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2019.5.11-12第270回日本体育大学長距離競技会【結果・速報】/箱根駅伝ファンがコメント

2019年5月11日(土)~12日(日)にかけて、

第270回日本体育大学長距離競技会が行われます。

申請条件が変わった影響からか、例年以上にエントリー人数が少ないですが、駅伝長距離ファンとして楽しみたいと思います。

主に男子長距離のTOP選手と大学生の結果を中心に結果をまとめ、簡単なコメントを行います。

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ページコンテンツ

[概要]第270回日本体育大学長距離競技会

日本体育大学長距離競技会公式サイト

第270回日本体育大長距離競技会【日程・エントリー】

11日
開始
13時~13時20分【女子1500m1組~4組】
13時35分~14時15分【男子1500m1組~9組】
14時35分~14時45分【女子800m1組~4組】
14時55分~15時19分【男子800m1組~8組】
15時27分~15時42分【女子3000m1組2組】
15時57分【女子5000m】
16時22分【男子10000m1組】
17時02分【男子10000m2組】
17時37分【男子10000m3組】

12日
16時00分【男子5000m1組】



18時45分【男子5000m9組】

少ない!こんな少ない日体大長距離記録会初めてですね(汗) これからどうなることやら…

まあ、日体大長距離界に負担がとてもかかっていたのは事実なので、うまく分散されて、各地の競技会が盛り上がる結果になればいいですよね。

【結果】2019.5.11-12第270回日本体育大学長距離競技会

日体大長距離競技会速報サイト(携帯用)

[全結果]第270回日本体育大学長距離競技会

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男子TOP・実業団・一般市民ランナー結果

こちらには男子1500m、10000m、5000mの最終組と上位陣の結果と
男子大学生のチーム別結果(1500m4分以内、10000m31分30秒以内、5000m15分以内を目途、気象条件などで多少前後することあり)を記載します。

1500m

7組
井下裕貴3分58秒81 川越市陸協
桃澤大祐3分59秒03 サン工業
8組
富安 央3分50秒28 JR東日本
丸山竜也3分51秒46 松戸市陸協
武藤健太3分52秒27 JR東日本
風戸啓希3分52秒65 東京海上日動
畔柳隼弥3分52秒79 ラフィネ
金尾圭祐3分53秒37 サンベルクス
高山直哉3分53秒76 伊勢原市役所
大久保誠吾3分55秒96 埼玉陸協
9組
清水鐘平3分44秒93 NDソフト (全体2位)
加藤 光3分47秒76 TOHOKU AC
渡辺拓巳3分48秒78 サンベルクス
遠藤靖士3分49秒87 クロスブレイス
高田直也3分51秒96 サンベルクス
冨田三貴4分01秒28 西鉄

8組はJR東日本の冨安選手が3分50秒のタイムでトップ。各種大会で組み上位確実に獲得してきます。同じJR東日本では移籍組の武藤選手が順調のようです。また、丸山選手も走力キープ、風戸選手も徐々に有名になってきていますかね?一橋大出身の選手です。

9組はNDソフト清水選手を中心に、好タイムが出てきていますね。3分45秒の日本選手権の標準を切れたのもナイス、いい頑張りです。また市民ランナーとなった加藤選手も大学時代からのスピードキープ、さらにクロスブレイスの遠藤選手が今年になって突如力が伸びているのに、今後注目です。

10000m

3組
桃澤大祐29分52秒86 サン工業 (全体2位)
代田修平29分54秒27 カネボウ
東 瑞基29分54秒65 コモディイイダ
ゴダード エドワード30分00秒86 東京陸協
池田宗司30分07秒89 ヤクルト
牛山純一30分19秒82 CITY RUNNER
上條記男30分40秒52 AIG 損害保険東京CA
佐藤晃章30分47秒19 コモディイイダ

暑さの影響もあり、3組でもあまりペースは上がり切りませんでしたね。その中で勝ち切る桃澤選手は力あるなぁと思います。代田・東選手ら実業団の選手を振り切っています。

また、東京陸協のエドワード選手は、オーストラリアの選手。昨年の国際クロカンで、國學院大浦野選手らと知り合いになり、日本の”EKIDEN”に興味があるとかないとか??

