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[1]箱根駅伝2026(第102回)【関東学生連合】戦力分析&区間オーダー予想も!

箱根駅伝2026(第102回)の16人エントリーが発表されました。

詳細まとめはこちら

2026年1月2日(金)3日(土)に、箱根駅伝2026が行われます。 その16人エントリーが、 2025年12月10(水)に行われます。...

以降、

 12月29日(月)に区間エントリー発表

1月2日(金)往路・3日(土)復路朝7時に、当日交代を含めて最終オーダー
1日最大4名、2日間で最大6名の変更が可能となっています。

このサイトでは、28日(日)までに、各大学の戦力分析と区間オーダーの予想を行っています。

まずはルール改革で良きメンバーに!
関東学生連合

になります。

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本サイトで戦力分析に、独自のランキングを使用しています。

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手

5点:エース区間で区間中位以上いける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数

はっきりとした分け方はなく、
・過去の駅伝実績
・1万mなどの持ちタイム
・ここ数か月の大会の成績
などから、主が総合的に独断で判断しています。

ご了承ください。

ページコンテンツ

箱根駅伝2026【関東学生連合】戦力分析&区間オーダー予想も!

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戦力分析

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手

5点:エース区間で区間中位以上いける選手
川崎 颯③(筑波大)28分32秒10/62分20秒≪25予19位、24予173位、23予173位≫
…一気に筑波大のエース格選手になった選手。1年時2年時予選は173位の成績だったが、今年丸亀ハーフで62分43秒で走ると、箱根予選でさらにタイムを短縮して予選19位。その後1万m28分32秒大幅ベストを出した。

4点:主要区間で区間上位でいける選手
古橋希翁③(駿河台大)28分19秒45/62分13秒
≪25全1区7位、予15位、全予4組35位、24予315位、箱3区18位、23予63位、全予4組33位、関東IC5千16位≫
…駿河台大の大エース候補。2大会前の1年時に破婚3区を経験し18位の成績を残している。しばらく不振があったが、今年秋に完全に脱出。箱根予選で15位と好成績を残し、選抜で全日本1区を経験している。

秋吉拓真④(東京大)28分45秒62/61分38秒
≪25予12位、関東IC1万12位、箱8区7位相、24予77位、関東IC5千14位、23予54位、22予345位≫
…昨年の学生連合で8区を走り区間7位相当の健闘で話題になった東大生ランナー。連合のルールの改正で、2度目のチャンスが巡り、今年は予選12位の快走。今回の学生連合の、予選成績ではトップになっている。

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
大島史也④(法政大)28分10秒01/62分49秒
≪25予32位、全予4組19位、関東IC5千7位、24出1区9位、全予1組12位、23出2区9位、全予3組10位≫
…法政大のスピードスター。全日予選や出雲駅伝で活躍し、今年の関東IC5千では7位入賞している。長い距離は未知数で、箱根駅伝は未経験だったが、最後に連合という形でチャンスが巡ってきた。

染谷雄輝④(日本薬科大)28分38秒95/62分54秒
≪25全2区17位、予36位、予3組23位、関東IChalf9位、24予203位、23予284位、22予160位≫
…2年時まで育英大に所属していたが、途中で日本薬科大に移籍して箱根を目指した経緯がある。最終学年の今年は関東ICハーフや全日予選などで活躍。チームでの箱根は惜しくも叶わずも連合でチャンスがきた。

大湊柊翔③(明治大)28分39秒15/62分54秒
≪25予46位、24予168位、全予3組24位、箱1区8位、23予60位≫
…明大のエース候補の選手。2大会前の1年時の箱根で1区区間8位の好成績を残している。その後怪我等で足踏みが続いていたものの、今年の予選46位に入り復調傾向。MARCH対抗戦で28分台の成績を残している。

上山詩樹③(専修大)28分44秒27/61分41秒
≪25予63位、全予4組32位、箱3区12位、24予26位、全予2組21位、関東IC5千20位≫
…専修大来季の大エース候補。トラックを中心に2年時あたりから台頭してきて、酷暑だった昨年の予選で飛躍して26位。箱根はスピード区間3区を走り区間12位と他校相手に戦い切った。今年は直前に初1万m28分台をマークした。

