【総合結果】箱根駅伝2025予選会(第101回)/本戦出場校・関東学生連合まとめ!

箱根駅伝2025予選会(第101回)の様子と結果になります。

関東地区で、日テレ系列でのテレビ放送と
Tver(ティーバー)でも引き続き放送があります。

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【総合結果】箱根駅伝2024予選会(第100回)

 

スタートリスト

主要チーム主な欠場者
東海:鈴木③五十嵐④
国士:中島④生天目④

中大:本間②高沼②
立大:稲塚④櫻井④

日体:冨永④犬童③
順大:鬼澤④小林②

駿河:加藤④塩路③
中学:稲見②長友①

明大:新井④堀③ 
神大:菅野④中原④

農大:古江③渡邊①
山学:ムトゥク③ 東国:アモス②

欠場者だけみると、東海大が結構痛いような?山学はキピエゴ選手が出場です。

なお、エントリーはこちら

2024年10月19日(土)に、 箱根駅伝2025(第101回)の予選会があります。 第101回箱根駅伝予選会  #東京農業大学 の...

レース展開

 気温25度付近、日差しが強いという、夏に近いコンディション、スタートラインで既に汗をかいている状態でスタート。なお、なぜか10秒程号砲が遅れてのスタートになりました。

 1㎞山学キピエゴ・国士カマウ・東大大学院古川選手3人が飛び出した状況で通過。2分47秒のハイペースで通過。次の集団に日大東国大ら留学生が数秒遅れて通過した。

 2㎞上武パトリック選手が単独先頭の状況に。10秒ほど遅れて他の留学生の集団、さらに20秒ほど遅れて日本人集団、古川選手まもなく追いつかれそう。

3㎞東大院古川選手まだ日本人トップ。続いて中学大吉田選手が日本人2位、集団から抜け出して、追いかけている状況。吉田選手はかなり汗をかいているが、それでも3.9㎞で並びかけて、日本人先頭へ。

 なお、帽子をかぶっている選手が目立つ中、吉田選手は被っていない。なお、レース用靴下を忘れていたというアクシデントが…。川崎監督はこの状況「一番面倒くさいパターン」と渋い表情。

 5㎞上武カマウ選手が14分13秒先頭、2番手集団に東国大エティーリ選手ら14分17秒集団、日本人吉田・古川選手が14分45秒通過。日本人大集団は15分07秒ほど、そこから続々と通過する形となった。

 留学生集団も零れる選手が出つつあり、麗澤大ネイヤイ選手らが少し遅れている。さらに国士カマウ、亜大モゲニ選手が遅れたか。上武カマウ選手が先頭のまま、2位集団はエティーリ選手ら中心にじわり追いかけているか。日本人集団は、中大白川・岡田選手らが引っ張り、立大・日体大・明治学院大が続いているか。

 8km手前で給水、留学生は集団になり、山学キピエゴ・日大キプケメイ選手ら10人ほどの集団か。上武カマウ選手は集団内へ。東国大エティーリ選手は、現時点で最後方につける。

 給水は両サイドにおいてあるので、集団が分かれる。各陣営、給水を必ず取ってくれと、全員に話す。ただ、そんな中、10㎞手前で東国大の楠木選手が転倒したとのことも。

 10㎞28分50秒で集団、桜美林・亜大・拓殖大の留学生が29分10秒前後、さらに国士カマウ・中学吉田・麗澤ネイヤイ選手が29分30秒台。日本人は29分54秒ほどで中大日体立大の主力選手が通過、かなり縦長になってきている印象。

10㎞10人目通過順?
日体大、中大、立大、国士、順大
神大、農大、山学、中学、東国
明大、専大、日大、筑波、東海大、流経大、亜大

 留学生は6人上武・駿河・山学・専大・日大・日薬大、東国大エティーリ選手はその後方にいる模様。日本人は、東国大菅野・大林選手らが頑張って前にいるか。

 山学キピエゴ、上武カマウ、駿河スレイマン、専大マイナ、日大キプケメイ選手の5名が先頭、日薬大キプルト選手が後退し6位。日本人は駿河だ台小島選手ら

15㎞
留学生5名43分32秒
日薬大キプルト43分43秒
平国大
東国大エティーリ44分10秒
2人留学生
44分45秒中学吉田・亜大モゲニ
45分07秒中大白川日体大立大も
45分15秒順大・中学
45分20秒台かなり縦長になりながら日本人が通過していく

