箱根駅伝2026(第102回)の16人エントリーが発表されました。
詳細まとめはこちら
以降、
1月2日(金)往路・3日(土)復路朝7時に、当日交代を含めて最終オーダー
1日最大4名、2日間で最大6名の変更が可能となっています。
このサイトでは、28日(日)までに、各大学の戦力分析と区間オーダーの予想を行っています。
ここ6年、優勝は2校だけ!やっぱり強いか!?
✅駒澤大学
✅青山学院大学
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
4点:主要区間で区間上位でいける選手
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
上位10名合計:点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)
【過去3年間成績】
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箱根駅伝2026【駒澤大学】戦力分析&区間オーダー予想も!
【#箱根駅伝】
希望区間は #山川拓馬 が「2区か5区」、#伊藤蒼唯 が「6区」。#佐藤圭汰 と #帰山侑大 は「2区」。それぞれの思いを語りました。3大会ぶり箱根駅伝優勝を目指す #駒澤大学 4年生「4本柱」への信頼と層の厚さで勝負https://t.co/QGXEL9BLea
— 4years. (@4years_media) December 19, 2025
11月以降の記録まとめ
10/26 国士館大記録会
10000m
3組
牟田凜太①29分18秒95
11/9 宮古サーモンハーフ
新谷倖生③63分00秒
小松 聖③63分27秒
11/16 上尾シティハーフ
桑田駿介②60分48秒
菅谷希弥②61分24秒
安原海晴③62分08秒
植阪嶺児③62分28秒
島子公佑③63分04秒
森重清龍④63分29秒
11/29 日体大記録会
10000m
11組
植阪嶺児③28分29秒30★
篠 和真①29分01秒62★
戦力分析
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
佐藤圭汰④27分28秒50/5千13分09秒45
≪25全7区3位、箱7区1位、24箱3区2位、23全2区1位、出2区1位、日本5千4位、22全2区2位、出2区1位≫
…駒大の大エース。5千m室内日本記録の13分09秒45、1万mも日本トップクラスの成績を持つ。駅伝男でもあり、下級生時は出雲・全日本2区で優勝を決定づける走りをしていた。怪我などもあったが、全日本7区長距離区間に登場し、区間3位とまずまず。距離も走り込んで箱根2区希望している?
山川拓馬④28分36秒98/61分25秒
≪25全8区3位、出6区2位、関東IChalf4位、箱5区4位、24全8区1位、出3区2位、箱4区6位、23全8区1位、出3区3位、関東IChalf2位、箱5区4位、22全4区1位≫
…駒大のロードエース。1年時の全日本4区区間賞デビューがまだだ鮮烈な印象。その後も出雲3区や全日本8区などで印象的な活躍が多い。箱根は1年時の5区で往路優勝のゴールテープを切ったが、2年時3年時は4区5区で不完全燃焼。最後の箱根は2区か5区か。
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
伊藤蒼唯④28分28秒15/61分16秒≪25全5区1位、出4区2位、箱6区2位、24全3区2位、出4区3位、23全5区2位、出4区3位、関東IC1万8位、箱6区1位≫
…過去2度の箱根6区山下りで好成績を上げているが、上級生になってからは平地で駅伝男となっている。昨年の全日本3区2位でゴボウ抜きを見せると、今年は全日本5区区間新で総合優勝を決定づける走りをしている。もし6区山下りなら56分台区間新が目標。
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
桑田駿介②28分12秒02/60分48秒≪25出3区9位、箱4区4位、24全2区17位、出1区6位、関東IC5千5位≫
…駒大の眠れるエース。今年は中々試合で力を発揮できないレースが続いていたが、上尾ハーフで久々に高パフォーマンスの60分48秒で走り切り、戦力に目処が立った。前回の箱根は当時1年生ながら4区4位、ポテンシャルは高い。
帰山侑大④28分58秒07/60分32秒
≪25全3区3位、出2区2位、関東IChalf1位、箱1区2位、24出2区4位、箱6区12位≫
…4年生の要の一人。佐藤選手が怪我がちになってから、前半区間を任されることが増えた。今年は関東ICハーフで優勝すると、出雲2区3位、全日本3区3位と上位への流れを作っている。
谷中 晴②/60分57秒
