スポンサーリンク

【箱根駅伝2022へ】大学駅伝2021年度シーズンの予想!駒澤大を倒せるのは…??

 もうすぐ2021年度が終わりますね。コロナ禍で前半シーズンは多くの大会が中止、出雲駅伝2020の中止も決定してしまいショックもありました。

 それでも、後半シーズンは、現場の方々の努力もあり、全日本大学駅伝2020や箱根駅伝2021は無事開催に至りました。

 そのほかのロードレースの開催は厳しい状況が続いていますが、周回コースにして密を防ぐなど、コロナ対策を行ったうえで対策をしています。

 もともと周回でもあるトラックレースは比較的開催可能ということで、3月末にも多くの記録会が行われるようですね。少しずつでも、昨年度までの日常が戻ってくれば…と思います。

 そんなこんな、2021年度の箱根駅伝や大学駅伝シーズンに向けて、簡単な考察をしていきます。

スポンサーリンク

ページコンテンツ

【箱根駅伝2022へ】大学駅伝2021年度シーズンの予想!

少し早いですが、現時点での私の予想となります。

スポンサーリンク

駒澤大学が三大駅伝本命のまま!

 全日本大学駅伝・箱根駅伝の2冠を獲得した駒澤大が、今年度とその次の年度まで含めて大学駅伝優勝候補の大本命となっていきそうです。

 学内のみならず、学生長距離界のトップクラスの実力が田澤選手が現時点でまだ2年生でありますし、その世代やその下の学年の世代が非常に強力です。

 です。2年生は酒井・山野選手が急成長中、黄金世代になりそうな現1年は、先日ユニバハーフ代表の座を射止めた鈴木選手に、花尾・白鳥選手の箱根組、それから赤津・唐澤・青柿選手ら次年度の飛躍が楽しみな選手。この世代は本当に楽しみです。

 そして、渋いところで活躍しそうな今の3年生の世代、佃・花崎選手は万全なら箱根の山を担ってもおかしくないですし、石川選手はアクセントとできる区間での起用になるでしょう。

三大駅伝のオーダー予想をしてみます。

出雲駅伝
1区鈴木芽吹②
2区酒井亮太③
3区花尾恭輔②
4区赤津勇進②
5区佐藤条二①
6区田澤 廉③

全日本大学駅伝
1区佐藤条二①
2区白鳥哲汰②
3区鈴木芽吹②
4区花尾恭輔②
5区山野 力③
6区赤津勇進②
7区酒井亮太③
8区田澤 廉③

箱根駅伝
1区白鳥哲汰②
2区田澤 廉③
3区花尾恭輔②
4区鈴木芽吹②
5区佃 康平④
6区花崎悠紀④
7区石川拓慎④
8区唐澤拓海②
9区酒井亮太③
10区山野 力③

 主力の学年が下級生中心ということもあり、成長が読めないところもありますが…。田澤・鈴木・花尾選手らを中心として穴のないオーダーが組めますね。田澤選手に関しては、怪我などアクシデントが無ければ、基本的には平地の最長距離になりそうですね。

 安定感は下級生らしからぬ鈴木選手で序盤先頭付近に付ける事ができれば、他校へのプレッシャーはかなりのものになるのではないでしょうか。田澤選手に襷渡るまでに引き離さなければなりませんから。

 駒大は全日本駅伝でみせたように繋ぎ区間にも1万m28分台級のランナーをずらりと並べる事ができますから、手堅く繋ぐことが出来れば、充分に覇権を獲れると思います。

 箱根駅伝に関しては、出雲や全日本と違い、田澤選手を前半の2区、そして小林選手が抜けて手薄になった往路、4区当たりに鈴木選手を起用するのかなと思います。

 そして山登りは、4年生にしっかりと準備させるのは一つ手ではないでしょうか。花崎選手は勿論、5区は今年も準備はしていたという佃選手。しっかりと首位を狙っていく体制を整えられるでしょう。伸び盛りの選手も多いのでパワーアップした中でのレースになる事必至!再び駒澤大が黄金期を迎えるのかもしれません。

早稲田大学が台風の目になる!?

