夏も少しずつ終わってくる
2022年9月9日(金)~11日(日)にかけて、
天皇賜盃第91回日本学生陸上競技対校選手権大会が開催されます。
(通称:日本インカレ陸上2022)
当ブログは、箱根駅伝系統のブログですので、
男子中長距離の種目(1500m、5000m、10000m、3000m障害)の結果を掲載します。
時間があれば、駅伝ファンとしてのコメントを記載するかもしれません。
ページコンテンツ
【男子長距離4種目結果】2022日本インカレ陸上
🔥NEWS🔥
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🏃♀️天皇賜盃 第91回日本インカレ🏃♂️
あすリートチャンネルでライブ配信決定‼️🎊
9月9日(金) 〜 9月11日(日)
\配信情報を随時更新していきますのでお見逃しなく💡
特設ページはこちら▼https://t.co/xRCJwL1GSD#日本インカレ #91日本IC @iuauj #青春に駆けろ pic.twitter.com/Uvjerz7yeJ
— あすリートチャンネル【公式】 (@ATHlete_ytv) August 20, 2022
男子長距離4種目抜粋
9日(金)
10時05分:男子1500m予選(5組:2着+5名)
15時35分:男子1500m決勝(15名)
16時05分:男子3000m障害決勝(20名)
19時20分:男子10000m決勝(30名)
11日(日)
10時25分:男子5000m決勝(36名)
1日目の9日(金)に3つも決勝種目ありますね。ずっと見逃せませんね。
男子1500m予選
男子1500m1組
400m60秒通過、駒大佐藤選手が先頭に立ち、引っ張っていく。2番手に関西学院大佐藤選手、広島経済大山崎選手など。縦長の展開になる。
800m2分00秒通過、佐藤選手が先頭のまま、残り1周。順大塩原選手がバックストレートで先頭、しかし5人くらいの塊になる。最後の直線で、山崎選手が先頭へ。2番手争いは青学大西川選手が最後前へ。佐藤選手は5番手あたり。
1位山﨑優希④(広島経済大)3分44秒13 Q
2位西川魁星④(青山学院大)3分44秒24 Q
3位高嶋荘太①(環太平洋大)3分44秒37 q
4位塩原 匠①(順天堂大)3分44秒63 q
5位佐藤圭汰①(駒澤大)3分44秒75 q
6位小手川聖修③(鹿屋体育大)3分46秒19 q
7位小渕稜央③(岐阜大)3分46秒84
8位吉中祐太①(中央大)3分47秒05
9位二宮 秀(M1)(富山大)3分47秒52
10位林 亮佑④(北海道大)3分47秒78
11位山本 樹②(立正大)3分50秒99
12位山崎樹羅②(札幌学院大)3分51秒62
13位佐藤良祐③(関西学院大)3分54秒19
14位石川昌樹④(横浜国立大)3分55秒29
DNS小久保星音③(びわこ学院大)
男子1500m2組
400m57秒と先ほどよりはやい。育英大奥田選手を先頭、2番手に青学大宇田川選手がつけ、3番手は5mほど離れる。3番手は大阪経済大楠本選手ら。
800mは1分57秒で通過。以前奥田選手が先頭。2番手は3mほどの差で明大・東海・日体大の選手が続く。宇田川選手は後退加減。
残り1周、明大近藤選手へ。続いて東海松本選手、日体廣澤選手の3人がやや抜けていく。最後の直線で近藤・松本選手が並ぶ。そのまま2人が3分44秒程でゴール。すぐに廣澤選手、やや離れて楠本選手らがゴールした。
1位松本颯真①(東海大)3分44秒12 Q
2位近藤 亨④(明治大)3分44秒14 Q
3位廣澤優斗④(日本体育大)3分44秒94 q
4位楠本拓真④(大阪経済大)3分47秒62
5位宇田川瞬矢①(青山学院大)3分48秒78
6位吉住 颯②(東京国際大)3分49秒08
7位奥田歩凪④(育英大)3分50秒59
8位吉田海渡②(筑波大)3分52秒85
