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【上武大学】2018-2019大学駅伝シーズンの展望~連続10年目も厳しい現実、生き残りをかけて勝負の年に

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続いて、

節目の10年連続10回目の箱根路は2度目の最下位に…、上位・中堅校に食らいつく策は…

上武大学

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卒業生特集

入学当初からWエースとして扱われた選手がいた世代、様々なランナーがレギュラー取りを狙いに行きました。

関東ICは2部

 坂本佳太④(1万m:28分43秒91) 進路:小森コーポレーション
学年 箱根 全日本 出雲 予選(箱/全) 関東IC 他主要大会
1年 3区16位 2区20位   65位/4組33位 5千  
2年 10区20位     26位/3組32位 5千  
3年 1区10位     49位/4組21位 5千  
4年 1区8位     10位/4組27位 1万   

最終的にエースに成長したのは坂本選手ですね。関東ICや全日本予選に最初から参加。しかも全日本予選は4組抜擢、通過に貢献しています。ロードは箱根予選は集団走が機能しましたが駅伝はさすがに厳しかったですかね。箱根は3区16位という成績でした。

2年目・3年目はエースへ向けてひた走る中、主要大会での安定感というところでちょっと苦しみましたかね。全日本予選は3組でちょっと奮わず、箱根予選は26位と浮上しますが、本戦では状態を落としてしまい苦しい走りになりました。

3年目も一進一退な印象でしたが、1区に起用された箱根駅伝で、残り1㎞まで先頭集団に食いついての区間10位。このあたりで主力としての一定の目途がたってきたでしょうか。

4年目は夏を超えてから逞しくなりましたね。箱根予選は日本人トップ争いをした中での個人10位、その後1万記録会で28分台を達成します。最後の箱根はチームを流れに乗せるため、もう一度1区。終盤の激しい叩き合いの中区間8位の力走でした。この勢いで小森コーポレーションの即戦力となってほしいです。

 井上弘也④(1500m:3分44秒30) 進路:住友電工
学年 箱根 全日本 出雲 予選(箱/全) 関東IC 他主要大会
1年 1区19位 3区8位   288位/2組16位    
2年 4区20位     68位/2組3位 1500m1位
5千6位
 
3年       2組10位 1500m3位,5千  
4年 補欠     256位 1500m1位
5千12位
アジア1500m6位

スピード魅力だったのは井上選手ですね。2年目で関東IC1500m王者に!この時は5千も6位に入賞して、井上選手の活躍が非常に楽しみになりました。下級生の頃は駅伝関係にも参加、全日本予選は3年目まで出場し、全て2組で好成績を残しています。長い距離はやや苦戦でしたが、1年目の全日本で3区8位、2年目の箱根予選で68位の健闘がありました。

ただ、3年目が苦しい時期が多かったですかね。箱根予選はエントリーされず、箱根本戦も間に合いませんでした。それでも春先には復帰し、関東IC2年ぶり王者に輝き、アジア大会にも選出されます。

箱根予選に関してはスタミナ不足で失敗、その後1万は29分台を出すところまでいきますが、最後の箱根は出番がありませんでした。実業団は住友電工ですが、ここは世界を目指すスピードランナーもいますし、いいところかも?磨きがかかることを期待します。

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 佐藤駿也④(1万m:30分14秒08)
学年 箱根 全日本 出雲 予選(箱/全) 関東IC 他主要大会
1年            
2年            
3年 9区17位     62位    
4年 補欠          

あとはレギュラー争いでしたね。3年目でチャンスをつかんだのは佐藤選手。予選でチーム5番手の62位と一気に躍進すると、本戦でも9区に抜擢されます。区間17位ながら、久々の復路鶴見の繰り上げ回避に貢献します。

4年目は予選エントリーされず心配されましたが、のちの記録会に出場。復路で出番が待たれましたが、出走はできませんでした。

 松村修平④(half:65分09秒)
学年 箱根 全日本 出雲 予選(箱/全) 関東IC 他主要大会
1年         3障  
2年 補欠     188位    
3年 補欠          
4年            

主将を務めた松村選手は、実は1年目に関東ICで3障に出ているのですね。高校時代に9分19秒のベストを持っていました。長い距離は2年目に対応し、箱根予選に出場。本戦のメンバーに選ばれると、3年目の箱根も選ばれました。主将の今期は、故障に苦しみ試合にも中々出れませんでしたが、チームを10年連続の箱根路に導きました。

 塩川香弥④(1500m:3分51秒98)
学年 箱根 全日本 出雲 予選(箱/全) 関東IC 他主要大会
1年            
2年         3障  
3年 補欠     /3組35位    
4年 補欠       1500m  

塩川選手は短い距離からじわじわ頭角を現してきましたね。関東ICは2年目で3障に、4年目で1500mで選ばれています。もっと長い距離でも全日本予選3組出走しています。箱根のエントリーにも選ばれるようになりましたが、出番はありませんでした。

 小林淳輝④(1500m:3分52秒46)
学年 箱根 全日本 出雲 予選(箱/全) 関東IC 他主要大会
1年            
2年         1500m   
3年       /2組39位 1500m、5千  
4年       補欠/  1500m  

そして1500mが得意だったのは小林選手。2年目に関東ICに出場するとそこから3年連続で出走します。3年時には5千とダブル出場をしています。

長い距離は1万29分台を記録しますが、3年生で初めて出場した全日本予選はちょっと苦しみましたかね。その後、4年時に箱根予選にエントリーしますが出走はありませんでした。