 もちろん、その対抗馬の注目校もあげていきます。青学大・東洋大といった上位常連チーム以外で、優勝候補筆頭になってもおかしくない大学があります。

 少数精鋭ながら、スピードランナーをそろえてきている早稲田大が台風の目になるのではないかとにらんでいます。特に出雲駅伝や全日本大学駅伝は、早稲田大学が優勝候補筆頭に挙がってもおかしくないのではとも思います。

 まずは出雲・全日本のオーダー予想です。

出雲駅伝
1区太田直希④
2区井川龍人③
3区中谷雄飛④
4区小指卓也③
5区千明龍之佑④
6区鈴木創士③

全日本大学駅伝
1区辻 文哉②
2区井川龍人③
3区中谷雄飛④
4区千明龍之佑④
5区小指卓也③
6区伊藤大志①
7区太田直希④
8区鈴木創士③

 故障者がいなかったとしてのオーダーです。5000m13分台や1万m28分台前半~中盤、至近の箱根駅伝の区間5位以内の選手などで編成してみました。

 出雲駅伝の最初の3区間どうでしょう。太田選手でトップ付近に付けて。井川・中谷選手で一気に抜け出す。例年なら追い風の4区にストライドの広い小指選手を秘密兵器として起用はどうでしょう。5区千明選手でダメ押しして、6区ロードの鬼鈴木選手に託す。

 全日本駅伝も、昨年と同様3区で抜け出した上に、ルーキー伊藤選手などで6区まで首位をキープ。7区太田選手を置いて勝負をかける。どうでしょうか。全大学を見た上で、対駒大アンカー田澤選手に自力でリードを一番取れそうなのが早大と思うのですが??

箱根駅伝
1区井川龍人③
2区鈴木創士③
3区太田直希④
4区中谷雄飛④
5区千明龍之佑④
6区北村 光②
7区伊藤大志①
8区諸冨 湧②
9区小指卓也③
10区山口賢助④

 箱根に関しては充分プラスは望めます。往路は、今年に関しては1万m27分台の太田・中谷選手が、日本選手権からの調整がうまくいかず乗れませんでした。その上で、5区山登り対策が間に合わなかったです。

 往路平地は充分先頭争いをするポテンシャルを秘めています。山登りは分かりませんが、主力で上る選手が出てくるのが一番いいと思っています。登りを苦とは思わないという千明主将か、ロードの鬼鈴木選手かと思っています。表彰台まで引き上がる可能性あるかなぁ?

 早大は選手層が薄いという宿命みたいなものがあるので、怪我人が出たら一気に苦しくなりますが、このあたりはあまり考えすぎても仕方ないかな?まあ、それにしても、スピードランナーが揃った時の破壊力はちょっと楽しみではあります。

箱根2位、創価大は引き続き往路優勝候補

 今年の箱根駅伝で、ある意味総合優勝した駒大以上に主役だった創価大は、しっかりと触れていく必要があるでしょう。出雲駅伝は今年ようやく初出場、全日本駅伝は通過すれば初出場なんですよね。

 創価大はおそらく箱根駅伝に向けて虎視眈々と備えていくと思っています。ですから、出雲・全日本駅伝が中位だったからといって、今年の箱根駅伝がフロックだった…ということにはならないでしょう。

 往路と山に関しては、今年度のチームも決して引けを取りません。エースムルワ選手に日本人ランナーは葛西・嶋津選手と往路で区間上位を獲れる選手がいます。彼らが順調なら、往路平地はあと1区間です。すでに1万m29分前半を記録している山森選手ら現1年から台頭があると、オーダー編成が楽になるかな?

 山に関しては強豪校に匹敵しますね。今年の箱根でも区間賞争いした三上選手が健在ですし、下りもポテンシャルを見せた濱野選手がいます。こうなると充分に往路優勝候補にはなりうるでしょう。

 復路に関しては、現状卒業生の穴が非常に大きいので、総合順位は何とも言えないかなぁ…。新潟ハーフで緒方選手の台頭がありましたが、ここからは選手次第になりそうです。

青学大・東洋大らそのほかのシード校は!?

