【(30チーム!)区間オーダー予想】第101回箱根駅伝2025を今の時点でやってみた

 前半のシーズンが終わりに近づき、大学駅伝チームは夏合宿真モードに入ってきます。。特に関東チームは、箱根予選或いは箱根本戦に向けて非常に大事な時期になります。

この間に、現時点での箱根駅伝区間オーダー予想をしてみます。とはいえ、出場枠2ですが、まだ予選会も行われていないので、シード校の10校しか出場チームが確定していません。

 それではちょっと物足りない(?)ので、有力チーム30校(前年箱根予選20位まで)の区間オーダー予想をしてみます。

ツッコミどころ満載な面もあると思いますが、
御付き合いください

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【区間オーダー予想】第101回箱根駅伝2025を今の時点でやってみた

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箱根駅伝2024・1位~10位(シード校)

  まずはシード校になります。

青山学院大学

1区(21.3km)鶴川正也④
2区(23.1km)黒田朝日③
3区(21.4km)太田蒼生④
4区(20.9km)塩出翔太③
5区(20.8km)若林宏樹④

6区(20.8km)野村昭夢④
7区(21.3km)平松享祐②
8区(21.4km)田中悠登④
9区(23.1km)白石光星④
10区(23.0km)宇田川瞬矢③

 また強くなってきた王者青山学院大。現状の理想として、1区に5000m学生新記録の鶴川選手4度目の正直、2区黒田3区太田選手は前回と同じ、空いた4区は長丁場安定している塩出選手が候補になるでしょうか。

 山は若林・野村選手が今年も健在です。7区にはエース候補となる平松選手に、ロードが得意な田中選手、9区復路エース区間は信頼を取り戻しつつあるだろう白石選手、アンカーは変える必要なく宇田川選手としました。これに、3年荒巻2年鳥井1年折田選手らもいますし、非常に層が厚いですね。夏を超えてさらに主力が戻ってくると、10時間40分切、現実味を帯びてきます。

駒澤大学

1区(21.3km)桑田駿介①
2区(23.1km)篠原倖太朗④
3区(21.4km)佐藤圭汰③
4区(20.9km)山川拓馬③
5区(20.8km)吉本真啓④

6区(20.8km)帰山侑大③
7区(21.3km)金谷紘大④
8区(21.4km)安原海晴②
9区(23.1km)伊藤蒼唯③
10区(23.0km)森重清龍③

 駒大は、1万27分台半ばの篠原・佐藤選手は万全なら非常に強力になります。往路は十分に青学大に対抗できるレベルにはあると思います。ルーキーの桑田選手が上を目指していけますし、山川選手も本調子に戻りつつあります。4区でも5区でもどちらでもいいでしょう。

 往路もう一人は、伊藤選手でもいいですが、復路に残しておいて、吉本選手もしくは安原選手ら2年生がもっとメンバー争いに加わってくると一気に選手層が厚くなるのかなと思っています。金谷・森重選手らコツコツ積み上げてきた選手もいいですね。

城西大学

1区(21.3km)林 晃燿④
2区(23.1km)斎藤将也③
3区(21.4km)ヴィクター キムタイ③
4区(20.9km)平林 樹④
5区(20.8km)久保出雄大④

6区(20.8km)山中達貴③
7区(21.3km)鈴木健真③
8区(21.4km)柴田 侑②
9区(23.1km)中島巨翔②
10区(23.0km)三宅 駿①

 ここにきて自己ベストが続出となってきた城西大。2区齋藤3区キムタイ選手だけでなく、平林選手が1万m28分03秒大幅ベストで強力な3本柱になりそう。続く4区が現状いいのかなと思います。1区は最後の半年でもうひと伸びもあってほしい4年林選手、山の妖精が抜けてプレッシャーのかかる5区山登りは、総合力がついてきた久保出選手コンバートもいいかもしれません。

