8区神大がますます差を広げていきます。そんな中、『カイブツくん』と言われていた山梨学院大・古田哲弘が快走を見せます。
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皆様の情報により、追記は赤文字、修正は青文字で行います。
名前・学年 | 大学名 | 主な戦歴 |
岩原正樹② | 神大 | 29分27秒、予81位 |
茂木昭夫④ | 大東 | 29分52秒、関2部3障2位 |
前田敬樹④ | 中大 | 29分53秒、箱7区3位 |
村松大吾④ | 早大 | 30分08秒、箱8区3位 |
古田哲弘① | 山学 | 28分31秒、全2区7位、予15位、関1部5千2位1万1位 |
星野隆男④ | 東洋 | 29分21秒、全4区5位、予23位、箱9区15位 |
北田初男② | 駒大 | 29分08秒 |
栗原偉哲③ | 東海 | 30分07秒 |
飯村祐一④ | 順大 | 30分26秒 |
藤沢一茂① | 日体 | 29分57秒 |
立花 仁③ | 専大 | 30分23秒 |
本田博一④ | 亜大 | 29分42秒 |
小林 学② | 農大 | 30分15秒 |
井上信也① | 拓大 | 30分09秒 |
田中健一③ | 法大 | 30分08秒、箱10区14位 |
順位 | 名前 | 大学 | タイム | 総合・トップ差 | [通過]トップ差 |
6位 | 岩原 | 神大 | 40分31秒 | ① | |
2位 | 茂木 | 大東 | 39分39秒 | ②4:34 | |
1位 | 古田 | 山学 | 38分21秒 | ③5:49 | |
8位 | 前田 | 中大 | 40分35秒 | ④6:48 | |
11位 | 村松 | 早大 | 40分46秒 | ⑤7:10 | [5]7:06 |
3位 | 北田 | 駒大 | 39分42秒 | ⑦13:04 | [6]8:03 |
4位 | 立花 | 専大 | 40分18秒 | ⑪21:45 | [7]8:49 |
7位 | 星野 | 東洋 | 40分31秒 | ⑥10:37 | [8]10:37 |
5位 | 栗原 | 東海 | 40分28秒 | ⑧14:37 | [9]11:41 |
10位 | 井上 | 拓大 | 40分45秒 | ⑭28:20 | [10]12:01 |
9位 | 飯村 | 順大 | 40分44秒 | ⑨17:18 | [11]12:30 |
14位 | 藤沢 | 日体 | 41分07秒 | ⑩20:10 | [12]12:53 |
12位 | 田中 | 法大 | 40分52秒 | ⑮32:07 | [13]13:29 |
15位 | 本田 | 亜大 | 41分37秒 | ⑫26:02 | [14]14:53 |
13位 | 小林 | 農大 | 40分54秒 | ⑬27:27 | [15]16:10 |
神大・岩原選手は、トップの鉄板とも言える序盤スローな入りを展開。とはいえ、最初の1㎞3分26秒はちょっとびっくり。3㎞は9分31秒と続き、その後は1㎞3分ペースにあげてきたものの、さすがに後ろは詰まり、2番目に早い入りの大東・茂木選手は1分近く差を詰めてきた。とはいえまだ4分34秒あるが…。 さて、その後ろ、凄まじい追い上げが始まっていた。5位でタスキを受けた山学・古田選手が中大・前田、早大・村松選手の争いをあっという間に交わしていって、3位に浮上。1㎞平均で見ると2分50秒ほどだ。前日と風向きが変わっていないため、「突風の追い風」が吹いてはいたものの、従来の区間記録を大幅に上回るペースだ。長いストライドでどこまでいけるか一気に注目が高まった。
このあたりは見た目中位あたりのチームが好走。6区からいい流れの駒大・北田選手と専大・立花選手はやはり好走。単独走だが東洋・星野選手もいい。また見た目9番の東海・栗原選手が拓大・井上選手を突き放す。また、順大と日体大のシード権争いも順大の飯村選手がややリード。藤沢選手が遅れ、見た目は23秒、実際は2分52秒差となった。
順位 | 名前 | 大学 | タイム | 総合・トップ差 | [通過]トップ差 |
2位 | 岩原 | 神大 | 16分37秒 | ① | |
6位 | 茂木 | 大東 | 17分09秒 | ②5:06 | |
1位 | 古田 | 山学 | 16分23秒 | ③5:35 | |
11位 | 前田 | 中大 | 17分18秒 | ④7:29 | |
7位 | 村松 | 早大 | 17分09秒 | ⑤7:42 | [5]7:38 |
5位 | 北田 | 駒大 | 16分58秒 | ⑦13:25 | [6]8:24 |
3位 | 立花 | 専大 | 16分52秒 | ⑪22:00 | [7]9:04 |
4位 | 星野 | 東洋 | 16分57秒 | ⑥10:57 | [8]10:57 |
