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[18][19]箱根駅伝2026(第102回)【國學院大/中央大】戦力分析&区間オーダー予想も!

箱根駅伝2026(第102回)の16人エントリーが発表されました。

詳細まとめはこちら

2026年1月2日(金)3日(土)に、箱根駅伝2026が行われます。 その16人エントリーが、 2025年12月10(水)に行われます。...

以降、

12月29日(月)に区間エントリー発表

1月2日(金)往路・3日(土)復路朝7時に、当日交代を含めて最終オーダー
1日最大4名、2日間で最大6名の変更が可能となっています。

このサイトでは、28日(日)までに、各大学の戦力分析と区間オーダーの予想を行っています。

初優勝か!?30年ぶりか!?
✅國學院大學
✅中央大学

です。

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本サイトで戦力分析に、独自のランキングを使用しています。

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手

5点:エース区間で区間中位以上いける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数

はっきりとした分け方はなく、
・過去の駅伝実績
・1万mなどの持ちタイム
・ここ数か月の大会の成績
などから、主が総合的に独断で判断しています。

ご了承ください。

ページコンテンツ

箱根駅伝2026【國學院大學】戦力分析&区間オーダー予想も!

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11月以降の記録まとめ

11/15 日体大記録会
6組
岡村享一②28分40秒97★
7組
辻原 輝③28分33秒30
尾熊迅斗②28分35秒45★
飯國新太②28分39秒28★

11/16 上尾シティハーフ
青木瑠郁④60分45秒
野田顕臣①61分29秒
嘉数純平④61分30秒
吉田蔵之介③62分01秒
浅野結太②62分26秒
児玉虎太郎③62分27秒
山田雅貴③62分39秒
永田智基③62分39秒

11/22 MARCH対抗戦
野中恒亨③27分36秒64★

11/30 小江戸川越ハーフ
3位岡村享一②62分52秒

戦力分析

7点:エース区間、山で貯金が望める選手
野中恒亨③27分36秒64/60分54秒
≪25全3区1位、出3区2位、関東IC5千5位、箱1区6位、24全5区1位、出4区1位、関東IC1万10位≫
…昨年度の駅伝で彗星のごとく現れた駅伝男。出雲・全日本とも繋ぎ区間区間賞で総合優勝に貢献すると、今年は一気に留学生レベルのパフォーマンスを披露。出雲駅伝で3区複数留学生がいる中で区間2位、全日本駅伝も3区1位でいずれも優勝戦線にチームを浮上させた。その後、八王子LDで1万m27分36秒の大幅ベスト、箱根は2区か3区で駅伝男となるか。

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
青木瑠郁④28分02秒00/60分45秒
≪25全7区9位、出1区5位、箱4区2位、24全2区7位、出1区3位、関東IC1万8位、箱3区4位、23全5区3位、出2区8位、関東IC5千5位、箱1区12位、22全5区1位、出1区7位≫
…國學院大のスピードエース。1年時から全日本駅伝で区間賞を獲得すると、ここまで三大駅伝すべて走って、主に前半区間で区間3位前後の成績を取り続けている。箱根は1区と3区と4区を走っている。アップダウンは苦手と言いつつ前回は4区2位。全日本7区で気負って失速するも、上尾ハーフで鬱憤を晴らすように60分45秒のナイスパフォーマンス。

5点:エース区間で区間中位以上いける選手
上原琉翔④28分16秒76/60分30秒
≪25全8区4位、出6区4位、箱9区6位、24全8区9位、出5区1位、関東IC1万9位、箱5区17位、23全3区3位、出1区3位、関東IC1万、箱7区6位≫
…國學院台の大黒柱。どの区間でも走れる器用さがあるが、ここ最近は終盤の要の区間での登場が多い。3年時は出雲5区区間賞で抜け出すと、全日本ではアンカー決戦を制した。今年の出雲もアンカーで優勝のゴールテープを切っている。ハーフの力もあり学生ハーフ60分30秒の記録でユニバ代表に選出されている。