9位中嶋光柾③(札幌学院大)3分54秒52
10位木村 佑(M2)(京都大)3分59秒54
11位東 秀太①(広島経済大)4分00秒86
12位山崎大空③(環太平洋大)4分08秒80
DNS五十嵐賢太郎③(城西大)
DNS後藤謙晶②(立教大)
男子1500m3組
育英大元村選手が先頭に立つが、序盤2組よりは一団で進む。
400m63秒、元村選手に、慶大田村・山学村本選手らがすぐ後ろにつく。800mを過ぎて、沖縄大安里選手や東洋大石川選手らが先頭。
残り1周、石川選手がスパートをかけながら通過。バックストレートで石川選手を、村本選手や中大千守選手が追い抜いていく。約5名の集団。第4コーナーで千守選手がさらにスパートで抜け出して先頭。続いて村本選手、3番手は城西栗原選手らが続いた。
1位千守倫央④(中央大)3分49秒04 Q
2位村本龍彦④(山梨学院大)3分49秒62 Q
3位栗原直央②(城西大)3分49秒87
4位馬場勇一郎③(明治大)3分49秒89
5位石川 心③(東洋大)3分52秒68
6位片山直人④(環太平洋大)3分53秒31
7位花牟礼隆汰④(東海大)3分53秒70
8位石丸尚弥③(関西大)3分54秒67
9位古川啓太④(帝京大)3分55秒36
10位小池直己④(日本体育大)3分57秒05
11位元村航大④(育英大)3分58秒94
12位田村颯斗④(慶應義塾大)3分59秒41
13位安里良也④(沖縄大)4分00秒66
DNS吉川右門(M1)(筑波大)
男子1500m4組
東洋大及川選手が先頭で引っ張る。まだ一団。
400mは65秒、ここまでで一番ゆったりとしたペースに。及川選手の後ろは城西・中大の選手ら。終盤に入り、北海道大髙橋選手ら前。残り1周を切っても、まだかなりの人数の塊だった。
第3コーナーになり、日体大・東洋大・北海道大らの選手で激しい争い、最後は日体大高村・北海道大高橋選手に、さらに手を伸ばした中大中野選手の3選手がほぼ横並びでゴール。続いて、東洋大及川選手となった。
1位中野倫希②(中央大)3分52秒00 Q
2位高橋佑輔(M1)(北海道大)3分52秒003 Q
3位高村比呂飛②(日本体育大)3分52秒007
4位及川瑠音④(東洋大)3分52秒52
5位粟井駿平②(京都産業大)3分54秒99
6位川上拓真④(九州共立大)3分55秒63
7位大森勇輝③(広島大)3分56秒96
8位樋口ワシリー①(城西大)3分57秒06
9位市林佳育④(関西大)3分57秒50
10位竹内洸哉④(関西学院大)3分57秒52
11位佐々木克③(近畿大)3分58秒64
12位小島輝竜④(東京都立大)4分01秒03
13位加藤 駆③(立教大)4分01秒92
14位清水浩介③(同志社大)4分02秒60
男子1500m5組
400m62秒で通過、順大油谷選手と東海飯澤選手が引っ張っている。800m2分05秒で通過、飯澤選手先頭、続いて関西学院大吉崎選手が並びかけている。中京大・佛教大の選手の前の方へ。
残り1周、飯澤・吉崎・油谷選手らが先頭で通過、バックストレートで飯澤選手が先頭、続いて油谷選手。この2人が抜けて、3番手争いは大混戦に。飯澤・油谷選手が悠々とゴールして、決勝進出を確定させた。
1位飯澤千翔④(東海大)3分49秒13 Q
2位油谷航亮②(順天堂大)3分49秒39 Q
3位濱口直人②(創価大)3分50秒53
4位鈴木雄登④(中京大)3分50秒65
5位一ノ瀬結人③(皇學館大)3分51秒34
6位竹岡 大(M2)(東京工業大)3分51秒86
7位櫻井晃平②(佛教大)3分52秒87
8位山林レオ③(上武大)3分53秒42
9位吉崎 舜③(関西学院大)3分53秒93
10位清原 陸(M2)(京都大)3分54秒60
11位ミラー千本真章④(立教大)3分55秒00
12位大野雅也②(日本大)3分55秒92
13位大栁達哉③(札幌学院大)3分59秒17