今はどうやら東海大の方で練習にお邪魔させてもらっているようです。次週の平国大でもまた姿が見れるかもしれません。

5000m

動画:Kenichi Fukui  様

9組
其田健也13分58秒50 JR東日本 (全体トップ)
ポール クイラ14分00秒61 JR東日本
丸山竜也14分07秒69 松戸市陸協
鈴木卓也14分09秒62 サンベルクス
中島公平14分11秒96 カネボウ
遠藤靖士14分18秒62 クロスブレイス
大川一成14分23秒63 プレス工業
山本竜也14分33秒55  八千代工業
川崎友輝14分41秒24 滋賀ユナイテッド
水戸周平14分52秒28 サンベルクス
荒川諒丞14分58秒10 サンベルクス
山田 稜14分59秒83 八千代工業

JR東日本の選手が1500mに続いて多く参戦していますね。其田・クイラ選手が上位でフィニッシュ!其田選手は全体トップでしたね。サンベルクスの鈴木選手とカネボウ新人の中島選手巧くまとめました。

また1500mの翌日の出走となった丸山・遠藤選手もここも上位、14分07秒と14分18秒。遠藤選手はこれから有名になってきそうですね。

高校生

1500m
8組
馬場勇一郎3分50秒49 中京大学付属中京高

5000m
9組
ワング イブラヒム13分59秒83 札幌山の手 (全体3位)
キンヤンジュイ パトリック14分34秒93 札幌山の手

中京大中京の馬場選手が1500mで3分50秒の好タイム。全国IHとか出てこれるかな?5000mは札幌山の手高校の留学生2名が同時出走。今回は13分台を出したイブラヒム選手が大きくリードしましたね。

女子選手結果

1500m
木村友香4分12秒06 資生堂 (日本歴代8位)
田中希実4分13秒75 豊田自動織機
卜部 蘭4分17秒41 NIKE TOKYO TC
後藤 夢4分17秒97 豊田自動織機
石川英沙4分19秒44 松山大

1500mではレベルの高い記録が出た模様ですね。木村・田中選手といった代表格の選手が出場。というか木村選手は、先日のGGNで5000m世界陸上標準切りを果たしたばかりだったような?

そんな中出場した1500mで4分12秒の好記録。これは日本歴代8位に相当する記録です。下記のツイート参考で、小林選手らそうそうたるメンバーの中に名を連ねました。田中選手もいいですね。

大学生チーム別結果

東海大学

1500m
8組
花牟礼隆汰①3分49秒85
9組
庭月野颯汰①4分08秒13

10000m
3組
郡司陽大④30分26秒39

1500mに1年生の選手が出走。結果的には8組を走った花牟礼選手がいい走りで3分49秒の好タイム!組みトップでしたね。また次のレースを見たくなります。

10000mには箱根駅伝で優勝のゴールテープを切った郡司選手が出場。ただ、さすがにこの暑さではちょっときつかったですね。

東洋大学

5000m
8組
久保田悠月①14分22秒33★
土壁和希④14分29秒77★
杉村宗哉③14分39秒65
9組
岡里彰大③14分46秒38

1年生の久保田選手が大幅自己新!東洋大は大学に入った直後に大幅にベストを出すルーキーが毎年いますね。これからという選手をうまく獲得してきます。また4年になる土壁選手もベスト、最終学年結果が求められるところ、一つ応えました。

順天堂大学

10000m
2組
真砂春希③31分21秒97
3組
小畠隆太郎④30分03秒05
吉岡智輝②30分18秒74
内山将志③30分33秒31

5000m
6組
宮田諄一③14分56秒64
8組
西澤侑真①14分37秒91
四釜峻佑①14分47秒94
荒木勇人①14分59秒00
9組
野村優作①14分26秒02

10000mにはレギュラーを狙う選手が出場。とりわけ4年小畠選手が結構長い間レースを引っ張った中30分03秒、次の記録会が楽しみですね。吉岡選手もまずまずでした。

5000mはルーキーが多く出走。今回はそれぞれ結果が分かれましたね。最終組に出た野村選手はやはりある程度良い状態だったみたいです。

拓殖大学

10000m
2組
加藤優陽③30分54秒19

5000m
6組
飯塚 匠④14分57秒71

加藤・飯塚選手ともレギュラーを狙っていく選手ですね。今回は大きくアピールとはいかなかったかな?

