箱根駅伝を中心に、
大学駅伝2025-2026振り返りと来年への展望を行います。
箱根駅伝で初の4年連続シード権を獲得した城西大の強さの理由、キムタイはなぜ、花の2区で区間記録を更新できたのか《酒井 政人》
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📎箱根駅伝の着用者が5年連続で増えているプーマ
📎城西大の主軸が正月決戦を振り返る…— JBpress – ニュースの真相と深層がわかる – 世界情勢・政治・経済・ビジネス (@JBpress) February 3, 2026
続いて、城西大学です。
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【大学駅伝2025-2026】城西大学~振り返りと次年度へ向けて
出雲駅伝2025
6位城西大学2時間10分41秒
| 区間 | 区間順位 | 名前学年 | 区間タイム | 通過順位 | トップ差 |
| 1区(8.0k) | 7位 | 柴田 侑③ | 23分47秒 | 7位 | 19秒差 |
| 2区(5.8k) | 5位 | 小林竜輝② | 16分29秒 | 7位 | 28秒差 |
| 3区(8.5k) | 1位 | V.キムタイ④ | 23分40秒 | 1位 | ‐5秒差 |
| 4区(6.2k) | 9位 | 小田伊織③ | 17分53秒 | 4位 | 28秒差 |
| 5区(6.4k) | 10位 | 大沼良太郎④ | 18分39秒 | 5位 | 1分09秒差 |
| 6区(10.2k) | 7位 | 斎藤将也④ | 30分13秒 | 6位 | 1分29秒差 |
全日本大学駅伝2025
9位城西大学5時間15分26秒
| 区間 | 区間順位 | 名前学年 | 区間タイム | 通過順位 | トップとの差 |
| 1区9.5㎞ | 15位 | 小田伊織③ | 27分45秒 | 14位 | 25秒差 |
| 2区11.1㎞ | 13位 | 小林竜輝② | 32分39秒 | 13位 | 1分52秒差 |
| 3区11.9㎞ | 2位 | ヴィクター キムタイ④ | 33分12秒 | 10位 | 1分23秒差 |
| 4区11.8㎞ | 10位 | 柴田 侑③ | 35分14秒 | 11位 | 2分44秒差 |
| 5区12.4㎞ | 10位 | 岩田真之④ | 37分03秒 | 11位 | 4分11秒差 |
| 6区12.8㎞ | 9位 | 大沼良太郎④ | 38分08秒 | 10位 | 4分57秒差 |
| 7区17.6㎞ | 16位 | 中島巨翔③ | 53分53秒 | 12位 | 8分24秒差 |
| 8区19.7㎞ | 5位 | 斎藤将也④ | 57分32秒 | 9位 | 8分33秒差 |
箱根駅伝2026
7位城西大学10時間46分17秒
| 区間 | 区間順位 | 名前学年 | 区間タイム | 通過順位 | トップ差 |
| 1区(21.3㎞) | 6位 | 柴田 侑③ | 60分51秒 | 6位 | 23秒差 |
| 2区(23.1㎞) | 1位 | V.キムタイ④ | 65分09秒新 | 1位 | ー43秒差 |
| 3区(21.4㎞) | 6位 | 小林竜輝② | 61分49秒 | 2位 | 58秒差 |
| 4区(20.9㎞) | 16位 | 桜井優我④ | 63分03秒 | 4位 | 3分24秒差 |
| 5区(20.8㎞) | 2位 | 斎藤将也④ | 69分28秒 | 5位 | 2分12秒差 |
| 6区(20.8㎞) | 9位 | 大沼良太郎④ | 58分52秒 | 5位 | 3分49秒差 |
| 7区(21.3㎞) | 4位 | 山中達貴④ | 62分58秒 | 5位 | 3分58秒差 |
| 8区(21.4㎞) | 13位 | 小田伊織③ | 65分26秒 | 6位 | 5分39秒差 |
| 9区(23.1㎞) | 6位 | 中島巨翔③ | 68分30秒 | 6位 | 6分31秒差 |
| 10区(23.0㎞) | 13位 | 岩田真之④ | 70分11秒 | 7位 | 8分43秒差 |
1区柴田選手…出だしが抜群だったのですよね。10㎞過ぎにレースが動いたときは第2集団だったのですが、その集団から神大・順大らと抜け出して8位争いに浮上。六郷橋以降は単独で前を追っていくと、第1集団から落ちてきた選手を拾っていき、最終的に区間6位でトップと23秒差の健闘。出雲1区でも健闘、距離不安がなくなった柴田選手が最高のスタートダッシュを決めました。
2区キムタイ選手…一気に史上最速の留学生へ。城西大初の留学生として迎え入れてついに最終学年。2年時に覚醒して出雲3区で3年連続区間賞、全日本駅伝も3区で2度区間賞を獲得していました。ただ、前回の箱根2区は思うように前を追えず、悔しい経験も。そこから、準備を重ねていたようです。
すぐに早大山口選手と並走すると、ハイペースを維持してじわじわと順位を上げていきます。権太坂までに2位争いに浮上すると、下り阪で一気にスパートをかけて、あっという間に中大に追い付いて先頭に立ちます。最後の坂もはるかに区間記録を上回るペースをキープ。65分09秒のスーパー区間新記録でトップ中継!史上最も早いタイムで箱根2区を駆け抜けました。
