9月8日(金)17時30分より、男子10000mも行われました。その結果です。
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男子10000m
前半戦では実現しなかった対決、日本薬科カリウキ選手VS日大ワンブイ選手となりました!
レース展開
(ラップ)1000m2分53秒、2000m5分43秒、3000m8分33秒、4000m11分25秒、5000m14分16秒、6000m17分06秒、7000m19分54秒
(レース展開) 第一・ギチア、日薬・カリウキ選手が引っ張り1000m2分53秒、2000m5分43秒、3000m8分33秒で通過。日大・ワンブイ、順大・塩尻、東海・關、早大・太田選手らが続く。
4000mまでには集団が割れ、カリウキ、ギチア、ワンブイ、塩尻、關、太田、東海・松尾、東洋・西山、中大・堀尾選手まで続く。
5000mではさらに少なくなり、カリウキ、ワンブイ、ギチア、塩尻、太田、西山選手に、6000mでカリウキ、ワンブイ選手が抜け出し一騎打ちに。3位は西山選手があがり、塩尻、松尾、太田選手が続く展開に。なお3位は塩尻選手が追いつき、西山選手と2人の争いになる。なお、後ろでは關選手が8位集団に吸収された模様。
トップ争いは最後まで続いたが、残り250mで仕掛けた日薬カリウキ選手がそのまま優勝!ワンブイ選手は初めて他の留学生の選手に競り負けた。3位争いは東洋のルーキー・西山選手が制し、日本人トップで表彰台に立った。
レース模様をアップして頂いた方がいます。
ttps://www.youtube.com/watch?v=aSav8IPMORA
結果
★マークは自己ベスト
1位サイモン カリウキ(日本薬科大③)28分20秒50
2位P.M.ワンブイ(日本大③)28分21秒85
3位西山和弥(東洋大①)28分44秒88★
4位塩尻和也(順天堂大③)28分47秒50
5位松尾淳之介(東海大②)28分50秒94★
6位ジェフリ ギチア(第一工大③)29分08秒67
7位太田智樹(早稲田大②)29分09秒06★
8位石井優樹(関西学院大②)29分14秒08★
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9位中山 顕(中央大③)29分16秒69 10位吉田亮壱(日本体育大④)29分17秒57
11位關 颯人(東海大②)29分23秒01 12位住吉秀昭(国士舘大③)29分23秒61
13位栃木 渡(順天堂大④)29分23秒61 14位近藤秀一(東京大③)29分26秒99
15位阿部弘輝(明治大②)29分32秒27 16位小町昌矢(日本体育大④)29分47秒70
17位橋本龍一(順天堂大②)29分51秒71 18位タイタス モグス(東京国際大②)30分02秒52
19位堀尾謙介(中央大③)30分10秒49 20位原 由幸(星槎道都大④)30分28秒53
21位松井将器(東京工業大M2)30分54秒69 22位前田将太(大東文化大④)30分59秒84
23位佐藤諒太(帝京大④)31分03秒14 24位高柳佳怜(中京大④)31分23秒75
25位五十嵐大義(信州大④)31分26秒04 26位大下浩平(広島経済大M1)31分26秒55
27位松浦祟之(東北大②)31分50秒11 28位山口敏生(札幌国際大M1)32分26秒07
DNF竹元亮太(日本大①)
★持ちタイム最速日薬カリウキ選手が負けなしの日大ワンブイ選手に競り勝ち優勝!!
前半戦で疑問に思った方は僕だけではないでしょう。現役日本学生最速タイムを持つ日本薬科大のカリウキ選手とトラックでは2年生以降学生(留学生含めて)には負けなしの日大のワンブイ選手が対決したらどうなるか…。
くしくもワンブイ選手は関東IC1部1万優勝者、カリウキ選手は2部優勝者…。お互い最強ランナーと言われながらも大会はすれ違っていた2人が、ついに対決!6千を過ぎてから、やはりというべきか、この2人のマッチレースになりました。
制したのは日本薬科大カリウキ選手!ワンブイ選手が初めて最後に競っていた選手に負けました。レースはまたyoutubeに動画を上げてくださる方がいると思いますが、とても見応えがあるものでした!