中央大学

5000m
9組
小林龍太①14分31秒52
小木曽竜盛①14分57秒09

最終組にルーキーが出走。小林選手が1500mに引き続きまずまずの結果が続いていますね。

日本体育大学

1500m
9組
菅沼隆佑③3分48秒61
池田耀平③3分48秒98
小松直生③3分49秒85

おー、1500mで3人が3分50秒切ですか!日体大は1500mのイメージは少なかったのでこれはいいですね。菅沼選手、更に駅伝主力の池田選手、そして4月は4分台だった小松選手が一気に上がって来た!これは朗報です!

5000m
7組
福住賢翔②14分34秒73★
松尾拓実③14分37秒50
續木日向②14分41秒39
大内一輝③14分43秒80
九嶋大雅①14分48秒28
嶋野太海③14分48秒81
齋藤晃太②14分56秒42
太田哲朗③14分58秒41
8組
冨田真佑④14分23秒80★
大内宏樹②14分24秒65★
加藤広之②14分27秒23★
亀田優太朗③14分36秒26
森 龍一④14分39秒47
名村樹哉①14分45秒99
盛本聖也①14分53秒59
安達響生①15分00秒32
9組
池田耀平③13分58秒52★
中川翔太④14分05秒66
山口和也④14分15秒86
白永智彦④14分27秒28
小松直生③14分34秒06
佐藤慎巴②14分35秒72
廻谷 賢④14分44秒06

そして5000mは大量出場。8組全日本予選でも好走がある冨田選手がやはりベスト、そして2年生の好調ぶりがいいですね。福住・大津井・加藤選手がそれぞれベストです。

さらに最終組では池田選手がついに13分台!乗り乗っています。4年生の中川・山口・白永選手も今回はまずまずまとめる走りとなったみたいで良かったです。彼らの調子も大事。佐藤・廻谷選手がちょっと上がり切らないところは気になりますかね?

日本大学

10000m
3組
小林陸大③29分59秒45
松木之衣④30分58秒60

5000m
7組
神子島颯汰①14分37秒08
廣田全規④14分41秒75
濱田祐知①14分42秒56
8組
松岡竜矢①14分24秒48★
9組
阿部 涼④14分51秒37

レギュラーを狙う選手に収穫がありました。1万mで小林選手が2度目の29分台。この暑さの中なので今後期待。5000mでは松岡・神子島選手がいい走りでした。4年松木・阿部選手がこれからどうあげてくるか。

東京国際大学

1500m
9組
前川優月③3分52秒02

5000m
7組
草場大地③14分39秒79
8組
堀畑佳吾①14分45秒33

前川選手3分52秒でまとめました。もう一度関東インカレで戦う準備はできていますでしょうか?

明治大学

1500m
9組
河村一輝④3分44秒96(全体1位)
佐久間秀徳②4分01秒13

10000m
2組
櫛田佳希①30分23秒61★
飯田晃大③31分15秒10
3組
岸 哲也④30分24秒83
坂井大我③30分47秒64
大保海士③31分24秒38

5000m
8組
勝浦小太郎①14分48秒51
9組
漆畑瑠人①14分32秒89
金橋佳佑②14分38秒80
大西理久②15分08秒43

1500m9組で河村選手が全体トップとなる3分44秒96!今年こそ上位表彰台へ、再び調子が上がってきているようです!また10000m2組で1年生櫛田選手が30分23秒と高校時代のベストを更新。暑い中、頑張りました。

5000mは若手中心の出場となりましたね。最終組で3名挑戦!漆畑選手がまずまずのタイムで最終組走り切っています。

亜細亜大・専修大学

10000m
3組
立石拓海④30分40秒38 亜細亜大

5000m
7組
南美空翔②14分40秒97★ 専修大
成島航己①14分51秒62 専修大
9組
横山絢史④14分36秒79 専修大

亜大の主力選手の立石選手が出場。この時期なら悪くないでしょうかね。専修大は5000mに複数の選手が出場。復帰レースとなった南選手がベスト。成島選手は連続で14分台。横山選手もまとめていますね。

筑波大学

1500m
9組
三津家貴也(M2)3分46秒33 (全体3位)

10000m
3組
西 研人③29分52秒34★ (全体トップ)
猿橋拓己③31分09秒47
渡辺珠生③31分36秒47

1500mではいい記録が出ましたね。三津家選手が3分46秒の非常に好記録で全体3位のタイムをマーク!院生になってぐっと力を付けてきていましたが、このタイムは2部では優勝、1部でも決勝進出は充分狙えるくらいです。3部での戦いは勿体ないくらい??