14位野村洸翔③(東京海洋大)4分09秒54
DNS井内優輔(M1)(筑波大)
男子1500m決勝
とはいえラスト400。
これは熱かった。 #91日本IC pic.twitter.com/jxfdjyRzfr— EKIDEN NEWS (@EKIDEN_News) September 9, 2022
レース模様
東海大飯澤選手、さらに松本選手が横に付けて、東海大勢が先頭集団を引っ張っていく。
400m63秒と、それほど早くない。緊張感が高い中で、淡々とレースが進んでいく。600m過ぎ、駒大佐藤選手が3番手に上がってくる。
800m2分05秒、飯澤選手が先頭に引っ張り、レースを作っていく。900mで佐藤選手が飯澤選手に並びかける。後方に広島経済大山崎選手や中大も2名つけている。
残り1周、ペースを上げながら、飯澤・佐藤選手を先頭に通過。一気に縦長になるも、8名が先頭集団。残り200m千守選手が仕掛けるも、飯澤選手がそれを超えるスパート。最後の直線でも飯澤選手が伸びて、そのままゴール優勝!2番手は千守選手ら中大勢が占めた。
男子1500m決勝
🥇飯澤 千翔(4)東海大3:45.33
🥈千守 倫央(4)中央大3:46.08
🥉中野 倫希(2)中央大3:46.23
中央大2-3!#91日本IC pic.twitter.com/tU54eFoZzI
— EKIDEN NEWS (@EKIDEN_News) September 9, 2022
🥇飯澤千翔④(東海大)3分45秒33 +8点
🥈千守倫央④(中央大)3分46秒08 +7点
🥉中野倫希②(中央大)3分46秒23 +6点
4位高橋佑輔(M1)(北海道大)3分46秒50 +5点
5位近藤 亨④(明治大)3分47秒00 +4点
6位山﨑優希④(広島経済大)3分47秒48 +3点
7位佐藤圭汰①(駒澤大)3分47秒61 +2点
8位廣澤優斗④(日本体育大)3分47秒94 +1点
9位油谷航亮②(順天堂大)3分49秒15
10位西川魁星④(青山学院大)3分49秒58
11位小手川聖修③(鹿屋体育大)3分52秒72
12位塩原 匠①(順天堂大)3分54秒60
13位村本龍彦④(山梨学院大)3分54秒84
14位松本颯真①(東海大)3分55秒22
15位高嶋荘太①(環太平洋大)4分06秒97
・日本選手権優勝者!東海大飯澤選手貫録の優勝!
今年の日本選手権を優勝している東海大飯澤選手が、頭一つ分以上抜けていると言われていました。プレッシャーもあったかもしれませんが、それでも貫録の優勝でした。
決勝は、早くもなく遅くもなくというレース。最後のバックストレートでまだ8選手が固まっていましたが、そこからのスパートでしっかり突き放して、タイム差以上に差があるなと感じました。見事な勝利です!
・実力者中央大千守選手が2位!中野選手3位で中大勢躍進!
久々に箱根駅伝予選会がない中央大が躍進ですね!千守選手が見事2位表彰台!さらに中野選手も3位表彰台です!両者とも関東ICでも決勝に進んでいて8位と12位でしたが、見事な活躍でした。
千守選手は、元々スピードはありましたが、今年になりどんどん1500mのベストが上がっていました。中野選手も決勝に進み続けていましたが、ついに決勝でも爆発!ともに出雲駅伝を狙っていくようで、今後にも注目です。
日本インカレ1500m決勝で中央大学の千守倫央選手と中野倫希選手は併走してレースを進めました。1500mを主戦場とする中野選手としては、たとえ相手が先輩であっても勝ちたかったというのが本音。学生日本一を決めるレースで、チーム内にライバルがいるのは強いなと思いました。https://t.co/MIEf3XbcTk
— 松永早弥香 (@ohmatu27) September 10, 2022
・安定の北海道大高橋選手今回は4位!地方では山崎選手も入賞!
