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【速報・結果】出雲駅伝2024(第36回)~各大学詳細まとめ

大学駅伝2024-2025最初の大学駅伝!
出雲駅伝2024スタートします!

速報していきます!

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【速報・結果】出雲駅伝2024(第36回)~各大学詳細まとめ

※タイム差は速報なのでご注意
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区間速報

1区(8km)

 気温が高く、結局晴れた酷暑の条件でスタート。IVYリーグ選抜が引っ張ろうとするところ、早大山口選手が追いつき集団へ。1㎞3分04秒ゆったりだったが、全体的に自重気味か。IVYリーグがやはり引っ張る中、駒大桑田選手が2番手につける。3番手に帝京山中選手、1秒後ろの集団は比較的横広がりとなっている。

 2㎞横広がりのまま通過。この1㎞は3分08秒とかなりスローに。岡山大石鍋選手が先頭に出てくる。続いて新潟大広島大と地方のチームが前へ。東洋緒方選手や帝京山中s年種も比較的目立つ位置。青学や国学は、現時点で目立っていない。

 3㎞通過、この1㎞3分10秒。北信越の新潟大中戸選手が先頭で引っ張る。上りはあったものの、やはりゆったり。東北選抜以外は、20チームが一団となっている。その後、鹿屋体育大ら3選手おくれたものの、17チームが横広がりとなっている。誰が引っ張る感じでもないものの、京都産業大が前目にいるか。

 残り1.5㎞IVYリーグ選抜ロングスパートをかけて、一気に縦長に。対応しているのが帝京山中、國學青木、青学鶴川、駒大桑田選手あたりお。その後ろ少し差が開いて6位集団。関西大が追いかけようとしているか。

 残り1㎞IVYキーラン選手に、鶴川・青木選手の3人、5m離れて桑田・山中選手か。この1㎞2分44秒に浮上。6位争いは大東入濱選手あたりか。残り800mで青木選手がスパート、後ろを引き離しにかかる。

 残り400m青学鶴川選手満を持してスパート。帽子を投げ捨てて一気に突き放す。2位IVY3位國學院、後ろは大東大・東洋大らがやってきているか。鶴川選手が見事に区間賞で先頭で襷リレー、有償へ視界良好化。

 第一中継所

1位青学23分38秒、2位IVY國學8秒、4位帝京大東駒大東洋13秒16秒、8位京産大法大22秒、10位創価城西26秒、12位早大29秒、13位名古屋大34秒、14位広島関西45秒、16位北海道北信越51秒、18位岡山大1分08秒、19位広島経済1分22秒、20位鹿屋体育1分28秒、21位東北選抜2分43秒

2区(5.8km)

 青学野村選手が先頭に立ち、そのまま後方との差を広げる。2㎞で100m近い差となる。その2位國學山本・IVYリーグに、10位でタスキを受けた創価吉田選手が一気に2位まで浮上してくる。5位グループに駒大・大東大・帝京大らとなっている。

 2位創価吉田選手はどんどん追い上げ、IVYを引き連れて、青学大に迫っていく。4位争いは帝京尾崎選手が浮上して國學山本選手がやや後退気味。5位争いは大東大や駒大。だいぶ離れて法大・早大あたりか。

 4㎞一気に創価吉田選手が青学野村選手を交わして首位浮上!!吉田選手が中継所の26秒差を埋めに掛かった。青学野村選手は付けず2位後退、3位にIVY選抜も詰めてくる。後方、8位法大野田選手、9位早大伊藤選手が3人抜きも首が上がる。10位京産大東洋大、12位城西大となっている。

 残り1㎞を切って、創価吉田選手が後方に10秒以上差をつけて先頭。2位にIVY浮上で、3位青学。4位に大東大濱選手が浮上し、帝京國學が5位争い、7位に駒大帰山選手となっている。創価吉田選手が首を振る独特のフォームのまま、9人抜きで先頭で中継

 第二中継所

1位創価大39分50秒、2位IVY14秒、3位青学20秒、4位大東国学22秒、6位駒大27秒、7位帝京33秒、8位法大京産大52秒、10位東洋早大1分05秒、12位城西1分23秒、13位名大1分34秒、14位北海道1分47秒、15位北信越1分54秒、16位関西大2分17秒、17位広島大2分28秒、18位鹿屋3分00秒

3区(8.5km)
 1位創価大ルーキー山口選手が淡々と一人旅。1.2㎞で2位争いにIVYに、青学・大東・駒大・國學院大が飲み込んでいく。2位はチームの集団に。12位スタートの城西キムタイ選手のすぐ前に、11位早大山口、10位東洋網本選手。1.6㎞で早大、1.8㎞で東洋を捉えて、10位に浮上する。網本選手は食らいつく様相だ。