≪25全2区3位、出1区2位、箱3区6位、24全4区3位≫
…次期駒大のエース候補の一人。今年度の三大駅伝前半区間で流れを作る役割を担い、出雲1区2位、全日本2区3位の好成績。前回の箱根は、背中の痛みなどもあった中で3区6位と踏ん張っている。
4点:主要区間で区間上位でいける選手
安原海晴③28分45秒66/62分08秒
≪25全4区5位、箱8区4位、24全6区3位、関東IC1万≫
…安定の中堅格。前年度の全日本6区、箱根8区でまずまず前を追いかける走りをした。今年の全日本4区で初めて激しい流れの中に入り、遅れたが区間5位で踏ん張る走り。上尾ハーフで62分08秒と少しずつ階段を上がっている。
村上 響③29分13秒89/61分46秒
≪25全6区2位、箱9区5位、24全5区5位≫
…昨年の全日本駅伝で登場してから、中盤の区間を安定して走っている。前回の箱根前に上尾ハーフ61分46秒を出して箱根9区5位。全日本6区はトップで流れに乗って区間2位の成績を残している。
小山翔也③29分24秒72/62分38秒
≪25全1区4位、箱10区2位≫
…この世代元々実績が高かった選手。前回の大会前に調子を上げてきて箱根10区2位の成績で復路優勝を守り切った。今年は全日本駅伝1区に起用され、早い段階で臨戦モードへ。
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
植阪嶺児③28分29秒30/62分28秒
…今年の秋の成長株の一人。上尾ハーフで62分28秒と主力に食い下がると、11月末に28分29秒自己ベスト。16人のメンバーに滑り込んだ。
菅谷希弥②28分55秒55/61分24秒≪25出5区8位≫
…高校時代1万m28分台経験者、出雲駅伝5区に出走するも、後方からの追走に戸惑い区間8位。全日本は外れたが、上尾ハーフで61分24秒好成績。駅伝メンバーにもう一度名乗りを上げた。
坂口雄哉②29分24秒58/67分18秒
…夏合宿の評価がとても高かった選手で、ケガが無ければ出雲駅伝から出走していたと言われている。箱根駅伝でエントリー入りして、5区山登り候補の一人と言われている。
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
牟田凜太①28分54秒11≪25全国5区12位、24高校7区18位≫
…駒大牟田兄弟の弟さんがエントリーへ。夏前に1万m28分台を達成、10月末にも1万m29分18秒とまずまず安定している。
篠 和真①29分01秒62≪24高校4区4位≫
…高校時代実績があるルーキーの一人。秋口まで中々調子が上がってこなかったが、11月末に1万m29分01秒のベスト、駅伝メンバーに名を連ねた。
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
新谷倖生③29分19秒62/63分00秒
…昨年も箱根エントリーされ9区に入っていた選手。今年は宮古サーモンハーフで63分00秒の成績でエントリーへ。
森重清龍④/62分51秒
…昨年からハーフマラソン63分付近で安定している選手。上尾ハーフも63分29秒、2年連続で箱根エントリーへ。
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
上位10名合計:50点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)
【過去3年間成績】
101回総合2位
100回総合2位
99回総合1位
全日本駅伝で久々に総合優勝!昨年度は、主力が抜けた中で負けて強しの三大駅伝2着でしたが、ブレーキなかったら優勝のチャンスがあった場面もありました。今年は出雲駅伝で3区と5区のブレーキに泣いて、総合5位となりましたが、カンフル剤となりました。全日本駅伝は、5区伊藤選手で抜け出すと、7区復活の佐藤選手で独走態勢へ。後方に2分以上差をつけての優勝で、俄然箱根駅伝への士気が高まります。
復活した佐藤選手は、スタミナが積めたとして箱根2区を希望。実際に走るかどうかは別にしても、充実した状況で出場できそうな雰囲気、同じく2区と5区希望のロード型の4年生山川選手らどちらが走っても攻撃的な2区にできそう。これに、各駅伝前半区間で流れを作っている帰山選手に、中盤区間で飛び道具の役割を担っている伊藤選手の4年生4人集が非常に強いです。
これに層は厚い3年生が上がってきましたね。前年度はメンバー勝ち取って満足していた面があったそうですが、今年は攻めの駅伝へ。安原選手が全日本4区何とか食いついて、箱根9区10区で繋いだ村上・小山選手も全日本駅伝で流れを繋ぐことができています。これに持ちタイム上では植月選手が追いつきかけていて、いい感じになっています。
