2020.2.2【香川丸亀国際ハーフマラソン・別府大分毎日マラソン大会】レース展開・記録

2020年2月2日(日)には、多くのロードレースの大会があります。実業団ランナー・箱根駅伝出場ランナーが多く出場します。

その中で

・第74回香川丸亀国際ハーフマラソン
・第69回別府大分毎日マラソン大会

男子一般・大学生の結果をまとめて、駅伝ファンとしてのコメントを記載します。

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【結果】第74回香川丸亀国際ハーフマラソン2020

丸亀国際ハーフ【公式サイト】
BSフジ|丸亀国際ハーフ

前半下り、後半上りますが、日本記録狙える高速コースです。

レース展開

2㎞:5分43秒 設楽”兄弟”が引っ張る。その後設楽悠太選手が一時抜け出すがまた吸収される

5㎞14分12秒通過、大会記録の14分04秒よりは少し遅めのペースだが、まだ狙える。なお、まだ大集団。設楽・ワンブイ・菊地・カルム選手らが先頭付近。青学吉田、中学戸口、上武岩崎、日体池田選手らも上位。

9㎞:集団が20名ほど、設楽悠・小椋・菊地・橋詰・佐藤悠・藤本拓選手らトップグループ内、青学吉田・設楽啓選手らが遅れる

10㎞:28分26秒で通過、大会記録よりは少し遅れるも、この5㎞14分13秒、ほぼ同じラップタイムを刻み続けている。ホーキンス選手やワンブイ選手らが先頭集団を引っ張る

11㎞:折り返しを過ぎて、コニカ菊地選手が先頭に立ち、ロングスパートをかける。海外選手、小椋・橋詰・藤本選手らが対応。設楽は後方へ。駒大小島・國學青木選手らとの競り合い。

12㎞:依然菊地選手が引っ張る。ヤクルト小椋選手が2番手、佐藤・設楽・皇學館川瀬・藤本選手。30mほど後ろに橋詰選手ら集団

13㎞:再びホーキンス選手が引っ張り始める。

15㎞:42分39秒とペースが落ちない。ホーキンス選手が引っ張り続け、縦長に。5人ほどになって、小椋・藤本選手がついていく!20m差で設楽・菊地・ワンブイ選手ら、さらに20m遅れて佐藤・川瀬選手あたり。

17㎞:海外選手が1人遅れ、先頭集団は4名!まだ小椋・藤本選手付いている!60分台中盤ほどのペース!後ろ設楽選手ら61分前半、佐藤選手ら61分中盤ペースで続く

18.1㎞(残り3㎞)51分20秒程で通過。日本記録の61分17秒には、2分58秒ペースでいければ切れる計算!!

19㎞:ロビンソン選手が引っ張って単独トップに!藤本選手は2位、小椋選手は4位!

20㎞:56分49秒でロビンソン選手で通過。1時間切りできるペース!、イギリスマラソン代表のホーキンス選手と藤本選手が競り合う形で数秒差、小椋選手も大きくは遅れていない

20.5㎞:ロビンソン選手単独トップ、4位だった小椋選手が粘り、藤本・ホーキンス選手を抜いて2位浮上!ロビンソン選手は一瞬コースを間違えるアクシデントがあるが、トップを保つ

ゴール:ロビンソン選手が先頭を守りゴール!59分57秒の素晴らしいタイム。2位小椋選手が60分00秒の日本記録更新!4位藤本選手も日本記録のフィニッシュとなりました。

上位結果

丸亀ハーフ2020【全結果】

1位ブレッド ロビンソン(オーストラリア)59分57秒
2位小椋裕介(ヤクルト)60分00秒 日本新記録★
3位カルム ホーキンス(イギリス)60分01秒
4位藤本 拓(トヨタ自動車)60分06秒
5位菊地賢人(コニカミノルタ)60分43秒
6位設楽悠太(Honda)60分49秒

 気候は良かったし、環境面も整っていましたが、まさか彼が日本新記録を出すとは…!?ヤクルト小椋選手、トヨタ自動車藤本選手が快挙です。

 だいたい15㎞以降は、首位争いは海外のランナーの独占になるのですが、今回は小椋・藤本選手が最後まで5㎞14分10秒台の先頭集団のペースに乗っていき、ラストスパート争いまで残りました。