ここのところ、日本ICや日本選手権決勝で表彰台争いを繰り広げている北海道大高橋選手は、今回も無事決勝に出場、混戦となった最終直線で見事4位にまであげてきています。さすがの実力者ですね。
また、地方勢では、広島経済大山崎選手が6位入賞!予選も決勝も好意につける走りでした。最後の直線も粘って、見事入賞。この種目は色んな地域の選手が、決勝で戦うところは、見ていて楽しいところがありますね。
・存在感示した!駒大佐藤選手は7位に
関東地区の専門種目の選手も結構出場しています。明大近藤選手が5位入賞、日体大廣澤選手が8位入賞しています。4年生が意地を見せていますね。あとは2人決勝の順大は、油谷選手が9位と次点でした。
もう一人大きな注目を集めたのは、駒大佐藤選手。予選1組で、ハイペースに持ち込んで、粘ってタイムで決勝進出。決勝では、残り1周で一瞬優勝した選手に並びかけた時は、駅伝ファン相当盛り上がったのではないでしょうか。最終的に身体が重い中、7位で粘っています。
さて、その佐藤選手、どうしても大学駅伝をどうしていくのか、気になっていますが、現時点で出雲駅伝と全日本大学駅伝は結構イメージしている模様。高校駅伝で、ロードの強さはお墨付きです。三大駅伝の楽しみが増えそうです!
男子3000m障害決勝
レース模様
順大村尾・山崎選手のルーキー2名が引っ張る展開。比較的縦長の展開か。1000mを過ぎても、村尾選手が先頭で引っ張り、縦一列でレースが進んでいく。徐々に先頭集団が絞られ、1500mで10名弱に。
中盤過ぎ、青学大黒田選手が先頭に立ち、ペースを上げにかかる。1人抜け出そうとする。2000m5分53秒で黒田選手通過、1秒以上開いて2番目は帝京大吉、3番目福岡大花岡選手が続く。
残り1周、黒田選手が先頭のまま通過。2位に大吉選手が1秒差でマーク。3位以降は花谷選手ら5秒以上後方。黒田選手が逃げて、大吉選手が追う展開。バックストレートで大吉選手が詰めて、水豪で一気に逆転!黒田選手は脚を取られて2位に交代。大吉選手がそのまま優勝!黒田選手、さらに青学大山下選手が続いたか。
#91日本IC
男子3000mSC決勝
優勝 大吉優亮(帝京大3年) 8分41秒45 pic.twitter.com/cckuM9acOW— 4years. (@4years_media) September 9, 2022
🥇大吉優亮③(帝京大)8分41秒45 +8点
🥈黒田朝日①(青山学院大)8分43秒29 +7点
🥉山下悠河③(青山学院大)8分46秒43 +6点
4位花谷そら③(福岡大)8分47秒55 +5点
5位諸冨 湧②(早稲田大)8分49秒58 +4点
6位山口月暉①(日本大)8分54秒27 +3点
7位松村匡悟④(筑波大)8分54秒92 +2点
8位山崎 颯①(順天堂大)8分56秒86 +1点
9位大園倫太郎②(鹿屋体育大)8分56秒94
10位村尾雄己①(順天堂大)9分08秒52
11位重山源斗(M2)(筑波大)9分08秒73
12位藤ノ木丈②(創価大)9分21秒36
13位脇 健斗③(環太平洋大)9分23秒41
14位嶋谷鐘二郎④(関西大)9分23秒55
15位後閑将太④(上武大)9分29秒17
16位黒木陽向①(創価大)9分31秒06
DNS三浦龍司③(順天堂大)
DNS緒方 快①(関東学院大)
DNS青木 颯③(湘南工科大)
DNSワング イブラヒム②(札幌学院大)
・最後の水豪で逆転!帝京大大吉選手が初優勝!
見事なレースでしたね。中盤から青学大の選手が単独トップで逃げる展開。控えていた中で、帝京大大吉選手がじわじわと浮上して単独2位に。
一気に追いつかずに、残り1周を切ってから差を詰めていきました。そして、疲労が見える相手に対して、最後の水豪で逆転!最後の直線でさらにスパートをかけ8分41秒の好タイムで優勝!
関東IC2部では4位入賞。力をつけてきたなと思っていましたが、この夏にさらに磨きがかかっていてびっくり!また帝京大注目の選手が出てきました。
・逃げた青学黒田選手は2位!山下選手3位で青学大勢躍進!
そして関東IC2部で3位だった青学黒田選手が、今回は2位へ。その関東ICでも2000m手前から単独で飛び出してのものでした。
今回の日本ICも、中盤から飛び出していく展開。しかも以前よりも早いタイムでガンガン押していきました。最後は息切れしたものの、8分43秒のタイムで2位に粘ったところ、相当なセンスを感じますね。今後も続けていくか注目。
さらに、激しかった3位争い、最後抜け出してきたのはびっくり!青学大3年山下選手。青学大は3障のイメージは少なかったのですが、ここにきて、専門の選手が台頭してきました!青学大からますます目が離せなくなりそうです。
・地方勢唯一の入賞!福岡大花谷選手が4位健闘!