15㎞10人目通過
立大・日体大・中学第・神大専大・日大・中大・明大・国士・農大

順大・山学・東国・東海・流経大と続く

 専修大が健闘、佐藤・具志堅・和田選手の3名が、一緒に順位を上げていく様子が映る。専大は15㎞地点で総合5位とのこと。なお、日本人2番手は、中大白川・順大浅井選手らがいるが、順大は総合12位と…。

 東国大エティーリ選手が苦しそうに下を向いていて、すぐ後ろに中学吉田選手と亜大・拓大の留学生が競り合いながら迫っている展開。18.4㎞でその3人に飲まれていく。エティーリ選手は右わき腹を抑える場面も。

 留学生は日大キプケメイ選手が今回も先頭、どうやら連覇か。60分58秒でゴール。2位にキピエゴ選手が61分01秒程でゴールした。専大マイナ、上武カマウ、駿河レマイヤン選手が61分50秒台。平国大・亜大の留学生もゴール。

 日本人は、中学大よ大選手が63分27秒、直後に東国大エティーリ選手63分34秒でゴール。日本人2位は順大浅井選手63分48秒、続いて明大・日体大・中大が先頭でゴール。64分すぎて中学大2人目、日体2人目、国士、専大2名ら。65分すぎてから、例年のように続々でゴールに。

 なお、東海大ロホモン選手がゴール手前10mで倒れて動けずず棄権、69分すぎて東海大は9人しか通過していないらしいが…

10人通過順
66分台:立大、中学大
67分台前半:専大、明大、神大、日大、山学、順大、日体大
67分台後半:農大、中大、東国大、国士舘
68分台以降:流経大、明学大、東経大・芝工大、拓大ら
東海大は31番目となった。

総合結果

【第101回 #箱根駅伝予選会 結果】
①立教大10:52:36
②専修大10:53:39
③山学大10:54:06
④日体大10:55:58
⑤中学大10:56:01
⑥中央大10:56:03
⑦日本大10:56:53
⑧東国大10:58:53
⑨神大10:59:12
⑩順大11:01:25
以上、通過校

⓫東農大11:01:26 1秒…
⓬明治大11:02:24
⓭国士大11:02:40
⓮東海大11:03:39
⓯流経大11:05:12
⓰駿河台11:09:10
⓱麗澤大11:12:05
⓲筑波大11:12:17
⓳明学大11:12:56
⓴武学大11:15:24

通過校(1位~10位)

1位立教大学10時間52分36秒

個人順位 名前学年 走破タイム
15位 馬場賢人③ 63分56秒
25位 林虎太朗④ 64分31秒
30位 國安広人③ 64分37秒
43位 安藤圭佑④ 65分03秒
68位 小倉史也③ 65分22秒
71位 吉屋佑晟③ 65分24秒
80位 原田颯大② 65分32秒
91位 山口史朗④ 65分46秒
115位 鈴木愛音① 66分00秒
137位 木島 陸② 66分25秒
202位 髙田遙斗② 67分22秒
237位 山下翔吾① 67分57秒

 全日本予選通過で流れは良くなってると感じましたが、トップ通過は素晴らしいですね。馬場・林・國安選手が上位で安定しただけでなく、若手も好走。

 これだけ大混戦&波乱含みだった中、100位以内に8人揃えて、さらに14人目の成績も一番良かった。強化がここにきてさらに進んでいるのを感じますね。半世紀ぶり以上のシード権を狙いに行ける態勢です。

