春シーズンの振り返りと秋シーズンの展望を各大学行っています。
続いて、シード校より、新チームの構成はまだ志半ば…なチームより!
全日本予選突破!実戦経験者を増やし連続シード維持へ…
日 本 体 育 大 学
春シーズン振り返り
~主な主要大会~
主力選手の多くが卒業した直後の主要大会。最も得点の可能性が高かった1500mで酒匂選手がほんのわずかの差で決勝進出を逃したときは、点数は厳しいかなと思われました。
そんな中、3障で小松選手がやってくれました!タイムで拾われて決勝に進むと、ゴール前激戦となった入賞争いを抜け出し7位入賞!しかも、チームの1部残留に向け貴重な加点となりました。
5000mや10000mには今季の主力選手の山口・室伏・中川選手が出場。順位的には山口選手の10000m17位が最高で、入賞ラインには手が届きませんでした。
ハーフはレギュラー候補の選手が出場しましたが、3人とも後ろの方でのゴールで全体的には苦しい関東インカレとなりました。
【全日本大学駅伝予選】
6位日本体育大学4:08:18.59
1組:8位冨田真佑③31分05秒07、14位濵田 諒③31分11秒66
2組:2位岩室天輝②31分05秒43、18位森田諒太③31分25秒16
3組:7位宮﨑勇将④30分51秒68、10位池田耀平②30分55秒96
4組:24位山口和也③30分38秒77、28位中川翔太③31分04秒86
それでも関東インカレメンバー以外が5月の記録会で5000m自己ベスト続出、6月の気温が高い中で行われた10000mの記録会で30分台で粘る選手も多く、ひょっとするとという雰囲気が全日本予選で出てきました。
それは予想以上の快進撃となりました。1組冨田・濱田選手が好スタートを切ると、急成長の岩室選手が2組2位の好走、3組でも最近復活してきた宮崎選手が7位、ベスト30分台の池田選手も10位の走り、まさかの3組終了時でトップに立つという予想していなかった展開に持ち込みました。
最終組、山口・中川選手が上位につけなかったの課題が残りましたが、それでも総合6位での通過。駅伝経験メンバーがシード校で非常に少ない中、全日本駅伝、貴重な主要大会にへの参加が決定しました。
~今季前半戦ランキングまとめ~
5000m
中川翔太③14分09秒99 7/4
宮﨑勇将④14分11秒26 5/13
山口和也③14分12秒65 7/4
岩室天輝②14分16秒78★ 5/13
佐藤慎巴①14分18秒41★ 6/10
池田耀平②14分19秒72 5/13
濵田 諒③14分19秒80★ 5/13
島袋太佑①14分25秒58★ 5/13
室伏穂高④14分27秒20 4/22
菅沼隆佑②14分28秒08★ 6/10
小松力歩③14分32秒79 5/13
10000m
山口和也③28分56秒05★ 7/7
中川翔太③29分12秒05 7/7
岩室天輝②29分20秒58★ 7/7
加藤広之①29分43秒59★ 7/7
冨田真佑③29分50秒74★ 7/7
室伏穂高④29分53秒73 4/14
宮﨑勇将④30分13秒89 4/14
濵田 諒③30分19秒04 6/9
亀田優太朗②30分19秒05 4/14
池田耀平②30分20秒75 6/9
島袋太佑①30分28秒30 7/7
白永智彦③30分35秒37 6/9
佐藤慎巴①30分35秒40★ 7/7
森田諒太③30分47秒19 6/9
ハーフ
岩室天輝②65分51秒 4/8
亀田優太朗②65分57秒 4/8
冨田真佑③66分12秒 4/8
林田元輝④66分21秒 4/8
山口・中川選手がやはりチーム上位、全日本予選後のホクレンでしっかりタイムを出してきています。そして宮崎選手が5000mで上位に戻って来たのは嬉しいですね。秋シーズンも戦力として働いてほしい。
そして急成長の岩村・池田選手の2年、全日本予選頑張った冨田・濱田選手の名前もしっかりあります。特に岩室選手は29分20秒と3番手につけています。秋、いきなり主要区間抜擢も考えられそうです。
1年生の選手も記録上位に食らいついていて、5000mでは佐藤・島袋選手、10000mでは加藤選手が健闘していますね。この成長度なら秋に駅伝メンバーに割って入ってきていてもおかしくはないかな?
秋シーズンに向けて
他にはハーフ64分前半で走り切っている4年森崎・山口・林田選手がいますね。まだ駅伝経験ないですが、長丁場で力になるはず。特に冬場のハーフで何度もチームトップになった山口選手あたりは注目ですね。他には山下りで起用された廻谷選手も復活が待ち遠しいです。
前半戦を見てのオーダー予想
出雲と全日本は山口・中川選手以外は、多くのメンバーに駅伝を経験してもらう機会になるのではと思っています。全日本予選活躍の岩室・池田・冨田・濱田選手らは勿論、4年の山口選手も走ってほしいしルーキーも抜擢してほしかったり、いろんなメンバーが割って入ってくると思います。
4年連続シード権へ向けて『ポイント』:主要区間はいる選手の力量
ただ、やはり今のところは4年連続箱根シード権は簡単ではないですね。エース区間や主要区間をどれくらいでカバーできるか、これに尽きるかなぁ。箱根2区は今のところ今季10000m28分台で今年の箱根遊行寺の坂をしっかり走っている山口選手で、1区に中川選手。
あとは宮崎選手に前半のスピード区間担えるようになってくれればとても助かりますがどうでしょうか?岩室・室伏選手を中盤区間以降に温存できるのでそれだけでも全然違うかなと思いますが、ロード力がついてくれば…。
箱根の山登りの5区は黒姫駅伝1区区間賞の池田選手が急に候補選手としてあがってきそう。勢いもありますし走力的にも主力に割って入るかも。復路は充分やれるメンバーになりつつありますので、往路で踏ん張れるランナーを育てられるかがカギになってきそうです。