3障の学生は関東地区のみではりません。福岡大花谷選手も表彰台の争いを繰り広げました。昨年も8分52秒で6位、今年の個人選手権も8分54秒で6位と安定していました。
そして、今回さらにパワーアップ!3位争いをしたなkで、4位と順位アップ。さらにタイムも8分47秒55と、ぐっと短縮してきました。今後さらに楽しみですね。地方勢入賞は彼だけでしたが、次点の9位に鹿屋体育大大園選手健闘。九州勢が頑張りましたね。
・実力者復帰!早大諸冨選手5位!有力1年生も6位と8位!
早大諸冨選手がようやく復調の5位。2年前の時に、3障もこなしながら、ハーフマラソンの距離にも対応していた選手です。長く調子が上がらない時期がありましたが、8分49秒のタイムで5位。ようやく復活したといって良さそうな気がします!
それから筑波大の松村選手も2年連続で入賞です。両者とも箱根予選の対策をしながらだと思います。約1ヵ月後も、無事に走れていればと思います。
あとは1年生の頑張りも目立ちました。一番の上位は日大の山口選手の6位入賞!関東ICの時は、あと一歩決勝進出逃していましたが、今回は8分54秒とタイムを上げて入賞しています。
順大は期待の1年生2人とも出場。山崎選手がギリギリ8位入賞でポイントをもぎ取っています。村尾選手も頑張りましたね。彼らも出雲駅伝から活躍するだろう選手。今後の記録会が楽しみです。全体的に、レベルが昨年より上がっていると思いますね。
男子10000m決勝
スタートして10秒程で、一旦レース中断のアクシデント発生
5分ほどして再スタート、先頭は創価ムルワ・山学ムルア選手、続くの順大伊豫田選手ら。隊列は縦に伸びている
1000m2分47秒、留学生2名・伊豫田選手らが引っ張り続ける
2000m5分36秒、留学生2名と伊豫田選手は変わらず。4番手以降は日大ドゥング・関西大亀田・順大石井・日薬中山選手ら、縦一列。
3000m8分29秒、山学ムルア選手が引っ張っていく。ムルワ・伊豫田選手ら先頭集団は12名ほどに減ってきている。さらに集団が割れかかっていく
4000m11分22秒、先頭集団は9名に。引っ張るのは創価ムルワ選手。青学大中村・横田選手、東海大梶谷選手あたりがしっかりとついている
5000m14分14秒通過、先頭は7名。留学生3名に伊豫田・中村・中山・亀田選手。1周67秒程か。創価山学の留学生が抜け出しかかるところ、青学中村選手がついていく姿勢。
6000m17分06秒で通過、先頭3名になりそうか。創価ムルワ・山学ムルア・青学中村選手。3m離れて日大ドゥング、5m離れて伊豫田・亀田選手。
6500mで創価ムルワ選手がすっとペースアップ。単独トップに立つ。2番手争いに中村ドゥングムルア選手の3名
7000m19分56秒で創価ムルワ選手が先頭で通過。2位争いに5秒以上の差をつける。
8000m22分51秒でムルワ選手通過。ペースは上げきれていないが、2位は少しずつ離れているか。2位争いはムルア・ドゥング選手。中村選手は少し後退加減で4位。中村選手に亀田選手が追いつきかけている。
9000m25分46秒で創価ムルワ選手通過。湿度が非常に高い条件野中、ペースアップに各選手苦しんでいる状況。2位争いは10秒近くの差に。4位争いは中村・亀田選手のマッチレースに。
残り1周、ムルワ選手が先頭。2位争いはムルア選手が一歩前、4位争いは中村選手が一歩前で通過。
ムルワ選手が一定のペースで通過。2位争いはムルア選手が一気に切開けて単独2位に。一気に追い上げるが、1秒差で創価ムルワ選手が優勝。また4位争いは関西大亀田選手が勝ち取り日本人トップ!5位中村、6位伊豫田選手らが続いた。
#91日本IC #日本インカレ
男子10000m決勝