 他の有力校は新入生特集の際に詳しく行いますが…。青学大勿論優勝候補の一角に上がってきます。岸本・中村・近藤選手らが3年生になり、主力核に。2年生も佐藤選手がやはり楽しみ。あとは往路序盤で流れを作れるか。1年生鶴川選手らが即戦力になりそう。

 箱根表彰台に返り咲いた東洋大は、山登りエース宮下選手以外に、平地で往路を戦える松山・児玉選手が台頭してきて往路優勝候補に挙がりそう。これにスーパールーキー石田選手の加入でどのような化学反応を起こすか。一気に総合優勝候補に名乗りも!?

 順大と國學院大は上位食いチャンスです。順大はなんといっても往路一桁のメンバーが残っています。3月は伊豫田選手が大活躍していましたが、三浦・野村・石井選手らもさらに伸びてくるはずですし、選手層は全体的に厚いです。

 國學院大は、藤木・中西大選手以外に、殿地・島崎選手ら山組に、伊地知選手ら主力核の選手がどんどん台頭してきています。育成もいい流れになっていますね。

 現時点で、耐える年のように見えるのは、東海大・帝京大・東国大です。東海大は石原選手が早くもエースになりそうですが、往路を走れそうな選手がまだ不足している印象です。選手層は豊富なので、戦える選手がどこまで出てくるか。

 帝京大は遠藤・中村・細谷選手が柱ですが、1区2区を担った選手が卒業、選手層も例年よりは薄く見えるかな?東国大は、大エースビンセント選手以外は、若手中心。2年後は勝負年ですが、今年はどうか。とはいえ、箱根力は高いチーム。1年後が逆にの楽しみ??

予選会校は明治大以外に有力校がいるのか!?

 上位食い候補なら、明治大の右に出るチームはいまのところはないでしょう。鈴木・手嶋・櫛田選手ら主力や、児玉選手など若手も育ってきています。予選が入る分調整が難しいですが、今度こそ上位食いを箱根で果たしたいものです。

 あとは吉居・千守選手らスピードランナーが揃ってきた中大、久々に健闘を見せた神大、経験者が非常に多くなってきた拓殖大や国士舘大などが駅伝で流れを作れそうでしょうか。勿論、予選を通過してからですが…。

 予選通過ということで、現在の最多連続出場を更新中の日体大が「74」に伸ばせるか。ここ数年では戦力ダウンは大きいほう。育成や予選対策は進んできていますが、さて…。そのほかボーダーもまたいずれまとめます。

 前回不出場組では、初出場を狙う麗澤大・駿河台大が引き続き注目、そして戦力が充実してくるだろう、慶大と立大がどこまでジャンプアップしてくるか。オールド常連校は箱根ファンとして注目していきます。

まとめ

・大本命:駒澤大
・対抗馬:早稲田大・青学大・東洋大
・上位食い①:創価大・順大・國學院大
・上位食い②:明治大・東海大・東国大
・シード権を:中大・神大・拓大etc

・オールド常連校:慶大・立大

 全日本・箱根とも連覇がかかる駒澤大が、今度は中心になってきますね。ここ最近経験がなかった重圧がかかりますが、これをはねのける戦力が整ってはいますね。

 勿論、対抗となる大学は強い。例年優勝争いを繰り広げる青学大や東洋大以外には、早稲田大が久々にチャンスの年になってるくるでしょう。

 箱根を沸かせた創価大は、往路タイプの選手が多く残り、引き続き上位食いチャンス。順大や國學院大もさらに飛躍するでしょう。

 予選会校では、スピードランナーが揃う明治大が現時点では抜けています。駅伝の流れを掴めば、怖い大学なのは間違いありません。

 多くの大学が強化し、出場を狙う中、麗澤大や駿河台大あたりが気を熟すか、慶大・立大あたりが一気にボーダー戦線に浮上できるか。今年度も、数多くのレースやチームに注目していきます。