 世界ハーフ代表選出を目標に出場した藤本拓選手が一時日本人トップの2位争いをして、彼が日本記録保持者となるかと思われましたが、

 東京マラソンの調整の一環で出場したという、小椋選手が競技場を入る途中で逆転。全体の2位でゴールに駆け込んだ時、60分00秒の日本記録が打ち立てられました。

 いやはや、確かに青学大優勝の一時代を築いたランナーですが、ここまでトップレベルの成績は今まで残していなかったので、びっくりです。

 ここ最近好記録が続出していた日本陸上長距離界、とはいえ全体の平均値でトップレベルは??だったのですが、この流れなら上がってきそうだなという気配がします。条件さえ整えれば、東京マラソン…日本記録ありそうです。(話それますが、大迫選手が出場に踏み切ったのも、この流れからかな)

 さて、その東京マラソンのキーマンになりそうな選手も出場。Honda設楽選手や日清食品佐藤選手も、ある程度先頭集団についての61分前後は悪い感触ではないのかな?設楽選手は爆発力が気になりつつも、熊日30㎞でもう一つ重めのレース、仕上がりはどうでしょう。

他、一般ランナー
佐藤悠基(日清食品G)61分06秒
大塚祥平(九電工)61分09秒
岡本直己(中国電力)61分34秒
牧 良輔(SUBARU)61分35秒
上門大祐(大塚製薬)61分37秒
設楽啓太(日立物流)61分43秒
橋詰大慧(SGHグループ)61分46秒
一色恭志(GMO)61分50秒
下田裕太(GMO)61分52秒
堤 悠生(JFEスチール)61分53秒
鈴木健吾(富士通)61分53秒
桃澤大祐(サン工業)61分54秒

 他では、コニカミノルタ菊地選手がだいぶスピードを戻してきていた事、中国電力岡本選手健在、スピードもついてきた九電工大塚選手など様々なことがありましたね。 

大学生結果

61分台
川瀬翔矢③61分18秒 皇學館大
青木祐人④61分32秒 國學院大
池田耀平③61分36秒 日本体育大
岩崎大洋③61分40秒 上武大
神林勇太③61分53秒 青山学院大
小島海斗③61分55秒 駒澤大
戸口豪琉③61分55秒 中央学院大
鈴木聖人②61分56秒 明治大
西 研人③61分56秒 筑波大

ひとまず61分台を出した学生ランナーをまとめましたが…。特筆すべきは皇學館大の川瀬選手ですね。なんと東海学生歴代どころか、関東の学生でも早々出せないタイム61分18秒の好タイムを叩き出しました!

 学生の中で先頭集団に最後まで残って、佐藤悠基選手に食らいついていましたから、かなり存在感もありました。

 終盤はとても苦しい走りになったのは致し方ない。粘り切って61分18秒。

 トラックでも5000mで現役日本人学生トップレベルの成績を残しましたが、確かに1年時の全日本駅伝を見るからに、ロードの適性もあったのですよね。

 故障は少し多めの選手なので、それだけ気を付けると…次年度は彼の年にもなるのかもしれません?

青山学院大学
神林勇太③61分53秒
吉田圭太③62分49秒

 吉田選手の方が中盤近くまで先頭集団についていきましたが、今回は終盤苦しくなりましたかね。箱根9区で区間賞を獲得した神林選手が61分台の大幅自己ベスト!

