全日本大学駅伝2023の関東地区の出場校が決定しましたね。
#全日本大学駅伝 関東選考会
城西大 3年ぶり
大東文化大
東海大
東京国際大
東京農業大 14年ぶり!
帝京大 2年ぶり
国士舘大 7年ぶり!
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立教大関東選考会からは4校が返り咲きです!
立教大はわずか14.30秒差で初出場を逃しました。#ekiden1134 pic.twitter.com/MGDLedvCBf— 文化放送大学駅伝独り占め (@ekiden1134) June 17, 2023
これにシード校の
駒澤大・國学院大・青山学院大・順天堂大
創価大・早稲田大・中央大・東洋大の8校を交えた
合計15校が、関東地区から出場します。
このタイミングで、
一度、現時点で思う区間オーダー予想をしてみようと思います。
楽しめる方、お付き合いください
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全日本大学駅伝2023・区間オーダー予想をやってみた!
なお、主力・持ちタイム関係なく、現時点で走れている選手中心でのオーダー予想になっています。
駒澤大学
2区(11.1km)佐藤圭汰②
3区(11.9km)唐澤拓海④
4区(11.8km)鈴木芽吹④
5区(12.4km)小山翔也①
6区(12.8km)花尾恭輔④
7区(17.6km)篠原倖太朗③
8区(19.7km)山川拓馬②
連覇を狙う駒澤大は、選手数が豊富で、オーダーを組むのに、いい意味で難儀しますね。佐藤選手を2区に固定して、あとは流動的になっていくのではないでしょうか。唐澤選手が1区希望ですが、さすがに距離が短いということで前半のエース区間化している3区で勝負を決定づける役割かなあ?
空いた1区には、山下りを走った伊藤選手。なぜか山下り区間とこの区間の相性は比較的良かったような。鈴木選手も、前半区間のどこか。終盤の長距離区間は、花尾選手の回復次第ですが、篠原選手と山川選手が適任と見ます。他、安原兄弟や赤星選手らが外れているので、本当に豪華なメンバーになってます。優勝候補筆頭…でしょうね。
「三冠に挑戦できるだけの戦力は十分にある」
史上初の2年連続学生駅伝三冠の偉業に挑む駒澤大学。藤田敦史監督が今季の意気込みを語った。 https://t.co/eULauzBxto
— 集英社スポルティーバ (@webSportiva) June 12, 2023
國學院大學
2区(11.1km)青木瑠郁②
3区(11.9km)上原琉翔②
4区(11.8km)木村文哉③
5区(12.4km)吉田蔵之介①
6区(12.8km)瀬尾秀介④
7区(17.6km)鶴 元太③
8区(19.7km)高山豪起②
國学院大は、前半戦ほとんど試合に出ていない4年伊地知、3年平林・山本選手を、敢えて外して考えてみています。入れるのなら、3区山本7区平林8区伊地知選手らになるのかな?
1区は下り候補にもなっている嘉数選手で、2区3区伸び盛りの青木・上原選手に任せたい。この2人が他校のスピードエース相手にどこまで通用するか。中盤区間は吉田選手らルーキーや、4年かけて浮上してきた瀬尾選手、終盤区間は、高山・鶴選手といったハーフマラソンが得意な選手になるのかな、若手の成長と主力の復活を楽しみにして待ちたい。
青山学院大学
2区(11.1km)荒巻朋熙②
3区(11.9km)佐藤一世④
4区(11.8km)太田蒼生③
5区(12.4km)白石光星③
6区(12.8km)佐々木塁④
7区(17.6km)若林宏樹③
8区(19.7km)田中悠登③
青学大は新戦力を試しながら、優勝の可能性を探っていくことになるのではないでしょうか。1区は小原選手ら3障専門の選手と迷ったのですが、やはり鶴川選手でスタートダッシュを切るのが理想かなと思います。これで荒巻・太田選手に、4年生エース佐藤選手で優位にレースを進めるのがいいかなと感じます。