 1位創価山口選手は2分56秒程で刻んでいるものの、2位集団が5人でじりじり詰めてきている。3㎞過ぎで5秒程。青学黒田・駒大山川・IVY・大東大エヴァンス・國學辻原選手となっている。帝京大を挟んで、城西キムタイ選手が、京産大法大をまとめて交わして8位に浮上。

 4.5㎞でついに創価吉田選手に、青学黒田・駒大山川・国学辻原選手がつく形。IVYは7秒差、大東大は13秒差と先頭争いから後退している。城西キムタイ選手は39秒差の7位、ちょうど帝京廣田選手を捉えたところ。9位法大京産大はまだ争い、11位争い早大東洋大が1分17秒程の差となっている。なお、13位北信越1分57秒差と2つ順位を上げている。

 5.5㎞アップダウンがあるところで、創価山口選手がついていける単独4位に後退。青学黒田・駒大山川・國學辻原選手と強豪校が三つ巴の様相といなってきた。6.5㎞地点で国学辻原選手が後退、青学と駒大の先頭争いに!

 また5位に城西キムタイ選手が大東大エヴァンス選手を捉えて浮上!キムタイ選手が区間新ペースで追い上げる。さらに、IVYリーグ選抜を捉えて、キムタイ選手が4位浮上。これで7人抜き、最後の1㎞を2分40秒台で走破できれば区間記録のペース。後方は、8位帝京法大の争い、10位に京産大が3秒差で踏みとどまって健闘している。

 残り500m切っても、まだ青学黒田VS駒大山川選手の争い、青学大は独走態勢を築く予定だったので想定外といっていいか。残り200mとなってスピードで勝る黒田選手がようやく単独先頭へ、青学が何とか先頭に浮上しての襷リレーとなった。また5位中継の城西キムタイ選手が区間賞、区間記録まで6秒差だった。

第三中継所

1位青学64分06秒、2位駒大4秒差、3位國學院20秒、4位創価大42秒、5位城西大50秒差、6位IVY58秒差、7位大東大京産大1分26秒、9位帝京1分26秒、10位法大1分30秒、11位早大2分05秒、12位東洋大2分32秒、13位北信越2分52秒

4区(6.2km)

 青学宇田川選手が先頭のまま、中間点。3秒差ほどで駒大伊藤選手が追走してまだ射程圏内、3位に国学野中選手が15秒差、4位争いは創価吉田・城西平林選手が争い、6位IVYリーグが粘っている形。7位に法大武田選手が3人抜きで浮上し、帝京楠岡選手が食らいつく形だ。

 4㎞、青学宇田川選手の背後に駒大伊藤選手が追いついてくる。4.5㎞駒大伊藤選手が先頭へ。宇田川選手はやや苦しそうな表情を浮かべているか。さらに3位國學野中選手がかなり近づいている形か。ここで駒大伊藤選手が単独先頭へ、4区5㎞手前で駒大が初めて単独先頭へ立った。

 残り1㎞、伊藤選手が2位宇田川選手を5秒差くらい、野中選手が3秒差くらいまで詰めてきているところ。残り400m切ってから、1500mの力のある宇田川選手の身体の動きがまた良くなってきたか。ただ、地元の駒大伊藤選手もピッチが上がる。先頭のまま襷リレー、2位青学、3位國學院まで僅差でのリレーとなった。なお、区間賞は國學院野中選手、IVYの選手が区間2位だった。

第4中継所

1位駒大1時間21分59秒、2位青学5秒差、3位國學9秒差、4位創価45秒、
5位IVY51秒、6位城西1分14秒差、7位法大1分35秒、8位帝京1分45秒
9位早大2分17秒、10位大東東洋2分57秒、12位京産大3分08秒

5区(6.5km)

 1㎞過ぎ、駒大島子選手に青学若林選手が追いついて前に。再び青学大が先頭に立つ。3位国学上原選手も秒差まで迫っていて、三つ巴際どい先頭争いになってきた。

 2.5㎞青学若林選手が前、1秒差で駒大島子選手がまだついている。國學上原選手は7秒差くらいとなっている。4位創価大黒木選手の前、うっすら前3チームが見えるか。5位IVYに6位城西鈴木選手が追いついたところ。鈴木選手は1㎞2分50秒を切るペースで突っ込んでいる。

 4㎞青学若林選手の横、駒大島子選手が追いついている。さらに青学若林選手が振り返った後方、國學上原選手が迫っている。そしてCM直後、國學院大上原選手が先頭へ。駒大島子選手が食らいつくも、青学若林選手が後退加減となっている。

