Categories: 駒澤大学

駒澤大学【区間オーダー予想~全日本大学駅伝2017】

ユニバハーフワンツー保持チーム!出雲7位からステップアップなるのか!?

駒澤大学

エントリーメンバー

4年
工藤有生④28分23秒85≪17:出3区7位、箱2区6位、16:全1区3位、出3区4位、箱2区4位、15:全2区2位、出3区4位、箱4区2位、14:全5区2位≫
高本真樹④29分11秒68≪16:出2区6位、箱4区9位、15:全7区9位≫

3年
下 史典③28分56秒24≪17:出2区3位、箱3区8位、16:全4区4位、出4区2位、15:全5区8位≫
片西 景③29分30秒73≪17:出6区7位、箱9区4位、16:全6区6位≫
伊勢翔吾③29分57秒60≪17:箱7区12位、16:全7区6位≫
物江雄利③5千13分54秒38≪17:箱6区18位≫
堀合大輔③half63分54秒≪17:出4区5位、箱10区6位≫

2年
中村大聖②half64分07秒
山下一貴②half64分16秒
大坪桂一郎②5千14分16秒02

1年
小原拓未①29分27秒32≪17:出5区7位、都5区10位、16:高1区13位、国体5千14位≫
加藤 淳①29分48秒87≪17:出1区13位、都1区8位、16:高1区6位、国体5千7位、IH5千6位≫
伊東颯太①5千14分19秒48≪16:高1区11位≫

今年の箱根駅伝で9位、優勝を目指していた名門・駒大にとっては屈辱的な成績でした。復活をかける今年は良かったり悪かったりを繰り返していますかね。3月日本学生ハーフと8月のユニバーハーフは良かった。ただ、5月の関東ICと10月の出雲駅伝はもう少し生き切れなかった。

11月全日本は少しずつあげていけるか。鍵になるは主力となる工藤・片西選手。学生ハーフとユニバハーフで大きな実績を上げた2人が、1か月たち、そして距離が伸びてぐっと調子をあげてきそうな気がします。昨年も2人とも全日本から箱根とどんどん走りが良くなってきています。長い距離では頼りになるだけにやはり長い距離の区間に登場するでしょうか。

続くのは3年生ですね。出雲駅伝での好走が光るのは下選手。トラックではもう少しという記録が多かったのですが、ロードの方が強いですね。またポイントゲッターになってほしい存在。また、堀合選手はハーフで頭角を現した選手。出雲は距離が短いですが好走。全日本以降で彼も伸びてくる選手のはずだ。

3年生はエントリーの数が多く、前回全日本7区出走している伊勢選手も秋の記録会に出場しあがってきています。また、春先にブレイクしていた物江選手が10月の記録会で久々の試合をしっかり走り切りました。彼は1500mから伸びてきていますが、このスピードも武器になるはずです。

また、出雲から出場した加藤・小原選手の1年生コンビも今回も出場しそうでしょうか。加藤選手は出雲1区で暑さにやられた一人ですが将来のエース候補の一人、スピードは光るものがある選手です。小原選手も大学に入ってから安定して成績を残しています。彼らも入ってくるでしょうか。

あとは4年高本選手がエントリー。なかなか大学駅伝では泣かず飛ばすですが、最終学年で成績が残せるかは注目。あとは長い距離中心で強化を進める2年中村大・山下選手も出場争いに絡んできそうな勢いがありますかね。

区間オーダー予想
工藤-加藤-下-堀合-物江-山下-小原-片西

しっかりとシード権を狙いつつ、いろいろ試してみるオーダーを考えてみました。長距離区間の1区と8区はもう全く迷いなく、工藤・片西選手を置きました。楽しみもあり不安もありというが現状のチームだと思いますので、信頼できる2人はここでいいと思います。

片西選手は少なくとも59分前半、調子よければもっと行けると思いますし、アンカーとして充分役割を期待できる選手になってきていると思います。工藤選手が出雲でいつも以上に重かったのが心配ですが、連続して失敗する選手ではないと思いますので、しっかり区間トップに近い位置で走り切るかなと。

さて、それ以降の前半区間は、ちょっと変則的になります。2区加藤選手、3区下選手、4区堀合選手としました。出雲の調子なのであれば下選手2区となるのですが、加藤選手も暑さということなのであれば、それで主要区間を外すのもちょっと違うような気がします。ここは箱根駅伝1区を見据えて2区あたりには起用してみたいです。少し以前の西山選手のような起用の仕方になりますかね。

そして4区に堀合選手もポイントです。今年の箱根、出雲としっかり走っていますので、一度主要区間にトライしてほしい選手です。ロードが得意でしょう。そして、3区の繋ぎに下選手。2区と4区に育成の意味合いを込めてい居るので、その間をつないでもらう形ですね。それに順位を上げられる状況で力を発揮する選手のような気がしてきているので。昨年の出雲もそんな感じでした。ひとまず上位の流れに留まるか。

5区からは色々起用してみたい選手もいますが…箱根駅伝への布石も考えて、物江・山下・小原選手と予想してみます。物江選手は今年の冬からぐっと走力をあげてきた選手。途中で故障したようですが、それでも力はだいぶ戻ってきています。まずは比較的平坦な5区でロード力を磨いてほしい。

6区は長い距離中心で調整してきた山下選手。そんな中、5千14分一桁で大幅自己ベスト。結構バランスが取れたランナーになってきているのかも?昨年の片西選手コースで6区で満を持してデビューしてほしいです。

7区は前回出走の伊勢選手がいますが、出雲でしっかり走った小原選手はもう一度走ってほしいですかね。アンカー前ということで結構な役割ですが、1年生らしからぬ安定感もありますので、この区間でいいかなと思いました。


どうでしょうね。もう一度1区加藤選手もありかもしれませんし、2区下3区加藤選手4区片西選手と前半を固めてくるというオーダーもありかもしれません。その時は8区が堀合選手になりますかね。

メンバー的には充分に上位争いはできるメンバーのはずです。駒大は全日本駅伝は比較的得意なチームです。ここでしっかり成績を残すことが箱根駅伝に繋がっていくと思います。

hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。