もうすぐ新年度になりますね。
大学生駅伝は新しいチームになっていきますが、
その代わり、卒業して、大学駅伝チームを去っていくランナーもいます。
今年度を持って卒業していくランナーを大学別に振り返っていきます。題して、卒業生特集です。
なお、今回は、入学直前の箱根駅伝の成績順で振り返ります。
箱根駅伝2018・11~15位の大学
順天堂大・駒澤大・神奈川大・國學院大・中央大となります
なお、1位~5位の大学についてはこちら
https://hakonankit-fd.com/article/post-19054.html
6~10位の大学についてはこちら
https://hakonankit-fd.com/article/post-19057.html
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多くの選手がスポーツ推薦で入学しています。だいたい高校3年の春~秋あたりに内定となります(一般受験性などは除く)。つまり、箱根駅伝の成績としては高校2年生時の大会が軸になります。そのため、今の4年生が、高校2年生時の成績から見比べていきます。
順天堂大は、長門監督になったばかり。ここ何年かはシード権を行ったり来たりを繰り返しているのですよね。そして、この世代はじっくり成長してくる選手が多く、最初の1年2年は走りと言う点で、チーム貢献は多くありませんでした。
3年目になってから多くの選手がレギュラーへ。周回コースで断トツトップ通過に貢献した選手も少なからずいます。全日本・箱根本戦でのシード権確保に貢献。4年目は、全日本・箱根ともに3位2位と久々の表彰台!”金太郎飴”世代と言われた最後の意地も含めてもう一度振り返ります。
1年目は駅伝出走メンバーとなったのは、スピードランナーの小島選手ですね。10月順大記録会が良くて、全日本駅伝で6区デビューに繋がりました。ただ、この時は区間19位と失速に。箱根駅伝には、1万m29分26秒マークの牧瀬選手がエントリーしましたが、出走とはなりませんでした。
2年目は、小島選手が、9月記録会で5千m13分台をマーク。出雲駅伝4区抜擢となりましたが区間11位。駅伝で苦戦が続きます。牧瀬選手が怪我で出遅れた中、吉岡選手が台頭し、1万m28分59秒・ハーフ63分54秒マーク。小島選手とともに箱根メンバーに選ばれますが、ここは出番なし。チームは高速化に乗れませんでした。
3年目になって、チームが急上昇してくるのですよね。春の記録会でチームベスト続出、評価が上がって臨んだ箱根予選は61分~62分台続出で断トツトップ通過で一躍話題に。これに吉岡選手が27位・近藤選手が32位と貢献しています。
勢いを持って臨んだ全日本駅伝では、予選は欠場しながらもその後の記録会で1万m28分台を出した牧瀬選手が6区起用。上位集団内で戦いました。予選上位の吉岡選手が長距離区間の7区抜擢、上位から遅れるも崩れずに走り切り、シード権確保に貢献しています。
箱根駅伝では、3年生が7名エントリー。レギュラー争いも多くメンバーが入れ替わります。激坂王で結果を出した津田選手が、前任者との争いを制して5区山登りへ。往路一桁に貢献します。復路は、7区小島選手と9区鈴木選手が勝ち取りシード権確保に貢献。逆に、全日本出走の牧瀬・吉岡選手や、近藤・人見選手らもあと一歩届かずでした。
4年目、牧瀬主将を中心に、”金太郎飴世代”の逆襲が始まります。トラックシーズンでは、日本ICで小島・原田選手が1500m決勝で活躍。出雲駅伝もメンバー争いに加わりました。また、1万mでは吉岡選手が8位入賞と大健闘。その後怪我をしますが、駅伝のエントリーに名を連ねます。
全日本駅伝では、牧瀬選手が2年連続6区を任され区間4位。それ以上に、首位争いで粘っていたシーンが印象に残っています。7区で近藤選手が初駅伝を経験していますね。