 6区山下りは山中選手らスピードある選手、7区についに本調子になってきた3年鈴木選手でここまで攻める区間。8区以降は、夏までで力をつけてきていた若手選手。柴田・中島選手の2年生や、1年生から伸びてきた三宅選手ら。往路の特攻は十分可能ですよ。

東洋大学

1区(21.3km)松井海斗①
2区(23.1km)梅崎 蓮④
3区(21.4km)小林亮太④
4区(20.9km)石田洸介④
5区(20.8km)薄根大河②

6区(20.8km)西村真周③
7区(21.3km)網本佳悟③
8区(21.4km)緒方澪那斗③
9区(23.1km)松山和希④
10区(23.0km)岸本遼太郎③

 一気に勢いが戻ってきている東洋大。4年生の梅崎・小林・石田選手が非常に元気なので、チームも盛り上がっている感じがありますね。箱根は経験の2区梅崎3区小林選手に、タフなコースでも自分のペースで行ける石田選手4区で相当強いのではないでしょうか。また1区はルーキー松井選手がいけそうなら面白いか。

 山は、5区は長丁場に強い2年薄根選手の予想、6区山下りは選手層厚くなったので3年連続西村選手がいいのかなと。復路も1万m28分台の網本・岸本選手に、8区復帰してきた緒方選手、復路エース区間9区に5年生となる松山選手が入れれば。かなり厚いオーダーになってきましたね。

國學院大學

1区(21.3km)山本歩夢④
2区(23.1km)上原琉翔③
3区(21.4km)青木瑠郁③
4区(20.9km)辻原 輝②
5区(20.8km)平林清澄④

6区(20.8km)後村光星②
7区(21.3km)野中恒亨②
8区(21.4km)渡辺峻平③
9区(23.1km)高山豪起③
10区(23.0km)嘉数純平③

 1万m上位10名平均では、國學院大が現時点でトップなのですよね。その中で、王者を倒すならこれしかないということで、前回2区66分台走破の平林選手を、山の神候補として5区山登りにするのではと思います。マラソンのスタミナも活きるはず。

 往路が空くので、今年こそ復活の4年山本選手スタートで、2区に上原選手に66分台狙い、3区青木選手も日本人記録を狙っていくか。4区辻原選手と往路は同じメンバーで組めます。復路は9区エース区間に高山選手固定で、後村・野中選手ら勢いのある選手に、嘉数選手ら上級生で固めました。昨年好走の3年鎌田選手や2年吉田選手らの調子も気になるところです。

法政大学

1区(21.3km)小泉 樹④
2区(23.1km)武田和馬④
3区(21.4km)野田晶斗②
4区(20.9km)宮岡幸大④
5区(20.8km)清水郁杜③

6区(20.8km)湯田陽平兵②
7区(21.3km)矢原倖瑛③
8区(21.4km)行天陽虹③
9区(23.1km)安澤駿空④
10区(23.0km)大島史也③

 法政大もじわじわ順位を上げてきそうなメンバーが揃っていますね。1区を目指しているという小泉選手を軸にしてみました。2区には今年のトラックの活躍だと武田選手ついに平地かなと。着実に成長している野田選手に、今年1区の宮岡選手を4区へ。5区は高橋選手と迷いつつ、今年復路8区だった清水選手にしてみています。

 空いた山下りは3障の湯田選手がこなせれば。7区は2年連続矢原選手でせめて、安定感のある行天・安澤選手に8区9区を繋いでもらう、アンカーはスピードのある大島選手が対応できれば面白いのかなと思います。