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
佐野颯人③(武蔵野学院大)28分45秒93/63分12秒
≪25予51位、24予157位、23予308位≫
…武蔵野学院大の日本人エース。昨年11月に5千m13分55秒のベストを出すと、今年は長い距離も対応。予選63分12秒の51位で走ると、11月は1万mで2度28分台で走り切って見せた。

髙橋歩夢③(明治学院大)29分26秒67/63分19秒
≪25予72位、24予127位、23予216位≫
…明治学院大で確実に成績を積み上げてきた選手。今年の男鹿駅伝で、アンカーを走り、立大原田・青学佐藤愛選手らを抑えて区間賞を獲得している。今年の予選で初めて二けた順位の72位で走破した。

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
横尾 皓④(芝浦工業大)28分36秒97/64分16秒
≪25予141位、23予140位、全予3組24位、関東IC5千、22予157位≫
…芝浦工大のスピードスター。下級生の頃から関東IC5千mを走るほどだった。予選の成績は150位前後と長い距離は得意ではなかったが、直前の記録会で1万m28分36秒ベストを出した。

本多健亮(M2)(東京大大学院)29分18秒13/63分42秒
≪25予111位、23予223位、22予298位≫
…今年も東大大学院生からメンバーが選出。大学2年時は箱根予選標準の1万m34分切りが精一杯だったが、コンスタントな走り込みで着実に成長。今年1万m29分18秒の好成績を残すと、予選111位の成績。16人に食い込んだ。

光安航希④(亜細亜大)29分25秒33/63分44秒
≪25予91位、24予320位≫
…今年大きくブレイクした亜大の4年生の選手。関東IC5千mに出場したことはあった以外は、4年夏まで大きな実績はなかったが、今年の予選で91位健闘。1万mベストも25秒程更新してきた。

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
山中寿世夢③(国士舘大)28分50秒90/64分47秒
≪25予200位、全予3組24位、24全予2組37位≫
…国士大の来年のエース候補の一人。全日予選で2度走っていて、今年は高速となった3組で24位とまとめている。箱根予選はうまく上がれず200位も、11月日体大で2度1万m28分台を出している。

会田昊生③(上武大)29分33秒16/64分45秒
≪25予196位≫
…上武大の主力選手の一人。箱根予選の196位は、チーム内留学生に次いでのチーム2番手。その後1万m29分33秒ベストを更新して、順当に選ばれた。

相川正樹②(平成国際大)29分46秒65/63分59秒
≪25予114位、24予224位、関東IC3障≫
…平成国際大の主力選手。関東IC3障で出場経験があるが、長い距離も積み上げてきた。昨年の224位から114位にぐっと浮上、秒差でメンバー争いを勝ち取った。

柿内心温②(拓殖大)30分25秒78/64分09秒
≪25予130位、24予169位≫

上位10名合計:30点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)

【過去3年間成績】
101回16位相当
100回–(編成なし)
99回19位相当

 今年から、ルールが変わった関東学生連合。これまでは、予選落ちチームの箱根未経験者のチーム最上位者のみだったのが、出場回数1回までの選手・11位から20位は、出場1回までで誰が選出してもいい、残り6枠は21位以下のチームの上位選手と変わりました。このため、予選日本人トップ10に入っている選手が複数人入り、1万mの上位平均も10番前後と、例年よりメンバーが集まっています。

 さらに、今回監督を務める法政大坪田監督が面白い基準を設けています。

〈1〉予選会の個人ハーフマラソンの成績
〈2〉予選会のチーム成績
〈3〉11月~12月の1万メートル
〈4〉12月中旬に行われる5キロ走3本の練習。
https://hochi.news/articles/20251209-OHT1T51244.html

 とても分かりやすく、実力者が選ばれる基準になっていて、選手からもいい反応だそうで、監督が毎年変わる学生連合でも、使えるのではないかとも思える基準です。今回のルールで、予選11-20位から選ばれている選手が、12月10日に判明したため、急いで、<3>直近の1万mをまとめてみました。