高山豪起④28分25秒72/61分42秒
≪25全4区2位、出5区2位、関東IChalf5位、箱5区14位、24全4区4位、関東IChalf3位、箱10区10位、23全4区4位、出5区4位、関東IChalf7位、箱8区13位≫
…國學院大のスタミナエース。関東ICハーフで3年連続入賞し、主に中盤以降の区間で結果を残していて、さらにフルマラソンでも2時間8分台の記録をすでに出している。今年は出雲5区で単独走の強さを出して区間2位、全日本駅伝4区も集団を引っ張り続けて区間2位。箱根ではなぜかうまくいっていないが、往路で十分やれる走力がある。

辻原 輝③28分27秒93/60分51秒
≪25全2区9位、出4区1位、関東IC1万7位、箱7区2位、24全3区3位、出3区4位、関東IChalf7位、箱4区4位、23関東IC5千11位≫
…國學院だの中軸を担い続けている選手。入学当初から箱根4区を希望していて、1年時から4区抜擢され区間4位、2年時はチーム事情で7区に回り区間2位の好成績。今年は出雲駅伝で4区を走り、一気に突き抜けて総合優勝に貢献。スピード一辺倒の全日本2区でうまくいかなかったものの、箱根に向けて期待値が高いのは変わらない。

4点:主要区間で区間上位でいける選手
尾熊迅斗②28分35秒45/61分46秒
≪25全1区3位、出2区6位、関東IC5千14位、24関東IC1500m7位≫
…1年時から関東ICで戦っていくスピードを有していて、今年の秋満を持して大学駅伝デビュー。出雲2区でうまく繋いで総合優勝に貢献すると、全日本1区もラストの争いについて区間3位の走り。学生ハーフで61分台の経験もある。

飯國新太②28分39秒28/61分51秒≪25全5区2位≫
…1年時も箱根エントリーしていて出走が期待されていた選手。その後学生ハーフで61分51秒の好走で期待されていた。全日本5区でデビューして、区間2位で走りきった。

嘉数純平④28分40秒16/61分30秒≪25箱6区16位、24全1区2位、23全6区5位≫
…過去3度大学駅伝での出走がある選手。前年度は全日本1区2位の好走で、箱根も1区候補になるも、故障者の影響で、6区山下り代打出走となった。今年は駅伝走れてないが、上尾ハーフで61分30秒の好走。

髙石 樹①28分57秒49≪24高校1区3位≫…前回の高校駅伝で、キャップを反対に被って区間3位好走した選手。駅伝デビューはできていないが、かなりいい練習ができているという。ここまでは全日本4区当日変更要員。

吉田蔵之介③29分04秒52/62分01秒≪25箱10区3位、24箱9区7位≫
…過去2度復路終盤の区間を走っていて、スタミナ自慢の選手。前回は何とか間に合った形だったが、早大とのアンカー決戦を制して、総合3位のゴールテープを切った。直近、上尾ハーフ62分01秒ベスト。

野田顕臣①29分08秒36/61分29秒≪24高校4区1位≫
…前年の高校駅伝4区1位の好成績を引っ提げて入部。その後も1万mで堅実にまとめていたが、学生ハーフで61分29秒のビッグパフォーマンスで一気にエース候補へ。箱根初優勝へ向けてのプラス戦力に。

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
浅野結太②28分51秒33/62分26秒≪25全6区4位≫
…10月の世田谷記録会で1万m28分51秒の自己ベストを出して、全日本駅伝6区で駅伝デビューを果たした。その後、上尾ハーフで62分26秒の好走を見せた。

岡村享一②28分40秒97/62分52秒
…秋の成長株の一人。11月に1万m28分40秒のベストを出すと、小江戸川越ハーフで62分52秒好走で16人メンバーに割って入った。

