全日本大学駅伝2025区間オーダー予想⑤【國學院大×早稲田大×創価大】

全日本大学駅伝2025が、
11月2日(日)に行われます。

関東地区の15チームを中心に、区間エントリーと区間オーダーの予想をしていきます。

ラスト!
出雲駅伝表彰台組はやっぱり強いか!?
國學院大・早稲田大・創価大です。

ページコンテンツ

【國學院大學】全日本大学駅伝2025区間オーダー予想

出雲駅伝見事な連覇!全日本大学駅伝も優勝候補筆頭か!?

エントリー

青木瑠郁④28分02秒00≪25出1区5位、箱4区2位、24全2区7位、出1区3位、関東IC1万8位、箱3区4位、23全5区3位、出2区8位、関東IC5千5位、箱1区12位、22全5区1位、出1区7位≫
上原琉翔④28分16秒76≪25出6区4位、箱9区6位、24全8区9位、出5区1位、関東IC1万9位、箱5区17位、23全3区3位、出1区3位、関東IC1万、箱7区6位≫
高山豪起④28分25秒72≪25出5区2位、関東IChalf5位、箱5区14位、24全4区4位、関東IChalf3位、箱10区10位、23全4区4位、出5区4位、関東IChalf7位、箱8区13位≫

野中恒亨③28分17秒98≪25出3区2位、関東IC5千5位、箱1区6位、24全5区1位、出4区1位、関東IC1万10位≫
辻原 輝③28分27秒9325出4区1位、関東IC1万7位、箱7区2位、24全3区3位、出3区4位、関東IChalf7位、箱4区4位、23関東IC5千11位≫
山倉良太③28分43秒97
吉田蔵之介③29分09秒06≪25箱10区3位、24箱9区7位≫
児玉虎太郎③29分09秒87
永田智基③29分20秒05

飯國新太②28分49秒49
浅野結太②28分51秒33
鼻野木悠翔②29分06秒84
尾熊迅斗②29分11秒91≪25出2区6位、関東IC5千14位、24関東IC1500m7位≫
塚本瑞起②29分12秒50

髙石 樹①28分57秒49≪24高校1区3位≫
野田顕臣①29分08秒36≪24高校4区1位≫

 出雲駅伝は見事な継走で総合優勝を果たした國學院大。1区青木選手がかけたロングスパートが、結果的に総合2位にあがるチームを競り落とすことに成功、2区初駅伝尾熊選手がうまく繋ぐと、3区野中選手が留学生と最後まで競り合って首位戦線へ浮上、そして4区にエース区間経験のある辻原選手で首位奪取、百戦錬磨の4年生5区高山・上原選手が悠々と逃げ切りました。

 駅伝ファンの多くが、直近のレース成績に目移りしている中で、見事な駅伝力を発揮しています。こう勢いづくと、全日本駅伝でも2連覇の目が出てきます。3年は箱根アンカーの吉田選手が復調してきて、山倉・児玉選手も追いついてきています。2年は浅野選手が1万28分台をマークすると、出雲4区当日変更の鼻野木選手が、記録会で13分台で飯國選手と共に出番を待ちます。ルーキー髙石選手もいますし、総合優勝は見えているように思います。

区間オーダー予想

1区(9.5km)鼻野木悠翔②29分06秒84
2区(11.1km)青木瑠郁④28分02秒00
3区(11.9km)辻原 輝③28分27秒93
4区(11.8km)高山豪起④28分25秒72
5区(12.4km)尾熊迅斗②29分11秒91
6区(12.8km)吉田蔵之介③29分09秒06
7区(17.6km)野中恒亨③28分17秒98
8区(19.7km)上原琉翔④28分16秒76

1区鼻野木選手…出雲駅伝は4区当日変更要員、いわば7番目だった鼻野木選手。悔しさをぶつけるように出雲記録会は5千m13分台の好走。これは力があるということで、全日本1区デビューとなると思います。まずはトップ付近で。

2区青木選手…出雲駅伝では1区担当になりますが、本来は2区や3区のように、トップスピードでガツンと入っていくような区間が向いているのではないかと思います。うまく他校のスピードエースたちの力を利用しながら、好位につけられると思います。

3区辻原選手…野中選手と迷いましたが、前年区間3位の実績がありますし、わざわざ変更する必要もないのかなと思います。まだ混戦の最中と思いますし、この区間も競い合いながら優勝争いを確保していく区間になればと思います。

4区高山選手…長い距離の方が持ち味が出る中で、出雲駅伝5区で優勝を決定づける走りをしました。前年の全日本も4区を走っていて、この時は繋ぎの4区でしたが、今年は攻めの4区の走りができるのではないでしょうか。