そして最後の箱根駅伝は、復路で3名がメンバーに。6区山下りに回った牧瀬選手が激走!往路5位から、2位争いをした上で3位中継。しかも区間賞の激走でした。さらに8区投入された津田選手が、まさかの区間賞!チームの2位をほぼ決定づける走り!急遽出走の10区近藤選手が最後締めました。”金太郎飴世代”が逞しく走っての総合2位でした。
そしてこの世代7名もの選手が実業団へ。トヨタ自動車九州・九電工など有名どころから、メイクスという新しく立ち上がった実業団チームもあります。実業団での続きが楽しみですね。
平成の箱根駅伝名門の駒澤大ですが、ちょうど、今の大学4年生世代が高校生だった時は、決してチーム状況が良くなかったのですよね。高校2年の時の箱根駅伝は9位、入学直前の年は12位シード権落ち…。大八木監督が、総合優勝した際に「この世代は、強い駒大にあこがれて入学したわけではない。当時は弱かった、それでも来てくれた世代」と話されていました。
高校時代の有力者は少なく、台頭してくるには少し時間がかかりましたが、箱根駅伝優勝した3年時には、逆転優勝に大きく貢献しています。その後、色々ありましたが、最終的には濃い世代になったと思います。
1年目で、唯一箱根駅伝のメンバーに名を連ねたのは、花崎選手なんですよね。高校時代は競歩もやっていた選手、世田谷ハーフで64分48秒のタイムを出していましたが、この頃からもう山下りの控えだったのですよね。2年目になると佃選手が、関東ICハーフを出走するなどの台頭があります。佃選手はまた山登りの要因としても、練習を重ねていきます。
その中で、この世代初の大学駅伝出走者となったのは石川選手です。当時1万m29分12秒・half63分07秒とまずまずのベストを出して、箱根駅伝で10区起用。序盤から早大と7位争いのマッチレースに。最後の最後、先に仕掛けた相手をとらえきれず、僅かの差で8位に甘んじます。これが翌年に繋がります。
大学3年目、この頃から駒大が5000mを中心に自己ベスト者が続出、そしてスカウトのレベルも上がり始めたところでした。レギュラー争いも激しくなり、全日本駅伝では久々の優勝を果たすも、石川選手が9番手で外れる悔しさも味わいました。そんな中、迎えた箱根駅伝。往路3位で終えた中、復路で3名の3年生が起用されます。
6区山下りに、3年かけて準備をしていた花崎選手。8区には、5区とともに準備を進めていた佃選手、10区には、絶好調ながらアンカーに残した石川選手でした。花崎選手が、すぐに2位に浮上すると、57分台の爆走激走!一気に、逆転優勝の機運を高めます。
8区佃選手が、まだ前が見えないながら安定した走りを見せて区間4位と差を詰めます。9区で開かれて、3分以上の差でアンカー石川選手へ。監督の指示もあり、区間賞を狙えるペースで走っていくと、トップ選手が失速しみるみる差が詰まってきます。勝負所でますます身体が動いた石川選手が21㎞手前で大逆転!13年ぶりの総合優勝を飾ることに成功します。間違いなくこの時光った世代です。
4年目になってからは、色々と大変でした。石川選手が、個人的な事情で部を辞めざるを得なくなり、花崎選手も摂食障害のような症状で苦しみ、一時チームを離れることになりました。その中で、蓮沼選手が1500mで、大西選手が3000m障害と、得意種目で奮闘。新矢選手は、11月に入り自己ベスト続出、最後までレギュラー争いを繰り広げました。
出番が回ってきたのは、大八木監督のいう”カレーの福神漬け”的な存在という佃選手。主役ではないけど、必ず必要な選手と言うことです。全日本駅伝は、前半のエース区間3区に。他校主力に大きく遅れない走りをすると、最後の箱根は、12月に入ってから準備をしたという山下り。最終的に総合3位でしたが、優勝校相手に差を詰めて、一矢報いる走りでした。この世代は、全員が引退します。寂しいですが、駒澤大として忘れられない世代となると思います。
