全日本大学駅伝2024関東地区予選会が6月23日(日)に行われます。
エントリー詳細は、こちら
https://hakonankit-fd.com/article/post-23106.html
それまでに、
出場する全20チームの戦力分析と、組予想を行いたいと思います。
まずは、初出場を狙うチーム!
✅立教大学
✅駿河台大学
✅麗澤大学
✅流通経済大学
です。
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4組×2名、合計8名のタイムで競い合います。
基本的に上位組の方に実力者を配置するように、申し合わせがあります。
参考の成績
4月六大学対抗陸上
対抗戦
1500m
4位髙田遙斗②3分52秒14
6位林虎太朗④3分52秒55
3000m障害
5位原田颯大②9分02秒99
6位中田紫音④9分06秒58
5000m
7位山本羅生④14分14秒22
8位馬場賢人③14分15秒84
オープン
5000m
3組
小倉史也③14分24秒59★
永井 駿③14分25秒75
4組
國安広人③14分03秒15
山下翔吾①14分08秒31★
稲塚大祐④14分09秒01
鈴木愛音①14分17秒174月金栗記念
1500m
鈴木愛音①3分51秒72
髙田遙斗②3分55秒33
5000m
1組
馬場賢人③14分14秒12
國安広人③14分21秒774月日体大記録会
10組
木島 陸②14分53秒25
13組
小倉史也③14分09秒27★
櫻井駿祐④14分36秒15
髙田遙斗②14分41秒07
14組
永井 駿③14分07秒59
山口史朗④14分11秒64
伊藤匠海②14分16秒01★
山下翔吾①14分17秒33
鈴木愛音①14分19秒27
16組
林虎太朗④13分59秒315月関東インカレ
5000m
1組17位山下翔吾①14分15秒57
2組6位林虎太朗④14分05秒28 Q
2組18位山口史朗④14分27秒56
決勝
10位林虎太朗④14分00秒9410000m
2組14位馬場賢人③28分40秒67★
2組23位國安広人③29分16秒74ハーフ
5位稲塚大祐④63分48秒
12位中西洸貴④64分58秒5月東海大記録会
安藤圭佑④29分48秒17
鈴木愛音①29分49秒15★
櫻井駿祐④30分04秒31
髙田遙斗②30分11秒88
伊藤匠海②30分23秒47
小倉史也③30分36秒63
昨年は次点で初出場を逃し、本当に悔しい思いをした立教大。各組取りこぼしは少なかったものの、上位に入れる選手いなく、攻めていける組が少なかった。結果、最終組で僅かな差での敗戦に繋がってしまいました。
その後、監督退任などがありながらも、箱根駅伝は2年連続で出場へ。本戦は、序盤で出遅れながらも3区馬場選手の好走から上昇気流に乗り、総合14位まで浮上。他校と戦っていく力が付きつつあることを示しました。
チームを引っ張るのは、往路を走った3年馬場・國安選手。ともに関東IC1万mに出場し、馬場選手が調子よく28分40秒ベスト。國安選手も29分16秒にまとめて、全日予選最終組で戦える力がついています。
4年生は、スピード面ではチーム屈指となる林選手が健在で、関東IC5千mは今年も決勝に進出し10位。さらに、今年の箱根前から成長を見せていた稲塚選手が関東ICハーフで上位入賞で絶好調!疲れなどがなければ、秘密兵器となる。
他にも、長期離脱から復帰した3年永井選手が、4月に5千m14分07秒の好記録を出して復調。さらに箱根前から不調だった4年安藤選手が、5月に1万m29分48秒を記録し戦える様相になってきました。
1年生も元気で、山下選手が関東ICに出場。予選通過はならずも14分15秒と力は出しました。また、鈴木選手も元気よく5月に1万m29分49秒の自己ベスト。新たな戦力が出ています。
他にも、4年間かけて力をつけてきた山口・中西選手ら、今季好調の3年小倉・2年髙田選手らもいますね。十分通過する力はついてきていますので、穴の無い編成を組みながら攻めていきたい。
最終組は3年生2人で固定。馬場選手と國安選手が務めると思います。ここ最近の主要大会では馬場選手が調子よく、関東IC以上の走りができれば貯金も見込めるか。國安選手も一定のアベレージでは走れていますね。2人が28分台を出せれば、3組まで圏内に付けれれば可能性が出てきます。
それまでをどうするか。3組で確実に圏内に付けたいので、4年生主力の予想。ラストのスピードもある4年林選手を、組トップ狙いで、また昨年一気に力をつけた稲塚選手も1万m28分台の選手。3組のスピードは付けれると思います。