終盤区間は、復調していたら、3年若林・田中選手が適任。長丁場を任せられる選手です。中盤の繋ぎ区間は、前半戦まずまず走れていた3年白石・4年佐々木選手あたりの起用としてみます。とはいえ、選手層は厚いので、まだまだ誰が出てくるかわからないですね。
「穴がひとつでもあったら勝てない」
追われる側から、追う側へーー。青学大・原晋監督が、今季の新チームについて語った。 https://t.co/HkK2SFLXtw
— 集英社スポルティーバ (@webSportiva) June 12, 2023
順天堂大学
2区(11.1km)三浦龍司④
3区(11.9km)吉岡大翔①
4区(11.8km)服部壮馬③
5区(12.4km)海老澤憲伸③
6区(12.8km)石井一希④
7区(17.6km)浅井皓貴③
8区(19.7km)藤原優希④
順天堂大は、主力選手と若手選手と交互に組むのではないかなと思っています。世界陸上3障が決まっている三浦選手は、出場するとすれば、1区か2区。ひとまず3年連続2区としておきます。前半のエース区間3区、ルーキー吉岡選手へ襷リレーしていくのはちょっと見てみ痛いという気も…。
終盤に4年生石井選手を残したいですが、ちょっと足踏み続いているので6区へ。7区に新エース格の浅井選手に、長丁場に強い藤原選手を8区。あとは3年服部・海老澤選手や、3障活躍している村尾選手らが入ってくれば、バランスのいいオーダーになると思います。
創価大学
2区(11.1km)野沢悠真②
3区(11.9km)小暮栄輝③
4区(11.8km)吉田 凌③
5区(12.4km)上杉祥大④
6区(12.8km)若狭凛太郎③
7区(17.6km)リーキー カミナ③
8区(19.7km)山森龍暁④
創価大は、結構悩みましたね。関東IC2部1万m2位好走の留学生リーキー選手、同組でまずまず粘っている4年山森選手が、2大エース以外は横一線だと思います。できればこの2人を7区8区に配して、終盤に順位をあげていく形か。基本的に長い距離に強い選手が多いのも悩みどころ。また、吉田響選手は山籠もりな気もしてます。
1区は、伸び盛りの1年生織橋選手が成長しているとして予想。2区3区4区は走力が高くて、ロード力が高いかなと思っている野沢・小暮・吉田選手らで綱で行く形かなぁ?繋ぎ区間は、総合力が高くて予想しにくいですが、上杉・若狭選手らが新戦力候補ですかね。他、桑田・石丸選手らスピードあるランナーが戻ると、オーダー編成が楽になるかもしれません。
早稲田大学
2区(11.1km)工藤慎作①
3区(11.9km)山口智規②
4区(11.8km)菖蒲敦司④
5区(12.4km)山崎一吹①
6区(12.8km)辻 文哉④
7区(17.6km)伊藤大志③
8区(19.7km)石塚陽士③
早稲田大は、エース格の選手が楽しみですね。1万m27分台マークの石塚選手に、昨年も走っている伊藤選手らで、7区8区の終盤の長距離区間を担うことができれば理想かな?前半区間好走するイメージがありますが、選手層の関係で前半特化型になっている。本当は終盤にエースを置きたいはず。
今年選手層なら達成できなくはないか。1区2年連続間瀬田選手に、早速他校のエースと戦った工藤選手、さらにインカレ大活躍の菖蒲・山口選手ら、前半区間を担える選手はいるのではないでしょうか。間の区間、山崎選手らで踏ん張れるなら面白くなってくるか。
中央大学
2区(11.1km)中野翔太④
3区(11.9km)吉居大和④
4区(11.8km)吉居駿恭②
5区(12.4km)山平怜生③
6区(12.8km)阿部陽樹③
7区(17.6km)湯浅 仁④
8区(19.7km)溜池一太②
中央大は、優勝候補にも挙がってくるのではないでしょうか。スピード抜群のランナーで序盤区間から突っ走って、終盤区間にも強い選手を残せるのではないでしょうか。1区は関東IC5千m入賞の吉中選手、さらに5千m13分24秒を出したばかりの中野選手で抜け出し、吉居兄弟で勝負をつけに行く…。