10000mは暑かった中、西選手が組みトップの躍進!前年5月日体大以来1年ぶり29分台で自己ベストです。チームとしても、全日本予選3年連続出場へ向けて、一歩大きく前進しています。

日本薬科大学

5000m
6組
時川朋也④14分50秒98★
山崎洸真②14分58秒01★
土屋祐太④15分00秒67
時川昌也③15分02秒83
7組
今川深透③14分40秒20★
中山雄太①14分48秒96★

今回は5000mに出場した日本薬科大。4年時川選手がここに来てベスト、また2年山崎選手が大幅ベストです。

主力では今川選手もわずかながらベスト更新、ルーキーでは1万でも好走した中山選手がベスト。全日本予選出場は現時点では筑波大に僅かにリードを許しての次点、気象条件が合えば怖いですよ。

関東学院大学

10000m
2組
荒川将輝④31分28秒32
小野元也④31分49秒16

関学大も4年生の選手が1万mで連戦。僅かに可能性がある全日本予選出場を狙ってますかね。今回は31分オーバーとなってしまいました。

その他の大学

1500m
7組
伊勢和浩3分59秒46 札幌学院大
8組
卜部和喜③3分53秒60 東京経済大
山崎海杜3分58秒80 北翔大
9組
酒井洋明3分49秒03 北海道大
田中佑典3分53秒27 札幌学院大
金綱航平4分04秒79 北海道大

北海道の大学が今回多く参戦していますね。札幌学院大は田中選手が有名ですが、伊勢選手という新たな選手が出てきましたね。なお、北海道大の酒井選手は3分49秒の好タイム!これは強いです。また、男子長距離ではあまり名前を聞かない北翔大の選手が3分58秒です。

関東地区では東京経済大の卜部選手が3分53秒の好タイム!5月6日までであれば、関東インカレ標準切りなんですが、その前にタイム出したことありましたっけ??

10000m
藤本能有②31分37秒82 東京理科大

5000m
6組
前山晃太郎③14分50秒47★ 桜美林大学
土谷 海①14分54秒13★ 東京情報大
鈴木優斗④14分55秒26 東京経済大
9組
田中佑典15分25秒12 札幌学院大

桜美林大の前山選手が自己ベスト!ずっと好調キープですね。更に東京情報大の1年生土谷選手が14分54秒のベストタイム。これは選抜ファンとしてはちょっと注目ですかね?

コメント

  1. たけぽっぽ より:

    明治の河村選手が自己ベストを出して好調ですが、このタイムでも上には上がいる関東インカレの恐ろしさ。舘澤・木村・飯澤の東海トリオ、舟津・田母神の中央コンビ、順天堂の野口、復活途上の半澤(早稲田)など強力なライバルが集う中で、どこまで戦えるか楽しみです。

    最後に筑波の西選手の29分台は、管理人さんの仰るとおり難しい条件のなかでタイム以上の収穫があったと思います。
    去年の箱根予選でもハーフで65分切りができているので、相馬選手との2本柱が確立できれば、あとは予選会経験者の児玉、猿橋、渡辺選手の3年生トリオが65分前後までにタイムを上げれば、来年は勝負できる態勢が整うと捉えています。筑波の将来は先に述べた3年生クインテットの成長が大きく左右することは間違いないでしょう。

    • hakonankit より:

      >たけぽっぽさん
      関東インカレ1500m1部のレベルの高さは凄いですからね。有力ランナーでも8位入賞を逃したとしても何の不思議もないんですよね。早大は飯島選手が順調ならさらに激戦ですが調子はどうなのか?

      筑波大は西選手期待とずっと言われていて、中々この1年間は自己ベストを出すのに苦労していた感じがしまうが、これでまた一つ自信掴めればいいですね。とにかく西選手ら今の3年生の世代が卒業するまでに箱根の切符掴みたいですよね。