五輪選手を起点に主軸が揃ってきた
15箱根12位、16箱根6位、16出雲7位
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順天堂大学~箱根駅伝2017オーダー予想
エントリー選手独断ランク付け
6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手
塩尻和也②28分32秒85≪16:出3区2位箱2区5位、15:全2区4位、予8位≫16:リオ五輪3障出場5点:エース区間で区間上中位でいける選手
4点:主要区間で区間上位でいける選手
聞谷賢人④28分51秒24≪16:箱9区12位、15:全4区13位、予49位、箱10区9位、14:全6区11位、予69位、箱10区8位、13:全6区13位≫
作田直也④29分26秒15≪16:出6区7位、箱10区2位、14:予98位≫
西澤卓弥④29分08秒75≪16:出1区8位、箱1区12位、15:全7区8位、予82位、箱7区4位、14:全3区14位、予117位、箱4区19位≫
栃木渡③28分44秒38≪16:出2区7位、箱4区3位、15:全8区11位、予55位、箱8区15位、14:全5区14位、予53位≫3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手野田一輝①29分00秒06≪16:出5区6位、都5区14位、15:高3区5位、IH3障6位≫2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
甲斐智樹④30分36秒28≪16:箱8区13位、15:予110位≫
花澤賢人③28分49秒96≪14:全2区14位、予105位≫1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
森 湧暉④29分10秒26≪16:箱6区14位、15:全6区6位、予85位、箱6区11位、14:全3区10位、出4区6位≫
金原弘直②29分42秒68≪16:出4区10位≫
馬場スタン恵②29分39秒98
難波皓平①29分22秒55≪都4区13位≫0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数中村陵介③30分14秒80≪15:予220位≫
山田 攻②30分23秒72
吉岡幸輝②29分41秒52
橋本龍一①29分55秒74≪都1区15位、高1区33位≫上位10人合計:31点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)5千上位10人平均-1万上位10人平均-ハーフ(20㎞換算含む)上位10人平均
*9位14分06秒7-*7位29分04秒6-13位63分55秒1
リオ五輪代表・塩尻選手が率いる順天堂大。前半戦はまさかの全日本予選落ちがあったが、伝統校らしくロードシーズンに入ってから調子が上がってきた。栃木選手が念願の1万28分台に突入すると、ロードと駅伝に強い西澤・作田選手がこれまでと一つレベルの高いタイムで推移し、完全に主力選手に。
その後は、聞谷主将も成長を告げる1万28分台をマーク、1年生も野田選手を中心に仕上がりつつある。そして、忘れてはいけない花澤選手も難病とと戦いながらも長いロードで粘走を見せるなど、復調の一途にあるようだ。。勿論、エースの塩尻選手も高島平で59分台を出し、その後の記録会で順調に推移。2区67分台を目指し調整を続けているようだ。
オーダーを組んでみる
西澤卓弥④-塩尻和也②-野田一輝①-栃木 渡③-甲斐智樹④
橋本龍一①-花澤賢人③-金原弘直②-聞谷賢人④-作田直也④
主要区間や長丁場に経験者が残っているので、まずはそのまま選手を入れてみた。1区は前回の箱根で周囲が驚くほどの粘りを見せ、出雲でも最後までしっかり戦った西澤選手。少なくとも集団の最中でエース塩尻選手に襷リレーができるだろう。塩尻選手は前回1年生ながら68分30秒をマーク、チームを流れに乗せた。今回は勿論、それ以上のタイムを狙って走るだろう。あわよくばトップ5の位置を確立できれば。
さて、その次の3区が重要だ。前回はここで無念の順位ダウン、慎重に人選したい。柱の栃木・聞谷・作田選手の誰かを回すことをギリギリまで考えたうえ、復路の順大らしく駒を残した。入れたのは1年生の野田選手。記録会ではファンもびっくりの29分00秒、その前の出雲も無難にまとめている。流れを継続させる力はあるとみる。4区は勿論、旧4区で区間3位の力走を見せた栃木選手。今季は走力も上がり準エースとなった4区でもいけるはず。力を出し切れなかった出雲のリベンジをしたい。
山は今回は耐える区間になると予想。5区はトラックよりロードが得意で前回8区で粘りの走りを見せた甲斐選手が準備しているようだ。自分のペースをひたすら刻んでいけば、区間真ん中以上の順位が見える力はあると思う。6区は2年連続で出走した4年森選手がいるが秋になって調子が今一つ、あまり試合に出ていないながらもエントリーされた1年生橋本選手はないだろうか。春に1万29分台を出す走力はあったので、結構やってくれるのでないかと思うがどうだろうか?
復路は、9区と10区にはしっかりと駒を残す。前回と同様に聞谷・作田選手を配置、聞谷選手はロードで安定しているも、これまでは攻める感じではなかった。しかし、秋になってトラックでも大きくベストを更新するなど変わりつつある。9区なら区間5位をターゲットにできるだろう。アンカーは昨シーズンに大きくブレイクした作田選手。出雲でアンカーを担うまで成長、何かあっても昨年の経験で大きく前を追い上げる走りができるはずだ。
それまでの7区と8区をどうするか。7区は勝負をかけて花澤選手を投入。走れば、箱根は初となる。意地の走りを見せてほしい。まずはペースを刻む走りができれば。8区は色んな選手が候補となるが、金原選手が一番いいのではないでしょうか。1万以上の距離で、爆発力はないものの、外さないという印象もある。前が見える位置で食い下がりたい。
このオーダーだと4区から7区が耐える区間になるのだろうか。意外と主力とそれ以外とは差がある印象なので、攻める区間と守る区間とハッキリした戦い方になるか…。それとも単に記録会への出場が少ないからそう見えるのか。新監督となったが、調整力の順大の力をしっかり発揮すれば、十分に上位をにぎわす事ができるだろう。