早稲田大学

1区(21.3km)間瀬田純平③
2区(23.1km)山口智規③
3区(21.4km)伊藤大志④
4区(20.9km)石塚陽士④
5区(20.8km)工藤慎作②

6区(20.8km)山﨑一吹②
7区(21.3km)山口竣平①
8区(21.4km)宮岡凜太③
9区(23.1km)伊福陽太④
10区(23.0km)菅野雄太④

 早大も往路いいオーダーが組めれば。1区間瀬田2区山口選手はそのままでいいと思います。山口選手でまず上位へ。そして今度こそ4年伊藤選手を3区でスピードを生かしたい。だいぶ復調してきた石塚選手を3度目の4区へ、そしてこちらも調子を戻してきた2年工藤選手が山登りへ。

 山下りだけ読めませんが、スピードのある2年山崎選手が対応できれば。ルーキー山口選手は負担少ない7区でデビューできる陣容ですね。8区以降は叩き上げ組。マラソンも走れる伊福選手を9区に。空いた8区は関東ICハーフ好走の宮岡選手、10区は3年連続菅野選手かなと思います。どこまで上位に食いつくか。

創価大学

1区(21.3km)石丸惇那③
2区(23.1km)S.ムチーニ②
3区(21.4km)小池莉希②
4区(20.9km)山口翔輝①
5区(20.8km)吉田 響④

6区(20.8km)川上翔太②
7区(21.3km)織橋 巧②
8区(21.4km)黒木陽向③
9区(23.1km)吉田 凌④
10区(23.0km)小暮栄輝④

 創価大もまた本格的にダークホース候補と上がってくるんじゃないでしょうか。2区ムチーニ選手5区吉田響選手固定として、今の勢いなら1区と3区は石丸・小池選手がいいのかなと思います。2人とも1万m28分20秒台です。さらにルーキー山口選手が早くも距離対応していて往路候補でしょう。吉田響選手は4区あたりでもおもしろそうですが、5区山登りリベンジに向かうか。

 復路は、6区は57分台も狙える2年生川上選手。前半戦は出番なかったけど調子はどうか。主要区間9区は今回も吉田選手でいいでしょう。7区と10区に、1区を希望している織橋・小暮選手ということでやはり層が厚い。さらに黒木選手を8区へ。ロード手堅い野沢選手やスピードある齋藤選手らも控えています。ここもハマると強いのですよね。

帝京大学

1区(21.3km)福島渉太④
2区(23.1km)山中博生④
3区(21.4km)福田 翔④
4区(20.9km)柴戸遼太③
5区(20.8km)原 悠太②

6区(20.8km)松井 一①
7区(21.3km)楠岡由浩②
8区(21.4km)島田晃希③
9区(23.1km)小林大晟④
10区(23.0km)小野隆一朗④

 帝京大は4年山中選手が大エース化しそうな雰囲気がありますね。もちろん2区固定予想。そして他の4年生もじわじわと覚醒気味なところも不気味。復活した福島・福田選手が1区と3区、さらに駅伝が得意な柴戸選手を4区に回すので、いいアドバンテージになりそうな区間配置。

 山は全く分からないので若手で伸びてきている原・松井選手。ここは耐えて、7区に大器の楠岡選手で追撃開始。8区島田・9区小林選手と前回好走メンバーがパワーアップしていますし、10区は5年生小野選手が締めれれば、次も上位が見えてきます。

大東文化大学

1区(21.3km)入濱輝大③
2区(23.1km)西川千青④
3区(21.4km)中澤真大①
4区(20.9km)E.キプロップ①
5区(20.8km)西代雄豪④

6区(20.8km)大濱逞真①
7区(21.3km)棟方一楽②
8区(21.4km)小田恭平④
9区(23.1km)大谷章宏④
10区(23.0km)佐々木真人④

 大東大もかなり1万mの持ちタイム平均が上がってきましたね。秋ではなく夏前になったのはシード校になったからか。まず入濱・西川選手と経験豊富な上級生で攻めていき、元気ある1年生中澤選手に新留学生キプロップ選手を4区に置ければ。5区山登りはタフ区間が似合ってると持っている西代選手に。