 残り1㎞上原選手前島子選手が後ろで通過。青学若林選手は約10秒ほどの差。体をねじりながら走っていてからり苦しそうだ。残り700m上原選手がロングスパート、島子選手が苦しそうな表情で食らいつくが1秒差ほどか。

 残り500mのアップダウンで明らかに1位国学2位駒大との差が開き中継所へ。上原選手がエース平林選手へ先頭へ、駒大篠原選手が4秒差、青学太田選手が23秒差でスタートした。

 

1位國學1時間40分20秒、2位駒大4秒差、3位青学23秒差、
4位創価1分09秒、5位城西1分25秒、6位IVY1分37秒
7位法大2分12秒、8位早大2分27秒、9位帝京2分48秒
10位大東3分28秒、11位東洋4分12秒、12位京産4分30秒

6区(10.2km)

 1㎞過ぎて、國學平林選手に駒大篠原選手が並びかける。後ろでなくて、敢えて横に付くのは、平林選手にプレッシャーをかけるためか。

2.4㎞出雲大社前
1位國學・駒大、3位青学28秒、4位創価1分22秒、5位城西1分38秒
6位IVY1分49秒、7位早大2分31秒、8位法大2分33秒、9位帝京2分59秒

 5㎞手前、國學平林選手が仕掛けていく。最後のスピード面では、篠原選手に分があるのは知っているところ、平林選手が大きくスピードアップ。2秒程篠原選手が離れる場面が広がっている。

 5.5㎞アップダウンでさらに國學院大平林選手が差を広げていく。自信のスピード持久力を最大限生かして押していく。駒大篠原選手がなんと5秒以上の差が開いていく形だ。

 残り3㎞平林選手がガンガン推していく。徐々にヴィクトリーロードになりつつあるようだ。2位駒大篠原選手は20秒程離れていた。3位青学太田選手はその後ろ30秒弱か。平林選手は何度か後ろを振り返るが、2位以降は離れている。

 残り500m付近から笑顔!4大会前、國學院大土方選手の優勝を見て、「國學院大すげー!」と思って、進学を決意した平林選手が、4年目でついに悲願成就!2度目の出雲路制覇となった。

総合結果

1位國學院大2時間9分23秒、2位駒澤大40秒差、3位青学大1分00秒差
4位創価大2分23秒差、5位IVY2分53秒差、6位早大2分58秒差
7位城西3分10秒差、8位帝京大4分11秒差、9位法大4分17秒差

10位大東大4分33秒差、11位東洋6分20秒、12位京産大
13位北信越8分45秒、14位北海道9分15秒/地区枠

15位名古屋9分29秒、16位関西大10分09秒、17位岡山大11分37秒
18位鹿屋体育12分02秒、19位広島大14分09秒
20位広経大15分56秒、21位東北選抜15分57秒

詳細結果

🥇國學院大學2時間9分24秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 3位 青木瑠郁③ 23分48秒 3位 8秒差
2区5.8㎞ 5位 山本歩夢④ 16分27秒 5位 23秒差
3区8.5㎞ 4位 辻原 輝② 24分12秒 3位 20秒差
4区6.2㎞ 🥇 野中恒亨② 17分42秒 3位 9秒差
5区6.4㎞ 🥇 上原琉翔③ 18分12秒 1位 ー4秒差
6区10.2㎞ 🥇 平林清澄④ 29分03秒 1位 ー40秒差

怒涛の3連続区間賞!強い4年生平林選手、アンカー対決を制す!!

 國學院大が見事にやり切りましたね!青木選手が2年ぶり1区で区間3位好走すると、2区山本選手が区間5位ながら、青学や駒大とは差がない位置でリレー。増刊号でキーマンになると言われていた辻原選手も、終盤まで青学駒大に食らいつく走りで3位につけました。

 そして國學院大の真骨頂はここから。前半区間と変わらない力をある選手が配置できるのですよね。4区初駅伝の野中選手が区間賞の走りで追い上げると、前回1区だった上原選手が5区区間賞!首位を奪取すると、平林選手が持ちタイムでは上の駒大とのアンカー決戦を制して見事5年ぶり2度目の総合優勝!

 5年前、当時の4年生エース、土方選手がアンカー決戦の最後に駒大を抜いて総合優勝!それを見て、「國學院すげー!」と思った当時高校生の平林選手が、進学し大学4年生で5年ぶり総合優勝!とてつもないドラマが生まれていますね。

🥈駒澤大学2時間10分04秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 6位 桑田駿介① 23分55秒 6位 15秒差
2区5.8㎞ 4位 帰山侑大③ 16分24秒 6位 27秒差
3区8.5㎞ 🥈 山川拓馬③ 23分52秒 2位 4秒差
4区6.2㎞ 🥉 伊藤蒼唯③ 17分49秒 1位 ー5秒差
5区6.4㎞ 🥈 島子公佑② 18分25秒 2位 4秒差
6区10.2㎞ 🥉 篠原倖太朗④ 29分39秒 2位 40秒差

1区桑田選手から、3連覇の夢最後まで繋ぐ!アンカー決戦に持ち込んだ!

