今日の一言は吉田圭太です。
先日の出雲駅伝では負けてしまいましたが、今のチームの現在地を知ることができました
気持ちを次に切り替えて僕たちの「強さ」を証明していきます! pic.twitter.com/56umLpYarx
— 青学大陸上競技部(長距離ブロック) (@aogaku_rikujyou) October 15, 2019
出雲駅伝2019から、中3週間で全日本大学駅伝2019が行われます。
その間には箱根駅伝予選会もあり、非常にあわただしい日程になっています。
その間に記録会もあまりないので(あっても出れる日程ではない)、
早くから区間オーダー予想をしていきたいと思います。
まずは、真っ先にエントリーを発表した青山学院大学
連覇がかかるが…出雲5位からどうなる?
ページコンテンツ
出雲駅伝2019:青山学院大学・エントリーメンバー紹介&出雲駅伝プレイバック
エントリーメンバー
出:出雲駅伝、全:全日本駅伝、箱:箱根駅伝、都:都道府県対抗駅伝、高:高校駅伝、国:国体、IH:インターハイ
吉田圭太③28分27秒40≪19:出3区4位、箱9区1位、18:全6区1位、出4区1位、日本IC5千m3位≫日本IC5千3位(日本人トップ)
鈴木塁人④28分31秒66≪19:箱10区2位、18:全3区3位、出2区1位、箱1区5位、17:全8区4位、16:出1区5位≫
湯原慶吾②28分53秒57≪19:出1区7位≫
生方敦也④29分08秒39≪18:出5区2位≫
吉田祐也④29分17秒48≪18:全5区1位≫
竹石尚人④29分22秒79≪19:出5区6位、箱5区14位、18:出6区2位、箱5区5位、17:全6区4位≫
神林勇太③29分23秒52≪19:出4区1位、17:出5区3位≫
中村友哉④29分41秒51≪19:出6区5位≫
飯田貴之②29分42秒34≪19:箱8区2位≫
中村唯翔①30分04秒64
松葉慶太③30分25秒32
大澤佑介①5千14分05秒94≪19:全国5区25位、18:高4区5位、国体5千8位≫
岸本大紀①5千14分06秒97≪19:出2区1位、全国1区9位、18:国体5千23位≫
主な欠場者:岩見秀哉③
上位8人平均29分05秒79
出雲駅伝のプレイバックをしながら、メンバー紹介しをします。
出雲駅伝プレイバック
1区湯原選手…トラックのスピードが高い選手。日本IC1万も健闘していましたね。先の出雲駅伝で大学駅伝デビュー。1区を任され、少し体の揺れが気になりましたが、何とか他強豪校が視界に捉えられる範囲で襷リレー。原監督「70点」でした。
2区岸本選手…入学直後から5千m自己ベストを更新、またロードでの期待値が非常に高かった選手です。優勝に向けて前に追い付きたい場面、テレビには映ってませんでしたが、おそらくかなり突っ込んで2位集団に追い付き、そのまま耐え抜きました。見事区間賞獲得、最高のデビュー戦でした。
3区吉田圭選手…新チームになってから、今年の青学の”エース”と呼ばれていました。春は取得単位の関係で留学していましたが、しっかり力を伸ばし、初めて”エース”区間へ。終始3人~4人の集団で走る中、最後まで激しいバトルの渦中での襷リレー。ひとまず役目は果たしました。
4区神林選手…今回の中ではMVPでしたね。基本的にエリート街道だった彼が、2年間駅伝メンバーに選ばれなかったのは本当に長かったと思います。見ていてとても我武者羅さを感じる走りで区間賞そして区間新記録!連覇の可能性を強く感じさせる走りでした。
#出雲駅伝 青山学院 神林より
三大駅伝の出場は2年前の出雲以来。その時は自分のせいで負けてしまい悔しい思いが。去年も、出雲優勝したものの自分は走れなかったので悔しかった。今年の出雲駅伝は僕にとっては全日本よりも箱根よりも思いがある、結果を出したい大会。いい走りができてよかった。 pic.twitter.com/Zp16GTDsha— フジテレビ陸上 (@fujitvrikujo) October 14, 2019