この世代が、高校2年生の時に、ちょうど鈴木健吾選手が台頭してきて、神大のチームも注目されたときです。とはいえ、ブレーキなどもあり、入学直前はシード権に届かず。予選会からということになっていました。
最終的に4年間シード権は獲得できませんでしたが、神大の安定した予選会力、そして上級生の頃には少しずつシード権争いに参加できるチームになってきたでしょうか。
この世代は1年目から戦力になっている選手がいるんですよね。トラックでは西方選手が3000m障害で台頭、箱根予選では川口選手が102位とチーム10番以内に入り通過に貢献。本戦では安田選手が選ばれ8区を出走。集団走も、遊行寺坂前で苦しくなる走り、区間15位とやや跳ね返されました。他、落合選手もトラックで記録を出してレギュラー争いに参戦していました。
2年目になって力をつける選手が増えてきました。箱根予選こそ、安田選手のチーム10番手に留まったものの、本戦では、川口・呑村・西方・安田選手と4名がエントリー。うち、西方選手が1区に回りました。予選は走っていなかったのでびっくりしましたね。区間記録に近いペースでしたが、区間12位。粘り切っています。復路7区登場の川口選手は、直前で1万m28分台も記録。区間8位の好走で、2年連続8区の安田選手に繋ぐ形でした。
3年目は、この世代が最も輝いた世代だったのではないでしょうか。箱根予選では5人の世代選手が出走。チームトップに、怪我が多かった呑村選手!62分06秒個人17位の好成績で躍動します。その後、日本IC3障からの連戦の西方選手と川口選手、さらに一般入試から上がってきた横澤選手もチーム10番手に入っていました。高速化でも対応してきたところは、良かったのではないでしょうか。
本戦では、3人の3年生が往路に並びました。1区に予選1番手の呑村選手、3区に川口選手、4区に西方選手と並びました。呑村選手がペースのアップダウンが激しい中、見事区間4位スタート。ここからシード権内の継走、3区川口・4区西方選手が懸命に粘って、往路8位でのゴール。ここは下馬評を覆していました。
復路は、トラックで1万m29分04秒を出していた落合選手が7区出走。混戦の中6位で襷を受けますが、腹痛などもあり11位後退。これは苦しかったですね。8区に3年連続出走の安田選手が懸命に追い上げますが、終盤痙攣などもあり区間11位に留まりました。レース内容的には、一番シード権に惜しい内容でしたかね。
4年目は、怪我人も続出して、苦しかったですね。その中で、横澤選手が台頭してきて、全日本予選では西方・安田選手とともにふんとうしていました。箱根予選では、呑村・川口選手が欠場。予選落ちも少しささやかれましたが、チームは強か。西方選手が今年も日本IC3障との連闘の中、チーム2番手の52位、これに横澤・落合選手が二けた順位で続きました。見事5位で、連続出場を続けました。
その後、川口選手が復帰して、本戦へ。最後の箱根で華の2区を任された西方選手、しっかり自分のペースで走り切り後続へ繋げます。復路はシード権がすぐ見える位置での12位スタート。6区山下りを任された横澤選手は一時単独10位浮上の健闘も終盤失速、7区川口選手は、2年時ほどまでいかず。シード権は届きませんでしたが、4年間で最高の総合12位には入りました。
実力をつけたこの世代は、5人の選手が実業団へ。西方選手は愛三工業に。3障でオリンピックランナーを輩出していますし、こちらでも楽しみなところ。川口選手は復活を期すコニカミノルタへ。ポテンシャル高い呑村選手はNTT西日本でその走りを楽しみにしたいですね。落合・横澤選手もまだまだこれからというところ、次の道へ進みます。
國學院大の、現4年生世代は、今の上位常連校になった國學院大を見たわけではないのですよね。彼らが高校時代の箱根路は、16位・14位。とにかくまず何とかシード権獲得というが目標でした。