 6区は分からないので、スピードのあるルーキー大濱選手を現時点で予想。さらに棟方・小田選手と初箱根初出走を狙う1万m28分半切の2人を7区と8区へ。9区と10区は前回逆転シード権の大谷・佐々木選手を変える必要はないのかなと思っています。この夏の成長が一段楽しみなチーム。

箱根駅伝2024・11位~23位

 これ以降は、もし予選通過したら、ということになります。

以下は、箱根予選通過したら”たられば”になります。

まだ箱根予選から2か月以上前のタイミングだからこそ、ちょっとやってみます。

東海大学

1区(21.3km)兵藤ジュダ③
2区(23.1km)花岡寿哉③
3区(21.4km)鈴木天智③
4区(20.9km)檜垣 蒼①
5区(20.8km)永本 修②

6区(20.8km)梶谷優斗④
7区(21.3km)五十嵐喬信④
8区(21.4km)水野龍志④
9区(23.1km)竹割 真③
10区(23.0km)野島健太④

 ここからは通過すれば。万全ならかなり強力なチームになる東海大。1区2区3区前回も戦った兵頭・花岡・鈴木選手が残っていて、さらにパワーアップしています。上位に食らいつくか。4区野島選手が怪我の用ですが、1年生檜垣選手が面白そうか。5区山登りは、復活していれば南坂選手、でなければ安定している永本選手で凌ぐ形かなと思います。

 復路は、6区山下り梶谷選手でいいスタートを決めて、7区もスピード抜群の五十嵐選手、8区は走れれば安定している水野選手あたりでしょうか。9区はスタミナ自慢竹割選手、課題の10区は駅伝経験ある選手が走れればというところ。今でもいいオーダー組めそうですが。

国士舘大学

1区(21.3km)竹前光哉③
2区(23.1km)ピーター カマウ④
3区(21.4km)生駒直幸③
4区(20.9km)西田大智④
5区(20.8km)後藤天馬③

6区(20.8km)勝部愛大③
7区(21.3km)瀬川翔誠③
8区(21.4km)渡辺大喜④
9区(23.1km)鈴木伸弥④
10区(23.0km)今堀匡道①

 前回のサプライズをまた起こせるかどうか。直近で1万m28分台を出した3年竹前選手を1区に抜擢する予想、ここを乗り越えれば2区カマウ・3区生駒・4区西田選手と前回と同じオーダーが組める。夏で調子が上がっていれば面白い。山登りは、ロード中心で鍛えている3年後藤選手の出番になるのか。

 6区山下りは勝部選手でスタート、そして前回も粘っている瀬川・渡辺・鈴木選手と組んでいきたいところ。10区はスピードランナーを残しておいて、1年生今堀選手、もしくは4年中島選手がロードに対応できていれば面白いのかなと思っています。通過できれば面白いチーム。

中央大学

1区(21.3km)岡田開成①
2区(23.1km)吉居駿恭③
3区(21.4km)溜池一太③
4区(20.9km)園木大斗④
5区(20.8km)阿部陽樹④

6区(20.8km)浦田優斗④
7区(21.3km)並川颯太①
8区(21.4km)本間 颯②
9区(23.1km)柴田大地②
10区(23.0km)藤田大智②

 なんで予選会から?それにしてもスピード面で夢の広がるオーダーになりそうですね。3年吉居・溜池選手に、1年生岡田選手が5千mベストで追いつきかけてきています。並び順は分かりませんが、序盤3区間は彼らか。そして4区に5年生園木選手がまさかの絶好調でこの勢いだと往路?山登りは3度目阿部選手に戻して往路上位ゴールへ。

 復路は、6区は前回好走者浦田選手でスタート、もう一人1万m28分34秒のルーキー並川選手が楽しみになりそう。さらに本間・柴田選手ら成長してきている2年生のランナーを並べてそのまま勢いをキープできそうな感じがします。やっぱり十分上位争いのチーム。