 佐藤選手が走れなくなったところで、トップ3は厳しいかなと思ったのですが、個人的には想像以上の大健闘でした。

 桑田選手が、1年生鬼門とも言われる1区を前が見える範囲で乗り切ると、2区帰山が前との差を詰めると、3区山川選手が最後まで青学とバトルして総合2位へ。4区伊藤選手と5区島子選手が、青学や國學院らと激しいバトルをして秒差アンカー決戦へ。

 アンカー篠原選手に、3連覇の夢が託されました。國學院大に追いついた時は最後までいくかと思いましたが…ロードでの勝負はまた分かりませんね。無念の総合2位でしたが、春の不調からは完全に脱していました。

🥉青山学院大学2時間10分24秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 🥇 鶴川正也④ 23分40秒 1位 ー8秒差
2区5.8㎞ 6位 野村昭夢④ 16分32秒 3位 20秒差
3区8.5㎞ 🥉 黒田朝日③ 23分55秒 1位 ー4秒差
4区6.2㎞ 5位 宇田川瞬矢③ 17分58秒 2位 5秒差
5区6.4㎞ 5位 若林宏樹④ 18分40秒 3位 24秒差
6区10.2㎞ 🥉 太田蒼生④ 29分39秒 3位 1分00秒差

1区鶴川3区黒田選手が先頭に出るも…最後まで流れ来ず

 満を持して1区に入った鶴川選手。暑さのため思ったよりスローになったとはいえ、最後の最後で伝家の宝刀・留学生にも勝てるラストスパートで区間賞!やっぱり青学大か…この時は思いました。

 ですが2区野村選手が追いつかれ、3区黒田選手が先頭争いをして、最後に取り切るも、後方が点々と見える混戦模様に。多分もっと突き抜ける予定だったはず。4区宇田川選手が2位、5区若林選手が3位後退、出雲駅伝初登場のアンカー太田選手はやや消化不良の走り。原監督は「強いと思うと負ける」チームに声を賭けました。

4位創価大学2時間11分47秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 10位 石丸惇那③ 24分06秒 10位 26秒差
2区5.8㎞ 🥇 吉田 響④ 15分45秒 1位 ー14秒差
3区8.5㎞ 7位 山口翔輝① 24分57秒 4位 42秒差
4区6.2㎞ 4位 吉田 凌④ 17分56秒 4位 45秒差
5区6.4㎞ 6位 黒木陽向③ 18分45秒 4位 1分09秒差
6区10.2㎞ 6位 小暮栄輝④ 30分17秒 4位 2分23秒差

 創価大は、当日変更でまさかの留学生ムチーニ選手を変更。本番2日前に転倒して膝に怪我を負ったので大事を獲った模様。1区10位スタートとなりましたが、吉田響選手が暑さの中本領発揮。最短区間9人抜きで先頭に立った時は、3区に留学生がいれば…とは思ってしまう場面。

 そんな中、当日抜擢された1年生山口選手は、連戦となった中で区間7位と踏ん張って総合4位争いへ。もう一人の吉田選手が流れを繋ぐと、初駅伝となった3年黒木選手と4年小暮選手が堅実に走って、総合4位をキープ。留学生無しで、過去最高の成績、復帰するだろう全日本駅伝が楽しみですね。

5位IVYリーグ選抜2時間12分18秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 🥈 K.トゥンティベイト(ハーバード大) 23分48秒 2位 8秒差
2区5.8㎞ 🥈 W.バッターズヒル(ハーバード大) 16分18秒 2位 14秒差
3区8.5㎞ 8位 T.バーグ(コロンビア大) 24分59秒 6位 58秒差
4区6.2㎞ 🥈 A.アイバーソン(ハーバード大) 17分46秒 5位 51秒差
5区6.4㎞ 9位 M.プレイラ(ハーバード大) 19分07秒 6位 1分37秒差
6区10.2㎞ 7位 R.ミランダ(イェール大) 30分20秒 5位 2分54秒差

 まさかIVYリーグ選抜が過去最高の5位!!基本的に、オフシーズンに来るので、基本的にはあまり調整で来ていない、走れても一人か二人くらい区間一桁というが例年だったのですが…。1区5千m13分08秒の持ちタイムがあるトゥンティベイト選手が区間2位で繋ぐと、全部で3区間区間2位。いつまでも下がっていかなかったので、びっくりしてしまいました。例年より仕上げたのは間違いないですが、ポテンシャルはやっぱり凄い軍団です。