2位専修大学10時間53分39秒

個人順位 名前学年 走破タイム
3位 D.マイナ① 61分47秒
21位 新井友裕③ 64分22秒
26位 上山詩樹② 64分32秒
89位 具志堅一斗② 65分47秒
92位 大田和一斗④ 65分47秒
105位 和田晴之② 65分55秒
117位 佐藤 陸② 66分03秒
128位 長谷川源④ 66分17秒
129位 藁科健斗③ 66分17秒
170位 手塚太一③ 66分55秒
225位 田口萩太① 67分43秒
286位 福田達也③ 69分04秒

 サプライズ!メンバーは比較的揃っているので、チャンスはあると思いましたが2位通過!?1年生マイナ選手が、酷暑の初ハーフで全体3位健闘!さらに、新井・上山選手が日本人上位、テレビで映った2年具志堅・和田・佐藤選手の15㎞からの捲り凄かった。2位通過は、長谷川監督がシード権を獲得した時以来の高順位となります。

3位山梨学院大学10時間54分06秒

個人順位 名前学年 走破タイム
2位 B.キピエゴ② 61分02秒
45位 阿部紘也① 65分08秒
66位 徳田秋斗④ 65分20秒
69位 平八重充希③ 65分23秒
70位 和田瑛登② 65分23秒
101位 塚本陸斗③ 65分54秒
111位 土器屋快都④ 65分58秒
113位 村上大樹④ 65分59秒
165位 髙田尚暉④ 66分51秒
185位 大西 陸④ 67分08秒
231位 占部大和② 67分48秒
277位 伊東 駿② 68分55秒

 山学大も、順調に強化が進んでいましたね。箱根2区を走っていたキピエゴ選手が、やはり長距離ロードは強い強い。酷暑でもかなりのペースで走り続けて61分02秒の全体2位!素晴らしいですね。日本人は、なんと1年生阿部選手がトップ!そして成長を見せていた和田・平八重選手に、4年徳田選手が2年連続好走。箱根では村上選手らスピードランナーがいい走りを見せてくれるはず。

4位日本体育大学10時間55分58秒

個人順位 名前学年 走破タイム
16位 山崎 丞③ 63分56秒
19位 平島龍斗③ 64分12秒
33位 田島駿介③ 64分43秒
67位 山下大毅④ 65分20秒
81位 分須尊紀④ 65分34秒
82位 山口 廉④ 65分34秒
85位 住原聡太④ 65分39秒
149位 石川龍芽④ 66分36秒
181位 杉本訓也④ 67分04秒
201位 西槇駿祐④ 67分20秒
377位 溝上賢伸④ 71分28秒
DNF 植松孝太④

 日体大は、こういう条件でもまとめてきますね。3年生の主力が山崎・平島・田島選手がチームワンツースリーで決めて、あとは過酷な条件走り込みの積み上げがある4年生が良かったですね。チーム的には植松選手の棄権もあり、安堵でしたかね。山口・住原選手ら4年生が本戦で巻き返したい。

5位中央学院大学10時間56分01秒

個人順位 名前学年 走破タイム
10位 吉田礼志④ 63分29秒
18位 近田陽路③ 64分08秒
65位 柴田大輝④ 65分19秒
88位 市川大世② 65分42秒
106位 堀田晟礼④ 65分55秒
116位 林 愛斗② 66分03秒
122位 太田 翔④ 66分09秒
135位 黒谷 優③ 66分23秒
136位 坂本 駿③ 66分23秒
143位 工藤巧夢④ 66分30秒
148位 徳善 龍① 66分36秒
280位 日数谷隼人① 68分58秒

 久々団体戦で良かった!エース吉田選手は、留学生集団が速すぎると、徐々に抜け出したのが好判断。最後まで日本人トップをキープ。直後にタフな展開に強い近田選手が続いたのは大きかったですね。100位以内は4人に留まりましたが、10人目が143位と、最後までしっかりまとまっていた形。直前の記録会でメンバー外の選手が良かったですが、チームみんな良かったですね。

