令和3年5月29日(土)は、東海大学長距離競技会が行われます。
そして、大学駅伝チームとしては…
全日本大学駅伝2021関東地区予選会エントリー締め切りの前日です。
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簡潔に書きますが、
今年の全日本大学駅伝の関東地区予選会は、
シード校8校を除いて、
有効期限(2020年7月1日以降)内の、10000mチーム上位8人合計タイムの少ない20校が参加することになります。
予選会に参加するにも、結構シビアな条件となっているのです。
そして、今年も前日の5月28日の時点で、相当拮抗しているようです。
関東インカレ10000m(1部,2部)の結果を反映した
全日本予選関東地区出場争い
(タイム赤字が短縮した大学)・上位は軒並み短縮、更新幅最大は山梨学院の約49秒
・三上の公認PBで創価が本戦出場ラインの7位へ
・サムソンの1部優勝で流経大が21位に浮上、
20位麗沢とは約30秒差に pic.twitter.com/gJhnZ3e98U— あふたーます (@aftermath7795) May 27, 2021
今回も
亜細亜大、慶應大あたりが出場を決めに、
専修大・東農大・筑波大が逆転の出場を狙ってエントリーしています。
(ボーダーの麗澤大は、多摩川会に参加予定)
これらの動きも注目しながら、各大学のまとめを楽しみましょう。
ページコンテンツ
【大学別まとめ】第201回東海⼤学⻑距離競技会
【競技日程(男子長距離抜粋)】
9時00分:男子10000m4組
9時35分:男子10000m3組
10時10分:男子10000m2組1組
12時30分:男子15000m1組~4組
13時10分:男子1500m5組
13時50分:男子3000m1組2組
14時20分:男子5000m1組2組3組
15時20分:男子5000m4組5組
16時20分:男子3000m3組
16時45分:男子10000m5組
17時20分:男子10000m6組
18時05分:男子5000m6組
18時25分:男子5000m7組
18時45分:男子5000m8組
19時05分:男子5000m9組
急に暑くなりましたね。
TOP・実業団結果
【第201回東海大学長距離競技会】
男子5000m後半4組と総合結果になります。 pic.twitter.com/HKvjfT2PiV
— 東海大学陸上競技部長距離ブロック (@TokaiLong) May 29, 2021
実業団&市民ランナーばかりと珍しい組になった5000m最終組。NTT西日本の小林選手が早速結果を残し始めました!旭化成の留学生に食らいつき、13分41秒の好記録で全体のトップ!そして旭化成の小野選手が13分45秒と存在感が出てくる結果!八千代工業の丸山選手も一時の勢いが戻りつつあります。活性化していますね!
高校生結果
小山翔也②3分47秒45 埼玉栄
草刈恭弓③3分52秒41 東海大相模
大学駅伝チーム別結果
東海大学
【東海大長距離競技会】
男子3000m3組
🥇市村朋樹(東海大)8:10.86
🥈溝口仁(東海大)8:13.49
🥉川上勇士(東海大)8:14.97 pic.twitter.com/oDmE6CCUzA— 太田 涼 (@Ryo504) May 29, 2021
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1500m
溝口 仁②3分52秒20
3000m
2組
竹村拓真③8分29秒40
神薗竜馬②8分29秒53
濱地進之介③8分29秒62
入田優希②8分29秒64
3組
市村朋樹④8分10秒86
溝口 仁②8分13秒49
川上勇士③8分14秒97
梶谷優斗①8分18秒78
佐藤俊輔③8分20秒32
杉本将太③8分20秒34
水野龍志①8分25秒29
長田駿佑④8分29秒75
徳丸寛大①8分33秒47
竹内大貴①8分39秒52
松崎健悟④8分43秒55
氏家圭一郎①8分45秒98
5000m
2組
神薗竜馬②14分57秒70
竹村拓真③14分57秒73
入田優希②14分58秒09
8組
本間敬大④14分12秒16
野島悠太①14分41秒72
多くの選手が出走しましたね。中距離の溝口選手のように1500mと3000mで二度全力疾走している選手も。
そんな中、一番の記録ラッシュとなったのが3000m。市村選手が8分10秒の好タイムで走破!関東インカレ5000mの激走から1週間もたっていない中、見事な走りでした。
他にも3年生の川上・佐藤選手、3000m障害躍進の杉本選手が踏ん張りましたし、1年生梶谷選手がその間に割って入っています。4年生は本間・長田選手の元気な姿がありました。東海大しっかりと上昇気流のっています。