5区尾熊選手…出雲駅伝2区でうまく繋いだ尾熊選手。優勝候補チームで、期待の若手選手を起用して沈んだチームもあった中、尾熊選手は最後まで他校のエースと戦い切りました。全日本の5区なら、もっと主役になれるかもしれません。

6区吉田選手…28分台の2年浅野選手や1年髙石選手と迷いましたが、連覇も掛かるので、箱根9区10区と比較的気温が高い区間で好走経験のある吉田選手を予想しました。復調できれば、この区間でもかなり強いはずです。

7区野中選手…一気に國學院大のエースになった野中選手。出雲3区は競り合いの強さに驚きましたが、昨年の全日本5区なんかは単独でどんどん前に行くこともできています。十分に、7区日本人記録を射程圏内にしていける走りができるのではないでしょうか。

8区上原選手…頼れる4年生エース、勝負脳がある印象があります。昨年の出雲5区・全日本8区、そしてまた今年の出雲6区でみると、流れを読み切ったうえで走り切っているともいます。青学との勝負だけでなく、ペースを見て駒大の追い上げも読み切った昨年、トップで襷をもらえれば、そうそう捕まらないでしょう。

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 相手どうこうより、今回も適材適所組んで、チーム全体の駅伝力で勝負していけるチームだと思います。4年上原・青木・高山選手、3年野中・辻原選手がうまく順位を引き上げてくれそうですね。

【早稲田大学】全日本大学駅伝2025区間オーダー予想

 久々に臙脂の躍進に沸いた出雲駅伝!強いエースとルーキーと合わさって

エントリー

山口智規④27分52秒37≪25出2区1位、日本1500m2位、関東IC1万3位、箱2区12位、24全2区5位、出1区12位、全予4組4位、関東IC5千4位、箱2区6位、23全2区4位、出2区3位、関東IC5千3位、22全4区3位、予289位≫
間瀬田純平④29分13秒46≪25箱1区4位、24全1区19位、全予1組19位、関東IC1万、箱1区12位、23全1区2位、出5区5位、関東IC1500m、箱1区14位、22全1区11位、予114位、U-20世陸1500m、関東IC1500m10位≫
伊藤幸太郎④29分44秒34≪25関東IChalf15位≫
宮岡凜太④29分46秒31≪24関東IChalf11位≫

工藤慎作③28分31秒87≪25出6区3位、ユニバhalf1位、関東IChalf2位、箱5区2位、24全8区3位、出6区2位、全予4組19位、関東IC1万13位、箱5区6位、23全4区13位、出4区10位、関東IC1万6位≫
山﨑一吹③29分39秒35≪25箱6区5位、23全予1組15位、関東IC5千16位≫
宮本優希③29分57秒69
小平敦之③30分24秒42

吉倉ナヤブ直希②28分46秒86≪24出1区10位、関東IC1500m7位≫
山口竣平②29分11秒26≪25関東IC5千8位、箱3区3位、24全5区3位、出3区11位、全予3組7位、関東IC5千15位、全国5区1位、23高校3区3位、IH5千10位≫
瀬間元輔②29分20秒39≪25関東IChalf20位≫

多田 真①29分45秒30
堀野正太①30分10秒69≪25出5区7位、24高校3区14位≫
鈴木琉胤①5千m13分25秒59≪25出3区5位、関東IC5千2位、全国5区2位、24高校1区1位、24IH5千2位≫
佐々木哲①5千m13分40秒02≪25出4区6位、日本3障3位、全国5区1位、24高校3区1位、24IH1500m3位≫
山田晃央①5千m14分05秒40≪25関東IC1500m11位、全国1区20位≫

 出雲駅伝で、久々に三大駅伝表彰台となる2位に入った早稲田大。1区吉倉選手がやや出遅れるも、2区日本トップレベルのスピードを持つ4年山口選手が、一気に巻き返して先頭へ立つと、3区4区5区と鈴木・佐々木・堀野選手と1年生リレー。特に鈴木選手が留学生軍団に追われながらも最終盤まで先頭をキープ。4区5区で國學院大にちぎられましたが、山の名探偵のこと6区工藤選手が最後まで優勝の可能性を探りながらの総合2位でした。

 ただ、先行きはどうでしょうか。エース格の一人2年山口選手おそらく走れず、早大はスポーツ推薦の数の問題で、それほど選手層は厚くありません。そのうち1区選任の4年間瀬田選手は調子が上がりつつあります。山下り山崎選手も復調途上か、また、叩き上げ組が頑張っていて9月末の5㎞ロードで宮岡・伊藤・小平選手が奮闘して13分台。持ちタイム以上に走る選手はいそうです。