11/15-16 日体大記録会
10000m
山中寿世夢③28分50秒90★ 国士舘大
横尾 皓④28分56秒29 芝浦工業大
5000m
川崎 颯③13分42秒99★ 筑波大
横尾 皓④13分53秒35★ 芝浦工業大
相川正樹②14分28秒99 平成国際大

11/22 MARCH対抗戦
大島史也④28分32秒47 法政大
大湊柊翔③28分55秒48 明治大

11/29 日体大記録会
川崎 颯③28分32秒10★ 筑波大
横尾 皓④28分36秒97★ 芝浦工業大
染谷雄輝④28分45秒63 日本薬科大
佐野颯人③28分45秒93 武蔵野学院大
古橋希翁③28分57秒03 駿河台大
山中寿世夢③28分59秒68 国士舘大
光安航希④29分25秒33 亜細亜大
会田昊生③29分33秒16★ 上武大
髙橋歩夢③29分29秒68 明治学院大
相川正樹②29分46秒65 平成国際大
柿内心温②30分25秒78★ 拓殖大

12/7 東海大記録会
本多健亮(M2)29分35秒44 東京大大学院
秋吉拓真④29分41秒90 東京大

 <3>が終わった時点での上位10名の選手は、法大大島、筑波大川崎、日薬大染谷、専大上山、明大大湊、駿河台大古橋、芝工大横尾、武蔵学大佐野、東大秋吉、明学高橋の10名、次点で国士大山中選手が続いていると思われます。最後の<4>5㎞×3本がどうなるか分からないですが、基本的に追いすぎないように14分30秒以内なら満点だそうです。ここからそれほど変わらないのでは、と思いながら予想してみます。

区間オーダー予想

 ある程度メンバーが固まりつつある中、山登り・山下りは、果たして誰になるのでしょうか。

1区(21.3km)大島史也④(法政大)28分10秒01
2区(23.1km)川崎 颯③(筑波大)28分32秒10
3区(21.4km)秋吉拓真④(東京大)28分45秒62
4区(20.9km)古橋希翁③(駿河台大)28分19秒45
5区(20.8km)染谷雄輝④(日本薬科大)28分38秒95

6区(20.8km)横尾 皓④(芝浦工業大)28分36秒97
7区(21.3km)大湊柊翔③(明治大)28分39秒15
8区(21.4km)佐野颯人③(武蔵野学院大)28分45秒93
9区(23.1km)上山詩樹③(専修大)28分44秒27
10区(23.0km)髙橋歩夢③(明治学院大)29分26秒67

1区大島選手…今回の連合のメンバーで1万m持ちタイムトップの法政大大島選手を1区予想。5千m13分30秒台とスピードはあったものの、なかなか長い距離への対応に苦戦して、箱根駅伝は走れていませんでした。今年チームが次点となるも、箱根予選は62分台にまとめまずまず。その後のトラックもまとめました。単独走より、集団で走る1区が適任でしょう。持ち前のラストスパートを生かせる展開になれば面白い。

2区川崎選手…箱根予選19位の好結果を残し、その後に5千m13分46秒・1万28分32秒と大幅ベストを更新して絶好調の筑波大川崎選手が華の2区になると予想。筑波大の選手は、覚醒してくると本当にロードで強くなってくる印象があります。大エース不在のチームではあるので、だれか悩むところですが、適任は彼になるのではとみます。

3区秋吉選手…もう一度、連合で走る機会に恵まれた東大秋吉選手。しかも予選で個人12位と大幅に走力アップ、なんと予選の成績でいうと秋吉選手がトップになるんですね。1区や2区も考えましたが、前回は8区である程度自分のペースで突っ込んでいっているのですよね。それなら裏となる3区がよさそうな気がします。2区までは良くても混戦の中だと思いますので、この区間からもう一度流れを作っていく形になれば。

4区古橋選手…駿河台大の来季のエース古橋選手も往路になってくるのかなと思います。2大会前にチームで箱根3区を走っていますが、今年になって素質が開花してきたのではないかなという活躍ぶり。箱根予選15位の成績だけでなく、選抜で走った全日本駅伝でも1区好走しています。十分往路のスピード展開にも対応する力はあると思います。