カギを握るのが2年生の成長。谷中選手が競り合いの強さを発揮して、出雲1区・全日本2区でいずれも好ダッシュとなる走り。前回の3区は万全ではなかったそうなので、調子のいい谷中選手の箱根はどうか。そして、悩めるエース候補桑田選手は、上尾ハーフで60分台、ようやく高い出力ができたようで、ほっとしたところ。ポテンシャルは往路でもやれます。全日本駅伝からさらにプラスアルファがあるということで、総合優勝を狙うオーダーを考えてみましょう。
区間オーダー予想
1区(21.3km)谷中 晴②/60分57秒
2区(23.1km)山川拓馬④28分36秒98
3区(21.4km)佐藤圭汰④27分28秒50
4区(20.9km)桑田駿介②28分12秒02
5区(20.8km)坂口雄哉②29分24秒58
6区(20.8km)伊藤蒼唯④28分28秒15
7区(21.3km)帰山侑大④28分58秒07
8区(21.4km)安原海晴③28分45秒66
9区(23.1km)村上 響③29分13秒89
10区(23.0km)小山翔也③29分24秒72
1区谷中選手…一時は全日本1区務めた小山選手で乗り切れれば2区以降楽にオーダーが組めるなぁと思っていましたが、1区が読みづらい。出し惜しみしない方がいいと思い、流れを作り続けている谷中選手で、どういう展開になってもほぼトップ付近で繋いでもらえるようにするのがいいと思います。
2区山川選手…箱根2区はおそらく山川選手だと思います。佐藤選手の2区も駅伝ファンとしてみてみたいですが、藤田監督は今後のマラソンランナーに2区と託すと思います。前半からある程度行くこともできて、アップダウンもいける。前年の65分台ランナーに重なる部分があります。楽しんで好記録を出してほしい選手。
3区佐藤選手…3区か4区か、差を付けられるのは4区なのかなと思いつつも、2年時以上の走りを期待して3区佐藤選手へ。あの時は、佐藤選手で抜け出せば何とかなるの雰囲気でしたが、佐藤選手以外にも強い選手が多く出てきました。あくまで流れをさらに加速させていく3区佐藤選手。
【箱根駅伝】駒澤大・佐藤圭汰「もう本当に陸上辞めたいな」“絶対的エース”の苦難の道のり 復活を支えた同期の言葉|日テレNEWS NNN https://t.co/SQkSub5Dw2
— stg(宗太郎峠) (@soutarou_t) December 27, 2025
4区桑田選手…この選手が成長しているなら自信をもって4区へ。前年1年生ながら61分24秒の区間4位で走り切り、高いポテンシャルを披露しました。その後、結果を残そうと焦っていましたが、全日本外れて吹っ切れましたかね。これならいい流れで昨年の区間へ。練習は継続できていますし、60分台の良い流れで山へ入れると思います。
5区坂口選手…彼がどのくらいいけるか。夏合宿の練習は主力を通じても一番高いレベルでできていたそうで、出雲駅伝から出走するものと思われました。直前で怪我があり、走るなら箱根直行ルートになっていました。豊富な練習量が積めているなら大丈夫。ただ、総合優勝に向けて70分台はいきたい。
6区伊藤選手…5区を主力選手以外でいくなら、6区山下りは駅伝は飛び道具として扱われている4年伊藤選手がいいと思います。前年勝負をかけて投入され57分38秒の区間2位も青学が一枚上手。勿論研究して、56分台はノルマとして準備はしていると思います。この区間でどこまで前に行けるか。
7区帰山選手…前回箱根駅伝1区を務めて、出雲2区・全日本3区を務めている帰山選手を7区にする予想。6区7区まとめて勝負して、一気に単独先頭へ立っていく予想です。強豪校など優勝を狙うチームは、復路の2区として主力選手の投入が増えてくるのかなと思います。区間記録はともかく61分台は十分射程圏内のはず。
8区安原選手…ここからは、昨年と同じ3年生リレー。安原選手は、全日本4区のような前半から行く区間も経験して、一回り成長しています。昨年は7区である程度追い上げていた中で8区を任されましたが、今年はどういう位置になるか。64分31秒からの短縮も楽しみです。
9区村上選手…ここも楽しみですね。前回の9区は、僅かにあった総合優勝に向けて攻めていく走り、権太坂・横浜駅前まで区間トップのタイムでした。その中で69分04秒でまとめていたところ、今年は上積みで68分台は最低限で行けるかなと考えます。トップを走っているなら、十分務まると思います。
10区小山選手…上尾ハーフ60分台の菅谷選手と揺れたなぁ…。ただ、2度駅伝を走りどちらも堅実にまとめていた小山選手が最終的に2年連続アンカーを走ると思います。安定していますし、万が一のラスト勝負の時も結構末脚切れる選手と言うのも分かっています。総合優勝絡んでいたら、相手は嫌だと思います。
——
もし2区佐藤5区山川選手の時も考えておいたほうがいいのでしょう。その場合は、3区帰山選手で7区小山選手、10区に菅谷選手か。それか伊藤選手を3区にして、6区は…新谷選手あたり??