それが、1年時に全日本駅伝初シード権、箱根駅伝で久しぶりにシード権を獲得。2年時に出雲駅伝を優勝、箱根駅伝3位表彰台立って以降、堂々と優勝を宣言できるチームに。プレッシャーもありましたが、上位と戦い続けた世代です。
この世代1年目に、全日本駅伝初シード権・箱根駅伝久々シード権獲得していますが、貢献している選手がいるのですよね。まず、藤木選手が秋に台頭、箱根予選は走らずも全日本駅伝に出場、4区6位の成績と見事に上位の流れで繋いでいます。
箱根駅伝では、藤木・殿地選手が起用されました。藤木選手が1区に抜擢、当時の実績としては驚いたのですが、競り合いで+αが出ることは前田監督は見抜いていました。比較的高速レースでしたが、区間10位で繋ぎます。復路8区で殿地選手が登場、シード権内の中、区間12位と踏ん張りました。
2年目は、戦力が揃って、出雲駅伝の優勝のチャンスでした。既に1万m28分46秒まで走力を伸ばしていた藤木選手が1区に登場。上位と差のない区間5位で繋ぎ、見事に総合優勝に貢献します。全日本駅伝は、急な区間変更で3区12位となりますが、
箱根駅伝は再度得意の1区登場。終盤抜け出して単独トップに立った場面は、駅伝ファン強く印象に残っているでしょう。区間2位で、チーム最高の往路2位の流れを作ります。復路は、(6区島崎選手に)7区初登場木付選手が3位で繋ぐと、10区殿地選手が4チームによる3位争いを制して、見事に総合3位でゴール。目標を達成しました。決してラスト勝負が得意ではない殿地選手の頑張りに、前田監督男泣きしたシーンです。
3年目は、前年から主力選手が多く卒業して、上級生が頑張っていかないといけない年。木付選手が3年生ながら主将になります。全日本駅伝は7区8区長距離区間に藤木・殿地選手が入りましたが、シード権争い勝ち切れず。箱根駅伝は、藤木選手が3年連続1区に入るも、直前に怪我した影響で 区間12位に。
連続シード権がピンチになりますが、兼ねてより山登り希望していた殿地選手が区間8位と奮起。シード権内に入ります。6区島崎選手、こちらも怪我明けだった10区木付選手らが区間上位で走ったこともあり、総合9位シード権確保します。
4年目は、春は藤木選手が復活。関東ICで1万m28分10秒ベストを出すなど話題になります。ですが、夏の間に細かい故障があり、出雲・全日本は本来の走りにあらず。変わりに島崎選手と、主将の木付選手が出雲・全日本で1区2区を連続担当。難しい序盤を頑張り、総合4位に貢献します。
最後の箱根前に他の4年生も記録を伸ばしてきて、一気に上位候補になります。ですが、島崎・木付選手に疲れが出たのか、直前に故障。島崎選手は箱根回避へ。最終的に4年連続1区となった藤木選手、まだ本調子ではない中、覚悟を持ってハイペース1区へ。見事区間6位の走りを見せます。
下級生が頑張り、3位で2年連続5区山登り殿地選手へ。激坂王で優勝して注目を浴びると同時にプレッシャーも感じていました。すぐに2位に上がり往路優勝を目指しますが、10㎞手前から思うように走れない形に。何とか往路4位、これでも高順位ですが、やや不完全燃焼だったか。
復路は怪我人で直前まで悩んでスクランブル発進。7区木付選手がやはり思うように走れず区間最下位。シード権争いに巻き込まれます。頑張ったのが、初登場となった8区石川選手、シード権ぎりぎりの10位で襷をもらい、区間7位の走りで11位のチームを引き離してリレーします。10区起用相澤選手が無事シード権内ゴールに繋がりました。チーム初4年連続シード権獲得に大きく貢献しましたね。
他に、1万m持ちタイム上で松延選手が29分06秒と主力に近いタイムを残して、レギュラー争いを盛り上げましたかね。また、1年時に未エントリーだった島崎選手は、もう一年残ることに。この決断が、本人に、チームにどのような影響をもたらすか注目です。