立教大学

1区(21.3km)林虎太朗④
2区(23.1km)國安広人③
3区(21.4km)馬場賢人③
4区(20.9km)永井 駿③
5区(20.8km)山本羅生④

6区(20.8km)中西洸貴④
7区(21.3km)山下翔吾①
8区(21.4km)稲塚大祐④
9区(23.1km)安藤圭佑④
10区(23.0km)山口史朗④

 立教大はまた新たに進化していきそうですね。往路の順番は現時点でなんとも言えませんが、全日予選3組の好走を見せた林・國安選手を3年連続での1区2区にしました。そしてゲームチェンジャーの馬場選手はやはり3区あたりが合いそうな気がします。そして安定感のある永井選手を4組に。

 5区と6区は前回良かったのですよね。山本選手が復活すれば5区はそのままか。6区は中西選手ら多く候補いますのでまた再考でしょうか。復路は、8区稲塚9区安藤選手は前回と同じ。7区にルーキー山下選手、10区にいぶし銀候補山口選手あたり。夏を超えての新戦力にも期待です。

日本大学

1区(21.3km)安藤風羽④
2区(23.1km)J.キプケメイ②
3区(21.4km)山口聡太②
4区(20.9km)冨田悠晟③
5区(20.8km)高田眞朋②

6区(20.8km)山口月暉③
7区(21.3km)大仲竜平③
8区(21.4km)中澤星音③
9区(23.1km)鈴木孔士③
10区(23.0km)大橋 優④

 昨年箱根復帰を果たした日大、しっかり流れを繋ぎたい。エースのキプケメイ選手はますます強くなってきていますので、活かせる往路になるか、4年生エース安藤選手に、期待の2年山口聡・高田選手、復調加減の3年冨田選手あたりが現時点で候補になってきますかね。

 3障の山口選手も1万m29分00秒のベスト、6区山下り以外もあるのかどうか。復路は現時点で前年のメンバーの多くが残っていて、大仲・中澤・鈴木選手は全日本予選出走。大橋選手が復調すれば10区間は埋まります。

日本体育大学

1区(21.3km)住原聡太④
2区(23.1km)平島龍斗③
3区(21.4km)浦上和樹③
4区(20.9km)分須尊紀④
5区(20.8km)山崎 丞③

6区(20.8km)富永椋太④
7区(21.3km)田島駿介③
8区(21.4km)石川龍芽④
9区(23.1km)山口 廉④
10区(23.0km)二村昇太朗③

 全日本予選通過など勢いが戻ってきた日本体育大。5区山崎選手をできれば組みたいと思うのではと、2区に全日本予選4組で個人一桁好走の平島選手に。他に今年好調4年生住原・分須選手に、久々に結果を残した3年浦上選手あたりが、現時点で往路のベストメンバーでしょうか。

 6区山下り富永選手も大幅にベストを出していますし、前回好走7区田島選手そのまま。前回2区の山口選手を9区にして復路も盤石、8区に実績積み上げてきている石川選手に、10区トラックで好調二村選手にしています。序盤を凌げれば戦えるのですよね。

順天堂大学

1区(21.3km)浅井皓貴④
2区(23.1km)海老澤憲伸④
3区(21.4km)玉目 陸①
4区(20.9km)吉岡大翔②
5区(20.8km)池間凜斗①

6区(20.8km)石岡大侑③
7区(21.3km)村尾雄己③
8区(21.4km)川原琉人①
9区(23.1km)荒牧琢登②
10区(23.0km)古川達也②

 ちょっと苦戦が続く順大ですが、ひとまず4年浅井選手がどのくらいになるか。1区を走れればと個人的に思う。海老澤選手が2区を務めて、3区にエース候補玉目選手流れを引き継げば。4区に前年も好走した吉岡選手あたり。5区山登りも春先元気だった1年生から候補が出ればと思います。