まとめ
・山は新人か経験者か!
・全日本駅伝、差をつけての総合優勝!
駒大はやはり4年生のチームですね。ロードのエース山川選手がついに花の2区か、それともスピードエースの佐藤選手がまさかの登場になるのか、ここは総合優勝争いの前に個人としても楽しみなところ。
これに駅伝で飛び道具になっている伊藤選手に、前半区間を任せられる帰山選手と4年生4人が本当に強い。これに次のエース候補と言える桑田・谷中選手が食って掛かる勢いで、3年生も安原・村上選手ら充実しています。
あとは山区間になりますかね。経験者に山川・伊藤選手がいますが…どちらかは新戦力で走りそうな雰囲気。5区候補村上選手らの名前もあがりますが、このあたりのバランスとれたオーダーになっていくかどうか、総合優勝に向けて大事になるのかなと思います。
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箱根駅伝2026【青山学院大学】戦力分析&区間オーダー予想も!
2度目の3連覇へ青学大・原晋監督「輝け大作戦」! 出雲、全日本経て「強い覚悟がチームに芽生えた」/箱根駅伝
原監督は「順調にチームが上昇傾向になっています」と手応えをにじませた。#箱根駅伝 #青学大
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11月以降の記録まとめ
U20日本選手権5000m
4位石川浩輝①13分48秒21
7位前川竜之将②13分52秒52
8位松田祐真①13分58秒60
11/9 世田谷246ハーフ
佐藤愛斗②61分57秒
平松享祐③62分04秒
中村海斗③62分08秒
鳥井健太③62分23秒
熊井渓人③62分25秒
榅山一颯①62分32秒
遠藤大成②63分13秒
11/9 宮古サーモンハーフ
折田壮太②62分51秒
船越 碧②63分02秒
神邑亮佑①63分05秒
11/9 国士館大記録会
4組
上野山拳士朗①13分52秒93★
11/22 MARCH対抗戦
3組
上野山拳士朗①28分20秒82★
佐々木大輝③28分26秒34★
船越 碧②28分37秒68★
4組
黒田朝日④27分37秒62★
折田壮太②27分43秒92★
宇田川瞬矢④27分49秒90★
飯田翔大②27分51秒51★
佐藤愛斗②27分55秒93★
佐藤有一④28分07秒75★
荒巻朋熙④28分08秒26★
鳥井健太③28分10秒02★
平松享祐③28分25秒01★
前川竜之将①28分36秒55★
遠藤大成②28分39秒12★
小河原陽琉②28分42秒40
黒田 然②28分47秒65
中村海斗③28分49秒40★
神邑亮佑①28分53秒72
熊井渓人③29分10秒70
榅山一颯①29分21秒25
戦力分析
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
黒田朝日④27分37秒62/61分39秒
≪25全7区1位、出6区1位、日本IC1万3位、箱2区3位、24全4区1位、出3区3位、関東IC1万3位、箱2区1位、23全2区2位、出2区1位、関東IC3障2位、22関東IC3障3位≫
…青学大の大エースで大黒柱。2年時からほぼずっと主要区間で走り続けて、5度の区間賞獲得、そして区間3位以内は外していないランナー。今年の出雲と全日本は6区と7区でチームを鼓舞する区間賞、全日本は区間新だった。その後も、1万m27分37秒ベストと順調、最後の箱根路は2区で前人未到の65分切りも視野に入る。
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
折田壮太②27分43秒92/62分51秒
≪25出2区10位、関東IC5千6位、24全3区5位≫