中央大学
5000m
6組
東海林宏一①14分46秒47
助川拓海③14分46秒50
居田優太②14分46秒53
中野翔太②14分47秒27
三浦拓朗④14分47秒75
井上大輝④14分47秒88
千守倫央③15分25秒39
8組
三浦拓朗④14分07秒77
助川拓海③14分11秒95★
中野翔太②14分19秒18
東海林宏一①14分25秒33
井上大輝④14分35秒52
居田優太②14分41秒43
千守倫央③15分48秒29
10000m
6組
中澤雄大③29分51秒54
中央大は、関東インカレ出走者やそれ以外の選手揃って出場。多くの選手は5000m2本です。2本目が速かったのはやはりというべきか、4年生三浦選手。ここはさすがの実力ですね。続いて関東インカレで悔しい思いをした助川選手が、自己ベストで全日本予選出場をアピール。素質は高い選手、切り替えが早かった。
さらに、久々に復帰してきた2年中野選手が14分19秒とまずまず。1万28分台と彼もポテンシャルは高いです。ルーキー東海林選手も状態挙がりつつあります。1人だけ10000mに出場した中澤選手は、気温が高い中での29分台は価値が高いように思います。逆に千守選手がまだ苦しいのかなという印象ですかね。
全体的には全日本予選に向けて準備が進んできている印象です。
神奈川大学
8組
西方大珠④14分19秒38★
関東インカレ2部3000m障害で2位表彰台に立ったばかりの西方選手が5000m出走。走る機会が少なかった5000mですが、自己ベスト。全日本予選に向けて急ピッチで調整を進めています。
拓殖大学
10000m
4組
富永悠生①30分22秒61★
関根大地③30分49秒83
菅沼蒼紫④30分51秒87
吉田圭佑②31分10秒05
3組
根岸 賢②30分27秒80★
正田盛起②30分30秒68★
奥村聡介②30分48秒86
藤原稜太①30分58秒56
5組
佐藤広夢④29分53秒72
兒玉陸斗④30分11秒79
佐々木虎太郎③30分48秒97
拓殖大は多くの選手が出走していました。4組ではルーキー富永選手が初1万mまずまずの30分22秒、3組では2年根岸選手がついに上昇気配です。5組に登場した主力は関東インカレからの調整もあり、ちょっとまちまちかな。佐藤選手が29分53秒の好タイムです。
専修大学
10000m
4組
野下稜平②30分13秒02★
3組
藤野隼也②30分54秒14
千代島宗汰①30分57秒33
辻 優輝①31分04秒17
6組
ダンカン キサイサ①29分01秒41★
木村暁仁②29分46秒47★
やはり逆転で全日本予選の出場権を掴んできましたね。4組で野下選手が自己ベストをマークすると、最終組で1年生ダンカン選手が独走!29分20秒以内で全日本予選出場権を獲得できるところ、
29分01秒でしっかり走り切りました。また日本人エース候補の木村選手も浮上気配の29分46秒。入るところが入ったなぁという印象です。
【東海大長距離競技会】
男子10000m6組
🥇キサイサ(専大)29:01.41
🥈小林竜也(筑波大)29:34.05
🥉木村暁仁(専大)29:46.47
キサイサ選手がついにデビュー。終盤は独走。 pic.twitter.com/zJIjENYbmc— 太田 涼 (@Ryo504) May 29, 2021
筑波大学
10000m
4組
五十嵐優汰③31分13秒67
松村匡悟③31分41秒56
2組
長井流星②31分43秒83★
深澤 陸④31分47秒84
5組
福谷颯太③30分02秒92
杉山魁声④30分23秒34
山本尊仁④30分50秒32
伊藤太貴④31分50秒28
6組
小林竜也③29分34秒05★
筑波大は逆転で全日本予選出場権を狙いましたが届かず。とはいえ、5組に出場した福谷・杉山選手も気候を考えるとまずまず。絶好調の小林選手は、最終組で29分34秒の自己ベスト。前を向ける結果です。
中央学院大学
5000m
6組
前川洋晴①14分43秒82
伊藤琉宇①14分44秒21
西垣内和輝①14分52秒36
7組
蒲田陽生①14分39秒99
工藤巧夢①14分46秒98
8組
堀田捷仁①14分14秒89
10000m
5組
前田篤志③30分45秒52
上野南翔②30分58秒40
米山奏楽③31分27秒79
谷口唯翔③31分30秒50
6組
松島 匠③29分50秒07
小島慎也③29分52秒54
松井尚希④29分57秒91
吉本光希③30分11秒60
吉田光汰④30分14秒30
馬場竜之介④30分17秒19
坂田隼人④30分33秒31
飯塚達也②30分34秒03
鞍野陸人③30分35秒38
糸井春輝④30分44秒38
白髪一生①31分36秒06
上野航平③31分39秒89