6位中央大学10時間56分03秒

個人順位 名前学年 走破タイム
17位 白川陽大③ 63分58秒
24位 岡田開成① 64分28秒
36位 阿部陽樹④ 64分58秒
40位 原田望睦① 65分01秒
47位 佐藤大介① 65分09秒
103位 鈴木耕太郎② 65分55秒
126位 並川颯太① 66分12秒
133位 山平怜生④ 66分22秒
139位 吉中祐太③ 66分26秒
218位 伊東夢翔③ 67分34秒
259位 佐野拓実④ 68分24秒
324位 七枝 直① 69分50秒

 酷暑は基本的に弱いチームなので心配していましたが、ほっとする通過。関東ICハーフ表彰台3年白川選手に、阿部選手が復調。あとはこういう条件で1年生が頑張りましたね。岡田・原田・並川選手がチーム上位に入ってチームを救いました。全日本は、吉居選手が戻ってどこまで勝負できるか。

7位日本大学10時間56分53秒

個人順位 名前学年 走破タイム
1位 J.キプケメイ② 60分59秒
34位 大仲竜平③ 64分51秒
57位 安藤風羽④ 65分16秒
58位 冨田悠晟③ 65分16秒
110位 高田眞朋② 65分57秒
147位 大橋 優④ 66分35秒
156位 山口彰太② 66分44秒
176位 岡田祐太④ 67分02秒
182位 鈴木孔士③ 67分06秒
183位 長澤辰朗① 67分07秒
241位 山口聡太② 68分03秒
480位 山口月暉③ 78分19秒

 キプケメイ選手強し!!高速条件だった前年に続き、酷暑となった今年も全体トップ!タイムも2年連続60分台でまとめているところがすごいですね。狙ったレースの調整への力は凄い。日本人も沖縄県出身大仲選手がやはり慣れているか強く、あとの選手も、11番手まではまとまりました。新監督になって、長い距離確実に強くなっています。

8位東京国際大学10時間58分53秒

個人順位 名前学年 走破タイム
11位 R.エティーリ② 63分35秒
31位 佐藤榛紀④ 64分38秒
35位 大林洸己④ 64分57秒
44位 菅野裕二郎③ 65分07秒
86位 川内琉生③ 65分40秒
96位 大村良紀③ 65分50秒
145位 松田拓也② 66分35秒
195位 小柴裕士郎① 67分17秒
215位 古賀智也① 67分33秒
224位 冨永昌輝④ 67分41秒
318位 木村海斗④ 69分40秒
DNF 楠木悠人④

 東国大は苦しみながらも2年ぶり通過。エティーリ選手が差し込みもあり63分35秒の11位に留まり、さらに5㎞地点で主将の楠木選手が熱中症の症状でリタイアでした。それを佐藤・大林選手の4年生が上位に食い込んでチームの順位を引き上げた格好に。全日本・箱根と続くところ、駅伝で。

9位神奈川大学10時間59分12秒

個人順位 名前学年 走破タイム
41位 酒井健成③ 65分02秒
52位 大岩 蓮② 65分13秒
59位 志食隆希③ 65分16秒
75位 西坂昂也③ 65分29秒
78位 近藤大智② 65分30秒
87位 上田航大① 65分41秒
131位 塩田大空③ 66分19秒
162位 中西良介④ 66分47秒
166位 滝本朗史② 66分53秒
175位 中野蒼心③ 67分02秒
251位 新妻玲旺② 68分14秒
DNF 宮本陽叶③

 アクシデント乗り越えましたね。基本的に順調でしたが、エース宮本選手が熱中症で途中棄権。10番手中野選手も嘔吐を繰り返したとか…。稼ぐ選手不在の中、3年酒井選手に、志食・西坂選手ら初主要大会の選手が奮闘。かなり主力が卒業した中、連続出場を繋ぎました。

10位順天堂大学11時間01分25秒

個人順位 名前学年 走破タイム
14位 浅井皓貴④ 63分49秒
37位 海老澤憲伸④ 64分58秒
50位 古川達也② 65分12秒
98位 吉岡大翔② 65分53秒
130位 堀越翔人④ 66分19秒
150位 大倉靖萌③ 66分36秒
174位 服部壮馬④ 67分01秒
177位 油谷航亮④ 67分02秒
196位 荒牧琢登② 67分17秒
199位 児島雄一郎② 67分18秒
274位 谷本昂士郎① 68分54秒
330位 永原颯磨① 70分01秒