8位 | 栗原 | 東海 | 17分14秒 | ⑧15:14 | [9]11:18 |
14位 | 井上 | 拓大 | 17分41秒 | ⑭29:24 | [10]13:05 |
9位 | 藤沢 | 日体 | 17分15秒 | ⑩20:48 | [11]13:31 |
15位 | 飯村 | 順大 | 17分43秒 | ⑨18:24 | [12]13:36 |
10位 | 田中 | 法大 | 17分16秒 | ⑮32:36 | [13]14:08 |
12位 | 本田 | 亜大 | 17分32秒 | ⑫26:57 | [14]15:48 |
13位 | 小林 | 農大 | 17分37秒 | ⑬28:27 | [15]17:10 |
さて、最初スローだった岩原選手はやはりペースをあげてきて、2番目の通過。大東・茂木選手の差を再び5分以上とした。さて、その後ろ古田選手は勢いそのままに遊行寺坂もトップのタイムで快走。残り3㎞で29秒後方に迫った。
その後ろ、差が離れたが4位争いも激しく、中大・前田選手との差を早大・村松選手が詰めにかかっている。その後ろの北田、立花、星野選手もしっかりペースを保っていていい流れに乗っているようだ。
シード権争いは先ほど引き離しかけた順大・飯村選手がガクンとペースダウン。一時突き放した日体・藤沢選手、その後ろの法大・田中選手の姿が再び見え隠れするようになっていた。
順位 | 名前 | 大学 | タイム | 総合・トップ差 | [通過]トップ差 |
1位 | 岩原 | 神大 | 9分21秒 | ① | |
11位 | 茂木 | 大東 | 9分45秒 | ②5:30 | |
1位 | 古田 | 山学 | 9分21秒 | ③5:35 | |
3位 | 前田 | 中大 | 9分22秒 | ④7:30 | |
5位 | 村松 | 早大 | 9分31秒 | ⑤7:52 | [5]7:48 |
5位 | 北田 | 駒大 | 9分31秒 | ⑦13:35 | [6]8:34 |
4位 | 立花 | 専大 | 9分23秒 | ⑪22:02 | [7]9:06 |
7位 | 星野 | 東洋 | 9分33秒 | ⑥11:09 | [8]11:09 |
8位 | 栗原 | 東海 | 9分37秒 | ⑧15:30 | [9]11:34 |
15位 | 井上 | 拓大 | 10分01秒 | ⑭30:04 | [10]13:45 |
9位 | 藤沢 | 日体 | 9分39秒 | ⑩21:06 | [11]13:49 |
13位 | 飯村 | 順大 | 9分55秒 | ⑨18:58 | [12]14:10 |
10位 | 田中 | 法大 | 9分43秒 | ⑮33:10 | [13]14:32 |
12位 | 本田 | 亜大 | 9分46秒 | ⑫27:22 | [14]16:13 |
14位 | 小林 | 農大 | 9分58秒 | ⑬29:04 | [15]17:47 |
岩原選手が最後までしっかりした足取りで危なげなくたすきリレー。最後の定点はトップで全体で区間3位まで浮上してきた。最後苦しくなった大東・茂木選手も僅かに4秒上回ってその差を5分30秒差とした。その直後、古田選手が襷リレー。2分半近くあった差を僅か5秒差まで詰めてきた。
区間タイムは64分05秒と前回更新されたばかりの区間記録を1分40秒程も短縮した。突風に近い追い風だったとはいえ、これが20年(2017年現在)も更新されない記録になろうとはちょっと思わなかった。最近は優勝するチームの選手層は厚くなり、エース級の選手の起用も多くなってきたにも関わらずだ。なお、この古田選手も波瀾万丈の4年間を送ることになるのだが…それはまた次年以降の企画のときにしましょう。
白熱していた4位争いは最後中大・前田選手が再び加速して逃げ切り、早大・村松選手も最後踏ん張って、4年生同士中々面白い戦いであった。その後ろ、駒大北田選手がリレー。これで駒大は3区間連続間2位、差が離れてしまっているがかなり追い上げてきている。後ろの専大もいい走りが続き、大きく開いていたシード権が3分04秒まで詰める追い上げを見せている。
さて、9位10位の渦中はどうだろう。総合8位の東海・栗原選手と最後に大きく失速した拓大・井上選手の直後だ。最終的に見た目で上に日体・藤沢選手が上がりリレー。11秒後ろに順大・飯村選手がやってきた。総合では2分08秒差で、日体大は9区10区でそれ以上の差をつける必要があるが、僅かでも8区で前に出たのはいいところだろう。順大は焦らず追いたい。
直後の法大・田中選手の後ろがかなり離れてしまい、亜大・本多選手と農大・小林選手が終始苦しいラップを刻んでしまったが、この時点での繰り上げスタートは免れた。
また、随分と間が空いてしまいました。今月中に一気に完成させるつもりです。