優勝 フィリップ・ムルワ(創価大4年) 28分36秒70 pic.twitter.com/W1vN4s8sKO— 4years. (@4years_media) September 9, 2022
🥇フィリップ ムルワ④(創価大)28分36秒70 +8点
🥈B.ムルア④(山梨学院大)28分38秒37 +7点
🥉C.ドゥング④(日本大)28分41秒11 +6点
4位亀田仁一路③(関西大)28分49秒45 +5点
5位中村唯翔④(青山学院大)28分51秒55 +4点
6位伊豫田達弥④(順天堂大)28分58秒45 +3点
7位横田俊吾④(青山学院大)29分02秒22 +2点
8位中山雄太④(日本薬科大)29分05秒35 +1点
9位四釜峻佑④(順天堂大)29分14秒63
10位福永恭平④(広島経済大)29分46秒20
11位福谷颯太④(筑波大)29分51秒02
12位ムチリ ディラング①(星槎道都大)30分11秒42
13位白川大地④(桜美林大)30分15秒47
14位西久保遼④(青山学院大)30分25秒10
15位石井一希③(順天堂大)30分41秒78
16位松林直亮③(信州大)31分00秒89
17位矢田大誠③(皇學館大)31分13秒63
18位小野修平④(日本大)31分24秒87
19位新田 楓④(育英大)31分27秒63
20位桑田大輔③(創価大)31分48秒49
21位吉岡龍一(M2)(九州大)32分18秒60
向田祐翔②(東北大)DNF
梶谷優斗②(東海大)DNF
・4年生留学生三つ巴対決!制したのは抜けだした創価ムルワ選手!
4年生の留学生3名が出場していて、やはり終盤になってその3名に絞られていました。終盤に抜け出した創価大ムルワ選手が完勝!最後の1周で後方から追い上げられましたが、粘り切っています。昨年は2位でしたから、一つ順位を上げて優勝です!
今年度は箱根駅伝を終えてから故障。次のレース全日本予選ぶっつけで勝利。その後夏も乗り越えてきている形ですね。最後の大学駅伝シーズンを、まずは自信を持って向けていけそうですね。
・山学ムルア選手大健闘の2位!日大ドゥング選手も完全復調!粘りの3位
2位3位に入った留学生は山学大ムルア選手と日大ドゥング選手。ともに箱根予選でエースとして引っ張っていくだろう選手です。ムルア選手は、トラックの安定感がここにきてぐっと増していますね。引っ張る場面も多かった中、2位争いを制して、ラストスパートで爆発しています。
3位ドゥング選手は、一時期の状態よりかなり上向いてきているのではないでしょうか。中盤以降は、遅れそうになる場面もありながらも、何度も追いついています。箱根予選でこの粘りが発揮できれば、チームに大きな貯金をもたらすことも可能でしょう。この2人の箱根予選にも注目ですね。
・今年も関西勢!関西大亀田選手が日本人最上位の4位!
昨年の日本人トップは、関西学院大の上田選手でした。過去にもありましたが、時折関西地区の日本人選手が、箱根勢を差し置いて、日本人トップを取ることがある日本インカレ。なんと、2年連続で関西地区の選手が獲りました!
今年は関西大亀田選手!1万m28分台を持っていて、昨年の全日本大学駅伝1区6位の好成績があり、実力者なのは間違いない選手。とはいえ、終始好意につけ、関東勢撫で切るのはお見事ですね!もっと大きな舞台で見たい選手です。
・箱根9区区間新青学中村選手復活の5位!横田選手も7位で青学W入賞!
今回の1万m、日本人ランナーの中で、一番強いレースをしたのは、青学中村選手ですね。今年の箱根駅伝では、9区を走り区間記録を大幅に更新した実力者。反動から春は目立ちませんでしたが、今回の日本ICは力強い走り。
一番最後まで留学生に対して勝負したということでは、力は本当に強いなと思います。青学ぢ亜のレギュラー争いは大変ですが、今後次第では復路から往路へのコンバートもあるかどうか?