区間オーダー予想
1区(9.5km)間瀬田純平④29分13秒46
2区(11.1km)山口智規④27分52秒37
3区(11.9km)鈴木琉胤①5千m13分25秒59
4区(11.8km)佐々木哲①5千m13分40秒02
5区(12.4km)伊藤幸太郎④29分44秒34
6区(12.8km)堀野正太①30分10秒69
7区(17.6km)工藤慎作③28分31秒87
8区(19.7km)宮岡凜太④29分46秒31

1区間瀬田選手…この区間は不動でしょうかね。走れば現行の距離で初めて4年連続1区出走になるのかなぁ?昨年の今頃よりは調子が良さそうですし、最後までついていける展開でのラストの切れ味は、駅伝ファン周知のとおり。うまくいけば、最高のスタートを切るのかもしれません。

2区山口智選手…2年山口選手がいなくなり、7区山口智選手も一瞬考えましたが、出雲2区⇒全日本7区はさすがに??また、やはり先頭に立つ場面を作って、チーム全体に総合優勝の意識を、というとやはり全日本2区か。距離は大丈夫と思うので、区間新記録で突き抜ける勢いを。

3区鈴木選手…出雲3区はプレッシャーのかかる先頭逃げで、最後まで出し尽くして区間5位。日本人なら2番目の好タイムでした。体調が回復していれば、涼しくなって身体が動く調整はワセダしていると思うので、今度もトップを快走できれば。

4区佐々木選手…出雲駅伝は思い切って突っ込んだレースをしましたが、少しもらった位置が悪かったか。國學院大の上級生に利用される形になりました。最も、夏に軽い怪我があった中、うまくまとめてもいます。距離が長くなりますが、この距離まで十分可能か。出雲より区間順位が上がるか。

5区伊藤選手…1年生3人連続で並べるだけでなく、駅伝経験者が増えていいと思います。5㎞ロード2組で13分台好走した選手が、外から見るとチャンスがあるのかなと思います。流れに乗るスピードがついているかもしれません。あるいは当日涼しければ吉倉選手にもう一度チャンスを、でしょうか。

6区堀野選手…出雲駅伝5区は、國學院大を追いかけて行かないといけない難しい立場でうまく粘ってくれたと思います。距離が伸びて比較的タフな気温になる6区でも、がむしゃらに粘ってくれそうに思います。ここでどこまで食い下がっているかな?

7区工藤選手…本来なら8区ですが、今回は前倒しして7区起用になるのではないでしょうか。山口・長屋選手がいなくスピードがある長距離型がいないので、この7区で再び首位戦線へ押し上げるのが、今のワセダは戦いやすいと思います。

8区宮岡選手…工藤選手を7区に回すオーダー予想にしたのは、4年宮岡選手の存在です。今年の箱根は、最後まで当時の4年石塚選手と復路のエース区間9区の座を争った選手。その後、丸亀ハーフで61分台を出しているので、長い距離の力は本物。プレッシャーのかかる初駅伝ですが、乗り越えると思います。

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 総合優勝を狙えるはずだけど、なんともいえないでしょうかね。山口・工藤選手以外がどうなるか。スーパールーキーもU-20世界選手権に出場しているので、上級生のエースがもっと引っ張るくらいでいてほしかったですが…。とはいえ、5㎞ロードではかなり多くの選手がいい結果出していましたので、新星が現れるとと思います。

【創価大学】全日本大学駅伝2025区間オーダー予想

全員駅伝で勝ち取った出雲駅伝初の表彰台!全日本でさらなる高みへ!

エントリー

石丸惇那④28分21秒48≪25出4区3位、関東IC5千9位、24全3区10位、出1区10位、関東IC5千19位、箱7区8位、23全3区13位、出1区5位、箱10区15位、22全4区11位、出4区7位≫
野沢悠真④28分47秒63≪25出6区5位、関東IChalf2位、箱4区6位、24全8区2位、箱4区15位、23関東IC1万、箱5区13位、22全予3組10位≫
黒木陽向④28分51秒07≪25関東IC3障2位、24全6区9位、出5区6位、関東IC3障1位≫
竹田康之助④29分19秒27

S.ムチーニ③27分41秒52≪25出3区5位、関東IC1万1位・5千1位、箱3区2位、24全5区2位、関東IC1万2位、箱2区5位、23全7区4位、日本IC1万3位、関東IC5千2位≫
小池莉希③28分26秒33≪25出3区4位、関東IC1万5千8位、箱10区13位、24関東IC5千7位、箱8区15位、23全4区16位、出2区5位≫
織橋 巧③28分41秒25≪25出1区4位、箱7区8位、24関東IC5千16位、23全1区4位、日本IC5千7位≫
篠原一希③28分59秒50

