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【Part1】非強化&強化下位校の箱根予選&連合挑戦応援企画~2017年度

こちらの企画もそろそろ開始していきたいですね。今回は日体大記録会が予選標準切り最後のレースではなく、その次の土曜日の世田谷記録会であること、そこから予選会まで僅か2週間しかなく、どう書いていけばいいか悩みましたが、何とか予定立てました。

予定
【Part1】前回予選41位以下のうち、9校 8/20~8/28 ☚
【Part2】前回予選34位以下+αの9校 8/30~9/7
【Part3】前回予選33位以内のうち9校 9/9~9/17
【Part4】標準切り狙うチーム4校+α 9/19~9/24・9/30
【Part5】前回予選17位以下のうち残り8校 9/25~10/2

です。

今回は前回予選の順位順です(ただ、一部入れ替えています)

また、個人の紹介はいつもしている予選の戦力分析準拠(SS:58分59秒以内、S:59分00秒~59分29秒…G:62分30秒~62分59秒、G候補:63分台)します。

ただ、G候補は特定の種目で特筆すべき成績を残しているorそのチームで大きく抜けたエース選手を紹介する場合もあります。

ページコンテンツ

[前回41位]埼玉大学

G候補
小野寺涼③5千14分54秒91≪16:予413位、15:予428位、14:予372位≫

【過去3年間チーム記録】
93回:41位11:35:47
92回:34位11:07:01
91回:記録なし(10人完走できず)

前回、92回大会の位置からはやや下がってしまった埼玉大。全体的にタイムが伸び悩んでしまった。今年はしっかりあげたい。まずキーとなるのは4年の小野寺選手か。過去に5千14分台の経験があるが、6月に対抗戦で5千15分10秒を記録、8月の関東甲信越でも5千2位に入るなど好調。柱が一人いるのはいい。また、前回予選3番手の林田選手など3年生4人が今年標準突破すると、8人が入部した1年生も、森選手ら2人が標準突破。昨年を合わせ突破者は10人前後となってきた。他、1500m4分05秒の林選手や17分前後の選手は複数おり、総合力の伸びる余地はある。前々回にどこまで近づけられるだろうか。

[前回42位]帝京平成大学

G候補
関口英樹①15分09秒84(SB15分30秒73)
【過去3年間チーム記録】
93回:42位11:36:16
92回:48位12:02:33
91回:

出場2回目となった前回は、前々回から26分タイムを縮め、大きく順位を上げた帝京平成大。卒業生もほぼいないので、更に積み上げていきたい。今季一番タイムを出しているのは、花咲徳栄からきた関口選手。SBの15分30秒は今季トップ、男鹿駅伝や黒姫駅伝でも1区を務めるなど早くもチームの主力だ。また、3年の恩田・黒川選手や2年伊藤選手もまずまず。彼らは前回予選3番~5番手。また2番手だった5年佐藤選手がまだ走っていて5千16分少しをキープ。前回の上位陣が全員健在なのは大きい。全体的にも今年に限っての標準切りは12名と元気。しっかり勢いを継続させていきたい。

[前回43位]一橋大学

G候補
柿沼拓也④5千14分52秒24≪16:予391位、15:予498位、14:予514位≫【過去3年間チーム記録】
93回:43位11:37:52
92回:43位11:31:13
91回:43位11:47:16

3年連続43位と堅実な戦いを続けている一橋大学。今年はあげられるかもしれない。トラックシーズンは800mと1500mで関東IC決勝進出した風戸選手が活躍。ロードシーズンはどうか。一番の注目は4年生の柿沼選手。5千14分台のスピードランナーだが、長い距離も積み上げて在校生では前回予選で一番良い成績だ。続くのが2年生陣で、山口・高島選手が安定して5千15分台をマークしている。また1年生も元気で佐々木選手が2名が標準突破、16分後半も複数いる。部員の数も増えてきて20名以上となった。40位台のチームとしてはかなり多い。総合力アップのチャンスを迎えている。

[前回44位]国際武道大学

現在、標準突破者9名?

