箱根駅伝予選会が終わり、いよいよ次は全日本大学駅伝ですね。
関東15校を中心に、
全日本大学駅伝2023の区間オーダー予想をしていこうと思います。
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【箱根駅伝予選会】6年ぶり予選会の帝京大3位 コロナ感染者続出ピンチも大学一丸で乗り越える(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースhttps://t.co/4TadIsh93o
— てぃーぼー【帝京大学八王子キャンパス公式】 (@Teikyo_tibo) October 14, 2023
続いて、
総合力で全日本予選突破!箱根予選もコロナ明けで3位通過!2年ぶり全日本で旋風を!帝京大学です。
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【帝京大学】全日本大学駅伝2023区間オーダー予想
まずは、実はコロナ明けだった!?安定した戦いの箱根予選です。
箱根駅伝予選会振り返り
START-5km | 5-10km | 10-15km | 15km-FINISH |
39位福田③14分32秒 | 18位福田③29分20秒 | 13位福田③44分07秒 | 21位福田③62分26秒 |
66位山中③14分49秒 | 53位山中③29分41秒 | 48位山中③44分41秒 | 38位末次④62分59秒 |
105位末次④14分59秒 | 79位末次④29分53秒 | 63位末次④44分56秒 | 39位山中③63分02秒 |
129位柴戸②15分07秒 | 92位島田②29分59秒 | 64位柴戸②44分57秒 | 50位柴戸②63分10秒 |
129位西脇④15分07秒 | 105位柴戸③30分09秒 | 71位島田②45分04秒 | 59位西脇④63分28秒 |
129位小林③15分07秒 | 108位西脇④30分10秒 | 89位西脇④45分11秒 | 84位小林③63分47秒 |
129位島田②15分07秒 | 108位小林③30分10秒 | 94位小林③45分18秒 | 92位島田②63分51秒 |
129位岩本③15分07秒 | 108位岩本③30分10秒 | 94位岩本③45分18秒 | 104位岩本③63分58秒 |
129位日高④15分07秒 | 108位日高④30分10秒 | 114位野村③45分23秒 | 107位日高④63分59秒 |
129位野村③15分07秒 | 108位野村③30分10秒 | 117位日高④45分25秒 | 160位野村③64分28秒 |
129位高島③15分07秒 | 108位高島③30分10秒 | 173位高島③45分45秒 | 242位高島③65分16秒 |
129位大西①15分07秒 | 161位大西①30分20秒 | 278位大西①46分20秒 | 334位大西①66分19秒 |
上10名計14位2:30:09 | 7位4:59:52 | 3位7:30:20 | 3位10:35:08 |
LAP | 3位2:29:43 | 2位2:30:28 | 5位3:04:48 |
箱根予選3位安定通過で、やはりロードの育成の帝京大だなぁと思っていましたが、実は9月下旬に新型コロナに感染していた選手が多くいたことが、中野監督から明かされてびっくり!それも頭に入れながら、予選を見ていきましょうか。
フリー枠は、ハーフマラソン62分台を出しているなど、長い距離に自信のある3名。4年末次選手と、3年福田・山中選手。その中で福田選手が攻めたレースを展開、5㎞14分32秒の39位で通過したあと、10kmは29分20秒の18位!これは日本人上位集団の中に加わっている計算です。丸亀ハーフで好走していましたが、長い距離は自信を持っていますね。
続いて、今年の箱根8区9区でタスキを繋いでいる山中・末次選手。積極性が持ち味の山中選手に、長丁場に強い末次選手が、10㎞29分41秒の53位と、79位29分53秒とそれぞれ30分を切って通過。稼いでいるのはこのあたりになりますね。
この後ろの集団も他校に比べて早いですね。5㎞は15分07秒の130位付近でまとまって通過。そこから10㎞までにペースを上げています。しかも2年島田選手が集団から抜け出して、92位29分59秒と4番手。それ以降も30分10秒の110位付近に固まっています。遅れているのも1年大西選手だけ。総合では7位ですが、この5㎞間は3番目のタイム。前残りを狙うチームもあったので、順位を上げていくことが予想されました。
15㎞でも、チームトップの福田選手は日本人トップ集団、しかも引っ張っていたことを考えると、タイム以上に力がありますね。44分07秒とタイム以上の走りをしています。山中・末次選手も1㎞3分ほぼイーブンで刻んでいて、44分41秒と44分56秒と50位前後。少しずつ順位も上げていっています。
後方集団は、いい意味でばらけてきていますかね。抜け出してきている選手がいます。先ほどは島田選手が上がっていましたが、今度箱根4区を走っている柴戸選手が44分57秒の64位まで浮上。末次選手のすぐ後ろまで追いついていました。