…青学大の眠れるエース。2度目の駅伝の今年の全日本2区で失速してしまい全日本は欠場。箱根で走れるにはこれしかないと宮古サーモンハーフ優勝すると、MARCH太鼓須円で27分43秒見事に持っていたモノを発揮。覚醒した状態で箱根に挑めるか。
宇田川瞬矢④27分49秒90/62分20秒
≪25全3区7位、箱1区10位、24出4区5位、関東IC1500m2位、箱10区2位、23関東IC1500m1位、22関東IC1500m2位≫
…関東IC1500m3年連続表彰台など、青学大のスピードスター。2年時に箱根アンカーで優勝のゴールテープを切っている。今年の箱根1区は、脚の状態が思わしくない中で区間10位で繋いだ。全日本駅伝3区は追いかける展開で区間7位に留まったが、MARCH対抗戦で一気に27分台ランナーへ。戦える状態になった。
飯田翔大②27分51秒51/63分18秒
≪25全6区1位、出3区10位≫
…青学大の期待のエース候補。駅伝デビューとなった出雲3区は下位の流れの中で区間10位となったが、6区に配置された全日本駅伝は後半見事なスピードアップで区間新で区間賞。1万mも27分台に突入し、一躍主役候補になってきた。
4点:主要区間で区間上位でいける選手
佐藤愛斗②27分55秒93/61分57秒
…前回の箱根駅伝出走メンバーをギリギリまで争った選手。ここまで駅伝出場はないが、世田谷246ハーフ61分台で全体2位、1万m27分台で一気に主力格に。箱根は10区希望だが果たして。
佐藤有一④28分07秒75/63分53秒≪25全5区4位≫
…前回から箱根6区の補欠としてメンバー入りした選手。今年の全日本5区を出走し区間4位で追い上げムードを作った。MARCH対抗戦も出場し、28分07秒の大幅ベストで箱根も出走メンバーに食い込みそう。
荒巻朋熙④28分08秒26/63分11秒
≪25全2区10位、24箱1区9位、23全6区3位≫
…青学大のユーティリティープレイヤー。2大会前の箱根駅伝1区で高速集団にチャレンジし、区間9位ながら前と僅差で繋いでチームの総合優勝に貢献。それ以来となった全日本2区はスピード負けしたが、MARCH対抗戦28分08秒と仕上がってきた。箱根は1区希望。
平松享祐③28分25秒01/62分04秒
…1年時から主力候補として期待されている選手。世田谷246ハーフで62分04秒の自己ベストを出して箱根出走候補へ。9区を希望している。
小河原陽琉②28分37秒01/62分14秒
≪25全8区7位、出1区6位、関東IC1500m2位、箱根10区1位≫
…前回当時1年生ながら箱根アンカーに抜擢され区間賞で、優勝のゴールテープを切った選手。出雲1区を走るなど、割とどこでも走れる。全日本8区では、一旦抜かれた相手を抜き返す根性を見せた。
塩出翔太④28分55秒81/61分54秒
≪25全4区7位、出5区1位、関東IChalf6位、箱8区1位、24全8区15位、関東IChalf6位、箱8区1位≫
…青学大のスタミナエース。箱根駅伝8区で2年連続区間賞を獲得して、チームの総合優勝に貢献してきた。今回は前哨戦から登場し、出雲駅伝で5区区間賞を獲得している。
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
鳥井健太③28分10秒02/62分23秒≪23出5区10位≫
…2年前の9月絆記録会で5千m13分30秒台を出して出雲駅伝5区を走っていこう、中々駅伝を走る機会が得られていない選手。今年は世田谷246ハーフで62分23秒ベストを出すと、MARCH対抗戦で28分10秒と出走できる力を付けてきた。
上野山拳士朗①28分20秒82
≪25全国5区32位、24高校1区32位≫
…無印からエントリーを果たした1年生。11月記録会で5千m13分台を出すと、MARCH対抗戦28分20秒で、唯一最終組以外から選ばれた。箱根5区希望?