そのあとも、長丁場に強い湯浅・阿部選手や、ここにきて伸びてきた山平選手、また今回は溜池選手予想ですが、アンカーに前半区間を担っている誰かを温存することもできると思います。こんなオーダー組めたら、優勝は可能に思ってしまいます。
中大 #中野翔太 が日本人学生歴代9位の13分24秒11 オーストリア・ウィーンで好走
今年の箱根駅伝では3区区間賞でチームの総合2位に貢献している。5000mのこれまでのベストは13分39秒94で、10000mは28分00秒86、ハーフマラソン1時間2分49秒がベスト
|月陸Online https://t.co/Dh5kjbdjZM
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) June 18, 2023
東洋大学
2区(11.1km)小林亮太③
3区(11.9km)九嶋恵舜④
4区(11.8km)緒方澪那斗②
5区(12.4km)西村真周②
6区(12.8km)網本佳悟②
7区(17.6km)梅崎 蓮③
8区(19.7km)村上太一④
東洋大は、主力に故障者が多いのをどう見ていくかですかね…。ひとまず4年松山・熊崎選手、3年石田選手と、前半シーズンに試合に出場ていない選手を、外して予想してみようかなと思います。出られるなら、石田・熊崎選手らは2区3区になってくるのだろうか。
とはいえ、今のメンバーでもオーダーはすっと考えることはできました。1区はスピードある1年生田中選手、2区は新エース小林選手、そのあとは実績ある九嶋選手、今後カギになるだろう2年生世代から緒方・西村選手ら。長丁場は、関東IC組の梅崎・村上選手らで粘り強く戦えそう。これにエースが戻ったら楽しみです。
城西大学
2区(11.1km)斎藤将也②
3区(11.9km)野村颯斗④
4区(11.8km)平林 樹③
5区(12.4km)林 晃燿③
6区(12.8km)鈴木健真②
7区(17.6km)ヴィクター キムタイ②
8区(19.7km)山本唯翔④
見事に全日本予選トップ通過した城西大。しかも、箱根予選は経由しない唯一の予選通過校ともなるので、俄然予選からの下克上の可能性が十二分に出てきます。1区はラストの切れもある山中選手でスタート、さらにエース格の齋藤・野村・平林選手で畳みかけていく形。最終組の2人はここに入っていませんが、中々のメンバーではないでしょうか。
5区も1組1位と確実に力をつけてきている林選手、6区は調子が上がれば、箱根4区走っている鈴木選手あたりも候補になるかな?そして7区8区にキムタイ・山本選手の2大エース。スピード区間ともいえる7区でキムタイ選手、突っ込めるようになっていければ。どこまでシード校を破れるか楽しみです。
大東文化大学
2区(11.1km)久保田徹④
3区(11.9km)入濱輝大②
4区(11.8km)西川千青③
5区(12.4km)西代雄豪③
6区(12.8km)佐竹勇樹④
7区(17.6km)大谷章宏③
8区(19.7km)菊地駿介④
2年連続出場となる大東大。昨年は、箱根予選トップ通過から調子を落としてしまいましたが、真名子監督も”二度と来たくない”と、今回でのシード権獲得に行き込んでいます。とはいえ、箱根予選挟むのは同じなので、どうオーダーを組むか。
前年と同じように、ワンジル選手を1区に配置し、リードを獲っていく作戦がいいと思います。続いて久保田・入濱選手と、スピードある選手で畳みかけていって、流れをつかみに行くかな。長丁場は、菊地選手が復活していれば埋まりますし、前残りを狙っていけるでしょう。
東海大学
2区(11.1km)花岡寿哉②
3区(11.9km)石原翔太郎④
4区(11.8km)南坂柚汰①
5区(12.4km)水野龍志③
6区(12.8km)喜早駿介④
7区(17.6km)鈴木天智②
8区(19.7km)入田優希④
箱根予選経由のチームでも、東海大はかなり強い方になりますかね。序盤の区間から、強力なランナーを投入していくことになるのでしょうか。集団走が得意という梶谷選手を1区にして、花岡・石原選手と自慢のスピードランナーを2区3区に配して、上位校に一撃を加えつつ流れを作る。これがオーソドックスかな?