G候補
露木翔太②1500m4分00秒25≪16:予411位、15:予395位≫【過去3年間チーム記録】
93回:44位11:40:22
92回:40位11:25:45
91回:35位11:11:22

一昨年あたりからとやや苦戦している国際武道大。そして昨年の出走メンバーの7人が卒業した今季は標準突破者が10名割ってしまった。チーム作りをもう一度というところだろうか。主力は3年の露木選手で1500mや5千のスピードはチーム一だ。他に20㎞でそれを上回った川島選手や新城選手が走力がある。部員の数は20名近くおり、2年生に昨年の標準突破者が多く、また16分後半を持ったルーキーも入部。秋までにはチームを整えてしっかり連続出場を決めたいところだ。

[前回45位]横浜国立大学

G候補
青柳良英③1500m3分51秒57≪16:予478位≫【過去3年間チーム記録】
93回:45位11:41:02
92回:42位11:31:04
91回:38位11:27:25

昨年は残り1週間で標準突破者が8名という状況の中で箱根予選出場にこぎつけた。さすがに総合成績は45位と苦しんだものの、揃えてくるところはやはり常連校だった。今年は部員数15名未満ながら出場は濃厚となっている。元気なのは1年の宇佐美選手と3年の鵜之沢選手で、23日に行われた関東甲信越大学大会で5千15分後半の成績。秋以降の記録が楽しみな選手だ。また前回健闘した後藤・長尾選手や、1500mで活躍している青柳、5千14分台経験のある枡川の両4年生選手らがしっかり走り再び総合順位を上昇させていきたいところだ。

[前回46位]⇒Part2へ

[前回47位]茨城大学

G候補
小野隼太③3障9分06秒71≪16:予465位≫

【過去3年間チーム記録】
93回:47位11:44:45
92回:
91回:

昨年11年ぶりに出場し、50校中47位としっかり成績を残した茨城大。昨年出走の4年生が7人卒業したが、選手勧誘も頑張りだして、2年生以下の部員が15人に。連続出場の可能性は高そう。トラックで目立っている選手は4年生の小野選手。関東IC3障の予選で9分06秒を出して決勝進出を果たした。昨年の予選はやや苦戦も、1万は31分27秒を記録。主力は彼といっていいだろう。他には在校生で予選トップの2年大内選手や斎藤選手、1500mで4分一桁を出している1年前川選手らが注目。まずは一歩、総合タイムを縮めていきたい。

[前回48位]高崎経済大学

※現在、標準突破者9名or10名?

G候補
菊池琢哉③32分28秒23≪16:予498位、15:予501位≫【過去3年間チーム記録】
93回:48位11:46:01
92回:44位11:37:14
91回:39位11:27:36

昨年は9月末まで粘り、11人で参加し連続出場を保った高崎経済大。成績は少し下がってしまったので、ここから戻していきたい。現状では予選の人数が揃うかギリギリのところですが、1年生が5千17分前後でデビューしており、秋までにもっと突破者を増やせそうか。チームの主力は3年菊池選手。現長距離ブロック長で昨年の予選会以降で一番良いタイムを出している。それに同じ3年の野崎選手や2年の湯川選手が元気だ。秋までにもっと総合力をあげて、予選会に挑みたいところだ。

[前回49位]東京工業大学大学院

※現在、標準突破者6名?

C(4点)60分30秒~60分59秒(93回:28-53位、92回:30-72位、91回:25-62位)
松井将器(M1)1万28分51秒71≪16:予52位、箱根8区7位相当、15:予32位、箱9区16位相当、14:予43位、13:予57位、12:予198位≫【過去3年間チーム記録】
93回:49位11:56:56
92回:
91回:
 昨年トライアスロン部の力を借りて初出場を果たした東工大大学院。突出した主力の松井選手は大学院2年生になっても5千14分04秒のベストを出すなどまだまだ陸上の道を追求している。大学院のチームとしては陸上部員は10名ギリギリ、標準突破者6名は昨年のトライアスロン部の選手を入れてのものということで、予選出場を本気で狙うかどうか?部員の中には予選に縁のない東京都市大からきた部員も活動中。また早いうちにチームの状況が整えばと思う。

[前回–位]東京大学大学院

※現在、標準突破者9名

G(0点)62分30秒~62分59秒(93回:150-181位、92回:191-226位、91回:164-190位)
渥美祐次郎(M2)14分40秒92≪16:予238位、15:予321位、14:予186位、13:予273位、12:予253位≫
G候補

福島洋佑④14分30秒73≪16:予332位、15:予282位、14:予297位、13:予416位≫

【過去3年間チーム記録】
93回:記録なし(10人完走できず)
92回:41位11:30:15
91回:37位11:25:31

前回は10人完走できず悔しい記録なしとなった東京大大学院。もう一度レベルアップしなおしたい今年、頼もしい選手が好調だ。学部生時代に186位62:51(3年時)で学生連合入りにあと10秒と迫った渥美選手が、今年5千14分45・1万30分53秒と当時のベストに近い記録を出しており、出場すれば面白い存在だ。出場ということでは4月末時点で突破者が7名、その後東大出身以外の選手など2名突破し、9名のはず。夏の記録会で17分前後を記録している選手は複数いる。9月末までにしかり突破して出場してほしいところだ。

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hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。