 1秒に笑ったもの…でしたね。今年の全日本予選で惨敗するなど、決してチームの強化は上手くいっていなかったと思います。その中、全員の頑張りとはいえ、復帰した4年生浅井選手が日本人2位激走!集団の中では勝ち切ったのは大きかった。スピードランナーは多いので、箱根で魅せてほしいです。

予選落ち校(11位~25位)

11位東京農業大学11時間01分26秒

個人順位 名前学年 走破タイム
46位 栗本航希② 65分09秒
74位 植月俊太② 65分29秒
97位 原田洋輔③ 65分52秒
102位 深堀 優③ 65分55秒
108位 髙島侑翔④ 65分56秒
120位 実井智哉④ 66分07秒
125位 磯 光清② 66分12秒
144位 菅野優空① 66分32秒
161位 髙山匠也④ 66分45秒
211位 田岡航一④ 67分29秒
232位 小島岳斗④ 67分48秒
268位 吉村智輝③ 68分40秒

 ここまで来たならほしかった東農大。エース前田選手が肺気胸の影響でエントリー漏れ。一致団結して総合力で、少しずつボーダーに近づきましたが、決定打にかきました…。悔しいですが、強化の方向性として、次につながるでしょう。

12位明治大学11時間02分24秒

個人順位 名前学年 走破タイム
83位 吉川 響③ 65分36秒
84位 溝上稜斗④ 65分36秒
93位 土田隼司① 65分47秒
104位 古井康介③ 65分55秒
114位 新谷紘ノ介④ 65分59秒
132位 井上史琉① 66分22秒
151位 成合洸琉① 66分37秒
154位 東原豪輝④ 66分41秒
168位 大湊柊翔② 66分54秒
172位 山本 樹③ 66分57秒
228位 尾崎健斗④ 67分45秒
265位 森下翔太③ 68分34秒

 届かなかったですね。森下・尾崎選手ら、フリーで走ったエース格の選手がこの条件で大きく失速。ロード巧者の吉川・古井選手や、1年生の好走、さらに新谷・溝上選手ら4年生が頑張りましたが…主力の失速が響いてしまいました。

13位国士舘大学11時間02分40秒

個人順位 名前学年 走破タイム
20位 ピーター カマウ④ 64分17秒
55位 西田大智④ 65分15秒
61位 川勝悠雅③ 65分18秒
72位 横田星那③ 65分26秒
134位 渡辺大喜④ 66分23秒
155位 水野龍吾③ 66分42秒
178位 瀬川翔誠③ 67分02秒
192位 鈴木伸弥④ 67分15秒
194位 今堀匡道① 67分17秒
227位 松井遼太④ 67分45秒
410位 竹前光哉③ 73分21秒
DNF 宮崎暖大③

 主力を一部欠いていた国士舘大。今年はついに連続出場が途切れてしまいました。前半戦怪我した西田・川勝選手が頑張りましたが、このほかが、全体的に少しずつ足りなかった印象。200位以内に9人にはまとめましたが、浮上かないませんでした。

14位東海大学11時間03分39秒

個人順位 名前学年 走破タイム
23位 花岡寿哉③ 64分27秒
29位 檜垣 蒼① 64分35秒
49位 水野龍志④ 65分11秒
51位 南坂柚汰② 65分12秒
73位 野島健太④ 65分28秒
90位 梶谷優斗④ 65分46秒
119位 可児悠貴② 66分07秒
159位 中野純平① 66分45秒
221位 中井陸人③ 67分39秒
396位 越 陽汰④ 72分29秒
401位 平井璃空① 72分47秒
DNF ロホマン シュマン③

 大きくニュースになってしまった東海大。何人か主力を欠きつつ、エース花岡選手、1年檜垣選手ら主力選手の激走もあり、20㎞地点では8位で何とか通過ラインにいたのですが…。