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
鼻野木悠翔②29分06秒84/66分39秒
…夏前の記録会で1万29分06秒の好記録を出して出雲メンバーへ。惜しくも走れなかったものの、出雲駅伝後の記録会で好走している。以降、レース出場はなかったが、箱根にエントリーされた。

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
後村光星③28分30秒39/63分43秒
≪24関東IC1万11位、箱6区10位、23全1区6位≫
…1年時から箱根山下り候補に挙がって、その時は区間10位で乗り切った。2年時の箱根前から故障が多くなり、試合出場が少なくなっていたが、それでも箱根駅伝にエントリーされた。

永田智基③29分20秒05/62分39秒
…10月レガシーハーフで64分少し、さらに上尾ハーフで62分39秒とギアチェンジして、16人エントリーに入れた。

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数

上位10名合計:48点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)

【過去3年間成績】
101回総合3位
100回総合5位
99回総合4位

 出雲駅伝は見事な連覇!前年のチームが良かったという評価を覆しました。3区野中選手が覚醒し留学生にも負けない走り。エース区間も走れる辻原選手らが4区以降に控えていて勢いで抜け出しました。対して全日本駅伝は4位へ。2区辻原選手が失速、3区野中4区高山選手で突き抜けられず、気負った7区青木8区上原選手が失速してしまいました。それでも、ハーフマラソンの距離なら今年の國學院大は強い。

 すでに飛び道具として、駅伝ファン認知の野中選手は1万m27分36秒までベストを伸ばしています。上りは苦手と公言しますが、果たして2区も?それならスピード区間の印象のある青木選手も、上尾ハーフで60分45秒のパフォーマンス。スイッチが入ったようで往路どの区間でも行けそうです。

 これに2度の大学駅伝優勝のゴールテープを切っていて、勝負勘の高い上原選手に、スタミナだけでなくスピードでも押せるようになった高山選手らロードで高い力を持つ上級生が集まりました。箱根4区希望の辻原選手も、調子によっては箱根2区も考えられます。この5人がまずはジョーカーになってくると前田監督は仰ります。

 ですが、平地は彼らだけではなくなってきました。出雲2区・全日本1区を担当した2年尾車選手、全日本5区6区で駅伝デビューを果たした同学年飯國・浅野選手がいます。さらに上尾ハーフ61分半の4年嘉数選手に、さらにルーキー野田選手も走り切り、一気に群雄割拠へ。これに、箱根9区10区を務めている3年吉田選手も調子を上げてきています。

 ここ最近苦手としている山も、山登りで若手で候補がいるという話があり、どうやらルーキー髙石選手になってくるか。山下りは2大会前下っている後村選手や、勢いのある2年生あたりから選手が出てくるかも。選手層が厚くなってきていて、序盤を乗り越えられれば、どこからでも攻められるのかも。オーダー予想します。

区間オーダー予想

1区をどうするか本当に悩みました。全日本1区でまとめた尾車選手にするか、それとも攻めていき5本柱から投入していくか…。最終的に3区で前に出ることを考えました。

1区(21.3km)青木瑠郁④28分02秒00
2区(23.1km)上原琉翔④28分16秒76
3区(21.4km)野中恒亨③27分36秒64
4区(20.9km)高山豪起④28分25秒72
5区(20.8km)髙石 樹①28分57秒49

6区(20.8km)鼻野木悠翔②29分06秒84
7区(21.3km)辻原 輝③28分27秒93
8区(21.4km)飯國新太②28分39秒28
9区(23.1km)嘉数純平④28分40秒16
10区(23.0km)野田顕臣①29分08秒36

1区青木選手…少し勿体ないですが、上尾ハーフで61分きりを果たした青木選手を1区投入すると見ます。他強豪校を見ると2区に特化した強い選手がいますので、1区でも前に出るくらい攻めた方がいいと思います。青木選手から仕掛けるかどうか他校の動きを見てですけれど、六郷橋から思い切ったスパートができれば。