中央学院大も全日本予選に向けて調整してきていますね。先日の関東インカレ5000mではうまくいかなかった堀田選手が、早くも出走。今回の気候ではまずまずの14分14秒です。
10000mでは松島・小島選手が復帰レース。29分台をマークして、順調なら間に合いそうな感じ。また、1500mで素質を感じさせた松井選手が、早くも1万mで29分台は凄い。3障の吉田選手もなんだかんだ対応してきていますね。やはり総合力は高いなと感じます。
駿河台大学
5000m
4組
入江泰世④14分47秒86
6組
生田目大輔④14分52秒36
7組
金 悠斗②14分54秒14
8組
池原悠月①14分21秒11
10000m
4組
古澤拓樹③31分27秒43
ルーキーの池原選手が順調に育ってきていますね。これは全日本予選の出走、十分にあり得そう。
東京農業大学
10000m
3組
田岡航一①31分01秒52★
田中莉生②31分17秒41
5組
北田大起③30分28秒67
松本虎太郎②30分42秒75
野嶋大佑③30分50秒36
奥田祥弥②31分06秒30
田中莉生②31分49秒14
小玉歩葵③31分57秒16
6組
高槻芳照②29分55秒80
東京農業大も全日本予選がかかっていましたが、今回は厳しい条件でしたね。ひとまず北田選手らが元気に走り切ったのが収穫かな。エース高槻選手は2週連続出走、お疲れ様です。
慶應義塾大学
10000m
5組
前田拓海④30分59秒93★
大木啓矢②31分56秒65★
鳥塚健太①31分59秒18
6組
田島公太郎①30分22秒47
鈴木 輝④30分25秒93
前原裕磨③30分56秒05
20番目、ギリギリで全日本予選出場権を射止めた慶應義塾大。早くもエース格になりつつある1年生田島選手や、復活途上の4年鈴木選手らがまとめています。21年ぶり全日本予選の戦いが楽しみです。
亜細亜大学
10000m
4組
長谷部航④30分44秒58
大森惇史①30分58秒08★
佐藤 颯③31分14秒20
3組
門田雄誠②31分29秒29
6組
河村 悠④29分56秒83
片川祐太①30分03秒60
竹井祐貴④30分46秒83
亜細亜大は、なんだかんだで全日本予選の出場が途切れずにきています。最終組で主力選手が出走。気象条件が悪く、今の状態が反映されましたかね。ここからの調整が大事です。
日本薬科大学
10000m
2組
榎本正樹①31分36秒15★
5組
波多江陸人①31分17秒34★
白石大以夢③31分41秒98
日薬大は1年生の選手が1万mを経験。気象条件がが悪かったからこそ、いい経験です。
明治学院大学
10000m
3組
柗野優輝③31分21秒49
佐藤大輔④31分35秒16
立教大学
1500m
服部凱杏②3分45秒88
髙木晃瑠①3分55秒00
5000m
7組
山本罹生①14分50秒11
後藤瞭太③14分52秒14
関東インカレのエントリーに名前がなかった服部選手が1500mに出場!3分45秒とさすがのスピードでした。
湘南工科大学
10000m
2組
藤田康平④31分38秒46★
齊藤 元④31分56秒95
湘南工科大の4年生の選手が31分台。この大学の強化も気になっています。
立命館大学
10000m
4組
大森駿斗①31分16秒57
鈴木雄太④31分28秒27
6組
高畑凌太④30分23秒91
関西大学
1500m
岩谷 悠④3分55秒22
10000m
4組
大高 肇③31分41秒55
皇學館大學
10000m
4組
佐藤楓馬②30分02秒34
鈴木翔也④31分23秒87
柴田龍一③31分28秒95
2組
佐藤 光②31分13秒54
芝辻晴裕①31分14秒37
下村悠斗③31分20秒43
竹内啓一郎③31分37秒11
岩島晃汰①31分44秒02
1組
原田 翼④31分37秒94
浦瀬晃太朗①31分48秒41
矢田大誠②31分56秒56
鵜飼一颯②31分59秒75
皇学館大が午前中の組に大量出場しました。大エースが卒業しましたが、長距離への意欲は充分。次期エース候補の佐藤選手が、30分02秒で序盤の組トップでした。
おまけ:全日本大学駅伝2021関東地区予選出場争いまとめ
【出場校決定】
6/19 全日本大学駅伝関東選考会https://t.co/B2LN24UZ9T各校上位8選手の10000mの有効期間内最高記録の合計タイム上位20校(ただしシード校×8校を除く)が出場へ。 pic.twitter.com/duuNkZOihG
— ぶっっ@学生駅伝 (@tururinnko) May 30, 2021
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【2021年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】