中村海斗③28分49秒40/62分08秒
…今年の成長株の一人、世田谷246ハーフで62分08秒のチーム3番手にまとめて、一躍出走候補へ。
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
遠藤大成②28分39秒12/63分13秒
…世田谷246ハーフ63分13秒、MARCH対抗戦28分39秒と安定感ある成績でまとめ、16人に滑り込んできた。
石川浩輝①5千m13分48秒21≪25全国4区3位、24高校7区1位≫
…高校駅伝で7区区間賞の実績を持って入部。10月U20日本選手権で5千m13分48秒のベストを出して以降、試合出場が無い。
松田祐真①5千m13分58秒60≪25全国5区9位、24高校3区4位≫
…高校駅伝上りの区間で3区4位の成績を持って入部。U20日本選手権5千m自己ベストを出して以降、試合出場が無い。
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
上位10名合計:46点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)
【過去3年間成績】
101回総合1位
100回総合1位
99回総合3位
さすがに今年は凌ぐ1年かと思われた。選手層は熱いものの、大量に卒業生がいて、特に山タイトルホルダーが2人卒業した。夏前まではシード権争いと言われ、出雲駅伝は流れに乗れず総合7位だった。ですが、全日本駅伝で総合3位に浮上すると、MARCH対抗戦で1万m27分台~28分一桁へ。やはり箱根仕様にしていたと思わされる結果。監督は「山に自信あり」と士気が上がってきた。
大黒柱は4年黒田選手。全日本7区区間新・MARCH対抗戦27分37秒からして、前回の箱根2区65分44秒は、同じ気象条件なら十分短縮可能。65分前半、いや、夢の64分台??2区を終えて青学大がトップに立っていることは、普通にありそう。
それ以外の選手が少し駅伝力に差があるかなぁと思われますが、走力面はかなり埋まってきています。時期エース候補として入学時から期待が高かった折田・飯田選手が1万m27分台を出してついに覚醒、走力をもって箱根往路か。さらにスピードスター宇田川選手に、まだ駅伝未出走の2年佐藤選手が27分台、走力が高い選手が増えてきましたね。
その他にも、全日本駅伝5区初デビューの4年佐藤有選手が28分07秒、ユーティリティープレイヤーの荒巻選手も完全復活の28分08秒と記録工場が凄い。ロードで強いイメージの鳥井・平松・小河原選手、箱根2年連続8区区間賞の塩出選手も控えていて、青学大伝統の箱根駅伝タイプの選手もそろっている。
監督は、「山は1年生」と話があったが、実際無印の1年生がエントリー。U20日本選手権5千m以降試合出場が無い石川・松田選手に、MARCH対抗戦唯一最終組以外で選ばれた上野山選手と、色々と仕掛けてきそうな雰囲気もある。3連覇へ向けて、オーダーを考えたい。
区間オーダー予想
1区(21.3km)宇田川瞬矢④27分49秒90
2区(23.1km)黒田朝日④27分37秒62
3区(21.4km)折田壮太②27分43秒92
4区(20.9km)飯田翔大②27分51秒51
5区(20.8km)石川浩輝①5千m13分48秒21
6区(20.8km)佐藤有一④28分07秒75
7区(21.3km)荒巻朋熙④28分08秒26
8区(21.4km)塩出翔太④28分55秒81
9区(23.1km)佐藤愛斗②27分55秒93
10区(23.0km)小河原陽琉②28分37秒01
1区宇田川選手…希望者も候補者も多いですが、どうやらスピードスターから覚醒しつつある宇田川選手の2年連続1区で予想。1万m27分台と、昨年とはけた違いに状態がいいと思います。区間記録のようなペースになっても、ペースの上げ下げの展開でも、宇田川選手ならトップ付近で持ってくるかと。
2区黒田選手…もうまずは総合優勝というよりも、個人のSHOWとして楽しめそうな黒田選手。腕時計は付けずに感覚で走って、2年時3年時と結果を残しているのは凄いですよね。走力がさらに上がっているのは間違いないので、どのくらいのタイムで走り、どの位置で青学大の襷を渡すか、楽しみです。
箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」
前回は従来の区間記録を5秒更新する1時間5分44秒をマーク。2年連続の7人抜きで3位まで順位を押し上げている。#箱根駅伝 #黒田朝日