1組2組にも、上級生の主力を配したい。2組には、故障が多かったものの走れれば、試合にさえ出れれば堅実の永井選手を。1組はスタミナ面はチームでも上位となる4年安藤選手で熱い時間帯を凌ぎたい。
相方は状況によって流動的でしょうか。予想では1年生の鈴木・山下選手の予想。大学に入ってからも結果を出しているので、うまく移行しているか。他には、山口・中西選手の4年生や、小倉・高田選手ら、序盤の組ならいけそうな選手は増えてきていますね。そつなく戦いつつ、組上位の選手を何人出していけるか。
直近の成績参考
4月日体大記録会
7組
坂本滉斗③14分14秒89★
黒川拓海③14分18秒89★
久保俊翔②14分29秒49★
8組
稲葉龍矢①14分24秒11★
9組
小島光稀①14分13秒21★
10組
塩路悠耀③14分12秒99★
長田拓巳③14分32秒25★
11組
古橋希翁②14分08秒19★
12組
東泉大河③13分27秒98★4月日体大記録会
5組
岡崎 樹③30分06秒29
永井蒼己③30分11秒93
黒川拓海③30分14秒21
早稲田蓮③30分26秒18
佐々木瑠希③31分08秒91
6組
長田拓巳③29分42秒80
久保俊翔②31分07秒88
7組
古橋希翁②29分31秒78
坂本滉斗③30分09秒72
塩路悠耀③30分29秒39関東インカレ
1500m
2組7位東泉大河③3分52秒035000m
1組21位小島光稀①14分27秒49
2組13位古橋希翁②14分14秒2510000m
1組6位塩路悠耀③29分45秒30
2組S.レマイヤン②3000m障害
1組8位芝上丞乃助④9分22秒66
2組3位坂本滉斗③9分00秒78 Q
決勝
12位坂本滉斗③9分17秒105月慶大記録会
東泉大河③28分48秒83
古橋希翁②29分28秒94
小島光稀①29分31秒50★
稲葉龍矢①29分45秒74★
長田拓巳③30分08秒07
黒川拓海③30分16秒33
久保俊翔②30分32秒70
塩路悠耀③30分36秒976月日体大記録会
10000m
3組
坂本滉斗③31分12秒07
4組
岡崎 樹③30分00秒985000m
8組
藤井空大③14分19秒18
15組
S.レマイヤン②13分51秒66
3大会前、通過次点に迫り駅伝ファンを沸かせた駿河台大。その直後の箱根予選で、見事に箱根駅伝初参加を決めたのが懐かしくなっていますね。全日本予選も毎年常連になっていますが、こちらは中々届かず。枠としては全日本駅伝の方が難しいですが、強い留学生と早い日本人ランナーもいるので、今回こそ決めたいところ。
留学生は久々に2人エントリー。昨年途中入学で話題になったレマイヤン選手は、関東ICは欠場もその後の記録会で5千m13分51秒で急ピッチに調整中。ゴットフリー選手もエントリー、どちらが調子を整えているか。
日本人ランナーも春先に自己ベストを更新。2度目の箱根路を終えて、ついに高い士気をキープできるようになってきているのかもしれません。特に楽しみなのが3年東泉選手。春先に5千m13分27秒の高パフォーマンス、関東IC後に調整出場の慶大記録会で、楽に28分台。臨戦態勢は整っています。
また、2年生以下の若手に勢いがあって、箱根3区を走っている古橋選手が関東ICなどで経験を積んで逞しくなっています。そして1年生は小島選手と稲葉選手がこの段階で1万m29分台を出していて、上位組での出走の抜擢もあるかもしれないですね。
それから、今年の箱根復路を走っている3年長田・塩路選手に2年久保選手がエントリー。3障で関東IC決勝進出している坂本選手や黒川選手も持ちタイムは同等。ギリギリ復調が間に合いそうな3年藤井選手は、6月に入って5千14分19秒をマーク。間に合えば心強い。
オーダーとしては、留学生の調子次第になりますかね。何とかほか留学生に食らいつける状態で4組にエントリーできるのなら、かなり頼もしくなってきますかね。悪くとも3組あたりで走れるならエントリーあるか。
日本人は、やはり東泉選手。4月の5千m13分30秒切は強烈で、今度は流れ次第で1万m27分台まで視野に入るところまで仕上げることができれば、一気に捲れるはずだ。
3組の2人は、まずは2年古橋選手。関東ICでは、他校のエース格との選手ともある程度戦っていますので、3組なら十分上位候補。場合によっては4組も走る選手ですかね。そして、入学直後から活躍が光る1年小島選手も、3組候補になってくると思います。彼らでどこまでやれるか。