山口翔輝②28分40秒91≪25出5区4位、関東IChalf3位、箱5区10位、24全4区8位、出3区7位、関東IChalf15位≫
ムトゥク ソロモン②28分42秒24≪25関東IC3障1位≫
山瀬美大②28分57秒56
榎木凜太朗②29分32秒28
西山修平②29分34秒06
八田聡良②30分13秒40

藤田圭悟①5千m14分07秒55
衣川勇太①5千m14分10秒21

 いいオーダーが組めているなと思った出雲駅伝はずばり。1区織橋選手がうまく繋いで、2区小池選手が駅伝でついに攻め込んでいく走り。3区ムチーニ選手が留学生の争いから少し落ちてしまいましたが、絶好調という4年石丸選手が区間3位でまた流れに乗り、ロード巧者5区山口6区野澤選手がトップ3を譲りませんでした。ベストメンバーが揃いましたね。

 さて、7番目8番目がどこまで上がってくるかですね。昨年出走の4年黒木選手もいますが、10月半ばに1万m記録会に出場…もしかすると9月絆記録会で好走した2年山瀬選手やルーキー、5㎞ロード好走の2年榎木選手らに出番が回ってくる可能性ありますね。今度はどういう形がベストオーダーになるか探っていきたい。

区間オーダー予想

1区(9.5km)織橋 巧③28分41秒25
2区(11.1km)小池莉希③28分26秒33
3区(11.9km)石丸惇那④28分21秒48
4区(11.8km)山瀬美大②28分57秒56
5区(12.4km)S.ムチーニ③27分41秒52
6区(12.8km)榎木凜太朗②29分32秒28
7区(17.6km)山口翔輝②28分40秒91
8区(19.7km)野沢悠真④28分47秒63

1区織橋選手…1区を新戦力候補で乗り切れないかと思いましたが、9月末の段階では14分一桁くらいに留まってたかな?と思い、出雲1区の織橋選手が引き続き1区と予想。ラストの切れ味は、高いものがありますので、メンバーによっては区間賞候補にもなります。

2区小池選手…楽しみですね。これまではトラックの方が高いパフォーマンスをしていることが多かったですが、今年の出雲2区は終盤まで駅伝走りになっていた思います。この勢いで、全日本2区でスピードエース選手たちと対決して、戦い切ってくれれば。

3区石丸選手…1年時から大学駅伝を出走していた選手が復活しましたね。出雲駅伝では、4区区間3位の走りで前との差を詰めて、最終的に総合3位に引き上げるお膳立てになりました。今度は、前半のスピードエース区間の3区で、うまくやりあってくれれば。上位につけられるか。

4区山瀬選手…新戦力候補の一人ですね。すでに1万m28分台を経験していて、9月末に5千14分04秒自己ベストを出していて、調子が上がってきています。実績はまだ少ないですが、名前負けしなければ食らいつけると思います。

5区ムチーニ選手…ここで奇策を打つと思っています。出雲3区でもう少しだったこともありますが、初駅伝の選手なども多い場合、創価大は5区にエース選手を持ってくることが多いです。今回は4区と6区に初駅伝の選手を予想していますので、むちーjに選手で順位を引き上げるかなと。

6区榎木選手…もう一人初出走の選手が出ると思います。9月の5㎞ロードで14分03秒の記録を出している榎木選手が候補になってくると思います。実は10月頭にも山瀬選手共に一関国際ハーフも走り切っています。65分前後のタイムなので、いい刺激になっているでしょう。

7区山口選手…ここまで踏ん張っていれば、残り2区間は日本人だけでも楽しみです。ロードに特化した選手がいます。今年の箱根5区で山登りをこなした2年山口選手がパワーアップ。出雲5区でも前のチームを射程圏に捉える走りをしました。長い距離でさらにいい走りになるか。

8区野沢選手…昨年の成長は凄かったですよね。追い風があったとはいえ、57分台で日本人歴代上位に入る好走を見せて、創価大の順位を押し上げました。箱根4区での活躍も光ります。メンバー次第では、区間賞を目指していける区間になると思います。

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 出雲駅伝は他校に結構ミスがあった中での総合3位もあるかなと思いますが、常に上位で戦える戦力を保持していたからだと思います。さすがに涼しくなって巻き返してくるチームも多そうですが、創価大らしく粘り強く戦っていけると思います。

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hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。

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