また箱根2区3区を走っていた西脇・小林選手も100位以内の45分10秒台。万全ではなかったのかもですが、さすがの実力者ですね。他、岩本・野村選手ら新戦力、10番手日高選手まで45分25秒の117位。11番手高島選手が遅れてしまいましたが、この時点で総合3位、この5㎞間は2番目のペース。体調不良明けの選手が多いとは思えない後半ですね。
ゴール時点では、積極的に走った福田選手が持ちこたえて62分26秒の21位で貯金を稼ぐと、次にフリー走だった末次・山中選手が、38位と39位と順位を上げてゴール63分前後でゴールしています。続いて、先ほど上がってきていた柴戸選手が63分10秒の50位。50位以内に上位4名がゴールしています。
そのあとは、主力選手の西脇選手が63分28秒の59位、小林選手が63分47秒の84位とここまで6名。集団走をまとめながらしっかり上がってきています。続いて途中積極的に走った島田選手が、63分51秒の92位に踏みとどまりました。
新戦力の岩本選手と、箱根10区走っていた日高選手が63分58秒と59秒で100位台。新興勢力が多くなった中、110位以内へ9名揃ったのはやっぱり総合力高いですね。10番目野村選手が後退しましたが、160位64分28秒でゴール。主力選手で集団走に徹した選手もいて、しっかりと戦ったのは見事でした。
全日本大学駅伝メンバー&戦力分析
※11月2日(水)に暫定オーダー提出
※当日朝に、補欠から最大3名入れ替え可能
エントリーメンバー
出:出雲駅伝、全:全日本駅伝、箱:箱根駅伝、都:都道府県対抗駅伝、高:高校駅伝
西脇翔太④28分38秒43/13分56秒71≪23予59位、全予4組32位、関東IC1万、箱2区17位、22箱10区10位、21:全5区14位、出5区8位≫
末次海斗④29分08秒83/14分29秒07≪23予38位、全予2組13位、箱9区15位、22出6区9位、全予2組4位≫
日高拓夢④29分19秒03/14分20秒04≪23予107位、箱10区12位≫
小林大晟③28分43秒71/14分20秒65≪23予84位、全予2組5位、関東IChalf8位、箱3区17位、21全7区11位≫
福田 翔③28分56秒88/14分14秒11≪23予21位、22全予1組12位、出4区9位、全予2組15位≫
山中博生③29分07秒15/14分29秒51≪23予39位、全予3組3位、関東IChalf、箱8区6位、22出5区11位≫
林 叶大③29分07秒61/14分17秒53≪23関東IC3障9位、22関東IC5千≫
石川湧月③29分18秒99/14分41秒22
岩本拓真③29分38秒81/14分29秒14≪23予104位≫
野村祐太朗③29分51秒87/14分34秒93≪23予160位≫
高島大空③29分55秒86/14分29秒62≪23予242位≫
柴戸遼太②29分00秒47/14分06秒83≪23予50位、全予1組19位、関東IC1万、箱4区12位、22関東IC5千≫
尾崎仁哉②29分10秒39/14分20秒45≪23全予3組12位、関東IChalf≫
島田晃希②/14分01秒62≪23予92位、関東IC5千≫
大西柊太朗①29分30秒01/14分05秒18≪23予334位、全国5区27位≫
原 悠太①/14分11秒10
基本的に箱根予選のメンバーに+αの16名。4年生エース小野選手や未完の大器楠岡選手は、残念ながら今回もエントリーから外れましたが、戦っていけるメンバーは揃っています。3年生が8名エントリーしている中、4年生は少数精鋭になりましたね。
その4年生は3名。直近の箱根予選だけでなく、箱根本戦も今年走っている選手になります。エース格西脇選手は、前半戦は関東IC1万m28分38秒自己ベストを本番でマーク。組1位にもなっているのでラストも切れます。箱根予選は本調子ではなかったからか、途中まで集団走引っ張ってましたが、終盤は浮上。調子が戻っていれば非常に楽しみです。
そして箱根9区10区で襷リレーしている末次・日高選手。特に末次選手は、箱根予選で62分台をマークするなど非常に好調。また全日本予選2組で2年連続好走していて、暑さにも強いのかなと思います。後半区間のどこかで起用したい。日高選手も、前半戦試合出場なかったところから、間に合わせました。1万mベストもチーム内上位、出番あるか。
3年生が大量にエントリーしているのですよね。箱根予選では、福田選手がブレイク。日本人上位集団についていって、62分台の21位と好走。一気に箱根2区候補に挙がってきたのではないでしょうか?1万m28分台のスピードもあるので、全日本も前半区間か。箱根8区で積極的な走りを見せた山中選手も39位とまずまず。主力に定着していますね。
また、箱根予選未出走組では、3年林・石川選手がエントリー。林選手は、関東ICでも活躍して1万m29分07秒、箱根予選は12人に入れませんでしたが、こちらの方が出走の可能性高いかな?箱根予選にかけていたと思われる岩本・野村選手らも、チーム状況に与あっては出番あるか。
2年生は3人のみエントリーでしたが、3人とも出走の可能性があります。箱根4区好走で名を上げた柴戸選手は、やはり安定感高いです。予選も途中まで集団走を引っ張って上がってきました。やはり主力選手。島田選手も積極的なレースで63分台ゴール、今後が楽しみな選手です。