5区染谷選手…高校時代から1万m30分半ば、育英大入学当初からロードで注目していた選手。日本薬科大に途中で日本薬科大に移りましたが、その後も成長を続けていて、ついに最終学年で連合入りへ。長い距離対応はまずまず早かった中、1万m28分38秒のベスト。総合力がついてきたということで、5区山登り予想としました。選抜で全日本2区に出場していますが、タフな区間のイメージです。

6区横尾選手…今回は直前までメンバーが決まらなかったこともあり、山希望の選手の情報が少ないのですよね。きっと国士館大の横田選手が選ばれると思いきや、違う選手が選ばれましたので…。分からないですが、トラックのスピードが得意で上位10名に入っている芝浦工大の横尾選手で。予選チーム2番手も直前1万m28分36秒ベストで選出されています。横尾選手もチームも上向きの中、いい復路の出だしになれば。

7区大湊選手…今回の連合は復路にもスピードランナーが残るんですね。やっぱり選手層が厚い。2大会前明治大で箱根1区を走っている大湊選手を復路の2区に起用したい。あの箱根以来足踏みもありましたが、今年の予選46位で走り切り、1万m28分台も出せるようになってきました。復路で何とかスピード面も対応が利けば好成績残せると思います。

8区佐野選手…この区間にも1万m28分45秒のスピードがあるランナーを置ける選手層が、今回の連合にはあります。武蔵野学院大の日本人エースとして、一人とびぬけていた佐野選手が3年生にして箱根駅伝の切符がつかめそうな位置にいます。今回のメンバーでは、予選の15㎞以降のアップダウンに対応したメンバーの一人にもなりますので、遊行寺坂の8区もこなしていけると思います。

9区上山選手…勝負の復路のエース区間、昨年専修大のチームで3区を走り、区間12位と好走している3年上山選手を、ここに残す余裕があります。今年の予選も二けた順位で走り、直近は初の1万m28分台も達成。昨年以上の状態なら、3区と同じ下り基調の9区で区間一桁相当を狙えるのではと思っています。繰り上げも気にしつつ本当に全体的に攻めていける印象です。

10区髙橋選手…10番目は明学大髙橋選手と国士館大山中選手が争っていますかね(東大秋吉選手もギリギリですが、最後の<4>は実力で大丈夫とみる)。山中選手は1万m28分台ですが、予選の成績では髙橋選手が上位ですので、何とか髙橋選手が勝ち取れるかどうか。髙橋選手自身は1年時の予選から、216位→127位→72位と着実に順位アップ。今年夏前の男鹿駅伝では、青学佐藤愛選手らを抑えて7区区間賞もあり。長丁場ならという選手だと思います。

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まとめ

・やはりメンバーは充実。復路にも1万m28分台で攻め
・2区を67分台以内で乗り切ることができれば
・山登り山下り誰になるのか注目

 今年の改革でメンバーが整いましたね。特に出場1回までにしてるのは戦力としてもプラスですし、未経験者だけで並べてただ走るだけになってしまうよりずっといい経験をチームに持ち帰ることはできるのではないでしょうか。

 予選10位台の東大秋吉・筑波川亜紀・駿河台大古橋選手の3名が基本的に2区で争って、これにずば抜けてスピードのある法大大島選手がいいスパイスになるかもしれません。いつも往路から勝負になってませんでしたが、今年は2区で67分台ではカバーできるかもしれません。このくらいでいければ、往路で流れに乗り送れずに走れると思います。

 山登りと山下りの人選が誰になるかは分からないところがありますが、この2区間が何とか区間15位相当以内でまとめることができるか。復路もかなりスピードランナーを投入して追走していくことができると思います。強い選手もいながら、まだ箱根未出場の日本薬科・芝浦工大・武蔵野学院大の選手らもいますので、純粋に楽しみになってきますね。


コメント

  1. なかじ より:

    連合チームは結束できるかが鍵。
    爪痕を残してほしい。