 復路は6区は石岡選手らトラックのベストがいい選手で行ければ。あとは村尾選手に、荒牧・古川選手といった2年生の選手、川原・永原選手らルーキーの状態も気になりますね。ひとまず箱根予選でチーム状況がどこまで上がっているか。

駿河台大学

1区(21.3km)S.レマイヤン②
2区(23.1km)東泉大河③
3区(21.4km)小島光稀①
4区(20.9km)古橋希翁②
5区(20.8km)倉島啓人③

6区(20.8km)坂本滉斗③
7区(21.3km)藤井空大③
8区(21.4km)塩路悠耀③
9区(23.1km)久保俊翔②
10区(23.0km)長田拓巳③

 駿河台大は、今の状況なら、もう一度1区レマイヤン選手にして、2区東泉選手で勝負をかけたいのではないでしょうか。夏の間にまた東泉選手が一回り大きくなっていればと思っています。そのとは5区倉島選手に繋ぐのに、若い選手古橋・小島選手らで凌いでいくか。

 6区は分からないので3障経験のある坂本選手、7区に実力高井藤井選手で流れを作り直してもらい、あとは久保・塩路・長田選手ら、前回の復路のメンバーがそのまま残っているので、夏を超えて一つ成長したところを見せてほしいです。

中央学院大学

1区(21.3km)稲見 峻②
2区(23.1km)吉田礼志④
3区(21.4km)工藤巧夢④
4区(20.9km)近田陽路③
5区(20.8km)黒岩勇禅③

6区(20.8km)小松裕大朗③
7区(21.3km)柴田大輝④
8区(21.4km)日数谷隼人①
9区(23.1km)坂本 駿③
10区(23.0km)堀田晟礼④

 何とか駅伝の流れさえできればという中央学院大。走力は高い吉田礼・稲見選手は、リベンジで1区2区走っても大丈夫とみます。これに工藤選手が調子を上げてきて3区で繋ぎ、成長著しい近田選手に、黒岩選手の3年生で往路勝負。

 復路は、6区小松選手そのままで、1万m28分台の柴田選手、ルーキー注目株の日数谷選手、安定している坂本選手、調子次第では往路もいける堀田選手あたりになりました。他にも黒谷・三角選手ら横一線の選手はいるので、層は結構厚いです。

明治大学

1区(21.3km)大湊柊翔②
2区(23.1km)森下翔太③
3区(21.4km)吉川 響③
4区(20.9km)東原豪輝④
5区(20.8km)綾 一輝②

6区(20.8km)堀 颯介③
7区(21.3km)成合洸琉①
8区(21.4km)室田安寿③
9区(23.1km)尾崎健斗④
10区(23.0km)山本 樹③

 前半戦は足並みもう少し整え場だった明治大。いいオーダーを見たいですね。1区前回良かった大湊選手に、エース森下選手が復活して2区に入れるかどうか。吉川選手は心機一転3区、春の成長庇う東原選手を4区、走れれば堅い綾選手を5区山登りはあるかどうか。

 山下りは3年連続堀選手でスタート、全日本予選で良かった成合・室田選手で7区8区、ロードでまとめる走りをしてほしい尾崎選手を9区、同じくロード奈良の印象の山本選手あたりでしょうか。まずは秋の予選で主力の復調が待たれます。

神奈川大学

1区(21.3km)滝本朗史②
2区(23.1km)宮本陽叶③
3区(21.4km)三原涼雅②
4区(20.9km)新妻玲旺②
5区(20.8km)花井 創②

6区(20.8km)大岩 蓮②
7区(21.3km)中原優人④
8区(21.4km)高潮 暎③
9区(23.1km)酒井健成③
10区(23.0km)中西良介④

 密かに反撃が始まっている神奈川大。全日本予選通過、その後の記録会でベスト続出しました。2区に満を持してエース宮本選手に、一気に成長してきた2年滝本・三原・新妻・花井選手あたりで往路まとめてみました。1万m28分台を出した勢いで、夏以降どこまで成長を遂げているか。