 記録会の意味合いが強いとはいえ、神林選手は吉田選手上回れたのはうれしいでしょうね。2人が次年度まずは中心となります。

東海大学
上野遼太④71分20秒
本間敬大②72分13秒

 上野選手はお疲れそうかな?本間選手は、高根沢ハーフからがうまくいかなかったか…。

國學院大學
青木祐人④61分32秒
土方英和④62分07秒
河東寛大③62分28秒
木付 琳②62分42秒
臼井健太③63分24秒
中西大翔①67分17秒

 國學院大が大量に出場!スピードランナー青木選手が素晴らしい走りをしましたね。先頭離れてからも冷静に前を追っていたような感じ。

 土方選手は、東京マラソンの調整と位置付けてのレース。長い距離で伸びていきますが、現時点でどこまでフルマラソンいけるか楽しみ。

 そのほかも、復路を走破した河東・木付選手が62分半ばでしっかり走り切ったのは良かった。そして、臼井選手が静かに復活です。

帝京大学
星  岳③63分11秒
遠藤大地②63分53秒

 箱根2区3区で流れを作った星・遠藤選手が出走。今回は63分かかりましたかね。

東京国際大学
相沢悠斗④62分56秒

 箱根9区で粘りの走りを見せていた相沢選手が62分台でしっかり力を付いているところを示しました。

明治大学
鈴木聖人②61分56秒
富田峻平①62分59秒
三上晋弥①66分11秒

 箱根5区で頑張っていた明大鈴木選手がいよいよ本領発揮してきましたね。61分台でしっかり走力がついていることを印象付けました。

 そのほか、ルーキーが2人出場し、富田選手が覚醒の62分台!明治大、確実に強豪校復活の道を歩んで行っています。

駒澤大学
小島海斗③61分55秒
中村大成④62分40秒

 箱根4区単独走ながら好走していた小島選手がしっかり61分台。やはり走力高いですね。大成選手もしっかり走っています。

創価大学
嶋津雄大②64分09秒

 箱根10区区間記録保持者の嶋津選手が出走。今回は64分かかりましたかね。また、調子があった時の走りが見たい。

東洋大学
土壁和希④74分15秒

 過去箱根エントリーに入ったこともある土壁選手が出走しています。

中央学院大学
戸口豪琉③61分55秒
栗原啓吾②62分48秒
吉田光汰②63分31秒
小野一貴②63分56秒
畝 歩夢③64分31秒
糸井春輝②65分54秒

 箱根3区に抜擢されていた戸口選手がびっくり61分台!序盤は先頭集団の前の方にいて、名前も何度も連呼、積極的な走りが光りました。次年度一気に主力になっていくでしょうか?

