いよいよ、三大駅伝の開幕戦！出雲駅伝が近づいてきましたね。エントリーも発表されています。

駅伝ファンとして、優勝候補や上位校の有力チームの区間エントリー予想をしていきますので、お付き合いください。

國學院大が4年ぶりV奪還へ強力布陣！伊地知賢造、平林清澄、山本歩夢らエントリー10人を発表／#出雲駅伝

昨年度は出雲2位、全日本2位、箱根4位と勢いに乗り、今季はその主力メンバーの多くが残る。2度目の出雲制覇へ、強力な布陣が整った。#國學院大
｜月陸Onlinehttps://t.co/gDtNnlkJaO

— 月陸Online／月刊陸上競技 (@Getsuriku) September 19, 2023

続いて、
エース力にさらなる磨きが！前回の2位から、２度目の栄冠に手が届くか！？國學院大學です

出雲駅伝2023【國學院大學】について

エントリーは10人となります。
なお出雲駅伝の前日に、出走メンバー6名・補欠2名に絞られ、当日補欠2名と変更も認められています。

エントリーメンバーと戦力分析

伊地知・平林・山本選手の３本柱に、勢いのある２年生！
　前回2位の國学院大は、前半の3区間とアンカーの区間を走った選手がパワーアップしているのですよね。まずは上級生の3本柱と言えるのが、4年伊地知・3年平林・山本選手になりますね。

　伊地知選手は、1年時から駅伝ロードで活躍して、3年時は以降は多くの駅伝でアンカー区間を担い、区間賞レベルの走りをして、チームの順位をまとめていました。今年の箱根が終わってから大きな怪我をしましたが、日本ICで日本人トップを獲るなど、成長して戻ってきました。スピードも増した中、あの区間に投入でしょうか。

　3年平林・山本選手は、箱根2区3区で今年襷リレー。それぞれ手応えある区間一桁。その後故障しながらも、7月に1万m平林選手が27分55秒、山本選手が28分16秒に更新。それぞれ走力を挙げて、3年目の駅伝シーズンに挑みます。

　このエースたちを、追い越す勢いがあるのが2年生陣。前年は、青木選手が、全日本駅伝の5区1位で、一気にブレイクしたのが印象に残っています。さらに箱根では、上原・高山選手もデビュー。その後、上原選手は1万m28分36秒、高山選手は関東ICハーフで入賞。それぞれの得意分野を伸ばしています。

　この他にも、関東ICで2年連続1500m上位入賞の4年鈴木選手や、少しずつタイムを短縮している3年木村・2年鎌田選手がエントリー。春先勢いを見せていた1年生は田中選手が唯一エントリー。ここは上級生の壁が高かったでしょうか。

　上位陣は、非常に強いので、前回のようにうまく流れを作りたい。

【陸上】
日本インカレ男子10000mで、#國學院大學 の主将 #伊地知賢造 が日本選手トップに入りました。1月末、大学に入って初めてとなる大きなけがに見舞われましたが、見事に復活。駅伝シーズンでの走りも期待されます。@kokudai_ekidenhttps://t.co/fJgD1d3322

— 4years. (@4years_media) September 15, 2023

区間オーダー予想

　前年は、3区までは中位で流れて、向かい風だった4区で2位争いに浮上していました。今回は、1区から上位で流れて優勝への機運を高めていきたいところです。

1区山本選手…前回は、ある程度凌いでいく1区でしたが、今年は攻めの1区ですね。駅伝で2区や3区を務めていた3年山本選手が、1区を準備しているそうです。1万m28分16秒の走力はやはり驚異のはず。他の強豪校がエース格をつぎ込んできても、対応する力はあるはずです。

2区青木選手…前回1区の青木選手を、今回は最短の2区へ。とはいえ、自分のペースでガンガンいっていた全日本5区の印象は強いので、もう一度1区以外を見たい選手。数段レベルが上がる区間になりますが、スピードエース揃いの区間でどこまでやれるか注目ですね。

3区平林選手…1年時大学駅伝デビューの出雲6区での好走から、ずっと長距離主要区間を走り続けている平林選手。走力も上がり、課題だったラストスパート力もついてきました。前年の区間6位からどこまで上がってくるか。なお、暑さが続くようなら彼の出番のはず。

4区上原選手…前回ポイントとなった区間ですね。向かい風の中、大きく順位を上げた区間。今回は、ある程度上位で流れている想定で、エース候補の上原選手。ここにもスピードランナーが置く余裕があるのは大きいですね。他校の主力選手とどこまで通用するか楽しみ。ちな、沖縄県出身選手、暑さどうだろうか？？

5区高山選手…終盤区間は、特にロードに強い選手を置いていきたいですね。2年生の中で、アップダウンのあるコースに強いと言われている高山選手にこの区間を走ってもらうのがいいでしょうかね。アンカーに向けて、流れが加速できれば。

6区伊地知選手…そしておそらく2年連続アンカーとなるだろう伊地知選手。昨年も区間2位で走り切っていますが、あれから走力が上がっています。5千m13分40秒のスピードもついてきていますので、アンカー決戦になると、非常に面白いかもしれません。

　チームが盤石なら、おそらくこの6人になるのではないかなぁと思います。如何でしょう。

まとめ

　國学院大は、昨年の総合2位メンバーを起点にして、4年ぶり2度目の総合優勝を目指します。主要区間に入ってくるのは、おそらく3年生以上の主力。おそらく1区山本3区平林6区伊地知選手となってくるでしょうか。

　前回は、当時の1年生青木選手で凌いで、徐々に追い上げていく流れになりましたが、今回は1区から主軸選手を添えて最初から優勝戦線に加わっていく形になりそうです。3区平林・6区伊地知選手は前年より走力アップしています。

　間をつなぐのは、順当なら箱根駅伝を走っている2年生でしょうか。青木選手や、上原・高山選手らの出番になってくると思います。

　総合優勝は、相手のエースも強いので簡単ではないですが、高い総合力を誇っているのは間違いありません。繰り返しになりますが、1区から先手を取れればチャンスがあるのは、間違いありません。

【西村菜那子の大学陸上もっと推し活!!!!】
今回は先日幕を閉じた日本インカレを踏まえて、#出雲駅伝 の行方を展望します。#國學院大學 主将・ #伊地知賢造 選手に、2019年優勝時のアンカー・土方英和選手の姿が重なる!!??@nanako_nsmrhttps://t.co/OLHRvkGrcH

— 4years. (@4years_media) September 25, 2023