6位早稲田大学2時間12分23秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 12位 山口智規③ 24分09秒 12位 29秒差
2区5.8㎞ 10位 伊藤大志④ 16分49秒 11位 1分06秒差
3区8.5㎞ 11位 山口竣平① 25分15秒 11位 2分06秒差
4区6.2㎞ 7位 藤本進次郎③ 18分04秒 9位 2分17秒差
5区6.4㎞ 🥉 長屋匡起② 18分31秒 8位 2分27秒差
6区10.2㎞ 🥈 工藤慎作② 29分35秒 6位 2分59秒差

 早大は、ここのところ続いている総合6位からの浮上、今回もなりませんでしたが、ある意味実りある6位でした。1区エース山口選手がまさかの出遅れで、3区まで総合11位で全く波に乗れませんでした。

 そんな中、初出場の藤本選手が2人抜きの区間7位で流れを切ると、ロード巧者の5区長屋選手が区間3位、6区工藤選手が区間2位の激しい追い上げ!なんと後半2区間は優勝争いチームと同等だったということで…全日本駅伝でブレーキなく行ければ…ですね。

7位城西大学2時間12分34秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 11位 斎藤将也③ 24分06秒 11位 26秒差
2区5.8㎞ 13位 山中達貴③ 17分09秒 12位 1分23秒差
3区8.5㎞ 🥇 ヴィクター キムタイ③ 23分42秒 5位 50秒差
4区6.2㎞ 9位 平林 樹④ 18分17秒 6位 1分14秒差
5区6.4㎞ 4位 鈴木健真③ 18分32秒 5位 1分25秒差
6区10.2㎞ 9位 久保出雄大④ 30分48秒 7位 3分10秒差

 城西大も、序盤区間がうまくいかなかったですね。1区齋藤選手が11位スタートすると、初駅伝2区山中選手も乗れず、この地点でまさかの関東地区最下位。脱したのがエースのキムタイ選手。確実に一人ずつ捉えていくと、7人抜きで5位に浮上!しかも区間記録まで6秒差でした。

 4区に配置された平林選手の状態が気になりましたが、やはり本調子ではなかったのか区間9位、今回は苦しいかと思われましたが、5区鈴木選手が全日本に繋がる区間4位!凸凹駅伝になりましたが、ここからどう足並みをそろえていくかですね。

8位帝京大学2時間13分35秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 4位 山中博生④ 23分53秒 4位 13秒差
2区5.8㎞ 6位 尾崎仁哉③ 16分32秒 7位 33秒差
3区8.5㎞ 9位 廣田 陸② 25分08秒 9位 1分26秒差
4区6.2㎞ 8位 楠岡由浩② 18分12秒 8位 1分45秒差
5区6.4㎞ 11位 鎗田大輝③ 19分24秒 9位 2分48秒差
6区10.2㎞ 8位 福田 翔④ 30分26秒 8位 4分11秒差

 主力選手が複数人走れなかった帝京大ですが、それほど得意ではない出雲駅伝でうまく流れを作りましたね。エース山中選手が1区で区間4位で走り切ると、長距離型と思われた2区尾崎選手が区間6位、初出場の廣田・楠岡選手も区間一桁で繋ぎました。5区で9位になりましたが、福田選手もまずまず。全日本駅伝の方が向くでしょうから、シード権争いが楽しみになります。

9位法政大学2時間13分41秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 9位 大島史也③ 24分03秒 9位 23秒差
2区5.8㎞ 8位 野田晶斗② 16分42秒 8位 53秒差
3区8.5㎞ 6位 小泉 樹④ 24分52秒 10位 1分30秒差
4区6.2㎞ 5位 武田和馬④ 17分58秒 7位 1分35秒差
5区6.4㎞ 8位 矢原倖瑛③ 18分58秒 7位 2分12秒差
6区10.2㎞ 10位 宮岡幸大④ 31分08秒 9位 4分17秒差

 法政大は、エース格の4年武田・2年野田選手を当日変更で繋ぎ区間に入れる変則的なオーダーになりました。絆記録挑戦会から少し調子の変動があったでしょうか。1区大島選手は9位スタートでしたが、3区小泉選手が6位・4区武田選手が5位と健闘があり、一時総合7位まで浮上。ただ、最後が少し苦しくなりましたかね。今年もここから、一気に箱根仕様に重て行くはずです。