カリウキ選手は1年単位でぐっ、ぐっと力を伸ばしていますね。彼の努力が実ったと思います。昨年59分台でとどまった箱根予選が楽しみです。
勿論、ワンブイ選手の今後も期待ですね。箱根予選でまた対決すると思いますので、今回の悔しさを糧にしてレースに臨んでくれると思います。
★日本人トップは東洋ルーキー・西山選手が、順大塩尻選手に競り勝つ殊勲!
日本人トップ争いは意外な展開になりましたね!順大の塩尻選手と東海大勢が対抗となるのかなと思っていたのですが、東洋大の1年生西山選手が強くなっていました!
というより、留学生が抜け出てから、一時日本人単独トップに立つなど内容もとても質が高いレース内容の中、制していますからとても素晴らしいですね~。しかも日本ICという大舞台で初の1万28分台を記録しているのもさらにプラスです。
東洋大としても、駅伝ファンからしてもとても嬉しいニュースになったのではと思います。
★秋の飛躍へ!2年生東海・松尾選手が5位、早大・太田選手が7位!
他の日本人としては2年生の頑張りが目立ちましたね。東海大・松尾選手が上位集団で粘り続け5位入賞!東海大注目の2年生陣の一人でしたが、関東ICも8位入賞で東海勢トップでした。そして今回もこの成績…1万以上の距離ならこれから彼が主役になっていくかもしれません。
それから上位についていってびっくりだったのが早大・太田選手。関東ICも9位ではありましたが、夏に大きな成長を遂げていたようです。1区タイプと祝われていましたが、これだけ食い下がれるなら駅伝で主要区間に使ってみたくなるかな?
★関東以外から2人!6位第一・ギチア選手、8位関西学院大・石井選手!
そして今回は関東以外の選手も健闘しましたねー。まず第一工大のギチア選手が6位入賞!力からすればある程度実力通りですが、積極的に引っ張る姿が目立ちました。もじ出雲や全日本で1区に起用されたら、ある程度早い流れに持ち込もうとするかも??
それから入賞者で一番驚いたのが関西学院大の石井選手!終盤に入り落ちてきた東海大の關選手を捕らえると、関東期待の中大・中山選手や国士・住吉選手らと争いを制して8位をもぎ取りました!一気に出雲や全日本で注目の存在になりました!しっかり名前を憶えてレースを見たいですね。
コメント
西山選手の表彰台は、柏原選手のときくらい特大のインパクトでした。さらにあの塩尻選手に勝つとは・・・。山本、相澤選手に次ぐ3本目の柱ができあがったと感じています。個人的にはほとんどの大学が頭を悩ませている1区を各駅伝で担当してもらいたいです。
野村、小笹、小早川選手あたりが昨年よりレベルアップしていれば、どこかで青山学院を慌てさせることも期待できるのでは?