 ロホマン選手の最後のアクシデントだけでなく、まともに完走できたのが9名という状況。酷な条件だったとはいえ、12人中3人アクシデントは、準備不足かなぁ…。他の大学も主将が棄権したり、エースが棄権したりありましたが、それでも通過しています。

 全日本駅伝は、故障などでエントリーできなかった主力選手も走ると思いますので、そこで一球入魂意地を見せたい。

15位流通経済大学11時間05分11秒

個人順位 名前学年 走破タイム
27位 森川蒼太④ 64分33秒
48位 長谷川瑠④ 65分11秒
94位 B.ムテチ② 65分47秒
99位 小島 准④ 65分53秒
138位 渡辺雄斗④ 66分25秒
167位 木村楓斗② 66分54秒
198位 安達悠雅② 67分18秒
207位 佐野慎之介④ 67分28秒
222位 上北阿槻④ 67分40秒
240位 伊藤聡平③ 68分02秒
242位 芳口彗人② 68分04秒
419位 森田一希④ 73分43秒

 通過できなかったチームでは、ナンバーワンの大健闘ですね。長く強化を進めているチームですが、昨年28位となるなど中々うまくいきませんでしたが…30年近く強化して一番通過ラインに迫ったでしょう森川・長谷川・小島・渡辺選手の4年生の成長・頑張りは、確かな指針になるはずです。

16位駿河台大学11時間09分10秒

個人順位 名前学年 走破タイム
5位 S.レマイヤン② 61分58秒
53位 岡崎 樹③ 65分13秒
56位 久保俊翔② 65分15秒
76位 佐藤我駆人① 65分29秒
100位 早稲田蓮③ 65分53秒
163位 小島光稀① 66分48秒
250位 佐々木瑠希③ 68分12秒
315位 古橋希翁② 69分36秒
327位 黒川拓海③ 69分57秒
362位 東泉大河③ 70分49秒
388位 伊藤太雅③ 72分02秒
444位 稲葉龍矢① 74分54秒

 駿河台大は、今回も連続出場はならず。レマイヤン選手が徐々に安定感が出てきて、岡崎・久保選手ら箱根ランナーの成長がありましたが…勝負に行った東泉・古橋選手が苦しかったですね。

17位麗澤大学11時間12分05秒

個人順位 名前学年 走破タイム
32位 工藤大知④ 64分41秒
42位 鈴木康也④ 65分03秒
54位 東 晃成③ 65分14秒
142位 D.ネイヤイ③ 66分30秒
184位 神之田大翼③ 67分07秒
191位 水上流輝亜③ 67分14秒
208位 永戸敢太郎② 67分28秒
261位 砂場育夢③ 68分27秒
281位 牛ノ濱翔汰④ 68分58秒
374位 小林丈留④ 71分23秒
400位 鈴木龍星④ 72分45秒
421位 廣瀬啓伍④ 73分45秒

 長く初出場候補として名前の上がり続けていた麗澤大。4年生が揃っていたので比較的チャンスでした。ネイヤイ選手の失速だけでなく、ボーダーまで10分は力負け。以前見せていたような育成力が見えなくなっていますね…。

18位筑波大学11時間12分17秒

個人順位 名前学年 走破タイム
22位 小山洋生③ 64分27秒
39位 塚田萌成⑤ 65分01秒
109位 松浦海瑠③ 65分57秒
164位 古川幸治④ 66分51秒
173位 川崎 颯② 67分01秒
189位 鈴木将矢③ 67分13秒
239位 中村優太① 68分01秒
263位 丸子晴樹③ 68分32秒
309位 堀口花道③ 69分27秒
322位 吉田海渡④ 69分47秒
329位 伊佐昂大② 69分59秒
360位 金子佑太朗④ 70分45秒

 国立大、選手層が薄い中頑張っている筑波大。金子選手が失速も、3年生小山選手が好走、また医学群5年塚田選手がやはりロードだと覚醒する感じですね。彼はもう1年残れるので、チャンスがあれば来年。

