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晩秋に主力が復帰！シードへの芽は…

 

 

(15出雲13位、15箱根9位、14箱根19位、13箱根途中棄権)

 

 

エントリ選手独断ランク付け

　夏明けまでは非常に苦しかった。卒業生の穴を埋められず、全日本予選は箱根シード校では唯一の予選落ち。松村・高橋選手ら主力が故障明けで臨んだ出雲駅伝は惨敗に終わった。しかしその後は調子が上向き。上尾・学連記録会で自己ベストが連発。3年生エース松村陣・菊地選手が復帰、また2年中舎・酒井・菅選手の成長があり、4年生は舟生・辻井選手らの粘りがあった。これにその記録会ではまだもう少しという感じ立った西岡・高橋・山本選手の状態が戻れば、一気にシード権を獲得した昨年の戦力に近づいてくる。

 

 

区間オーダー予想

　さて、出足をどのようにするか。非常に重要である。できればエースの松村陣選手を2区に添えたいところだが、1区をどうするか。タイプ的に酒井選手が候補だが、もう少し走力がほしいところ。ならば、松村陣選手を再び1区にし、出来る限り区間上位でタスキをつないでもらう。2区には、今年一番の収穫といっていい中舎選手で。推していくタイプという事で、こういう力も2区には必要だ。70分前半で凌げれば、3区以降チャンスが来るはず。

 

　3区は先述の酒井選手。彼も秋になって急成長。伸び伸びと走りたい。そして次の4区に山本選手ではなく、前回6区の西岡選手を回す。山本選手と同じ1500mの選手だが、1万とハーフ共に上回る成績を今季出している。ならば、彼が4区の方がいいタイムが出るのではという事だ。また、山本選手が一度捻挫で練習を抜けたのも一つ気になったところだ。

 

　さて、5区は10月に練習復帰したというが、やはり菊地選手しかいないのではと考える。適正自体は抜群であり、故障前にはhalfで62分半を切る走力がある。昨年並み成績なら何とかと思っているがどうだろう(もしきつければ、個人的には中舎選手を5区にするオーダーを組むか？)。6区は希望しており、ハーフ64分少しで走力が上向いた辻井選手に任せてみたいと思う。だからこそ、西岡選手を4区に回したのだが、どうだろう。

 

　そして、7区に勝負をかけて高橋選手を投入。ハーフ62分の潜在能力はあり、練習で他を圧倒する事もあるという。ただ、ムラはある感じ。慎重に調整を進めているそうだが、果たしてドンピシャになるのかどうか。

 

　残りの3区間は、9区10区は即決定。前回も1年生ながら9区を走り区間15位の菅選手。今年は区間一桁はいけるはず。また、ハーフ64分ジャストまで走力を上げてきた4年生舟生選手。区間上位も可能性はあるだろう。残る8区は、上尾ハーフの結果から廣瀬選手とした。