箱根駅伝を中心に、
大学駅伝2024-2025振り返りと来年への展望を行います。
【#箱根駅伝】
「世界一諦めの悪いチーム」が、往路14位から復路4位と巻き返しました。#帝京大学 の強さの象徴である4年生の活躍も光りました。箱根駅伝で帝京大学は総合10位 ルーキー小林咲冴が四つ巴のシード権争いで勝ち切るhttps://t.co/q99BwgXHtv
— 4years. (@4years_media) January 7, 2025
続いて、
帝京大学です。
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【大学駅伝2024-2025】帝京大学~振り返りと次年度へ向けて
三大駅伝の成績を並べます。
出雲駅伝2024
8位帝京大学2時間13分35秒
区間 | 区間順位 | 名前学年 | 区間タイム | 通過順位 | トップとの差 |
1区8.0㎞ | 4位 | 山中博生④ | 23分53秒 | 4位 | 13秒差 |
2区5.8㎞ | 6位 | 尾崎仁哉③ | 16分32秒 | 7位 | 33秒差 |
3区8.5㎞ | 9位 | 廣田 陸② | 25分08秒 | 9位 | 1分26秒差 |
4区6.2㎞ | 8位 | 楠岡由浩② | 18分12秒 | 8位 | 1分45秒差 |
5区6.4㎞ | 11位 | 鎗田大輝③ | 19分24秒 | 9位 | 2分48秒差 |
6区10.2㎞ | 8位 | 福田 翔④ | 30分26秒 | 8位 | 4分11秒差 |
全日本大学駅伝2024
8位帝京大学5時間16分24秒
区間 | 区間順位 | 名前学年 | 区間タイム | 通過順位 | トップとの差 |
1区9.5㎞ | 9位 | 島田晃希③ | 28分23秒 | 9位 | 5秒差 |
2区11.1㎞ | 4位 | 山中博生④ | 31分44秒 | 4位 | 42秒差 |
3区11.9㎞ | 13位 | 尾崎仁哉③ | 35分07秒 | 7位 | 1分31秒差 |
4区11.8㎞ | 11位 | 廣田 陸② | 34分52秒 | 9位 | 3分30秒差 |
5区12.4㎞ | 11位 | 柴戸遼太③ | 37分32秒 | 11位 | 4分31秒差 |
6区12.8㎞ | 4位 | 楠岡由浩② | 37分48秒 | 9位 | 4分55秒差 |
7区17.6㎞ | 8位 | 福田 翔④ | 52分10秒 | 8位 | 6分58秒差 |
8区19.7㎞ | 4位 | 小林大晟④ | 58分48秒 | 8位 | 6分28秒差 |
箱根駅伝2025
10位帝京大学10時間54分58秒
区間 | 区間順位 | 名前学年 | 区間タイム | 通過順位 | トップ差 |
1区(21.3㎞) | 5位 | 島田晃希③ | 62分45秒 | 5位 | 1分38秒差 |
2区(23.1㎞) | 5位 | 山中博生④ | 66分22秒 | 6位 | 1分21秒差 |
3区(21.4㎞) | 17位 | 柴戸遼太③ | 63分56秒 | 10位 | 5分01秒差 |
4区(20.9㎞) | 13位 | 尾崎仁哉③ | 63分16秒 | 13位 | 6分14秒差 |
5区(20.8㎞) | 17位 | 楠岡由浩② | 73分09秒 | 14位 | 9分27秒差 |
6区(20.8㎞) | 4位 | 廣田 陸② | 58分13秒 | 12位 | 10分53秒差 |
7区(21.3㎞) | 10位 | 福田 翔④ | 63分19秒 | 11位 | 11分02秒差 |
8区(21.4㎞) | 8位 | 高島大空④ | 64分47秒 | 11位 | 11分35秒差 |
9区(23.1㎞) | 4位 | 小林大晟④ | 69分03秒 | 9位 | 11分58秒差 |
10区(23.0㎞) | 8位 | 小林咲冴① | 70分08秒 | 10位 | 13分39秒差 |
出雲駅伝8位から、全日本大学駅伝も8位シード権獲得、こうなると、帝京大が箱根駅伝でシード権を外すわけないと思われた。1区成長してきた島田選手が、最後まで集団に入って区間5位力走。2年連続エース区間2区となった山中選手は、この1年間でさらに成長。前年失速した権太坂以降も、上位争いをキープ。66分22秒と例年なら区間賞争い並のタイムで区間5位、史上最速の帝京大のエースが、上位の流れに乗る。
