続いて、前回箱根2区区間賞選手がついにエントリー!一気に表彰台まで駆け上がれるか!?
神奈川大学
出雲駅伝は6位だった神大。直前の記録会での好記録からするともう少しという評価もあるが、前年まで箱根シード権に苦しんでいたチームが、エース抜きで6位で粘ったという見方もできる。
全日本ではエースの鈴木健選手がいよいよエントリー。どこまで力が戻っているかは分からないが、ロードの強さは箱根2区で折り紙付き。主要区間のどこかで起用はあると思う。
続くのは山藤選手。今年の箱根1区でトップと数秒差で渡して以降、高いレベルでの安定感が増していて、出雲駅伝でもエースとして1区区間2位。頼もしくなってきた。
それから4年生に中堅選手が多い。インカレで活躍した鈴木祐・大塚選手は出雲で初めて主要区間を経験。終盤やや苦しい走りとなったが、一つ大きな経験をすることができた。また箱根9区を走っている大川選手も調子を上げてきてエントリーしそうだ。
あとは調子があがっている選手ということになりますかね。出雲を走った2年荻野・越川・宗選手、それから安田・安藤選手も力がある。また、最近3年多和田選手が1万29分04秒とチーム4番手となる自己ベスト。彼も起用してみたくなる選手だ。
まずは鈴木健選手がどこに入るのか予想したほういいかなぁと思いました。核が決まれば自然とオーダーが考えられるかなと。色々考えた末、4区かなと思いました。
長い距離で力を発揮するので2区は短い、8区だと出雲を見る限り7区までが心もとない、1区はエース起用するからには他校と差をつけられるくらい絶好調でないと…と思い、4区が一番アドバンテージが獲れるのではと配置してみました。
それに、1区は山藤選手がしっかり務めそうな雰囲気があるんですよね。全日本の1区は主力選手が集まる中、駆け引きも多いです。今の山藤選手なら色んな状況に対応できそうかなぁと。
間の2区3区は、出雲でも前半区間だった鈴木祐・荻野選手がいいと思います。ある程度いい位置でタスキが渡ると思いますが、しっかりと自分のペースを保ってまとめる走りができればなと思います。
5区以降は調子の上がっているランナーですかね。残っているメンバーでは、アンカーは関東ICハーフ入賞の大塚選手が適任かなぁ。出雲アンカーより自分の力が発揮できるかなと。
残る3区間はまずスピードのある越川選手が5区予想。4区鈴木健で流れが作れるので継続を。6区には出走すれば2年ぶり全日本となる多和田選手。1万の自己ベストを出した勢いもあるので3区間の中で一番長い6区を。
7区はいぶし銀の4年生のイメージがある区間なので大川選手が一番安心して見れそう。しっかり流れを継続してアンカーへ…
ただ、育成目的なのであれば他に2年生の選手を起用してみても面白いのですけどね。安田・安藤選手も大舞台を経験させたいし、最後の箱根前に枝村選手も一度は走ってほしかったり。それだけ神大も選手層が厚くなってきたということでしょうか。
ひとまずはエース抜きで6位に食い込んだ出雲駅伝から、エースを投入するであろう全日本。シード権以上の成績、表彰台の争いをしていきたいところ。出雲では接戦でちょっと弱い感じだったので、そのあたりの改善も大事になりそうだ。