【連続シード権の実績を!】第94回箱根駅伝区間オーダー予想【法政大学】

続いて、
3年連続78回目

選手層厚く、連続シード権へ急上昇!

法政大学

エントリー選手独断ランク付け

7点:エース区間、山で貯金が望める選手 

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
佐藤敏也②29分23秒79≪17:全3区2位、箱6区3位≫

5点:エース区間で区間中位以上いける選手
坂東悠汰③28分44秒87≪17:全2区6位、出1区9位、箱1区9位、16:予23位、箱4区15位≫

4点:主要区間で区間上位でいける選手
青木涼真②29分30秒64≪17:全4区11位、出3区4位、箱8区9位≫

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
土井大輔③29分06秒65≪17:全1区16位、箱4区9位、16:予41位、箱8区18位、15:予123位≫
細川翔太郎④29分22秒65≪17:箱7区5位、16:予44位、箱5区13位≫
東福龍太郎③29分31秒59≪17:箱10区5位、16:予60位≫

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
矢嶋謙悟③29分14秒03≪17:出6区12位相当、16:予104位≫
大畑和真③29分32秒92
鈴木亮平③29分48秒84≪17:全8区15位≫

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
狩野琢己③29分35秒64
磯田和也④29分39秒59
福田兼士③29分42秒45≪17:全6区12位、出2区9位≫
増田蒼馬②29分42秒88
岡原仁志②29分47秒74≪17:全7区12位≫
松澤拓弥②29分50秒06≪17:全5区11位≫

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
坪井 慧②29分48秒33

上位10人合計:31点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

前回の箱根駅伝で周囲も本人たちも驚きの8位シード権獲得!でも少なくとも実力があるチームだということは、今年度の成績で証明済みだろう。関東ICではエースの坂東選手と3障の青木選手が活躍すると、続く全日本予選では土井・矢嶋選手抜きで安定した戦いぶりを見せ、4年ぶり突破してみましたね。

出雲・全日本は一部中堅選手が怪我していたこともありますが、かなり多くの新戦力を試しましたね。その中で出雲では青木選手が主要区間で通用、全日本では坂東選手が2区7人抜きの快走、山下りの佐藤選手が平地の3区で区間2位の好成績を残します。そのあとは初出場者が多い中で10位に踏みとどまりました。

その後は主力はあまり記録会に出場しませんでした。新戦力候補は大勢で大畑・増田選手が好調、全日本出走の鈴木選手らも順調に推移しています。駅伝シーズンはまだ姿を見せていませんが、前回7区10区の細川・東福選手がエントリー。じっくり調整しているのでしょう。連続シード権、そして目標の7位へ戦力が整ってきています。

区間オーダー予想
土井大輔③-坂東悠汰③-矢嶋謙悟③-大畑和真③-青木涼真②
佐藤敏也②-細川翔太郎④-鈴木亮平③-東福龍太郎③-増田蒼馬②

まず一番難しいエース区間の2区、山の5区6区はひとまず選手は決まっているみたいです。2区はエースの坂東選手が満を持して登場しそうです。スピードランナーでもありますが、駅伝ではしっかりまとめていて総合力は高いと思います。初の2区でも自分の実力を出し切れるのではと感じます。

5区は柔軟性の高い青木選手みたいですね。前回の8区が初の20㎞でしたが、単独走もできますし、遊行寺坂からのタイムも中々でした。今年度は主要区間で経験を積んでいますし、実績も積み増した。安定感と脚力で上ってくれそうです。

そして最大の稼ぎどころとなるだろう6区は2年連続佐藤選手。平地の1万mと20㎞も走れる実力はありますが、坪田監督は区間真ん中と2分付けられる事に魅力を感じているようです。最初の5㎞と最後の3㎞の走力もつきつつありますし、58分前半をターゲットにできそう!山は本当に楽しみです。

そこからまず往路はどうするか。1区は走力からすると土井選手しかいないかなぁ。全日本1区がやや苦しい展開になりましたが、本当は4区や9区が適任の選手ではあります。ここは90回大会の1区のような走りができれば一番いいでしょうかね。

3区4区は山を考えなければ3区佐藤4区青木選手がとても適任ではあります。他のメンバーでどう凌いでいくか考えていくことになりますかね。3区は1万mのスピードを持っている矢嶋選手、4区はどこでも対応できる細川選手とも考えましたが、秋の充実度を考え復路へ。初駅伝になりますが、ハーフ63分台と乗っている大畑選手でどうか。実績面は劣るでしょうが、懸命に繋いでほしい。

さて、山で大きく順位を上げた上で復路7区に入ると想定します。ここで前回7区に回っている細川選手に2年連続出走してもらいたい!復路終盤へ駄目押しで流れを作ってもらいたいです。

残り3区間、8区には全日本でも8区出走している鈴木選手。さすがにエース区間で区間順位は悪いですが、長い距離の安定感は出せていると思います。この区間なら区間一桁を狙える存在だと思います。

9区には前回10区で緊張感あるシード権争いの中好走している東福選手。今季不調なのがやや気がかりですが、試合に出ずに調整しているのが吉と出ると思いたいところ。粘りの走りをしてほしいです。

最後は迷いましたが、上尾ハーフで64分半ばに入った増田選手を起用。1500mが専門の選手ですが、長い距離も対応してきています。自分の走りができれば、しっかり粘り切れると思います。

10番手の争いは本当に激しくなっていますよね。4年磯田選手は全日本予選で戦力になったことがありますし、スピードのある福田選手が往路には入れれば主力を復路に残せます。他にも駅伝経験者がいますし、選手層は厚くなりつつあります。

エース区間と山を中心にして、ある程度戦い方はハッキリしている感じがしますかね。あとは各区間、昨年のように粘りの走りができれば、充分にシード権のチャンスが転がり込んでくると思います。

hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。