3区小林選手…よく粘りましたね。前年6区山下りで当時の1年生記録を樹立していた2年小林選手を、次年度エースといわんばかりに3区へ。しかもトップでタスキをもらいました。さすがに実力者の中大本間選手には抜かれますが、13㎞付近まで食い下がります。終盤も耐えて、駒大帰山選手らの追い上げをしのいで総合2位でタスキリレー。61分だの区間6位で上位の流れに乗って見せました。
4区桜井選手…前年9区区間賞で駅伝ファンを沸かせた桜井選手が、最終学年で初の往路へ。とはいえ、この1年はケガに苦しみ、何とか間に合ったところでした。前半は区間最下位に近い慎重な入りから、途中から上位の流れに食い下がる走り。区間16位ながら、大きくは落とさず、青学と並んで総合4位タイでのリレーとなりました。
5区斎藤選手…区間新記録宣言もあった2年連続5区斎藤選手。昨年は直前で熱発があった中で区間3位の走りで、自信はもちろんあり、また前哨戦の全日本8区は区間記録ペースでシード権を追いかけるも、残り3㎞足の痙攣で無念の失速。そういう悔しさも晴らす舞台の5区山登りになりました。
当時に走り始めた青学黒田選手にペースは速いと感じ、非常にゆったりとした平地の入り。登りに入ってからぐっとギアチェンジすると、一気に区間記録ペースに上がって、再び上位勢に迫っていきます。一時は区間記録確実なペースも、最後の下りで向かい風に苦しみました。とはいえ、69分28秒の区間2位。前が点々と見える往路5位でフィニッシュしました。
6区大沼選手…3大会ぶりに大沼選手が出走。当時は60分半ばの区間15位で後方との差を詰められていました。4年目になっていい練習ができているということで出雲・全日本と連続出走。自信を深めてのレースでした。上位の流れの中で負けない走り。58分52秒の区間9位は十分リベンジの範囲。5位をキープして襷リレーをします。
7区山中選手…ようやく箱根駅伝の出番が回ってきた選手ですね。トラックでは早くに台頭しエース候補でもあった選手。中々体調が噛み合わなかったですが、最後の最後に整いました。序盤に順大らに詰められますが、中盤からは寄せ付けない走り。62分台での区間4位激走、復路でも上位を走り続けます。
8区小田選手…2大会前当時1年生の時に8区を走った小田選手。この時は単独走に苦しみ区間下位へ。今年度は出雲・全日本駅伝で揉まれてからの参戦でした。勢いづいた順大には交わされますが、自分のペースをキープして走り続けます。遊行寺坂以降をまとめる走りで、区間13位なが65分26秒の好走。前が見る範囲で襷リレーします。
9区中島選手…前回10区で区間一桁の好走でシード権を守り切った中島選手が一回り成長、今度は復路エース区間9区に挑みました。前を走るペースも早く単独走になりましたが、後方の駒大を突き放す粘りの走り。終わってみれば68分30秒の区間6位と、前年の桜井選手のタイムを上回る激走でした。
10区岩田選手…長い距離を中心に確実に成長してきた3年岩田選手がアンカーへ。区間新ペースの駒大には交わされますが、自分のペースをキープ。区間13位ながら、70分11秒と十分な貯金をもって4年連続シード権のゴールへ。出雲・全日本では噛み合わなかった嘘のように、見事な継走でした。
来年度の戦力分析
≪箱根出走ランナー≫
1区6位柴田 侑③28分57秒46
3区6位小林竜輝②28分53秒24
8区13位小田伊織③29分04秒91
9区6位中島巨翔③28分40秒21
≪補欠≫
三宅 駿②28分40秒49
村木風舞②29分06秒29
熊井志岳③29分38秒69
河野世寿③29分50秒61
≪その他≫
橋本健市②28分50秒21
大場崇義②29分05秒15
津端英大①29分11秒12
田村亘之介①29分11秒12
村尾恭輔①half63分55秒
育成の城西大らしく、4年生の卒業者は毎年多いのですが、それでも箱根駅伝に向けては仕上げてくるのですよね。とはいえ、2区と5区の要の卒業者がいるので、現時点ではシード権争い候補の一校…というところでしょうか。
それでも往路高速化の中、見事に戦い切った柴田選手と小林選手、復路のエース区間で区間6位で走っている中島選手を、往路に並べれば、突破口は見えてきそうなチーム状況です。復路を走った小田選手も、もう一回り成長して4区か9区を担えればというところ。
補欠には、前回の箱根駅伝を走っている三宅選手が調子を戻しつつありましたし、村木選手は各記録会で好走し、箱根駅伝まであと一歩まで迫ったところです。
また、冬の間にそれ以外の選手の強化に成功していて、年末の早大記録会では、2年橋本選手が28分50秒のベスト、さらに大場・津端・田村選手が29分10秒前後にまとめています。メンバー外の選手ということなら、かなり走ったのではないでしょうか。橋本選手は、男女混合駅伝でも存在感を示していましたね。
留学生は新たにまた入学する模様。キムタイ選手のように1年時から即戦力として考えているわけではないけど、また2年時以降に味のある活躍をするでしょうか。日本人も5千m13分台のランナーの入学のうわさもあるとか。まずは全日本予選でどこまで戦えるか、力試しになります。
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