中央大としては、本当に忘れられない世代になると思います。今の世代が高校2年生の時に、連続出場が「88」で途切れたのですよね。そしてそんな中央大から勧誘を受け、入部を決意しています。勿論、これから再起を図る中央大や藤原監督の指導に惹かれていたと思います。
名門復活の道はそう簡単ではなかったです。箱根復帰自体は、入学直前に果たせたのですが、シード権確保や、全日本大学駅伝への出場は跳ね返され続けました。でしたが、彼らが最終学年となった年についに戦力充実、全日本駅伝復活しさらにシード権、箱根本戦は表彰台争いをしながら6位シード権確保しました。本当に中央大復活の礎を築いています。
名門復活のキーマンとまず言われたのは三浦選手ですね。西脇工業出身の屈指のスピードランナー。1年目の箱根予選は53位と早くも長距離に対応していました。箱根駅伝は7区予定で、シード権獲得の秘密兵器…のつもりでしたが、直前に体調を崩してしまい、この時は走れませんでした。チームは惜しくも11位となります。
2年目になって一気に台頭してきたのが森選手。いきなり全日本予選4組を担当するなどいつのまにかエースに。箱根予選はあわやの10位通過も、森選手個人は15位で、三浦選手とともに主力として期待されました。ただ、直前に調子を落としました。三浦選手は3区、森選手は7区に入りました。シード権を狙いますが、12位に終わります。
3年目は戦力が充実してきていました。森・三浦選手が高速の箱根予選にもしっかりと対応、森選手が20位・三浦選手が25位としっかり上位、さらに手島選手が成長してきて初予選で51位と健闘しました。予選2位通過で、シード権獲得の機運が高まった…かと思われました。
でしたが、1区で出遅れると2区森選手乗り切れず区間16位。3区以降も走れずまさかの往路19位に沈みます。一転復路が頑張り、故障明けで8区となった三浦選手が区間5位好走、復路エース区間となった手島選手が9区7位。総合12位にまで追い上げて、一つ手応えは得ました。
さて、最終学年。春以降、森選手がやや低調になりますが、三浦選手が成長し全日本予選4組で戦い、ついに全日本本戦復帰へ。また、倉田選手が関東IC1部ハーフ8位入賞した収穫もありました。
箱根予選は、森・三浦選手が不調でチーム10番11番手になりますが、手島選手が36位と安定した走りを見せるなどチームをけん引。2位で通過します。全日本駅伝は、5区となった三浦選手が5区3位で流れを引き寄せシード権争いへ。8位でもらったアンカー手島選手が持ち前の安定感を存分に発揮し、逃げ切って一気にシード権獲得!これには藤原監督もうれし泣き。やっと結果らしい結果が出ました。
自信を持って臨んだ箱根駅伝、2区エース区間には手島選手の姿。耐える区間ということでの投入でしたが、区間15位ながら設定タイムでは走り切ります。役割を果たし3区三浦選手へ、三浦選手は混戦の中しっかり順位を上げ上位の流れに乗せていきます。この2人の走りは大きく往路6位ゴール。ついに箱根駅伝でも上位で走り続けます。
復路の選手も頑張り、9区終了時点で総合3位。シード権どころか表彰台争いでした。10区を任されたのは、主将を務めていた井上選手。大学に入ってからうまくいかないことが多かったものの、MARCH対抗戦で1万m28分45秒を出しました。
また、藤原監督から”今年は井上のチーム”とのことで、アンカー起用だったそうです。3位から6位に落ちたのは、実力的に仕方なかった面もあります。ただ、駒大に交わされた後、一度抜き返した意地は、きっと後輩に伝わっています。
このうち、エース三浦選手は大塚製薬へ、4年時は不調でしたたが実績ある森選手は強豪Hondaへ、井上選手も大阪ガスで競技を続けます。エース区間2区を務めた手島選手は引退、それぞれの道を応援したい。
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