5区竹石選手…ただ、ここから苦しかったですね。好調伝えられていた竹石選手ですが、5千のスピードが13分台相手では、この距離では格上だったかもしれません。引き離されてからぐっとスピードダウン。持っているロードの強さは、あまり発揮できませんでした。
6区中村友選手…駅伝ファン全員が驚いた出雲駅伝アンカー抜擢。部内記録会で好調さを伝えられていましたが、総合優勝争いの渦中、どこもエース級の選手を残している中、さすがについていくのはきつかったですかね。その中でまとめる走りはできました。
他の7人のメンバー
ここから2人追加もしくは入れ替わることになります。
長い距離に強い選手として、4年吉田祐選手と2年飯田選手がいますね。特に吉田祐選手は、昨年の全日本駅伝で大学駅伝デビュー、5区を走り、後の逆転の布石となる走りをしています。飯田選手は、今年の箱根駅伝8区で長い距離に強いことを示しています。おそらく中盤~後半の区間のどこかに入るはずです。
スピードランナーには4年生方、1年大澤選手あたりがいます。生方選手は関東IC1500mで入賞するスピードがあり、昨年の出雲駅伝で優勝メンバーとなっています。大澤選手はルーキー、記録会5000mでは安定して14分10秒前後をマーク。少し距離が長くなるとは言え、10㎞少しの区間で彼らの出番があるかも
新戦力候補。エントリーをみて、メンバーに入ってびっくりしたのが、3年松葉1年中村唯選手。前半戦も走っていますが、大きくは目立っていませんでした。松葉選手は長い距離に強い、中村選手も1万mの出走経験がありますね。繋ぎ区間での搭乗はあるかもしれません。
ジョーカー?
主力選手ですが、出雲駅伝は不調で出走メンバーから外れた鈴木選手。たらればですが、出雲駅伝で万全で6区に入れれば面白かったかも??出雲は4年生が苦しみましたが、やはり彼が引っ張れる状態になればと思います。調子が上がれば、どこかでポイントゲッターもありです。
現状、吉田圭選手以外は数名横一線、あとは長い距離を刻める選手はいますが、選手層は少し薄い。出雲駅伝よりも優勝戦線苦戦するかもしれません。
全日本大学駅伝2019:青山学院大学・区間エントリー予想
出雲からプラスする2人はすぐに決めました。要は7区8区要因です。ただ、出雲駅伝メンバーを入れ替えるかどうかはかなり悩みました。
1区(9.5㎞)湯原慶吾②
2区(11.1㎞)吉田圭太③
3区(11.9㎞)岸本大紀①
4区(11.8㎞)神林勇太①
5区(12.4㎞)鈴木塁人④
6区(12.8㎞)中村友哉④
7区(17.6㎞)吉田祐也④
8区(19.7㎞)飯田貴之②
1区湯原選手…出雲駅伝に引き続いて1区担当かなぁと思ってます。最後に少し離され気味でしたが、初の大学駅伝の中まとめたと思います。修正できる点もありますし、全日本1区は出雲1区よりもエース級の選手は少ないと思います。今度は区間賞を狙うくらいの走りができれば。
2区吉田圭選手…エース吉田選手を早めに起用します。早いタイミングで前に行ける時に行った方が、今のチームはいいのではと思います。他の優勝候補がエース級を起用してきたら、あとは中々追い上げるのは難しいのではと。吉田選手も、スピード区間が持っているポテンシャルを活かせるのではと思います。
3区岸本選手…エースで前に出た直後、出雲駅伝で区間賞獲得者2名をどんどん突入していきます。とにかく青学大の流れにしていくのが一番だと思います。現在の全日本大学駅伝は、3区がとかく読みづらい。どれだけのチームがエース級を投入するか分からない。奇襲で3区エース投入するチームもあるかもしれません。
そんな中、原監督「冷静に状況を判断できる選手」と、1年生ながら信頼を置かれる岸本選手が非常に生かせるのではないでしょうか。うまくトップの流れに乗せてくれれば。
4区神林選手…立て続けに状態がいい選手を投入していきます。同じことを書きますが、青学大の全日本連覇の可能性を引き寄せるには、少しでも前にいってどんどん流れを引き寄せていくのが一番と考えます。長い距離になっても総合で走れる選手ですので、充分区間賞レベルの走りができるはずです。
