやはり少しずつ引き離されてしまい、総合14位へ。シード権は今年も厳しくなった。アンカーに投入された1年生の赤崎選手が自分のペースをしっかり保って順位をキープしたのが救いだったでしょうか。
拓殖大学のランナーの特徴といえば、前半抑えて後半に踏ん張る走りですよね。ただ、それを活かすには6区終了地点で少なくとも10位以内にいないと難しいのかもしれません。また、箱根予選で見受けられた選手層の薄さも一つ響いてしまったかもしれません。ワークナー選手はあと2年在籍します。もう一度チームを作り直して常に前で勝負できる総合力を身に着けていきたいところだ。