19位明治学院大学11時間12分56秒

個人順位 名前学年 走破タイム
63位 栗原 舜④ 65分19秒
127位 髙橋歩夢② 66分15秒
153位 原木康佑④ 66分38秒
158位 高儀優斗② 66分45秒
180位 請井快星① 67分04秒
204位 箱田優馬④ 67分22秒
234位 菊地一輝③ 67分54秒
246位 加藤滉隆① 68分07秒
255位 森 裕哉④ 68分23秒
292位 樺澤温輝② 69分09秒
355位 榎本晃大④ 70分36秒
384位 岩野幸樹④ 71分48秒

 ロードで堅実な成績を残し続けている明治学院大、酷暑の中で過去最高順位となりましたね。200位以内5名、250位以内8名は、高校の有力選手が少ない中、頑張っています。連合に選ばれるだろう4年栗原選手は楽しみですね。

20位武蔵野学院大学11時間15分24秒

個人順位 名前学年 走破タイム
13位 ビニアム・テスファイゼラツィオン② 63分41秒
107位 福本陽樹④ 65分55秒
157位 佐野颯人② 66分44秒
188位 銘苅春史④ 67分12秒
212位 垣本仁翔② 67分30秒
220位 中尾晟皐② 67分37秒
256位 坂本翔喜① 68分23秒
294位 加賀屋耀④ 69分09秒
308位 川村飛翔① 69分26秒
321位 川越成貴③ 69分47秒
351位 中村光樹② 70分25秒
376位 奈良慧弥③ 71分28秒

 びっくり!ここのところ予選30位前後だった武蔵野学院大が、過去最高順位を更新して20位!エースビニアム選手、主力の福本・銘苅・佐野選手が堅実に結果を残しています。流れがいい気に良くなっていればと思います。

それ以降の大学(※個人67分以内or学内上位3名も)

