いよいよ、三大駅伝の開幕戦！出雲駅伝が近づいてきましたね。エントリーも発表されています。

駅伝ファンとして、優勝候補や上位校の有力チームの区間エントリー予想をしていきますので、お付き合いください。

 

 

 

 

 

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大東文化大学陸上競技部男子長距離(@daitobunka_ekiden)がシェアした投稿

続いて、
10年ぶり参戦とは思えない充実ぶり！
大東文化大学です

出雲駅伝2024【大東文化大学】戦力分析&区間エントリー予想

エントリーは10人となります。
なお出雲駅伝の前日に、出走メンバー6名・補欠2名に絞られ、当日補欠2名と変更も認められています。

エントリーメンバーと戦力分析

這い上がった4年生VSフレッシュな1年生の様相！？
　大東文化大が、三大駅伝フル出場に復帰しましたね。今年の箱根駅伝10位、実に10年ぶりのシード権獲得でした。その時のメンバーも成長していますし、新たなメンバーの台頭もあります。基本的には4年生中心のチーム。箱根駅伝1区を走っている西川選手がエース格。春先は故障がありましたが、9月には5千m13分52秒53の自己ベスト、どうやら、主要区間で力を出してきそうです。

　他の4年生もそれぞれ強烈な個性がありますね。主将に選ばれた西代選手は、暑かったりタフな区間で力を発揮する選手で、距離は短いですが気温次第では出雲・全日本も強い選手。大谷選手は、全日本8区や箱根9区で安定して走る選手です。小田選手は、やや波があるものの爆発力は、主力格に引けを取らない選手。4年目で初めての出雲駅伝に挑みます。

　3年生は一人のエントリーですが、その一人がエース格の入濱選手。1年時から箱根3区を走っている期待の選手、1万mも28分13秒まで短縮してきています。前半の激しい流れを何度も走っている経験は、出雲駅伝に活きそうです。2年生は、まだこれからというところですが、棟方選手が、前年の箱根予選78位好走、箱根駅伝は出走まであと一歩のところでしたが、1万m28分32秒は主力級。いよいよ、駅伝デビューか。同学年、宮倉選手も14分05秒と、調子がいいです。

　1年生が勢いいい。留学生のｷﾌﾟﾛｯﾌﾟ選手は勿論楽しみ。主要大会は急いで参加せず、じっくり記録会を使いながら自己ベストを短縮させているのは真名子監督流でしょうか。日本人が持ちタイム高く、中澤選手が夏前に1万m28分37秒ベストで一気にエース格に。デビューはどこの区間になるのかというレベル。

　大濱選手も高校時代から活躍していて、9月には高いレベルの記録会にも参加しています。途中まで日本記録並のペースに付いたのは、後々が楽しみになります。出雲駅伝としても、この個性がどのくらいまとまるか、ですね。

区間オーダー予想

　どうするかなと考えつつ、調子のいい選手をつぎ込みながら、思い切ってい1年生を起用していくと思います。

1区西川選手…まずは4年生エースから。昨年度に大きく成長し、箱根駅伝で切り込み隊長となった西川選手が、出雲駅伝も1区がいいと思います。春シーズンは、故障で関東ICなど満足に走れなかったところ、まずは一つ爆発的な走りができればと思います。

2区入濱選手…箱根駅伝は3区、全日本駅伝も3区や4区と、前半の重要区間をずっと担い続けながら、着実に成長を続けている入濱選手。エース区間にしたい気持ち持ちつつ、持っているスピードを生かして、最短区間2区を乗り切ってもらえれば。しっかり混戦の上位争いの中に入れれば。

3区キプロップ選手…大東大の新たな留学生ですね。主要大会の経験はまだですが、記録会で着実にレベルアップ。7月には1万m28分29秒を記録しました。中盤の主要区間3区で、”駅伝”を経験して、さらにレベルアップを図ってもらえればと思います。

4区大濱選手…楽しみな日本人ルーキーもつぎ込んでいくと思います。まずは、新潟のレースにチャレンジしていた大濱選手。IH5千でも、高校駅伝1区でも好成績の選手。エース区間も考えましたが、春の関東ICは1500mに出場もあったので、繋ぎのスピード区間で予想。

5区小田選手…非常に悩みながら、もう一つ駅伝経験を重ねてほしい小田選手を5区に予想。4年生になってきて、また自己ベストを更新して、逞しくなってきました。箱根でも鍵となってくると思っています。箱根より厳しい流れになる出雲駅伝で経験を積んでほしい。

6区中澤選手…アンカーに1年生。3区間1年生で固めるような気がします。大学に入ってから本当に大きく伸びて、夏前に1万m28分37秒、直近も5千m13分55秒自己ベスト。将来のエース候補の一人ですし、この区間を任せたくなる選手。

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　2年棟方選手もいますが、エントリー後の記録会に出場していないのがちょっと気がかりだったので、ひとまず無しで予想。まあ、全日本駅伝にエントリーされているので気にし過ぎかな？全日本の序盤区間でビューでも面白い。

　4年生では、西代・大谷選手悩みましたが、全日本駅伝など長い距離でこそ活きる選手なので、自分の予想としてはそれ以降。明らかなスピードランナー以外は、若手に回すのではと思います。

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まとめ

　10年ぶり出場の大東大ですが、真名子監督のもと、着実に選手が育ってきている中での出場です。上級生、箱根駅伝で切り込み隊長となった西川選手を初め、4年大谷・西代・小田選手、3年入濱と箱根ランナーが揃い、

　下級生では新たな戦力が台頭。持ちタイムは主力とほぼ同等の2年棟方選手、さらに1年生の勢いが凄い。大濱・中澤選手はもともと高校時代から活躍があったとはいえ、スピードはもう上級生を超える勢いです。いきなり2人とも起用があってもいいでしょう。

　留学生のキプロップ選手は、春は関東ICなどには参加していないので、この調子なら出雲駅伝が初の主要大会です。駅伝も初めてですし、その中でどんなレースを見せてくるか。区間配置にも要注目です。