10位大東文化大学2時間13分57秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 5位 入濱輝大③ 23分54秒 5位 14秒差
2区5.8㎞ 🥉 大濱逞真① 16分20秒 4位 22秒差
3区8.5㎞ 12位 E.キプロップ① 25分18秒 7位 1分25秒差
4区6.2㎞ 15位 小田恭平④ 19分25秒 10位 2分57秒差
5区6.4㎞ 7位 中澤真大① 18分52秒 10位 3分28秒差
6区10.2㎞ 5位 西川千青④ 30分08秒 10位 4分33秒差

 途中まで凄まじかったのですが…。1区入濱選手が難しくなった1区を5位スタート、大物ルーキー大濱選手が区間3位の力走で4位に繋ぐと、3区キプロップ選手が一時先頭集団に入ります。盛り上がったのもつかの間、中盤の上りで大きく失速…。4区も悪い流れを引き継ぎ、一気に10位まで転落してしまいました。

 ここから、3人目のルーキー中澤選手が区間7位で立て直して、アンカーに残していたエース4年西川選手が、区間5位頑張りますが、総合10位から順位を引き上げることは出来ませんでした…。とはいえ、控えにいた長距離タイプの4年生が記録会で好走。全日本で戦えるはずです。

11位東洋大学2時間15分45秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 7位 緒方澪那斗③ 23分56秒 7位 16秒差
2区5.8㎞ 11位 濱中 尊② 17分01秒 10位 1分05秒差
3区8.5㎞ 13位 網本佳悟③ 25分43秒 12位 2分33秒差
4区6.2㎞ 10位 迎 暖人① 18分18秒 11位 2分58秒差
5区6.4㎞ 12位 西村真周③ 19分35秒 11位 4分12秒差
6区10.2㎞ 11位 宮崎 優① 31分12秒 11位 6分21秒差

 東洋大は、酒井監督が「順位は問わない」と話された通り、下級生が多いオーダーでしたが…。それにしても1区緒方選手はある程度復調が確認できたものの、あとは区間12位前後は苦しみましたね。3区網本選手あたりは、早大らと競い合える位置だったので、もう少し行きたかったですが…。全日本駅伝で主力が戻って変われるかどうか!?

12位京都産業大学2時間17分07秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 8位 中村光稀④ 24分02秒 8位 22秒差
2区5.8㎞ 9位 粟井駿平④ 16分44秒 9位 54秒差
3区8.5㎞ 5位 小嶋郁依斗④ 24分46秒 8位 1分25秒差
4区6.2㎞ 17位 大久保颯汰④ 19分32秒 12位 3分04秒差
5区6.4㎞ 13位 藤田大暉② 19分47秒 12位 4分30秒差
6区10.2㎞ 17位 桒田大樹③ 32分16秒 12位 7分43秒差

 オールドファンとしては嬉しい姿ですね。関東地区に食ってかかるチームって最初に出てくるのは京都産業大なんですよね。久々の復帰となりましたが、序盤3区間で4年生が暴れました。1区中村選手が終盤引っ張る場面も見せて区間8位、2区粟井選手も繋ぐと、3区小嶋選手が区間5位!ここまで関東に穴を開けました。終盤区間も東洋大と競って粘れていましたね。記録会では他に14分半ばでまとめられる選手もいるので、全日本駅伝も引き続き楽しみです。

13位北信越学連選抜2時間18分09秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 17位 中戸元貴③(新潟大) 24分32秒 17位 52秒差
2区5.8㎞ 15位 片岡晴哉①(信州大) 17分14秒 15位 1分54秒差
3区8.5㎞ 10位 松林直亮(M1)(信州大) 25分12秒 13位 2分51秒差
4区6.2㎞ 13位 渡部遼太郎④(新潟医療福祉大) 19分20秒 13位 4分18秒差
5区6.4㎞ 14位 三林明弥(M1)(信州大) 19分53秒 13位 5分50秒差
6区10.2㎞ 14位 渡邊真大④(新潟大) 31分58秒 13位 8分45秒差

 祝!北信越史上初の地区枠獲得!毎年いい所まできながらもう少しでしたが…経験を積んだ上級生がやってくれました。1区中戸選手が17位、唯一の下級生となった2区片岡選手が15位で、3区エース松林選手へ。中間点までに2チームを抜き去り、区間10位の激走で総合13位で襷リレー!4区以降も駅伝経験豊富な選手が区間13位・14位で、後方を寄せ付けず、見事総合13位。これはもっと取り上げたいトピックです。