21位日本薬科大学11時間15分30秒
6位デニス キプルト②62分27秒
123位矢板慈生④66分09秒
193位近藤蒼大②67分16秒

 条件次第ではチャンスあると思いましたが…、もう一度。

22位拓殖大学11時間16分03秒
9位R.ロンギサ②63分22秒
95位藤原稜太④65分49秒
160位二瓶知哉③66分45秒
169位柿内心温①66分55秒

23位芝浦工業大学11時間16分13秒
62位宮本大心①65分18秒
140位横尾 皓③66分27秒
141位内山寿頼③66分28秒

24位上武大学11時間16分20秒
4位K.パトリック③61分54秒
64位辻本幸翼④65分19秒
124位丹井遥斗④66分11秒

 拓大と上武がここにいるのが、なんだか本当に流れを感じてしまいます。

25位平成国際大学11時間16分29秒
7位ジョセフ ムイガイ②62分46秒
38位佐藤 碧④65分00秒
152位西中慈音③66分38秒

26位東京経済大学11時間21分04秒
146位下津開生④66分35秒
187位村松 丈③67分11秒
213位内田翔也③67分32秒

27位亜細亜大学11時間21分51秒
8位ジョンソン モゲニ②63分02秒
79位片川祐大④65分31秒
171位鍜治進之介①66分56秒

28位桜美林大学11時間22分04秒
12位ネルソン ンビディ③63分38秒
121位志村鉱祐③66分09秒
223位中村聡汰①67分40秒

29位慶應義塾大学11時間23分10秒
28位田島公太郎④64分35秒
118位木村有希④66分06秒
186位関口功太郎③67分09秒

30位関東学院大学11時間24分25秒
200位佐々木敦弘②67分20秒
214位須加彩人②67分33秒
217位磯和 琳②67分33秒

31位育英大学11時間38分51秒
238位佐野 魁①67分58秒
257位笠原雅敬②68分23秒

32位立正大学11時間41分46秒
260位渡部 颯④68分24秒
267位木實優斗④68分40秒

33位湘南工科大学11時間55分40秒
112位松田朋樹④65分59秒
305位陶山丈太朗①69分24秒

34位国際武道大学11時間58分35秒
197位森山摩周③67分18秒

35位清和大学12時間02分53秒
248位宮本 錬①68分09秒

36位東京大学12時間03分21秒
77位秋吉拓真③65分30秒

37位東京大学大学院12時間13分59秒
60位古川大晃(D4)65分17秒

38位東京科学大学12時間23分49秒
233位中村竣太④67分51秒

39位東京理科大学12時間29分22秒

40位一橋大学12時間30分34秒

41位千葉大学12時間34分39秒
307位添田大葵③69分26秒

42位防衛大学校12時間50分47秒

43位埼玉大学12分53秒33

 棄権者過去最高の10名いたのですが、記録なしになったチームがいないのは素晴らしい!それぞれの条件で頑張りました。84分以内の条件もありますが、防衛大の10人目が83分55秒。このあたりの頑張りも拍手です。

箱根駅伝2025関東学生連合候補選手

個人順位 名前学年 走破タイム 大学名
22位 小山洋生③ 64分27秒 筑波大
27位 森川蒼太④ 64分33秒 流通経済大
29位 檜垣 蒼① 64分35秒 東海大
54位 東 晃成③ 65分14秒 麗澤大
60位 古川大晃(D4) 65分17秒 東大大学院
62位 宮本大心① 65分18秒 芝浦工業大
63位 栗原 舜④ 65分19秒 明治学院大
64位 辻本幸翼④ 65分19秒 上武大
72位 横田星那③ 65分26秒 国士舘大
76位 佐藤我駆人① 65分29秒 駿河台大
以上、上位10名
77位 秋吉拓真③ 65分30秒 東京大
79位 片川祐大④ 65分31秒 亜細亜大
84位 溝上稜斗④ 65分36秒 明治大
95位 藤原稜太④ 65分49秒 拓殖大
107位 福本陽樹④ 65分55秒 武蔵野学院大
108位 髙島侑翔④ 65分56秒 東京農業大
以上、上位16名
112位 松田朋樹④ 65分59秒 湘南工科大
118位 木村有希④ 66分06秒 慶應義塾大
121位 志村鉱祐③ 66分09秒 桜美林大
123位 矢板慈生④ 66分09秒 日本薬科大
146位 下津開生④ 66分35秒 東京経済大
152位 西中慈音③ 66分38秒 平成国際大

 連合は中々楽しみじゃないでしょうか。筑波大小山・流経大森川選手は強い選手ですし、東海大ルーキー檜垣選手は、いい意味でチャレンジすることができます。それから29歳最後の挑戦で見事10番目以内に入ってきた東大院古川選手は、前残り見事な作戦でした。

 そして、ボーダーが非常に秒差で、かなりの酷暑の事もあります。そのまま10人で行うのか、もう一度直すのかどうかも、考えるところかもしれません。

箱根駅伝2025(第101回)出場校まとめ

◆シード校◆
青山学院大学(17年連続30回目)
駒澤大学(59年連続59回目)
城西大学(3年連続19回目)
東洋大学(23年連続83回目)
國學院大學(9年連続18回目)
法政大学(10年連続85回目)
早稲田大学(49年連続94回目)
創価大学(6年連続8回目)
帝京大学(18年連続26回目)
大東文化大学(3年連続53回目)

◇予選通過校◇
立教大学(3年連続30回目)
専修大学(2年ぶり72回目)
山梨学院大学(5年連続38回目)
日本体育大学(77年連続77回目)
中央学院大学(2年連続24回目)
中央大学(8年連続98回目)
日本大学(2年連続91回目)
東京国際大学(2年ぶり8回目)
神奈川大学(2年連続55回目)
順天堂大学(14年連続66回目)

 酷暑の中勝ち取った10校。立教大が強化叶いトップ通過。さらに専大・山学大の上位通過はほとんど予想できなかったのではないでしょうか。

 そんな中、東海大が10人目の選手がゴール手前10mでリタイア、11人目以降が大きく遅れ連続出場ならず、東農大があと1秒届かず無念、明大や駿河台大も連続出場を逃す形となったことも、忘れてはなりません。


hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。

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