 他、栗原選手もまずまず調子をキープ。吉田選手らもなんだかんだ走力あがってきています。

中央大学
千守倫央①62分37秒
池田勘汰③62分38秒
川崎新太郎③63分26秒
若林陽大①65分30秒
倉田健太②67分19秒
森 凪也②67分36秒

 箱根駅伝1区に抜擢された千守選手、62分台と走力がついているところを見せてくれましたね。他、往路組の池田・川崎選手がまずまず走ったのは収穫。

拓殖大学
藤井拓実④71分02秒

 箱根絵エントリー惜しかったですね。トラックで29分台出しています。

順天堂大学
清水颯大③62分39秒
西澤侑真①62分47秒
小島優作②65分01秒
多久和能広③65分28秒
真砂春希③67分33秒
野村優作①68分15秒

 3年清水選手がしっかり62分台。平地で十分走力が上がっていますね。また、復路8区で区間一桁で粘っていた西澤選手がしっかり走力がついていることをアピールしました。

法政大学
鎌田航生②62分19秒

 法大の次期エース鎌田選手がしっかりと62分台で走りきっています。62分前半、今後に期待が持てます。

神奈川大学
森 淳喜④65分41秒

 箱根6区を出走した森選手、箱根予選以来のハーフマラソンです。

日本体育大学
池田耀平③61分36秒
加藤広之②64分05秒
野上翔太③64分38秒
盛本聖也①64分52秒
松尾拓実③67分03秒

 ハイペースの箱根駅伝1区で区間3位と素晴らしい走りをした池田選手はやはり高レベルですね。61分36秒の素晴らしいタイム。

 他、箱根9区出走している野上選手に、加藤・盛本選手ら若手が食って掛かったのは良かったです。

日本大学
横山 徹③63分36秒
樋口翔太①63分54秒
武田悠太郎③64分02秒

 箱根往路組3選手が出走。樋口選手あたりしっかりベストを出したのは良かったです。

筑波大学
西 研人③61分56秒
川瀬宙夢⑤63分54秒
猿橋拓己③65分15秒
児玉朋大③67分16秒

 箱根駅伝1区で粘りの走りを見せていた西選手がびっくり61分台!5年生川瀬選手もベストの63分台、筑波大も走力が高い選手が増えてきています。

麗澤大学
国川恭朗④62分21秒
椎野修羅②63分32秒

 国川選手が、麗澤大ユニフォームラストラン、62分21秒はしっかり力を出しましたね。次期エース椎名選手が63分32秒でベストを出したのが収穫。

上武大学
岩崎大洋③61分40秒
坂本貫登③64分57秒

 最近、各大会で高いレベルで何度も走り切っている上武大岩崎選手が、ここでも好走。61分40秒は何か掴んでいますね。

流通経済大学
竹上世那②64分19秒
梶山拓郎③65分29秒

平成国際大学
ステファン カマウ①64分29秒
片山拓海③65分58秒

 流経大・平国大も出走していますね。箱根出走している竹上選手がハーフマラソン自己ベスト。その他、主力選手も65分台ですね。

立命館大学
今井崇人④62分10秒
高畑祐樹④62分14秒

皇學館大學
川瀬翔矢③61分18秒
桑山楓矢③64分41秒

 立命館大も4年生エース今井・高畑選手が出走。62分少しでしっかり関西学生記録です。地方にいい流れを作っています。

広島経済大学
一宮颯斗65分29秒
河原洋太67分29秒
脇田怜司69分01秒

その他の大学
辻川 諒③63分21秒 九州大
ダニエル カヨウキ①63分25秒 桜美林大
横田佳介66分20秒 中京大
元木駿介68分08秒 京都産業大
久我浩正68分17秒 徳島大
酒井洋明68分17秒 北海道大
伊藤裕世68分46秒 関西学院大
塚本亮司69分15秒 名古屋大
岡久 広69分46秒 滋賀大

 広島経済大は一宮選手が主力化してきましたかね。全国駅伝復帰を目指します。他、桜美林大次の留学生カヨウキ選手がひとまず経験。

また、ゆとりRC所属の九州大辻川選手も久々に大きな記録会で上位に名前を見ましたね。今後また力をつけてくるかな?

【結果】第69回別府大分毎日マラソン大会2020

別府大分毎日マラソン【公式サイト】

レース展開

5㎞15分03秒で通過。PM旭化成山本修らは1㎞3分02秒、5㎞15分10秒指示だったので、少し早めのペース。若手のGMO林、トヨタ自動車安井、学生も青学吉田・東海松尾選手らが見え隠れする

10㎞:まだまだ大集団。35歳で初マラソンの九電工高い選手らが前の方に見える。ベテラン旭化成佐々木選手もいる、林・DeNA湊谷選手ら。トヨタ安井選手は、ずっと集団最後方

15㎞:45分29秒、ある程度ペースが落ち着いた中、ほとんど集団からランナーが落ちてこない。GMO近藤、コモディイイダ黒田選手区以来

20㎞:60分45秒で通過、非常に安定したペース。高い選手らがやはり前、多くの選手が位置を変えずに走る。日差しはあるが、空気は冷たく湿度も低い好条件となっている。