2区上原選手…色々な選手を考えたうえで、大黒柱の上原選手を2区にした方が戦いやすいのではと考えました。出雲6区・全日本8区の起用を見ると、次は当然箱根2区かなと思います。全日本8区では追い上げる展開で後半腹痛がありましたが、1区から先頭付近の流れなら変わってくると思います。前回2区選手の記録を超えて66分前半といきたい。

3区野中選手…前哨戦2つの駅伝は、野中選手がいずれも3区で大幅に着順を上げたことは非常に大きかったと思いまず。出雲は流れを作り、全日本は挽回する形になりました。この3区野中選手で大きくポジションを上げる、もしくは先頭を奪う形にしたい。狙って60分切りの領域行ければ、見えてきます。

4区高山選手…今年は往路で起用してみたい選手。過去は8区と10区と5区とタフな区間を担ってきました。全日本4区ではスピードで推す走りができていたと思います。少し前の青学吉田祐選手みたいに、アップダウンを苦にせずガンガンいく走りができるのではと思います。60分台で走れる素養はできているように思います。

5区髙石選手…5区山登りで出会いがあったという前田監督。國學院大はここ数年区間二けたが続いていて、総合優勝争いに加われなかったのですが、1年生が解決するでしょうか。適性もあり、出場していない出雲・全日本の間もいい走り込みができていたそうです。70分台、いや、それ以内まであっていいのでしょうか。

6区鼻野木選手…後村選手もエントリーされていて迷いましたが、これまたスピードのありそうな鼻野木選手で予想します。夏前にもいい記録を出していて、出雲駅伝はギリギリのところで補欠に回って記録会で走っていました。その後の試合出場が無いので、候補の一人と見ます。いきなり58分台などがあってもいいかなと感じます。

7区辻原選手…出雲駅伝では4区で優勝の決定打となる区間賞の走り、全日本駅伝ではスピード区間の経験も積みました。希望の4区とは裏の7区になりますが、こちらも大事。山が終わって流れがどうなっているか分かりませんが、前回も区間2位。大きく切り込んでいける区間です。

8区飯國選手…10番目の争いはし烈を極めていますよね。吉田選手らもいますが、全日本5区で一つ経験を積んだ飯國選手が8区を走ると思います。駒大には抜かさられましたが、少しの間食らいついて、競っていた大学には勝っています。粘りも必要な8区で力を発揮出来たら。

9区嘉数選手…長い距離を好走した選手はまだ残っていますね。上尾ハーフ61分台組から、上級生の嘉数選手が復路のエース区間9区に入るのではと思います。昨年は急遽6区でしたが、元々1区の予定で力はあります。前哨戦を走らなかったことで長い距離の練習も詰めているのでここで勝負。

10区野田選手…高校時代に実績はあったとはいえ、上尾ハーフ61分29秒の記録はびっくり!明らかに全日本の8人より、箱根駅伝の10人は國學院大強いと思います。野田選手がアンカーなら68分台、1年生記録を更新しさらに区間記録に近づくことはできると思います。総合で強いと思います。


 これで、往路は尾車選手、復路は吉田選手がリザーブになってくるのでしょうか。スピードは凄いですね。ただ、1区尾車選手だった場合、高山選手を9区に残すことができるので、これも面白い。要3区野中選手で先頭に立てるかどうかだと思います。

まとめ

・野中選手が飛び道具、平地待望のエース
・苦手だった山登りで出会いがった
・2区を誰が担うか、平地はどこも攻めれる

 出雲・全日本駅伝では野中選手が、留学生をもしのぐレベルでの走りをして、完全に駅伝男という立ち位置に。出雲駅伝連覇は本当に大きいし、箱根駅伝でも初優勝の可能性を感じさせてくれます。