また、青学大は4年生が他に、横田・西久保選手が出場。横田選手が7位に入賞。さすが前回酷暑出雲駅伝アンカーで順位を上げただけあると言える走り。今年こそ箱根駅伝を走れるか注目です。
・6位順大伊豫田選手、8位日薬大中山選手!1万mは実力者が順当に上位占める
あと上位を占めたのは軒並み実力者だったような感じがします。関東IC優勝など、トラック種目で毎度入賞する順大伊豫田選手がしっかり6位入賞。また、箱根駅伝1区を走って有名になった日本薬科大中山選手が、最後の8位入賞争いを制しています。このあたりは、実力者が順当に入りましたかね。
9位次点には、順大四釜選手。彼も実力者ですね。春は足踏み状態でしたが、29分14秒は関東ICの成績より良かったです。一時の不調脱した感じですかね?あとは差が離れましたが、広島経済大のエース福永選手が入っています。もうすぐ中四国地区全日本予選ですが、どこまで貯金できるかですね。
#91日本IC #日本インカレ
男子10000m決勝
4位(日本人1位) 亀田仁一路(関西大3年) 28分49秒45
7月に掲載した記事で、「今年は日本インカレにも出られるのでそこでしっかり結果を残すことですね。4年生の時に日本選手権に出場することを目標にしています」と話していました。https://t.co/5a1uryIglP pic.twitter.com/gSfgKwXWms— 4years. (@4years_media) September 9, 2022
男子5000m決勝
レース模様
創価カミナ選手と、山学大留学生2名が先頭に出て引っ張っていく。1000m2分44秒通過、山学大ムルア選手が引っ張って、徐々に脱落していく選手が出てくる。創価カミナ、第一工大サレー・青学大近藤選手らが前の方にいる
2000mサレー選手を先頭に、5分32秒で通過。カミナ選手が追いついてペースは上がり切らない。日本人は、國學院中西選手が上がってくる。
3000m8分25秒、ここで山学大ムトゥク選手が先頭へ。さらに東農大高槻選手が一気に単独先頭に立ってスパート。かなり縦長になってくる。つくのはムトゥク・カミナ選手、中西・近藤選手の、5名の集団になる。
3500mムトゥク選手先頭、近藤・カミナ・中西・高槻選手の5名、10mほど遅れて3名の6位集団。3800mで近藤選手が仕掛けて、単独先頭に立つか。高槻選手が苦しくなり単独5位へ。
4000m過ぎて、近藤選手がそのまま単独先頭へ。2位集団は20m近く離れている。2番手はムトゥク・中西・カミナ選手変わらず。
残り1周、近藤選手先頭をキープ。2位争いはムトゥク選手と中西選手に絞られる。近藤選手がそのまま先頭、2連覇達成!2位争いは中西選手が制す。3位はムトゥク選手に、中大の選手らが追いつく形でゴール。
#日本インカレ
男子5000m
近藤幸太郎(青学大4)13.50.37
連覇達成!!!中西大翔(國學院大4)13.53.40
ジェームス・ムトゥク(山梨学大1)13:58.39
吉居駿恭(中大1)13.59.21 pic.twitter.com/PPGSo6zKcH— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) September 11, 2022
🥇近藤幸太郎④(青山学院大)13分50秒37 +8点
🥈中西大翔④(國學院大)13分53秒40 +7点
🥉J.ムトゥク①(山梨学院大)13分58秒39 +6点
4位吉居駿恭①(中央大)13分59秒21 +5点
5位リーキー カミナ①(創価大)13分59秒21 +4点
6位花岡寿哉①(東海大)13分59秒73 +3点
7位丹所 健④(東京国際大)14分04秒05 +2点
8位高槻芳照③(東京農業大)14分07秒52 +1点
9位溜池一太①(中央大)14分09秒96
10位廣澤優斗④(日本体育大)14分11秒71
11位穴澤友崇④(平成国際大)14分13秒58
12位大森駿斗②(立命館大)14分18秒75
13位安原太陽③(駒澤大)14分21秒37
14位B.ムルワ④(山梨学院大)14分22秒35
15位山本歩夢②(國學院大)14分24秒24
16位井川龍人④(早稲田大)14分26秒29
17位野村優作④(順天堂大)14分26秒35
18位溝口 仁③(東海大)14分29秒04
19位山口智規①(早稲田大)14分30秒32
20位白井勇佑②(東京国際大)14分30秒37
21位小渕稜央③(岐阜大)14分36秒72
22位目片将大④(青山学院大)14分37秒86
23位及川瑠音④(東洋大)14分44秒24
24位松林直亮③(信州大)14分45秒02
25位佐藤 匠②(札幌学院大)15分08秒58
26位齋藤颯希①(東北学院大)15分36秒19
アニーダ サレー④(第一工科大)DNF
・青学大エース近藤選手が復活!抜け出しての5000m連覇!