25㎞:75分55秒、PM山本選手が辞める。非常にいい流れ、林・トヨタ自動車大津・住友電工中村選手らが前にいる。九電工高井選手が遅れ始める。

27㎞:西鉄福田選手がやや遅れる。一時、集団に戻ってくるが、直に差が付き始める。集団はまだ20名以上

30㎞:PMが外れる。黒崎播磨ムァゥラ選手が先頭に、青学吉田選手がすぐ後ろにつく。まだ誰も仕掛ける感じではない。

31㎞:先頭集団が一気に縦長に。サリ選手が引っ張り、ムァゥラ選手が2番手。この1㎞3分00秒、GMO林選手が遅れる

32㎞:ゴダナ・サリ・青学吉田選手が3名抜け出る。4位にトヨタ安井選手が浮上、5位争いもかなり縦長になる

32.5㎞:4位争いが追いついてくる。旭化成深津、DeNA湊谷選手ら、先頭集団11名になる。

34㎞:トヨタ紡織聞谷選手が先頭で10名、トヨタ安井・旭化成佐々木選手が遅れる。緩やかな向かい風、その後の折り返し後は追い風の予報

35㎞、1:46:19はほぼペースキープ。SUBARU小山選手ががスパート。旭化成深津選手が最後方に下がる。さらにモンゴルの選手がスパートをかける

35.7㎞、上り坂で先頭集団が割れて6名。モンゴルの選手が引っ張り、青学吉田・湊谷選手がついていく

36.3㎞、ゴダナ選手が先頭で縦長の先頭集団4名、日本人は吉田選手のみ。

37.5㎞、ゴダナ・サリ選手がスパートをかけあう、これに吉田選手が食いつく!先頭集団3名!後ろは5位でSUBARU小山選手。

39㎞、ゴダナ・サリ選手の争い、3mほど吉田選手が遅れるがまたつく。そして、そのまま前に出てスパート!振り切ることはできず、まだ3名の優勝争い

40㎞、2:01:29、吉田選手が少しずつ離れていく、ゴダナ・サリ選手の一騎打ちに。

後ろ単独4位、小山選手・聞谷・深津選手の姿もかすかに見える。湊谷選手らもサブテン候補でこらえる。

42㎞、トラックに入る直前、サリ選手が前に出る。そのまま2時間8分02秒の大会新記録、2位ゴダナ選手。

日本人トップ3位吉田選手2時間8分30秒!日本人学生歴代2位、初マラソンでの歴代も2位のタイムとなった。

上位・大学生結果

1位サリ(モロッコ)2:08:01
2位ゴダナ(エチオピア)2:08:06
3位吉田祐也(青学大④)2:08:30
4位小山 司(SUBARU)2:08:53
5位ツェペーンラブダン(モンゴル)2:09:03
6位深津卓也(旭化成)2:09:06
7位聞谷賢人(トヨタ紡織)2:09:07
8位湊谷春記(DeNA)2:09:19
9位ルエサム(エリトリア)2:09:43
10位小林光二(SUBARU)2:09:55

 青学吉田選手が、大快走!40㎞過ぎまで先頭集団に加わり、一度は勝負を仕掛けた走り。初マラソン&学生歴代2位の大記録!そして青学大関係者最速タイムでした。

 箱根4区の時から、さらに調子を上げているということでこれは面白そうだなと思っていましたが、本当にやってのけるとは…。長い距離の得意さに爆発力も付けました。

 瀬古さんや原さんが、継続を進める理由もわかりますね。ただ、真面目な吉田選手が、今後のことを案じて考えています。箱根前同様、引退するのか、続けるのか、今後を見守りたいです。

 他にも素晴らしい記録が出たのですよね。SUBARU小山選手が最後まで粘り切り2時間8分台の好成績。さらに4選手が2時間9分台…条件が良ければ度の大会でも記録が出るようになりました。

 その中で、旭化成深津選手が引退試合。自己ベストを更新しての引退に涙です。駒大カルテットがこれでいなくなります。寂しいですね…。

 その直後、今後が楽しみなトヨタ紡織聞谷選手、DeNA湊谷選手が続いたのは良かったですね。いずれ、高速の国内3大マラソンに挑戦するかな?

 プレイングコーチのSUBARU小林選手が久々サブテンも驚き!コニカミノルタ宇賀地選手もですが、プレイングコーチの活躍が、今年目立ちますね。

11位大津顕杜(トヨタ自動車九州)2:10:01
12位安井雄一(トヨタ自動車)2:10:19
13位坪内淳一(黒崎播磨)2:10:19
14位佐々木悟(旭化成)2:10:25
15位福田 穣(西鉄)2:10:32
16位斉藤翔太(JFEスチール)2:10:50
17位松尾淳之介(東海大④)2:11:00
18位奥谷裕一(大塚製薬)2:11:16
19位中村祐紀(住友電工)2:11:58
20位林 奎介(GMO)2:12:31

その他、
高井和治(九電工)2:17:09
安藤貴信(北九州市立大③)2:18:49
芥切 樹(流通経済大②)2:28:39
高木孝壽(上智大④)2:29:07
飯田 豊(上智大④)2:29:07

 あとは大津選手、安井選手、坪内がサブテンあと少し。安井選手は下馬評が高かっただけに悔しい自己ベスト更新に。

 それからベテラン佐々木選手はまずまずか、西鉄福田選手はちょっと調整が合わなかったですかね。後半粘りましたが、10分台にとどまりました。

 その中で、東海大松尾選手の姿も。記録が出て目立ちませんが、2時間10分台にまとめたのは、今後楽しみですね?学生駅伝は、決して適正距離ではなかったのかも…

 あとは九電工高井選手も。息が長いなぁと思っていましたが、ここにきてマラソン挑戦はびっくり!カルテットより年齢上ですからね!また走るのか、今後が気になります。

hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。