また、箱根予選出走していない有力選手もいて、2年尾崎選手の調子が気になるところ。ハーフも1年の頃から対応して、全日予選も3組12位好成績。箱根予選走っていないですが、これがコロナの影響なら、中3週間で上がってくるはずか。1年生もまだ対応して切れてないですが、大西・原選手とベストは主力に追いついた選手がエントリー。チーム状況次第では出番があるかもしれません。
全体的に、長距離ロードタイプの選手が多い中、どうやって組むか。
全日本大学駅伝区間オーダー予想
スピードある小野・福島・楠岡選手がいない、箱根予選明けというので、オーダーは結構悩みました。
2区(11.1km)福田 翔③28分56秒88
3区(11.9km)山中博生③29分07秒15
4区(11.8km)柴戸遼太②29分00秒47
5区(12.4km)島田晃希②/14分01秒62
6区(12.8km)末次海斗④29分08秒83
7区(17.6km)小林大晟③28分43秒71
8区(19.7km)尾崎仁哉②29分10秒39
1区西脇選手…1区はほかの大学駅伝でも、4年小野選手が務め続けていたのでどうしようかなと思いましたが…。もう一人の4年生主力の西脇選手が、今回代役務めるのではないでしょうか。関東IC1万1組1位と、組で勝ち切っているのは一つ注目するポイントです。箱根予選から調子が上がっていると思うので、脚を溜めれれば、その末脚が爆発するはず。
2区福田選手…2区と3区は迷いました。全日本の2区3区タイプの選手は、帝京大はそんなに力を入れて育成していないような…。その中で、走力的にはやはり福田選手ですかね。箱根予選では日本人上位集団に食らいついていって、1万mも春先28分台を達成しています。全日予選3組もよかったですね。箱根2区の可能性も出てきているので、他校のスピードエース格の選手と勝負できれば。
3区山中選手…スピードエース区間3区は、積極的に突っ込んでいける3年山中選手にしました。箱根8区で最初の定点で区間トップのタイムで通過していったのは、駅伝ファン印象残っている人多いでしょう。走力もぐっとこの1年つけてきていますので、スピードエース区間で戦っていきたい。長距離ロード型の選手が多いので、この区間までで前が見える範囲で凌げていれば面白い。
4区柴戸選手…箱根4区を務めている2年柴戸選手を、前日本でも4区起用。多少アップダウンもあって、スピード以外も求められる区間なんですよね。ここで、ロード安定している柴戸選手で流れを作り直すことができればと思います。予選も多分本調子ではなかったと思っていますので、あがってきていれば。
5区島田選手…5区は予選未出走の選手も含めて迷ったのですが、箱根予選で積極的な走りを見せていた島田選手の予想にしました。トラックのスピードもあって、5千m14分01秒とチーム内でも上位のタイムを持っています。そのスピードが活かされれば、十分ここで追撃の走りとなりそうな気がします。
6区末次選手…6区に4年生長距離が得意な末次選手と予想。正直、箱根予選がなければアンカー8区にしたかったのですが、箱根本戦を万全に迎えてほしいので、この区間にしました。この区間も繋ぎにしては長いですし、気温も上昇してくる区間。他校も意外と苦戦する場合があります。末次選手の良さが活かされると思います。
7区小林選手…残り長距離2区間ですね。2年前当時1年生で抜擢された小林選手を、再びこの区間に投入すると思います。今年は関東ICハーフで入賞するなど、長い距離は一定の評価がありますし、箱根予選は途中まで集団走でした。ここで、一つ自分の走りをして、2大会前の成績を大きく超える走りとなればと思います。
8区尾崎選手…箱根予選で唯一出走していなかった主力候補の選手ですね。ハーフ63分台の力のある2年尾崎選手をアンカーの予想です。全日本駅伝のエントリーは、箱根予選直前。入ってきているので、多分出走あるのではないかなぁ。調子が上がっていれば、十分通用する走力はありますので、いい駅伝デビューとなればと思います。
まとめ
・予選は集団走率いた4年西脇3年小林選手ら調子上がるか
・スピードランナーが少ない中、序盤をどうしのぐか
帝京大は、逆襲の年ですよね。全日本予選は、留学生などエースが強い選手がいるチームが有利な中、ほぼノーミスで通過。ロードが強い選手が多い中、見事に戦いました。そして帝京大の真価が発揮される箱根予選、9月下旬にコロナ禍があったとは思えないほど、見事なレースで3位通過しました。
全日本大学駅伝は、元々エース格だった4年西脇3年小林選手だけでなく、箱根予選単独走で上位に食い込んだ3年福田山中選手ら新たなエース格を軸として、戦っていく形になりますかね。これに、長距離ロードで結果を出している4年尾崎・2年柴戸選手らがいて、8人の総合力はかなり高くなってくるのではないでしょうか。
帝京大の場合、箱根本戦に特化した育成をするので、特に全日本駅伝の2区3区のような序盤区間をどうやって凌いでいくか、このあたりが課題になるでしょうか(小野選手らがいないのが痛い)。このあたり大きく上位校から離されなければ、粘って粘って、気が付けば帝京大の復活になりそうな予感です。
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