 さらに苦手だった山登りも出会いがあったということで若い選手が、練習に打ち込んでいますし、11月の記録会では、上尾ハーフでエース格の青木選手が60分台の好タイムで優勝、61分台でメンバー外の選手が入ってくるので、ハーフマラソンのレベルは相当高いものがあります。

 あとは箱根2区が誰になるか。先の野中・青木選手でもいいですし、アップダウンやロードの力はある上原・高山・辻原選手らが候補に挙がってきます。いずれもハーフマラソンを走れば60分台あたりで走ってくるでしょう。監督は1区2区3区でまとめて考えておられるようなので、3区終了時でトップに立てるか。初の総合優勝に向けて、まずは条件になってきそうです。

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箱根駅伝2026【中央大学】戦力分析&区間オーダー予想も!

11月以降の記録まとめ

11/9 宮古サーモンハーフ
辻  誉①63分52秒

11/16 上尾シティハーフ
白川陽大④61分34秒
折居幸成④62分45秒

11/22 八王子ロングディスタンス
岡田開成②27分37秒06★
本間 颯③27分45秒05★
吉居駿恭④28分32秒82

11/22 MARCH対抗戦
3組
田原琥太郎②28分28秒11★
吉中祐太④28分37秒05
鈴木耕太郎③28分37秒51★
佐藤 蓮③28分38秒27★
辻  誉①28分43秒39★
4組
藤田大智③27分40秒50★
溜池一太④27分52秒18★
濵口大和①27分53秒85★
並川颯太②28分08秒56★
佐藤大介②28分10秒82★
三宅悠斗①28分11秒74★
七枝 直②28分15秒58★
柴田大地③28分47秒65★

戦力分析

7点:エース区間、山で貯金が望める選手
溜池一太④27分52秒18/63分18秒
≪25全8区2位、出3区7位、全予4組4位、関東IC5千4位、箱2区9位、24全1区20位、関東IC1万4位、箱1区19位、23全4区3位、出5区3位、箱1区4位、22出5区2位≫
…中央大のエースで大黒柱。今年箱根2区トップでタスキを受け取ると、区間9位ながら66分39秒の好走でトップをキープした。今年は関東IC5千m4位、全日予選4組4位とおおむね好調。全日本8区はオーバーペース気味に先頭を追いかける展開で区間2位、安定感がさらに増している。

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
岡田開成②27分37秒06/61分11秒
≪25全7区6位、出1区1位、全予4組11位、箱7区7位、24全2区6位、予24位、関東IC5千6位≫
…中央大将来のエース。もうエース級。出雲駅伝では見事なロングスパートで1区1位好スタートを切って著しい成長を見せた。全日本駅伝7区は、同期のライバル相手に空回りしてしまったが、直後の八王子LDで27分37秒の高パフォーマンスを見せて、改めて成長を感じさせた。箱根は4区か7区あたり希望か。

吉居駿恭④27分44秒48/63分45秒
≪25全2区2位、出4区7位、全予2組1位、箱1区1位、24全7区14位、箱7区1位、23全1区3位、出3区11位、日本5千、箱4区5位、22全3区8位、出6区4位≫
…中央大はスピードエース。前回の箱根駅伝は1区で、兄貴と同様に飛び出していく展開で、区間記録には及ばなかったものの、後方に着差を付けて区間賞、流れを作ることに成功した。今年の駅伝は全日本2区区間2位ながら、見事なラストの切れ味を見せて、チームをトップに引き上げる走りを披露。箱根は、1区か7区かで監督が考えている模様。

本間 颯③27分45秒05/62分45秒
≪25全1区9位、出6区10位、箱3区1位、24全3区6位、23全5区5位≫
…昨年の成長株。全日本3区スピード区間に対応すると、MARCH対抗戦で1万m27分台、箱根3区で歴代に残る60分16秒断トツの区間賞を取って見せた。今年は秋口はもう少しだったものの、MARCH対抗戦で27分45秒ベスト、調子を上げてきた。