 復路は何とか4年生中原選手に走ってほしいと思うのと、9区と10区は上級生の酒井・中西選手、そして全日本予選で復調加減だった高潮選手あたりでオーダーは埋まってくるのではと思います。いい順位で通過してきそうな気がします。

東京農業大学

1区(21.3km)原田洋輔③
2区(23.1km)前田和摩②
3区(21.4km)圓谷吏生③
4区(20.9km)深堀 優③
5区(20.8km)栗本航希②

6区(20.8km)植月俊太②
7区(21.3km)菅野優空①
8区(21.4km)小島岳斗④
9区(23.1km)田岡航一④
10区(23.0km)菅原昇真③

 まずは連続出場したい東農大。全日本予選はエース前田選手を欠いた中、主力選手はある程度戦えていた印象。箱根出場できれば、やはり2区前田選手今度こそ見て、原田・圓谷・深堀選手あたりで往路にほとんど主力選手を投入して流れを繋げたい。もう一人好走していた2年栗本選手を山登りに。

 その他の選手は少し差を感じましたが、前回も6区山下りの植月選手に、4年生の田岡・小島選手らが懸命に調子を上げてきていました。このあたり主力との差が少しでも埋まっていればと思いますね。

山梨学院大学

1区(21.3km)村上大樹④
2区(23.1km)J.ムトゥク③
3区(21.4km)溝永怜央③
4区(20.9km)平八重充希③
5区(20.8km)新本 駿④

6区(20.8km)髙田尚暉④
7区(21.3km)和田瑛登②
8区(21.4km)大西 陸④
9区(23.1km)徳田秋斗④
10区(23.0km)占部大和②

 山梨学院大は村上選手らの復帰があったので箱根予選も戦えそうな雰囲気になりつつあります。その村上選手をスターターに2区は留学生からムトゥク選手、直近1万m28分台を出していた溝永・平八重選手を往路にしたいところか。5区山登りは、5年生の新本選手が務めるのかどうか?

 復路は、本格的に1500mにも取り組んでいる髙田選手を3年連続で。復路エース区間に4年徳田選手に、安定感のある大西選手。そして前回も箱根を走っている和田・占部選手の2年生。前回最下位のチームとは思えないですよ。

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箱根駅伝2024・予選落ち有力校

 純粋に14位~20位のチームにさせていただきました。

東京国際大学

1区(21.3km)佐藤榛紀④
2区(23.1km)R.エティーリ②
3区(21.4km)木村海斗④
4区(20.9km)白井勇佑④
5区(20.8km)川内琉生③

6区(20.8km)小柴裕士郎①
7区(21.3km)菅野裕二郎③
8区(21.4km)大林洸己④
9区(23.1km)冨永昌輝④
10区(23.0km)久保遼人②

 復活を期す東国大。最後の記録会で白井選手も復調し始めていたので、往路へ。そして佐藤・木村選手に挟んで、2区エティーリ選手ついに見ることができるのでしょうか。本調子なら1区も上位に付けて、先頭に立っていると思いますがどうでしょうか。

 山は分かりませんが、長い距離に強い川内選手を5区、1年生でスピードのある小柴選手を6区。あとは菅野選手や冨永選手らで固めてみています。とにかくまずは箱根予選はある程度攻めていけるような調整に持っていきたいところ。

麗澤大学

1区(21.3km)小林丈留④
2区(23.1km)D.ネイヤイ③
3区(21.4km)牛ノ濱翔汰④
4区(20.9km)工藤大知④
5区(20.8km)鈴木康也④

6区(20.8km)荒原 駿②
7区(21.3km)神之田大翼③
8区(21.4km)若井 涼③
9区(23.1km)廣瀬啓伍④
10区(23.0km)水上流輝亜③