序盤の組は、比較的選手層が厚い中でやれそう。箱根復路を出走しているメンバーが順調に自己ベストを更新。塩路選手や長田選手が逞しくなっていて、序盤の組で核となっていきそうな形。
これに同じく復路を担っている岡崎選手や久保選手、同等の成績を残している黒川選手あたりが出走の候補でしょうか。また、本来なら主力格の藤井選手が間に合えば面白い。スピードはあるので、スローからの瞬発力勝負を見据えて2組あたりも面白そう。
エース格の東泉選手らのポテンシャルは高いので、序盤をブレーキなく繋げれば面白くなってきます。
直近の記録参考
4月日体大記録会
7組
神之田大翼③14分22秒98★
9組
工藤大知④14分02秒73★
10組
鈴木康也④14分37秒094月順大記録会
1500m
牛ノ濱翔汰④3分54秒79
5000m
小林丈留④14分22秒28★
榊原 巧③14分29秒04★
荒原 駿②14分29秒79★
永戸敢太郎②14分47秒03
鈴木龍星④14分54秒284月日体大記録会
10000m
4組
水上流輝亜③30分35秒98
6組
工藤大知④30分28秒18
8組
鈴木康也④29分53秒185000m
10組
神之田大翼③14分35秒58
13組
牛ノ濱翔汰④14分57秒74関東インカレ
5000m
1組1位B.キプトゥー①13分50秒47 Q
決勝
B.キプトゥー①13分36秒99 2位⇒DQ10000m
🥇D.ネイヤイ③27分41秒11★5月東海大競技会
4組
若井 涼③14分28秒25★
榊原 巧③14分31秒25
関 優樹③14分40秒98
山崎優汰①14分44秒50
砂場育夢③14分48秒75
鈴木龍星④14分49秒46
5組
小林丈留④14分13秒16★
荒原 駿②14分38秒446月日体大記録会
NCG1組
B.キプトゥー①13分24秒15★
D.シュンゲヤ③13分29秒18★
留学生の加入などもあり、また初出場候補に挙がってきた麗澤大。また、強い日本人ランナーが4年生になってきているので、決めていきたいところだ。留学生は非常に強く、ネイヤイ選手が今年さらなる成長。関東ICでは自己ベストとなる27分41秒の好タイムで優勝。この走力は強烈だ。
さらに、1年生に新たに留学生を迎えている。キプトゥー選手は関東IC5千決勝で、13分30秒台でフィニッシュ。そして、6月日体大記録会ではネイヤイ選手13分24秒・キプトゥー選手13分29秒と非常に高いパフォーマンスで走り切っています。気象条件や展開が違いますが、27分台でエース格の選手はフィニッシュしていくかもしれません。
続く日本人がどこまでまとめられるか。一番のエースの鈴木選手は、4月に1万m29分台。続く工藤選手が、4月に5千m14分02秒ベスト、ロード型のイメージですがまとめています。昨年、この大会あたりで覚醒した牛ノ濱選手の状態も気になるところ。通過には彼らの好調が不可欠だ。
現状、中堅選手にベストが続出していて、4年小林選手が5千m14分13秒と自己ベスト更新、もしかすると上位組を走ることはありえそう。他、春先は3年榊原・2年荒原選手が5千m14分30秒切ベスト、4月下旬すでに気温が高くなっている中で、鈴木選手が1万m29分53秒の好記録を出して臨戦態勢。また、5月に3年若い選手も5千m14分28秒のベスト。
選手層が課題だったところですが、春先の記録を見る限りは、中堅層の底上げが見られましたね。序盤から前と差なく繋いで、終盤の組に託せるオーダーを考えたい。
まず留学生ネイヤイ選手が最終組固定となるのではないでしょうか。やはり関東ICで1万m27分41秒を記録している走力は大きいですし、昨年も経験があります。昨年も成長途上の段階で全体の4位の成績、今年は留学生軍団の中心になって、全日予選の歴代最高記録での爆走を期待できます。
脇を固める日本人選手ですが、まずはやはり4年生鈴木選手らが入ってくるのでしょう。4年生の主力選手は、いずれも4月下旬の日体大記録会を最後に試合には出場せず。すでに気温が上がってきていた時間帯の1万mに一度出場しているのは、ここを見据えているのかどうか…。
4組に鈴木選手、昨年は29分57秒に留まりましたがどこまでいけるか。3組に春先に5千mベストを出してスピードもついていることを感じさせた工藤選手、3組で上位に食い込める力がついてきているか。また、昨年好走で覚醒を予感させた牛ノ濱選手は、同じ2組で予想。元々1500mのスピードが高い選手、スロー予想の組で、最後に鋭い切れ味を発揮できる展開になればと思います。