選手の人数は豊富なので、そのあとはまだ分かりませんが、南坂・水野選手ら安定している選手、復調しているとしてアンカー入田選手予想で、かなり優位にレースを進めていけるかもしれません。また喜早・鈴木選手以外にも、越・神園選手らもいます。レギュラー争いにも注目です。
東京国際大学
2区(11.1km)白井勇佑③
3区(11.9km)R.エティーリ①
4区(11.8km)菅野裕二郎②
5区(12.4km)冨永昌輝③
6区(12.8km)牛 誠偉③
7区(17.6km)森 春樹②
8区(19.7km)村松敬哲④
東京国際大も、強力留学生を含めて、シード校に一撃を加えることができそうな戦力です。どちらかを箱根予選・全日本と分けることができるのは強みですね。エティーリ選手を前半のエース区間3区にして、貯金&区間記録を狙っていくのがいいかなと思います。
序盤は、佐藤・白井選手が復調していれば1区2区に投入して流れを作りたい。留学生を受けて以降は、菅野選手や復調していると思って富永選手でいくか。終盤長距離区間は、村松選手がアンカー、さらに森選手の成長に期待して7区にしてみます。どれだけ食い下がれるかみたいところ。
東京農業大学
2区(11.1km)前田和摩①
3区(11.9km)並木寧音④
4区(11.8km)高槻芳照④
5区(12.4km)松本虎太郎④
6区(12.8km)長谷部慎④
7区(17.6km)深堀 優②
8区(19.7km)吉村智輝②
14年ぶり出場にわく東京農業大。勿論箱根予選に全力投球してからの全日本駅伝になりますが…、調子が大きく落ちてなければ、やはり前半特攻かな?1区原田選手で凌いで、2区にスーパーエース前田選手、他校のエースに食らいつきつつ順位を上げたい。次いで、3区並木4区高槻選手と自慢の4年生を並べていくか。
続いて5区と6区も、全日本予選を出走している4年生松本・長谷部選手で繋いで、4年生リレー。終盤2区間は、上がってきている下級生で、次年度以降につなげられれば。深堀・実井選手以外に、圓谷・吉村智選手らもいますかね。特攻からいい流れに繋げていければ。
帝京大学
2区(11.1km)小野隆一朗④
3区(11.9km)西脇翔太④
4区(11.8km)山中博生③
5区(12.4km)福田 翔③
6区(12.8km)尾崎仁哉②
7区(17.6km)小林大晟③
8区(19.7km)末次海斗④
総合力で通過した帝京大。1区できれば、小野・西脇選手ら主力の上級生以外で出場したい。3障でもやれる林選手か、今回予選出場できなかった期待のルーキー楠岡選手あたりに任せられたら心強いか。小野・西脇選手が、序盤のスピード区間2区3区で凌ぐことができれば、そのあとの選手層は厚い。
成長株の山中・福田選手を次の4区5区、6区は尾崎・柴戸選手ら成長途上の2年生の選手。終盤の長距離区間は、長い距離に自信のある3年小林・4年末次選手が候補になってくるでしょうか。他、1万m28分台の福島選手が復調しているようなら、さらに戦いやすくなりそうです。
国士舘大学
2区(11.1km)中島弘太③
3区(11.9km)生駒直幸②
4区(11.8km)富岡晃世②
5区(12.4km)西田大智③
6区(12.8km)岩下翔哉②
7区(17.6km)ピーター カマウ③
8区(19.7km)川勝悠雅②
こちらこそサプライズ通過となった国士舘大。国士舘大は、カマウ選手の一発逆転にかけて、7区に配置。トラック1万mもかなりすぴーどがついてきているので7区で順位を上げられるかな。箱根アンカーだった川勝選手を再びアンカーへ。
あとは調子次第ですが、基本的にスピードある山本龍・中島選手らをまずつぎ込んでいく形。そのあと、実力差があるかもですが、生駒・富岡選手ら2年生の選手、岩下選手が復活していれば、起用したいかな。今回の通過が、まず箱根予選通過に繋がっていけばと思います。
【 #全日本大学駅伝 関東地区選考会】#国士舘大学 は7位で、7大会ぶり12回目の本選出場を決めました。8位とは14秒の僅差。故障者もおり、必ずしもベストのメンバーではありませんでしたが、最後まで諦めない走りが結果につながりました。@KUA_ekidenhttps://t.co/rdA3cdp3qN
— 4years. (@4years_media) June 23, 2023
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