 4年生に鈴木・工藤・小林・牛ノ濱・廣瀨選手と揃っているので、何とか初出場に持っていきたいですね。ネイヤイ&キプトゥー選手の留学生が強いので、どこまで揃うか。全日本予選では工藤選手が好調も、鈴木選手が故障明けか。廣瀨選手はエントリーなし。小林・牛ノ濱選手スピードランナーは、まずどこまでロード力を付けられるかですかね。

拓殖大学

1区(21.3km)強矢愛斗④
2区(23.1km)R.ロンギサ②
3区(21.4km)富永匠海④
4区(20.9km)富永悠生④
5区(20.8km)藤原稜太④

6区(20.8km)若林隼杜①
7区(21.3km)入沢世良④
8区(21.4km)大屋渉悟②
9区(23.1km)二瓶知哉③
10区(23.0km)束木原海②

 拓大はロンギサ・強矢選手は強いので、その後がどのくらい続くかどうかになってきますかね。富永兄弟は4年生でまだ健在です。あとは直近の記録会で上位で名前を見た選手になります。どこまで合わせていけるか。

上武大学

1区(21.3km)海村 蓮④
2区(23.1km)K.パトリック③
3区(21.4km)丹井遥斗④
4区(20.9km)辻本幸翼④
5区(20.8km)関本敬太③

6区(20.8km)尾島 樹①
7区(21.3km)板倉 凛④
8区(21.4km)吉田祐貴④
9区(23.1km)古山拓輝③
10区(23.0km)鍋野涼雅④

 上武大もパトリック・海村選手のエースが強い中、他の選手がどこまで続いていけるか。丹井選手と古山選手らも最近調子がいい選手ですかね。昨年の予選は久々浮上できたので、どこまで。

専修大学

1区(21.3km)上山詩樹②
2区(23.1km)D.マイナ①
3区(21.4km)新井友裕③
4区(20.9km)福田達也③
5区(20.8km)大西裕翔②

6区(20.8km)佐藤 陸②
7区(21.3km)藁科健斗③
8区(21.4km)具志堅一斗②
9区(23.1km)手塚太一③
10区(23.0km)渡辺 凛④

 昨年箱根本戦の連続出場が途切れてしまった専修大。とはいえ、新しい留学生マイナ選手が結構強く、日本人もベストは出ていますかね。3年生の新井・福田・手塚選手が中心の中、2年生大西・上山選手も記録上は、箱根常連校と肩を並べてきています。箱根予選でまた粘っていけそうな感じもしますね。

日本薬科大学

1区(21.3km)近藤蒼大②
2区(23.1km)デニス キプルト②
3区(21.4km)矢板慈生④
4区(20.9km)江原守平③
5区(20.8km)光岡和哉②

6区(20.8km)波多江陸人④
7区(21.3km)熱田聖人③
8区(21.4km)河原大和②
9区(23.1km)嶋田健人③
10区(23.0km)窪田 翔②

 2年生の強力な2本柱がいますよね。キプルト選手は1万m27分台、近藤選手は1万m28分台をマークしています。まず彼らがどこまで食らいつけるか。それから4年矢板・3年江原選手が直近でも1万m29分台、学生ハーフでは光岡選手が64分台でした。このチームの育成力は侮れない、どこまで浮上するか。

筑波大学

1区(21.3km)川崎 颯②
2区(23.1km)金子佑太朗④
3区(21.4km)小山洋生③
4区(20.9km)古川幸治④
5区(20.8km)松浦海瑠③

6区(20.8km)吉田海渡④
7区(21.3km)堀口花道③
8区(21.4km)中村優太①
9区(23.1km)塚田萌成⑤
10区(23.0km)鈴木将矢③

 筑波大も自己ベストラッシュに沸いていたのですよね。1万m28分29秒の大学記録を出した金子選手が話題になりましたが、他にも小山・古川選手や川崎選手と言った面々も自己ベストを出していてチームは上向き。長い距離に強い塚田選手も健在ですし、さて、予選どこまで行く?

hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。