ところが、往路はここから失速してしまう。復調間に合ったかと思われた3年柴戸選手が、区間17位と乗り切れず総合10位に後退すると、今年急成長した3年尾崎選手が、激しい順位バトルでやや後退して総合13位でリレー。帝京大鬼門の5区山登りは、2年楠岡選手が出走、73分09秒で何とか走り切るも、往路14位。今年は厳しくなってくるのかと思われた。
流れを変えたのが6区山下りの廣田選手。山下りもあまり帝京大が得意ではなかったものの、走るごとにシード権ラインに近づいていき、帝京大記録となる58分13秒の区間4位の力走。苦手区間と思われた区間で一気に巻き返してきました。
7区は箱根駅伝は初出場となる4年福田選手。往路もありえると思われた選手を、この区間に置けるのは、今年の帝京大の選手層の厚さです。日体大と一緒に追い上げ、離されましたが、立大と東洋大を交わして総合11位に浮上します。
8区には4年高島選手は、外野からするとやや予想外の選手。箱根予選に一度出場した以外は目立っていませんでしたが、直前の練習は非常に良かったそうです。スピードある東洋大の選手についていき、遊行寺坂で離されますが、東国大を交わして総合11位キープ。個人としても、64分台での区間8位の力走でした。
9区は2年連続で小林選手、この小林選手で一気にシード権内に突入していきたいところ、横浜駅前までに、シード権争いのボーダー争いに入ってくると、そのまま抜け出しにかかります。とはいえ、今回は例年最高の高速レース。8位から12位までが僅差の中で、総合9位でのリレーになります。
アンカーは、帝京大久々の1年生アンカー小林選手。中野監督から、「7区8区10区のどこがいい」と聞かれ「10区」と答えた強心臓の1年生。8位争い4人の集団になってから、引っ張る場面も結構多かったそう(なぜか東洋酒井監督の激に反応もしたそう?)。中野監督は、1年生がこれだけの走りをしたのならシード権獲れなくても次につながる…と思われた場面もあったそうですが、8位争いの4人中3番目、ギリギリ総合10位でシード権獲得、帝京大は今年も食らいつきました。
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来年度の戦力分析
1区5位島田晃希③28分31秒58
3区17位柴戸遼太③28分26秒97
4区13位尾崎仁哉③28分53秒35
5区17位楠岡由浩②29分06秒86
6区4位廣田 陸②28分41秒73
10区8位小林咲冴①29分42秒35
≪補欠≫
藤本雄大③28分56秒71
山口翔平③29分03秒62
鎗田大輝③29分10秒59
浅川侑大②half62分29秒
≪その他≫
松井 一①28分54秒52
原 悠太②29分07秒26
谷口颯太②29分16秒67
大谷祥輝③29分17秒96
佐藤誠悟①
浅野智仁②
≪新入生≫
吹越秀翔14分26秒71
帝京大としては、往路経験者が残るのかなと思います。特に3年生が順調に成長。スピードのある島田選手やスタミナ面有力な尾崎選手が往路序盤を担えるようになれればいいのかなと思います。これに柴戸選手が最後にまた順調に走れれば、揃ってきますかね。藤本・山口・鎗田選手も力になってくるか。
さらに、山の人材が確保できたのは帝京大として大きなところ。楠岡選手が何とか山登りを担うことができたので、次は区間10位くらいをめどにして、計算が立ちます。山下りは、来年・再来年は得意区間として、見てもいいのでしょう。この世代は、浅川選手も成長してきていて、立川シティハーフでは表彰台に立ちました。他に、前半戦主力になる勢いだった原選手が戻ってくるかどうか。
そして、1年生の成長が速くて、箱根アンカーの小林選手は、何となく主人公感がありますかね。復路のエース区間9区でもいいですし、次は往路ということも考えられる選手です。俄然注目になります。また、駅伝はまだですが松井選手も1万m28分台を出すなど、着々と力を溜めています。帝京大としては、かなりいい年になるかもしれません。
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