5点:エース区間で区間中位以上いける選手
藤田大智③27分40秒50/63分21秒
≪25全3区4位、全予3組2位、箱10区4位≫
…前回の箱根アンカーを走ってから急成長した選手。全日予選はハイペースとなった3組で2位の好走を見せると、本戦ではスピードエース区間3区を走って区間4位。安定してハイレベルのパフォーマンスを繰り出していて、チームの要に。

4点:主要区間で区間上位でいける選手
濵口大和①27分53秒85/≪25出2区11位、24高校1区4位、IH5千7位・1500m2位≫
…高校時代からトラック・駅伝で高パフォーマンスを見せている怪物級ルーキー。秋口までは調子が上がらず、出雲駅伝2区先頭でタスキを受けるも大きく順位を落としてしまった。ここでスイッチが入り、MARCH対抗戦で1万m27分53秒の高パフォーマンス。一気に主力になった。

並川颯太②28分08秒56/61分38秒≪24予126位、関東IC5千20位≫
…2年生世代期待されている選手の一人。前回の箱根駅伝10区候補に上がりながら、惜しくも走れず。なかなか主要大会出走機会が訪れない中、MARCH対抗戦で1万m28分08秒ベスト、今回も出走候補に。

佐藤大介②28分10秒82/61分26秒
≪25全6区3位、出5区3位、全予1組3位、関東IC1万7位、箱根8区20位、24全6区7位、予47位≫
…長い距離が得意な選手で、酷暑だった昨年のy疎遠でも47位で走り切っている。今年になってさらに安定感が増して、出雲駅伝では5区3位と低調だったチームで気を吐いて、全日本も6区3位でまとめた。前回体調不良で最下位だった箱根のリベンジの準備は十分。

白川陽大④28分45秒07/61分34秒
≪25箱4区9位、24予17位、関東IChalf3位、箱9区16位、23関東IC1万16位≫
…長い距離が得意な選手で、過去2度の駅伝は9区と4区と主要区間でまとめる役割を担っていた。今年の上尾ハーフで61分34秒の高パフォーマンスを見せて、他スピードエース級とは違う路線からメンバー入りを狙う。

柴田大地③28分47秒65/61分41秒
≪25全4区1位、24日本3障2位、関東IC3障2位、箱10区9位≫
…3000m障害で学生上位の実力をもちながら、箱根駅伝10区の経験もある選手。今年全日本4区先頭争いを制しての区間賞と、再び勢いに乗り始めた。希望区間は1区と話しているが果たして…。

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
三宅悠斗①28分11秒74
≪25全5区3位、全予2組5位、全国5区3位、24高校4区2位、IH5千11位≫
…高校時代から駅伝で実績があり、高校4区2位、全国駅伝はあの早大2人に次いで区間3位に入っている。全日予選からレギュラーに抜擢されると、本戦のメンバーにも抜擢。1万28分11秒も今後に向けて楽しみ。

七枝 直②28分15秒58/63分17秒
…期待のホープの1人、出雲駅伝でギリギリまで6人目を競っていた。レガシーハーフで63分17秒出走後、1万m28分15秒自己ベスト。箱根こそ出走メンバ0に絡んでいきたい。

吉中祐太④28分23秒21/60分45秒
≪25全予3組18位、関東IC5千14位、箱9区8位、23全6区4位、関東IC5千8位≫
…前回の箱根9区は悪い流れの中区間8位でまとめると、学生ハーフで60分45秒好記録を出した。その後、中々状態整わなかったが、MARCH対抗戦で1万m28分37秒、なんとか間に合うか。

佐藤 蓮③28分38秒27/65分35秒≪25関東IC5千11位≫
…1年時から箱根6区山下り候補でメンバー入り。まだ駅伝出場はないが、今年は5千m13分42秒、1万m28分38秒と大きくベストを更新している。