気温32度超えの酷暑となった5000mですが、記録もレースもハイレベルなものになりました。制したのは、青学大のエース近藤選手。昨年も制していますので、2連覇を達成!
昨年度本当に大活躍、三大駅伝後もマラソン練習を積むほどでした。マラソン直前に怪我をしてから歯車が狂い、4月にはアキレス腱を痛めるなど、今年は苦しんでいました。それでも夏合宿で、徐々に練習強度を高めると、一気にトップに!
しかも、途中で、留学生を振り切って独走しているのですから、非常に強いレースでした。こうなると、三大駅伝では昨年以上の活躍も見えてくるでしょうか??
学内では、鶴川・野村選手ら2年生が順調に仕上がってきているようですし、出雲駅伝はアンカーで優勝を決めに行く…のもあり??
・國學院大中西選手が絶好調の2位!東国大丹所選手も7位!
そして、留学生との2位争いを制したのが、國學院大中西選手!勿論、走力が高いのですが、ロードのイメージがとても強い選手でしたので、ここまであがってきたのはびっくりでした!ホクレンでも良かったですし、今年は三大駅伝でより一層ひと暴れしそうな感じです。
また、今年は大きくは目立ちませんでしたが、東国大丹所選手が2年連続入賞。今年はちょっと足踏みしている印象がありましたが、やはり力はありますね。昨年はここから、一気に調子上がっていきましたが、さて最後の三大駅伝はどうか。
その他、日体大廣澤選手や平国大穴澤選手といった4年生の健闘もありました。彼らは入賞まであと一歩というところ。それでも、かなりの走力アップがみられた場面です。
・1年生健闘!山学創価留学生に、中大吉居・東海花岡選手入賞!
今年の5000mは有力1年生がかなり出場していたような気がします。山学大や創価大は、新たに入学した留学生が出場しています。途中まで2位争いを展開していましたが、今回は日本大学生トップランナーには届かなかったですかね。
それでもムトゥク選手は、4年生2人だけで凌いで3位表彰台確保しました。来季からならまだ十分というところですかね。リーキー選手は、最後やや苦しくなりましたが、それでも14分を切って5位に粘っています。
そしてリーキー選手と一緒になだれ込んだのが日本人の1年生。中大吉居選手が最後の追い上げで4位まであげてきました。やはり実力がありますね。出雲駅伝からデビューしそうな勢いですね。溜池選手の9位もポイントです。
そして東海大花岡選手が、嬉しい初の全国舞台で6位入賞!IHと都道府県対抗駅伝はコロナ禍で出場が叶わなかった選手。春は全く試合に出場しておらず、その状態が心配でしたが、日本インカレ一発合わせていましたね!秋シーズンの更なる飛躍が楽しみ!
・農大高槻選手が復活の8位入賞!熾烈だった入賞ライン!
そして、一番見せ場を作ったのは農大高槻選手でしたね。1年時に学生連合で箱根を走り、その後一気にエース選手に成長していました。
ただ、今シーズンは試合出場なく、状態が心配されていましたが…。3000mで単独先頭に立ち、レースを大きく動かしました。その後も粘って8位入賞。
ここまであがってきているのなら、ほっとしましたね。さらなる走力アップがなされていそうです。
おまけ:ダイヤモンドリーグファイナル
#DiamondLeague
#ZurichDL
ダイヤモンドリーグファイナル💎
チューリッヒ大会🇨🇭
男子3000mSC
④三浦龍司 (順天堂大3)🇯🇵 8:12.65 SB pic.twitter.com/ZxpzmPx8oz— 大学駅伝のトリセツ (@ekiden_boy_jp) September 8, 2022
三浦選手は、世界陸上後も、ダイヤモンドリーグに参戦。海外のレースの経験を何度もしましたね。最後も日本記録に近い8分12秒の好タイムで4位でした。
それも上位争いからいったん離されながらも、最後の1周で追い上げてきての4位。離れた後に上がってくるのは、中々できないことなので、今後が楽しみですね。
箱根駅伝ファンのための情報集
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