その他
山岸広海④30分50秒06…3年箱根、2年箱根予選178位
吉田 貢④5千14分29秒99…4年全日本予選補欠

でした。レギュラー争いまでいった選手は多かったですね

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新チーム戦力分析

【在校生1万mチームトップ10】
太田黒卓③29分24秒46≪18:箱2区19位、17:予22位、箱3区10位、16:予30位、15:予138位≫
関 稜汰③29分37秒09≪18:箱5区14位、17:予150位≫
大森 樹③29分37秒54≪18:箱4区20位、17:予67位、箱8区15位、16:予128位≫
熊倉優介③29分45秒35≪18:箱3区18位、17:予81位≫
川原 巧②29分55秒20
関 佑斗③29分58秒85≪18:箱7区20位、17:予73位、16:予117位≫
淵 喜輝③30分05秒32≪16:予67位≫
佐々木守②30分06秒02≪18:箱10区12位、17:予144位≫
松下恭一郎③30分08秒15≪18:箱9区19位、17:予112位、16:予303位≫
岡山 翼②30分09秒12
在校生1万m上位10人平均:25位29分52秒7

【その他、有力選手】
石井 僚③30分15秒55≪18:箱8区20位、17:予163位≫
橋立 旋②30分23秒94≪17:予61位、箱7区17位、16:予132位≫
鴨川源太②30分33秒86≪18:箱6区20位≫
久保田直生③30分39秒66
岩崎大洋①30分46秒88
石井智大②half66分15秒
坂本貫登①half66分23秒

【新入生】
西村 暉14分34秒84≪18:全国4区34位≫
吉田勇大14分38秒88
源川竜也14分42秒97
岡本大地14分43秒35
濱田照高14分51秒22
新入生上位5人平均:23位14分42秒2

【今から考える大学駅伝オーダー】
全日予選:太田黒・熊倉/関稜・大森/川原・佐々木/関佑・橋立
箱根:熊倉-太田黒-佐々木-大森-関稜 鴨川-川原-橋立-関佑-松下

やはり厳しかった、というところ。今回は、特に往路では全体的に速い展開になったのですが、そうなるとついていけるのはエースの坂本選手しかいなかったですかね。復路も鬼門の6区で遅れて取り返せない展開でした。5区関稜・10区佐々木選手が健闘したのが一つ収穫だったでしょうか。

今年はどうでしょう。新4年の主力選手が多いですかね。太田黒・大森選手ロードに強い選手がいますし、他にも関佑・関稜・松下・熊倉選手といった箱根経験者、それから以前に予選好走している淵選手の状態も戻りつつあります。他、新3年組では佐々木選手に、成長中の川原選手、橋立選手らがいますかね。集団走が機能すれば、通過ならいけるかどうか…といったところかなぁ。

もう一度、年間通しての強化については近藤監督はじめ首脳陣がじっくり組まれているでしょうが、個人的に全日本予選をどうするか気になったり…もう数秒は平均タイムを縮めないと出場が危ういですが、どうしますかね?リクルートは西村選手を初め、ここ2年に比べればレベルの高い新入生、そして34人という大量の人数加入。うまく上武大の育成力で戦える人材が育ってくれることを願います。

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コメント

  1. m78 より:

    やはり、今回は何を言ってもスピード不足が露呈してしまった一年でしたね。
    トラック10000m×8人の全日本予選ではブービーの19位、スピード展開となった箱根は最下位という惨状。
    坂本、井上選手が抜けると今の上武に5000m13分台、10000m29分30秒切りが誰もいない状況(表にある太田黒選手は1年以上前の記録)に陥り、インカレ出場すらおぼつかなくなる大変な事態になってしまいますね。
    ですが決してネガティブな話題ばかりではなくポジティブな話題では、新年度の上武は箱根経験者が出場校最多の11人という所。
    上武大学はご存知の通りメンタルトレーニングを導入しており、チーム全体で大舞台の経験を上手く糧にしてよく伸びる所です。
    一見、表の持ちタイムは他校に比べると低いですが、伸びしろはかなりあると思います。
    新入生は今までを見てもほとんど例のない驚天動地の33人(雑誌にあった野呂田選手は国士舘)加入しますが、去年が11人しか取れなかった(うち1人準部員の萩谷選手は1月で退部)分、そのカバーも兼ねてでしょうかね。
    でも毎年15分台からレギュラーになる選手は必ず出てきているので、誰が出てくるか楽しみ。
    個人的に面白そうなのが、5000mこそ15分46秒ですが、3000SCは9分22秒で去年12月に川口ハーフマラソンで71分ジャストで走っている正木誠選手でしょうか。
    あと、卒業生ではここには書いてありませんが、中泰斗選手も印象に残りますね。
    高校時代は5000m15分33秒でしたが、ロードで地道に力をつけて3年次4年次の2年とも上尾ハーフで65分半ばで走破して実質17人目まで上がるなど箱根で見たかった選手です。

  2. りっく より:

    花田監督から近藤監督へ、この境目で2人のエース候補に明暗が分かれたと思います。2人とも1年生から主要大会を任されて期待をかけられますが共に2年生の箱根で大きく足を引っ張ります(そもそも調整の仕方が最悪だったこともありますが)。この時の2人の印象は最悪でした。その後片方のエース候補は秋に向けてチームの主力と肩を並べる存在になり片方は休部することになってしまいました。近藤監督就任で潜在能力が開花した坂本選手と大きく伸び悩んでしまった井上選手。上武は卒業後も健闘するランナーが多いですがどうでしょうか?

    新チームは今までで一番苦難の時期になると思います。チームの方向性が見えてこない中、去年の快進撃を支えたエース達は卒業しました。今上武に出来ることは関東インカレで入賞できるランナーを育てることだと思います。もしそこに届かない時いよいよ上武の連続出場が途絶える時だと思います。今年箱根を逃すと向こう10年以上は出れなくなると思います。