少し遅くなりましたが、
全日本大学駅伝関東地区予選会のオーダー予想を行っていこうと思います。
今回は、4校ずつ5つの記事に分けて、行います。
続いて、爆発力がありそうな通過候補
✅日本大学
✅神奈川大学
✅山梨学院大学
✅大東文化大学
です。
その他の大学
その1:東農大・国士大・日本薬大・専修大
https://hakonankit-fd.com/article/post-19497.html
その2:拓殖大・上武大・駿河台大・立教大
https://hakonankit-fd.com/article/post-19500.html
その3:創価大・東海大・東洋大・法政大
https://hakonankit-fd.com/article/post-19508.html
その5:中央学大・城西大・日本体育大・帝京大
https://hakonankit-fd.com/article/post-19522.html
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それぞれ、組予想8名とそのほかの5名の紹介、予想理由になります。
タイムは1万mベスト(なければ、5千mベスト)です。
日本大は、選手の持ちタイムを見れば、十分に通過の可能性がある大学の一つです。ただ、調子がどうかですね。4年生ドゥング選手が関東ICハーフ途中棄権、樋口選手が個人選手権29分42秒、関東IC欠場となっています。その代わり、関東ICガッツリ他校のエースと戦った選手もいます。
その戦った松岡・下尾選手が、最終組候補になってくるでしょう。松岡選手は、長期離脱から復活し5千m13分47秒ベスト、関東ICでは見事13分51秒で8位入賞!さらに下尾選手が、自己ベストで13分55秒。
この戦績なら、最終組28分中盤くらいまでの流れなら、十分戦える可能性あると思います。3組までにボーダー付近につけることができてれば、通過のチャンスは充分。
それまでどう組んでいくか。また不調の主力選手をどこに予想していくか…。まずドゥング選手は、関東ICハーフ10㎞過ぎまでは走れていました。なので、3組ならいけるかなと3組にします。
樋口選手は、4月個人選手権苦しい走り、5月関東IC欠場しています。そのため2組に予想します。とはいえ、両者とも上位を取って、ボーダー以内に入るためのオーダーです。
相方ですが、3組は2年安藤選手と予想しします。4月日体大で29分38秒とまずまずのタイム。関東ICも29分56秒とまとめています。上位組となる3組でチャレンジして、いい結果でるかもしれません。
2組のもう一人は、関東ICハーフ出場の濱田選手。4月はトラックにも出場し30分19秒でまとめています。2組のペースなら持っているスタミナも出せるのではと思っています。
1組はまずは西村選手を予想。出遅れていましたが、6月頭に5千m14分35秒。何とか間に合うかなと思います。もう一人は、過去結果を出している上級生もいますが、1年生山内選手かと。5月に30分21秒と、少しずつ対応してきているところです。
あとは4月30分00秒の若林選手に、調子が間に合えば原田・小野選手。ここのところ試合出場がない中でエントリーに入ってきた土井選手も気になりますが、どうなりますかね。
調子の良い選手を見極めることができれば、通過の可能性を残しながら、戦っていけるかなと思っています。
ここで紹介するチームの中で、一番力があるのではと思っているのが神奈川大です。オーダー予想もいい意味で迷い場面も多かったです。ほとんどの選手が、4月以降の大会で複数回好走しています。特に3組まではハイレベルなレギュラー争いになっていそう。
4組は、調子が良ければ宇津野・巻田選手になりますかね。ともに関東ICがあまりよくなかったのが気がかりですが、箱根往路を務めたエース選手。宇津野選手は6月頭に、5千m2度出場、14分36秒⇒14分13秒と、上位組を走る準備を進めています。
巻田選手は関東ICの29分59秒が気になりましたが、春先は5千m13分59秒を出すなど絶好調。調子が上がってくれば、昨年チームをけん引した実績があります。
3組には、今年の調子なら山崎選手が面白いのではと感じています。ロード中心でここまできましたが、5月末に5千m13分58秒。トラック走る機会があればやっぱり強いです。3組でキラリ光る成績が残せそう。
そして今季好調の小林篤選手も3組。記録が伸び悩んだ4月日体大1万m29分30秒、関東ICで29分13秒ベストを出しています。稼ぐ役割と言うことで3組にしましたが、主力が不調なら4組もありそう?