辻  誉①28分43秒39/63分52秒≪25全国1区16位、24高校1区19位、IH5千9位≫
…高校時代からインターハイなどで活躍があった選手。秋に宮古サーモンハーフ63分52秒で走り切ると、MARCH対抗戦1万m28分43秒、16人に食い込んできた。

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
折居幸成④29分40秒12/62分45秒
…長い距離一点に絞って強化を続けていて、上尾ハーフ62分45秒の成績。実績は少ないが箱根5区候補になっている。

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数

上位10名合計:49点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)

【過去3年間成績】
101回総合5位
100回総合13位
99回総合2位

 1万m27分台10人まではいかずとも、上位10人平均が27分台となった中央大。出雲駅伝は、夏合宿の疲れが抜けず1区岡田選手以外は主力選手が動けず、でしたが全日本駅伝は2区吉居選手で先頭争いに加わると、最後は溜池選手が頑張って総合2位へ。その後、1万m27分台~28分台一桁ラッシュ、夏の疲労が取れて、本来の力が出始めています。

 4年生エースがやはりまずは主役。特に溜池選手は2区固定で考えられていそう。前回も66分39秒では走っています。全日本8区は57分少しで走るなど、やはり力はありますので、もうひと押しがあるか。吉居選手は前回その溜池選手にトップで襷リレー。1区で飛び道具か、監督が重視する7区で稼ぐ役割になるか、その時次第になりそうです。

 これに主力選手のレベルが上がってきていますね。前回3区断トツで区間賞本間選手は、徐々に上がってきてMARCH対抗戦で再び27分台で臨戦態勢へ。成長目覚ましいのが前回復路の3年藤田・2年岡田選手で、岡田選手は出雲1区ロングスパートを決めて区間賞、藤田選手は全日本3区で首位争いを展開しました。この5人のうち、一人は復路に回って計算だ。

 新しい戦力も出てきていて、出雲・全日本ともに区間3位でまとめている2年佐藤選手に、全日本4区区間賞で名を上げた3年柴田選手、期待のルーキーは濵口・三宅選手MARCH対抗戦でともに好走していて、記録会堅実な並川選手、さらに前回4区の白川選手が上尾ハーフ61分台と力をつけて復調。中堅層のレベルアップがありました。

 これに山下りが自信があるみたいで3年佐藤選手がいざ出陣と言う形、山登りは70分~71分ほどということで、ここは比較的凌ぐ形ですが、それでも昨年以上では走ってくるでしょうか。他、前回9区吉中選手に、出雲駅伝あと一歩出場だった七枝選手らがいます。30年ぶり総合優勝を目指せるオーダーを考えてみます。

区間オーダー予想

7区に吉居・岡田選手を置いてくるかどうか悩みつつ、正攻法…かな?

1区(21.3km)吉居駿恭④27分44秒48
2区(23.1km)溜池一太④27分52秒18
3区(21.4km)本間 颯③27分45秒05
4区(20.9km)岡田開成②27分37秒06
5区(20.8km)折居幸成④29分40秒12

6区(20.8km)佐藤 蓮③28分38秒27
7区(21.3km)濵口大和①27分53秒85
8区(21.4km)佐藤大介②28分10秒82
9区(23.1km)藤田大智③27分40秒50
10区(23.0km)白川陽大④28分45秒07

1区吉居選手…最終的に吉居選手が一番適任かなと思います。27分台を出した濵口選手で2区に繋ぐことも考えましたが、やはり他の強豪校の1区は読みにくいなと思います。区間記録に近いペースで進むことも、スローもどちらもありますが、どちらの展開でも区間賞を狙っていくことを考えると思います。

2区溜池選手…ここだけ不動のようですね。前回も2区で66分台で走っている溜池選手が、さらにパワーアップしている形。全日本8区で単独走攻めの走りでの好走は次につながると思います。少なくとも66分前半、それよりタイムを短縮することができれば次につながります。