14位北海道学連選抜2時間18分39秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 16位 西塚璃純③(札学大) 24分31秒 16位 51秒差
2区5.8㎞ 12位 渡邊隼翼④(札学大) 17分08秒 14位 1分47秒差
3区8.5㎞ 14位 ムチリ ディランク③(星槎道都大) 26分04秒 15位 3分36秒差
4区6.2㎞ 14位 栗田伸冴②(札学大) 19分22秒 15位 5分05秒差
5区6.4㎞ 19位 浦田陽聖①(札学大) 20分17秒 15位 7分01秒差
6区10.2㎞ 12位 伊藤 徹③(札学大) 31分17秒 14位 9分15秒差

 逆転で見事に14位に滑り込んだ北海道選抜。序盤区間は4年生渡邊選手の活躍もあり、一時14位に浮上しますが、3区で総合15位へ。区間下位に沈んだ区間も合って苦しいかと思われましたが、アンカー抜擢された伊藤選手が地方トップとなる区間12位の激走!見事、逆転して地区枠を獲得してみました。だいたい札幌学院大で組んで、見事な成績でした。

以上、地区枠

15位名古屋大学2時間18分53秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 13位 河﨑憲祐(M1) 24分14秒 13位 34秒差
2区5.8㎞ 14位 阿部祥典④ 17分11秒 13位 1分33秒差
3区8.5㎞ 15位 吉原 諒④ 26分14秒 14位 3分32秒差
4区6.2㎞ 12位 加藤太一③ 19分05秒 14位 4分44秒差
5区6.4㎞ 17位 浅野稜太③ 20分11秒 14位 6分34秒差
6区10.2㎞ 14位 小川海里④ 31分58秒 15位 9分29秒差

 あともう少しだったのは、国立大の名古屋大。1区エース河崎選手が区間13位スタート。3区で地区枠ボーダー14位に落ち舞うが、4区加藤選手の区間12位好走もあり、14位をキープしていました。アンカー小川選手も区間14位と粘りましたが、後方の追い上げに屈する形に…。それでもここ一発、合わせてきたところ、力ありますね。

16位関西大学2時間18分53秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 15位 谷村恒晟③ 24分26秒 15位 46秒差
2区5.8㎞ 16位 岡村和真② 17分42秒 16位 2分16秒差
3区8.5㎞ 16位 坂東壮琉④ 26分22秒 16位 4分23秒差
4区6.2㎞ 11位 平野圭人② 18分46秒 16位 5分19秒差
5区6.4㎞ 16位 大槻涼人② 20分05秒 16位 7分03秒差
6区10.2㎞ 16位 秋山翔太郎③ 32分09秒 16位 10分09秒差

 上がりそうで上がり切れなかった関西大。1区谷村選手、少し差が離れるも区間15位で混戦の中、徐々に地区枠に上がってくると思いましたが…、4区平野選手が区間11位で走ったい以外は区間16位と弾けきれませんでした。大きな失速も無かったので、他チームも力をつけてきているということなのかもしれません。

17位岡山大学2時間21分01秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 18位 石鍋颯一④ 24分47秒 18位 1分07秒差
2区5.8㎞ 19位 日名子泰明② 18分36秒 19位 3分31秒差
3区8.5㎞ 17位 木戸 颯② 26分43秒 19位 5分59秒差
4区6.2㎞ 19位 岩﨑亮太⑤ 19分53秒 19位 7分59秒差
5区6.4㎞ 10位 赤澤京弥③ 19分15秒 18位 8分53秒差
6区10.2㎞ 13位 旭 隼佑(M2) 31分47秒 17位 11分37秒差

 石鍋選手の加入から、一気に総合力が高くなり、初出場となった岡山大。その石鍋選手は区間18位、その後は総合19位になりましたが、後半区間に爆発!当日変更で入った5区赤澤選手が、関東地区にも食いこんでくる区間10位激走!アンカー旭選手も区間13位好走で、総合17位に浮上してのゴール。これは、笑顔のゴール。もう一つ初出場の全日本駅伝に弾みが付きますね。

18位鹿屋体育大学2時間21分26秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 20位 大園倫太郎④ 25分08秒 20位 1分28秒差
2区5.8㎞ 17位 東 純大② 17分44秒 18位 3分00秒差
3区8.5㎞ 18位 内田大樹④ 26分44秒 18位 5分29秒差
4区6.2㎞ 18位 山口大貴③ 19分34秒 17位 7分10秒差
5区6.4㎞ 15位 兵藤颯太② 19分55秒 18位 8分44秒差
6区10.2㎞ 18位 中原敬輝(M1) 32分21秒 18位 12分02秒差

 19年ぶりの出場となった鹿屋体育大。1区にエース大園選手が入りましたが、最後は少し息切れの区間20位。日本IC3障からの連闘は簡単ではなかったでしょうか。その中、2区東選手が区間17位、5区兵頭選手の区間15位など健闘区間もありました。