#出雲駅伝 #出雲駅伝2019
前回覇者の #青山学院大学 は4区で2位まで追い上げるも、最後は5位でフィニッシュ。#原晋 監督は区間賞をとった #岸本大紀 と #神林勇太 を称える一方で、4年生には厳しい言葉を投げかけました。https://t.co/FoKOEd0v4q— 4years. (@4years_media) October 16, 2019
5区鈴木選手…出雲ではうまくいかなかった4年生をここから投入。まずは鈴木選手に先陣を切ってもらいたい。本調子ではないけど、一定のレベルでは安定していると思います。比較的フラットな区間で、粘りの走りができれば流れをキープできるはず。
6区中村友選手…出雲駅伝での走りを、原監督「30点」とかなり酷評されてました。腹のうちは分かりませんが、優勝だけを考えるとそういうことになるのかなと思います。走り自体は、繋ぎ区間であれば面白いと感じるレベルです。長丁場の前の大事な繋ぎ区間で、しっかり走れれば。
7区吉田祐選手…優勝を考えれば、この時点でトップに立っていないとというところですかね。基本的に長い距離を刻んでいく選手ということになります。長い距離で粘りが効く吉田祐選手でひたすら粘っていければ。
8区飯田選手…長いロードを得意とする飯田選手に、満を持して登場してもらう形になりますかね。出雲記録会でも他スピードあるチームメイトの前でゴールして調子は上々。アンカーの大役を十分果たせるはずです。
他では、出雲駅伝から引き続きメンバー入りしている1年大澤選手も見てみたいのですがどうでしょうかね。他の選手の調子次第では5区6区あたりで出番があるかもしれないですかね。
竹石選手は外して予想しましたが、山登りに専念するかもしれないなと感じています。出雲の距離より全日本の距離の方が適性あるので勿体ないですが、戦略上そうするかもしれません。
全日本大学駅伝2019:青山学院大学・戦力分析まとめ
・強豪校の中では選手層は薄い方
・吉田圭選手、出雲好走者をつぎ込み先手を取るべき
優勝争いには中盤まで顔を出す公算は高いと思います。中盤以降はもう選手次第かなぁと。優勝を狙うには選手層としてはギリギリのところなので、何とかして先手を打って、単独トップに立つ場面を作りたい。
そして長距離を得意とする選手にいい流れで入っていければと思っています。
コメント
自分は1.2区は出雲と同じで行くと見てます。
出雲の2区よりレベルが上がりますが岸本には頑張ってもらいたいです。
3区は鈴木主将の予想です。4区神林、5区中村、6区吉田祐、7区に勝負手の吉田圭で行きたいです。管理人さんのように2.3区あたりで登場もあると思いますが僕はどっしりと7区に置きたい。ここでトップに追いつけばアンカー飯田で勝負できるかなあと
僕も竹石は外す予想にしました。
今年の青学はまるで金太郎飴みたいですね。レベルは高いんだけどエース区間で区間賞を獲れそうな選手はいないイメージ。
予想ですけど
湯原→岸本→鈴木→神林
中村友→吉田祐→吉田圭→竹石
の予想で。原監督って8区をわりと軽視しているイメージがあるんです。覚えてるのは藤川選手世代の時に、神野選手がアンカーの時初めてアンカーに信頼の置ける選手を置いた類のことを言ってたのを記憶してます。あとは竹石選手は暑さには強そうな選手でもあるので。
あとは7区は勝負手として吉田圭選手。4区も恐らく原監督は重要視してると予想して飛車角となり得そうな神林選手。ただ2区と4区逆もあり得るかなと思います。3区5区6区は当てはめ感が否めないです、すいません。
出雲で一定の収穫を得た青山学院
湯原ー岸本ー神林ー吉田祐ー鈴木ー中村唯ー吉田圭ー飯田
4区5区に実力者の4年生を配置し全体の安心感を作る、ということで4区吉田祐、5区鈴木選手です。いかに下級生中心といえど4年生の奮起は必須ということで実力者の二人には他大学にはジョーカーとして、自チームには精神的支柱になってもらうのが良いのではと思います