3区本間選手…前回3区60分16秒の断トツ区間賞で、2位以降を大きく突き放した鮮やかな走りがまだ残っていますね。往路優勝を夢見ました。秋口は、例年以上の走り込に身体が重かったようですが、涼しくなってきて切れ味が戻ってきたようですね。うまく調整できれば、59分台突入してのトップ通過も見込めますね。

4区岡田選手…今年の大きな成長株ですね。出雲駅伝でロングスパートをかけての見事な1区区間賞で大きく名を上げました。全日本7区はその疲労と気負いがありましたが、八王子LDで27分37秒の高パフォーマンス。これなら、往路で稼いでいく形が取れそうな気がします。タフな展開でも走れていますし、4区が適任かなと思います。

5区折居選手…1万m27分台の続出で沸く中、泥臭く練習を積んで5区山登りにかけている折居選手。ハーフ62分台まで乗ってきましたので、監督の言う「70分~71分程」ところ5区本命とみます。本人も「中大記録の70分36秒なら」という話。平地区間最強布陣にするため、ここは凌ぐ区間。

6区佐藤蓮選手…1年時から候補になっていた佐藤蓮選手が、満を持して6区山下りを務めると思います。平地も5千m13分42秒、1万m28分38秒まで伸ばしてきました。この走力なら58分台以内、さらにもっとつめていってもいいと思います。5区6区トータルでしっかりと首位固めといきたい。

7区濵口選手…監督は再三再四7区を攻め区間にしたいと話していました。力のある上級生を配置するかは何とも言えないですが、1万m27分台ランナーを自然に配置することは出来そうです。一気に目覚めた怪物旧ルーキー濵口選手が、そういう走りをしてくれるかもしれません。

8区佐藤大選手…平地の走力が高い選手で5区山登りを担うとすると彼なのかなと思っているのですがどうでしょう?平地を走れる選手は他にもいますが…。とはいえ彼が8区を再び走るのなら、区間賞レベルの走りをしてくるのではないでしょうか。今年の走力なら遊行寺坂を苦にしないかなと。

9区藤田選手…前回10区好走して以降、ずっと高いレベルで安定している藤田選手を、復路のエース区間9区に残しておきます。27分40秒まで自己ベストを短縮してきていて、はっきりいって往路でも走れます。こういう選手が9区に残っているのであれば、67分台は狙っていけると思います。

10区白川選手…最後の区間に、スタミナ型の選手を残してくるのかなぁと想像します。9区や4区も経験し、ハーフマラソン61分台の力をつけてきている選手です。先頭で襷をもらったなら、68分台以内で突っ切ってゴールすることができると思います。これなら、平地区間のほとんどで攻めることができるのではないでしょうか。


 あとは7区を攻め区間にしたいとなると、1区に藤田選手か濵口選手あたり担う形になるのでしょうか。それはそれで吉居駿選手が絶好調の状態で7区に入ることになると思いますが…いかに往路から突っ走ることのほうが大事な気もします。

まとめ

・1万m27分台ランナーを復路に残せる布陣
・5区は凌いでいく区間になっていくのか
・6区7区で先頭に立てれば、スピードで圧倒も

 持ちタイムと実績はかなりのものになってきましたね。例年より夏合宿を積んだおかげで、11月になってからチーム全体ぐっと力をつけてきていて、1万m27分台が続出、復路に自然に入っているような布陣になります。

 正攻法なら、前回1区区間賞の吉居選手が1区、溜池選手と本間選手の2区と3区も変える必要がないでしょう。4区は2年生になって一気に主軸になった岡田選手が担うのが自然です。復路にも、他27分台藤田・濵口選手に、それに準ずる佐藤選手ら多くの選手が高いレベルで走れそうです。

 山登りにも主軸を置くのか、それとも専用の練習を積んできているランナーにしてくるのか。昨年の選手起用を見ると、今年もその作戦をとってきそうな雰囲気も??いずれにせよ、平地区間をスピードで圧倒する作戦、今度こそ全力でやれるかもしれません。

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