一方、話は全くかわりますが、中央の堀尾選手は、ひどいを通り越してある意味哀れにすら感じさせられます。学生連合とはいえ2区を走らせる必要があったのか。28分30秒台の価値が全く伝わらないことを考えると、箱根予選は舟津キャプテン、竹内選手、中山選手が最低でも60分切りしないと、昨年の二の舞は避けられない気がします。
>たけぽっぽさん
西山選手が表彰台あがるのはちょっと予想付かなかったですね!大学入学後ここまでとても順調だと思います。駅伝の経験も豊富ですので、出雲駅伝から主要区間になるのは間違いなさそうですね。チームの総合力としては夏に故障したという4年生次第でしょうか。
堀尾選手は前半飛ばしていった中なので少しずつ内容がついてきていますが、持ちタイム上の強さまではもう少しという印象でしょうかね…。記録会一回挟みますので総合力を見たいところです。
西山選手がここまでやるとは…ということは東洋はかなりいい練習を積めていると思います。トラックシーズン前から今年は東洋に注目をしているのでこの結果はいい兆候ではないでしょうか。あとは上尾ハーフでどれだけ走れるのかというところか?4年生が戻ってくれば箱根優勝は十分ありそうです。
あと早稲田ではまた永山選手がDNS。もう彼は今年いないものと考えないといけません。となると三大駅伝惨敗もあるんではないでしょうか?というか箱根は最悪繰り上げもあるんじゃないでしょうか。太田選手がわりと今年調子がずっと良いので彼を主軸にして秋以降は戦いたいところ。
最後に中央大学ですがたけぽっぽさんも仰ってますが堀尾選手はもう何をしたいのか意味不明です。先の記事にも書きましたがもう完全なタイム番長でどのレースも前半だけ早くて勝手に落ちるという応援する気も失せる結果です。それでも中央はギリギリ予選通過予想です。それについては予選会の記事でまた。
>りっくさん
将来有望な柱が3選手いというのが東洋大の楽しみなところですね。中堅どころは横一線でしょうが、出雲は若手が中心になるかもしれません。あとはおっしゃる様に4年生次第かなと。
早大は永山選手が練習がとぎれとぎれになってしまうのが気がかりですね。昨年度の成績が良かったからか、新入生はトップレベルの選手が獲れたようですし、何とかシード権は確保する戦いをしてほしいです。
関東以外の地区から入賞者が2人出たのはすごいと思います。東大の近藤君も相変わらずすごい記録を出してきますね(^^;東工の松井君は今回は残念!これからの結果に期待したいです。
石井君は今年の学生ハーフから気になっていたのですが、ここまで成長しているとは・・・関西学院のエースといわれている野中君の同学年時の記録を超えるとは思いませんでした。もしかしたら関西学院初の10000Ⅿ28分ランナーになれるかも?・・・期待しています。
ギチア君は、持ちタイムが歴代の第一工業のランナーと比べて若干物足りないイメージがありますが、インカレは本当に外しませんね。本気で記録を狙えば28分半ばまではいくのでは?と思ってしまいますね。
・・・関西学院と第一工業がどのように選手をサポートしているかわかりませんが、結果を出し切れなかった関東の強豪校の選手はこの結果を糧にしてさらに頑張ってほしいですね。
>ユーポンさん
いつもの箱根常連校以外にもスポットライトを当てることができるのが日本ICのいいところですよね。東大の近藤選手は順調に調整が進めれば箱根予選は楽しみです。
関西学院はここまでうまくトラックの強化が進んだのは初めてですね。大舞台でこのくらいの記録が出せれば、出雲で流れに乗れるかもしれません。ギチア選手はひとまず積極的ではあるのがわかりますね。出雲1区だと引っ張ってくるかもしれません。
2度目の投稿失礼します(^^;
どうやら永山君は体調不良でインカレを欠場したみたいですね。よかった~(^◇^)あとは新迫君がどのくらい復帰しているかですかね。彼も昨年の駅伝シーズンでは相当悔し涙を流してたみたいですし、気持ちが強そうです。なんだかんだで相楽監督が監督を引き継いでから上り調子で来ているので今年も早稲田からは目を離せなさそうです!
ちょっと青学が心配です(5000Ⅿのコラムで書くべきか・・・?)。上位には来るでしょうが、優勝はどうか。現在のところ、神大・駒大・東洋・東海・早大・順大・中央学大あたりは本当に強力。群雄割拠の三大駅伝になることは避けられなさそうです。
>ユーポンさん
永山・新迫選手のスピードは今年の早大には欠かせないモノですからね。大事を取ってもらえたのならいいのですが…。まあでも戦力はギリギリながら面白いチームにはなっていると思います。
青学は出雲はちょっと優勝候補の一つ…止まりでしょうかね。エース不在なうえに田村選手不在はちょっとつらいところです。まあ、ただ大混戦になるのでしょうね。