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3区折田選手…大事になってくる区間。青学大がいい時は、この3区や4区で想像以上の走りがあります。今回は、もう1万m27分台の走力をもって押していきましょう。出雲の失敗から、ついに覚醒し始めた折田選手がスピードをもって3区を突っ走ってもらう。ポテンシャルで言えば60分台出せるはずです。
4区飯田選手…もう一人27分台に乗った2年生飯田選手を続けます。全日本6区区間新は、後半も上がり続けてるように見えるくらい、他の選手と力の差があったような形です。堂々往路4区を担えるのではないでしょうか。この2人が頼もしくなったら総合優勝を狙えるのですよ。3区4区まとめての攻め区間として認識できます。
5区石川選手…山は1年生を仄めかしていて分からないですねぇ。山登りの方で新しい選手を配置してくると見ます。高校駅伝3区4位の松田選手も候補ですが、春の高校伊那駅伝で上り区間を担当している石川選手とみます。ちなみに前任者の1年時の記録は70分46秒。監督の自信からすると超えてくるのでしょう。
6区佐藤有選手…山下りは満を持して4年生佐藤選手が登場すると思います。全日本5区に出走したのは、ここが初駅伝にならないようにするためかな…なんて思いましたが、区間成績もMARCH対抗戦も主力と言って申し分のない成績でした。前任者のタイムにどこまで近づけるか、となってくるでしょう。
7区荒巻選手…非常に迷ってユーティリティープレイヤーの荒巻選手をここへ。層の暑さは4強はっきりいって変わらないです。そのため、この7区に主要選手を強豪校は置けると思います。荒巻選手は単独でも走れるので、他強豪校が仕掛けても、がむしゃらに全力を出し切れると思います。ここで相手にリードさせないのがポイントです。
8区塩出選手…ほかの選手も考えつつも塩出選手を信じるのではないかと思います。出雲駅伝5区区間賞を獲りましたが、全日本4区はうまく絞り出せず。ですが、遊行寺坂の攻略は誰よりも心得ています。後半に爆発して、63分台区間新までいってもらおうじゃないですか。
9区佐藤愛選手…アンカー希望…ですが、正直11月の大会の結果からすると往路も本気で考えました。1万m27分台を保持している2年佐藤選手を自然にこの9区に配置することができますね。世田谷246ハーフで61分台が出せるなら、この区間67分台は十分にターゲットにできるでしょう。
10区小河原選手…出雲駅伝では1区、全日本駅伝8区アンカー、この選手もユーティリティープレイヤーですよね。今年のチームならもう一度アンカーで活きましょう。単独で追いかけることもできますし、もし競っていれば関東IC1500m決勝のスピードも
あります。この選手なら、再び総合優勝のゴールテープを切ってくれるでしょう。
まとめ
・2年折田&飯田選手の覚醒でエース力補う
・5区6区を高いレベルでまとめられれば今年も
やっぱり最後は青学大となるのでしょうか。黒田選手は個人として前人未到の領域にチャレンジすることになると思います。勿論彼で前に出るだけでは勝てません。折田・飯田・佐藤愛選手と次を担う2年生の世代が、ここにきて1万m27分台。自信をもって強豪校に挑めるでしょう。
5区と6区の穴をどうするかという課題もありましたが、「トータルで1分程の差」くらいには収まるとのこと。6区前回補欠だった佐藤有選手がどこまで仕上がるか、5区山登りは1年生とのことですが、果たしてどこまで。
出雲・全日本駅伝の成績や駅伝経験の少なさも合って、他の3強よりは点数は僅かに低いですが、これを青学大が超えてくるのかどうか。初箱根の選手も多い中で、それでも総合優勝するなら、青学メソッドはマジもんです。
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コメント
駒澤ファンです。
山川選手が2区を走るか、5区を走るかで区間配置が全く変わってきますよね。
山川選手が2区を走る場合、5区坂口選手、6区伊藤選手、8から10を安原選手、村上選手、小山選手、菅谷選手の調子の良い選手3人になるのかなと思います。あとは、1.3.4.7に佐藤選手、帰山選手、桑田選手、谷中選手をどう当てはめるかなんですよね。今までの調子、成績を考えオーソドックスに組めば桑田選手が復路7区かな思いますが、藤田監督は来季のエース候補って言ってますし、往路に来る可能性もあるんですよね。
そうなると最終的な予想は管理人さんと同様になるかもしれません。