19位広島大学2時間23分33秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 14位 大森勇輝(M1) 24分25秒 14位 45秒差
2区5.8㎞ 18位 菊永翔太① 17分55秒 17位 2分28秒差
3区8.5㎞ 19位 南 凱士③ 26分52秒 17位 5分05秒差
4区6.2㎞ 21位 橋井佑空① 20分19秒 18位 7分31秒差
5区6.4㎞ 21位 遠藤浩太郎② 21分24秒 19位 10分34秒差
6区10.2㎞ 20位 伊藤信雄(M2) 32分38秒 19位 14分09秒差

 広島大も中四国3枠目ということで、中々ないチャンスをモノにした格好ですね。1区エース大森選手が、終盤まで先頭集団で踏ん張り区間14位中継!2区菊永3区南選手も区間19位以内で踏ん張り、総合も19位。力を出し切りました。

20位広島経済大学2時間25分20秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 19位 東 秀太③ 25分02秒 19位 1分22秒差
2区5.8㎞ 21位 小川晴也③ 19分29秒 20位 4分39秒差
3区8.5㎞ 20位 藤井奏汰② 27分11秒 20位 7分35秒差
4区6.2㎞ 20位 瀬尾大和① 20分07秒 20位 9分49秒差
5区6.4㎞ 17位 大濵遥喜① 20分11秒 20位 11分39秒差
6区10.2㎞ 21位 板谷和磨③ 33分20秒 20位 15分56秒差

 昨年は総合14位で地区枠を獲得する勢いがあった広島経済大ですが、今回は調整がうまくいかなかったか。800mが本職の東選手が1区に入らざるを得なかった形でした。最後は最下位回避がやっと、5区大濱選手の好走が救いでした。

21位東北学連選抜2時間25分21秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区8.0㎞ 21位 吉田奏斗②(東北学院大) 26分23秒 21位 2分43秒差
2区5.8㎞ 20位 伊藤拓真④(山形大) 18分52秒 21位 5分23秒差
3区8.5㎞ 21位 齋藤颯希③(東北学院大) 27分45秒 21位 8分53秒差
4区6.2㎞ 15位 萩川 晄①(東北学院大) 19分25秒 21位 10分25秒差
5区6.4㎞ 20位 伊藤拓真④(山形大) 20分23秒 21位 12分27秒差
6区10.2㎞ 19位 向田祐翔④(東北大) 32分33秒 21位 15分57秒差

 ここのところ、繰り上げに掛かるほど戦力が整わなかった東北選抜。1区から最後方で苦しかったですが、4区1年生の荻川選手の区間15位で反撃すると、アンカー向田選手が、最下位脱出まであと1秒に!東北ももっと盛り上がってほしいです。

まとめ

✅國學院大、5年ぶり2度目総合優勝!またも駒大とアンカー決戦制す!
✅3連覇目指した駒大、エース一人抜きでもアンカーまで夢
✅2度首位に立つも流れ作り切れなかった青山学院大
✅留学生抜きでも4位創価大!IVY5位も過去最高成績!
✅勿体なかった序盤区間の失速6位早大7位城西大
✅京産大・途中まで関東に穴!初地区枠北信越

 1つ目の駅伝からお腹いっぱいでしたね!1区青学鶴川選手が先頭に立ったので、やっぱり青山学院大かと思われたのですが、これだけ短い駅伝で目まぐるしく展開が変わりましたね。2区は創価大がトップに立ったかと思うと、

 3区でついに3強”青学・駒大・國學院”が優勝圏内に残りました。4区で青学・駒大のマッチレースかと思われたのですが、國學院大が怒涛の追い上げ、4区野中5区上原選手連続区間賞で先頭へ!

 なんとアンカーで、マラソン学生記録保持者國學院大平林選手と、5千m日本人野外学生記録保持者が僅か4秒差、その少し後ろで箱根駅伝男青学太田選手がスタートと、最後まで目の離せない展開でした。

 勝負は、アンカー5㎞手前、ハイペース持久力戦に持ち込んだマラソン学生記録保持者平林選手に軍配!5年ぶり2度目の総合優勝を飾りました!3区まで堪えて、4区から3連続区間賞!総合力で勝りました。

 駒大は、一人エース格が欠けた中、3連覇に向けてアンカー決戦にまで持ち込む意地。青学大は、序盤主導権を握れる場面を作りながらも、伸びきれない形。一筋縄ではいかないですね。

 4位以下も、留学生抜きの創価大とおまけに強かったIVYリーグ。序盤失速から持ち直してきた早大と城西大など、全日本駅伝に向けて、面白そうなチームもいくつかありましたね。箱根予選の結果も交えた後、また全日本駅伝について語れたらと思います。