その他の選手をどう配置していくか。ここまで絶好調なのが4年小林選手。5千mで2度自己ベスト更新、思い切って3組抜擢あるかどうか。このほか、横一線ですが春にベストを出していた3年神之田選手を2組に、1組には直近の成績が良かった3年若井・榊原選手が入ってくるかなと思います。
他に候補としては、記録的にはほとんど同じくらいの2年荒原選手や、春に1万mを走っている3年水上選手も、調子によって入れ替わってくるのかなというところ。ロードが得意な選手も多いですが、留学生も強力ですし、サプライズの初出場となるかどうか。
直近の記録参考
4月世田谷記録会
5000m
4組
伊藤聡平③14分23秒46
佐野慎之介④14分45秒77
5組
長谷川瑠④14分21秒07
10000m
B.ムテチ②28分30秒44
安達悠雅②30分08秒10
小島 准④30分21秒31
木村楓斗②30分28秒45
芳口彗人②30分45秒56
森田一希④31分09秒844月国士大記録会
5000m
伊藤聡平③14分51秒77
10000m
長谷川瑠④29分39秒674月日体大記録会
10000m
3組
木村楓斗②30分44秒43
芳口彗人②31分40秒04
6組
小島 准④30分14秒67
9組
B.ムテチ②29分01秒38関東インカレ
5000m
22位長谷川瑠④14分12秒0010000m
26位長谷川瑠④29分27秒40
33位芳口彗人②30分09秒43ハーフ
31位小島 准④67分52秒
36位木村楓斗②68分31秒3000m障害
1組14位高橋 遼②9分18秒89
2組3位B.ムテチ②9分04秒36 Q
決勝
B.ムテチ②DQ6月日体大記録会
10000m
渡辺雄斗④30分48秒35
最後の20番目の枠、ギリギリで予選出場権を勝ち取ったのは、2007年以来17年ぶり出場となる流通経済大。かつて、2人の留学生起用が認められた時期に、2組にW留学生投入である意味沸かせた経験のあるチーム。中々戦力を整えられなかったですが、1万m平均タイムがどこも高くなった中、見事に予選にコマを進めた。
それだけあって、20番目ながらもわずかながら可能性があるようにも見える。留学生ムテチ選手は、4月に1万m29分01秒をマーク。関東ICはチーム1部残留をかけて3障にチャレンジする様子も。本職の長距離種目で、本来の力を発揮することができるでしょうか。
日本人に関しては、1万mベスト28分37秒79と同ベストの選手が2名いるという珍事に??そのうち、長谷川選手が調子よく関東ICは1万mと5千mW出場し、そつなくまとめている。2年時に学生連合に選ばれた実績もあり、やはり力があるというところ。もう一人の森川選手が、関東IC欠場しているので状態が気になるところ。走れるなら心強い。
それ以降が少し差がついている印象だが、2年芳口選手が関東IC1万m30分少しと健闘。一つ大きな舞台でまとめられた経験は良かった。ハーフマラソンでは、4年小島選手と2年木村選手が出場、3障では2年高橋選手が出場。彼らはみな1万m29分台のベストを持っているので、うまく調整できていれば楽しみな存在。
また記録会では、4月に2年安達選手が30分08秒と健闘、エントリー直前には4年渡辺選手も、記録が出ない条件の中で30分48秒とまずまず。現時点での整えた戦力でどこまで食い下がれるか。
森川選手の調子次第で、オーダーが変わりますが…。最終組はおそらくムテチ選手と長谷川選手。ムテチ選手は、こちらでしっかり発揮できれば。長谷川選手も、前年1万m28分37秒ベスト、それにどこまで近づけるかというところだ。
そして、森川選手は2組固定で考えることに。そうなると3組は、まずは芳口選手。昨年当時1年ながら1万m29分30秒台をマーク、関東ICもまとめているので、彼になるか。あとはもう一人高校時代からトラックで結果を残している4年小島選手あたりで凌ぐのではと思います。
残りは難しいですが、春先にまずまず成績を出していた2年安達選手を2組へ。彼と森川選手であわよくば前の方に行けないかどうか。1組は木村選手と、気温が高い記録会で粘っていた4年渡辺選手か。
他、関東IC3障上がりとなる高橋選手や、まだレース経験が少ない中エントリーされた1年生から抜擢もあるかもしれない。久々勝ち取った出場権で、どこまでやれるか楽しみなチームです。
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
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姉妹サイトより
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