2組には安定感が高い2人、まずは今年の箱根4区を走り、5月頭に5千m14分09秒とまずまず記録を残している小林政選手。箱根10区好走し、一気に主力の仲間入りした有村選手。5千mでも14分10秒台で複数走破。トラックも大丈夫でしょう。
1組のレベルも高くて迷いました。1万m28分台を持っている髙橋選手をスターターに。今期はトラックも5千14分10秒台を2度出していて充分走れるかなと。もう一人は、関東IC予選14分10秒自己ベストで予選突破した尾方選手に。主要大会でしっかり結果を出したのは大きいと思います。
あとは、1500m3位の中原選手や、過去好走経験のある島崎選手、主力の一角の佐々木選手に、注目ルーキーの宮本選手がいますから、本当に高いレベルでレギュラー争いが繰り広げられています。
関東IC出場していない佐々木・宮本選手らの方が、うまく調整がきくかもしれませんかね。今回は1組から十分突破圏内で戦っていく事は可能なメンバーと思います。
山梨学院大は、関東ICこそ留学生ムルア選手以外は目立てなかったものの、エントリーは概ね主力選手が入ってきていて、比較的正攻法のオーダーを組めそうな印象です。
留学生ムルア選手は、今期はエース。新たな留学生も入学していましたし、ぐっと気合が入っていると思います。関東IC5千mで感じました。満を持して最終組登場でしょう。
日本人エース、4年生木山選手も、最終組になると思います。関東IC29分44秒ですが、前年28分台連発した実績があります。調整次第で、十分戦ええるところまで仕上がるはず。
3組は、今年の箱根往路3区4区で襷を繋いでいる髙田・伊東選手の良そうです。伊東選手は関東IC1万m、髙田選手は5千mで苦汁を舐めた形になりましたが、走力は充分あるはず。3組でリベンジできると思っています。
2組はまず関東ICハーフで出走している篠原選手を決めました。安定している選手ですし、序盤の組を安心して任せられるのではと思います。もう一人は、最近調子を上げてきた北村選手。5月末に30分08秒を出していて、序盤組通用しそうと感じました。
1組は実績で選ぶとなると砂川・島津選手。砂川選手は関東IC1万m出場。大きく遅れますがベストを考えると、こんなものではないはず。島津選手は、前々回の箱根路出走、5月末に久々に大会に出場し31分04秒…ギリギリ間に合うかという形です。
補欠を見ると、春先に30分少しで走っている土器屋・長谷田選手、大阪ハーフ好走の横山選手、5月末30分36秒を出した阿部選手もいますので、このあたりは調子次第かな?チームとして、バッチリ調子を合わせた怖さがありますので、要注意ではあります。
今回の中で一番不気味なのが大東文化大。昨年は全日本予選・箱根予選は善戦しながらも、惜しくも敗退。総合力不足…は確かにそうですが、ワンジル選手がエースの働きが出来なかったのは一つ痛かった要素です。
でしたが、今年になり、5月記録会13分31秒97大幅自己ベストで覚醒。今年になり、かつての仙台育英高で指導を受けた真名子さんが監督に。無理に他の留学生を競おうとしないように、という助言聞いて、本来の自分を取り戻した模様。
さらに、関東インカレでは、3障の佐竹選手以外はエントリーせず。唯一エントリーの佐竹選手が3障で覚醒。関東IC2部優勝すると、日本選手権では8分40秒を切る成績。この育成と調整を考えると、チーム全体で仕上がっている可能性も…?
4組は勿論、ワンジル選手。5月日体大記録会のように、自分の走りに集中できれば、思いもよらない貯金をもたらす可能性も。もう一人は、3人ほど候補がいると思っていますが、その他で久保田選手に。5月日体大13分52秒と完全復活。4組で戦ってくれれば。
3組は、4組候補にもなっている菊地・大野選手。両者とも箱根駅伝に連合でエントリー、大野選手は出走しているのですよね。大野選手は各大会とても安定している形。4月3千m8分14秒、5月5千14分03秒と走っています。3組で終盤の競り合いしっかり戦えれば。
あとは復活の菊池選手。前々回の大会で連合のエントリーに。その後エースになると思われましたが、長期離脱してしまいました。それでも5月日体大で14分03秒、ついに出てきました。3組なら十分の実力者です。
2組1組は、記録会の記録を見ていると予想が難しいですね。その中で気になった選手で予想。まず期待のルーキー入濱選手がまずまずの推移。5月5千m14分07秒を記録、2組でどうでしょう。もう一人は4年間かけて仕上がってきた塩田選手にしてみます。
1組は難しいですが、5月5千14分24秒で走っている長島選手。1万mベスト30分台よりはもっと走力あるはず。それから、昨年の成長株木山選手が1組ででも走れるか。4月1500m3分49秒好記録後、不調になってますが、何とか最初の組で勢いをつける走りができれば、通過の可能性が高まってきます。
真名子大学駅伝監督実質の初陣となるこのレースに注目です。
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