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第89回箱根駅伝2013【4区定点間分析】

第89回箱根駅伝2013の定点別振り返りです。

4区

様々な動きがありましたが、

前日アクシデントで急遽4区の出走ランナーが変わった
日体大・東洋大・駒大に総合力の差が出ましたね。

参考

http://hakonesaijo.web.fc2.com/89-4ku.htm
定点毎総合

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第89回箱根駅伝2013【4区定点間分析】

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定点間分析①:平塚中継所~二宮

二宮9.1㎞
9位淀川(東洋)27分50秒①(3分03秒5)
3位木村(日体)27分21秒②2:18
4位佐々木(早大)27分23秒②2:18
11位湯地(駒大)27分58秒④2:18
10位八木沢(明大)27分52秒⑤2:49
13位鳥羽(山学)28分04秒⑤3:21
12位川崎(青学)28分02秒⑦4:22(3分04秒8)
1位田中(順大)26分58秒⑧5:35(2分57秒8)
5位沼田(中学)27分39秒⑧5:35(3分02秒3)
6位早川(帝京)27分40秒⑧5:35
6位山本(城西)27分42秒⑧5:35
14位赤松(神大)28分05秒⑧5:35
15位池田(大東)28分09秒⑧5:35
2位黒山(法大)27分20秒⑭6:01(3分00秒2)
6位山口(選抜)27分40秒⑭6:01
16位寺田(日大)28分18秒⑭6:01(3分06秒6)
17位廣川(國學)28分33秒⑰9:26(3分08秒2)
17位多田(中大)28分33秒⑰9:26

19位石川(上武)28分47秒⑲10:52(3分09秒8)
20位戸田(農大)28分52秒⑳11:06

  トップを走るのは前日急遽出走が決まった東洋・淀川選手。ずっと好調だった東洋大だがこの間は2位以下に追い上げを許している。早大・佐々木選手が駒大・湯地選手を引き離して、日体・木村選手を引き連れて、結構大幅に詰めている。更にその後ろの明大・八木沢、青学・川崎選手らはまだ近づいていない。

  シード付近が大混戦。順大・帝京・神大・城西・大東・中学の6チームによる8位争い。1分も前のチームに追いついた順大・田中選手が既にダントツで個人トップ。帝京・早川、城西・山本選手も早い。更にその後ろから法大・黒山選手が、選抜・山口選手を引き連れて追いかける。逆に日大・寺田選手がついていけずに脱落加減。今後の激しい順位変動が予想された。

  17位以下は向かい風でよく言われる、総合順位と区間順位が一致する現象か。更に遅れてしまっている。

定点間分析②:二宮~酒匂橋

酒匂橋15.4km-二宮9.1㎞=6.3km
11位淀川(東洋)20分32秒①
8位木村(日体)20分20秒②2:06(3分14秒1)
10位佐々木(早大)20分30秒③2:16(3分15秒2)
6位八木沢(明大)20分12秒④3:01
16位鳥羽(山学)21分00秒⑤3:49(3分20秒0)
20位湯地(駒大)22分03秒⑥4:20(3分30秒0)
15位川崎(青学)20分53秒⑦4:43
1位早川(帝京)19分48秒⑧4:51(3分08秒6)
2位田中(順大)20分03秒⑨5:06(3分10秒9)
2位沼田(中学)20分03秒⑨5:06
7位赤松(神大)20分13秒⑪5:16
9位山本(城西)20分23秒⑫5:26
4位黒山(法大)20分11秒⑬5:40(3分12秒2)
4位山口(選抜)20分11秒⑬5:40

12位池田(大東)20分37秒⑬5:40
18位寺田(日大)21分28秒⑯6:57(3分24秒4)
13位多田(中大)20分52秒⑰9:46(3分18秒7)
14位廣川(國學)20分52秒⑱9:46
17位石川(上武)21分08秒⑲11:28
19位戸田(農大)21分50秒⑳12:24(3分27秒9)

 トップの淀川選手は中々ペースが上がらず苦しい走り。後ろ2位に日体・木村選手が上がり、詰めにかかる。

 ただ、10位前後の争いの方がこのあたり激しい。先ほどの集団から帝京・早川選手が飛び出し、青学・川崎選手、そして急失速している駒大・湯地選手が迫る。順大・田中、中学・沼田選手もかなり速いペース。離された神大・赤松、城西・山本、大東・池田選手も悪いペースではなくレベルの高い争いとなっている。

定点間分析③:酒匂橋~小田原中継所

小田原18.5㎞-酒匂橋15.4㎞=3.1km
14位淀川(東洋)10分52秒①(3分30秒3)
8位木村(日体)10分35秒②1:49(3分24秒8)
13位佐々木(早大)10分43秒③2:07
2位八木沢(明大)10分17秒④2:26
17位鳥羽(山学)11分01秒⑤3:58
5位早川(帝京)10分28秒⑥4:27
1位田中(順大)10分15秒⑦4:29(3分18秒4)
10位川崎(青学)10分40秒⑧4:31
3位沼田(中学)10分25秒⑨4:39(3分21秒6)
19位湯地(駒大)11分28秒⑩4:56(3分41秒9)
9位山本(城西)10分37秒⑪5:11
4位山口(選抜)10分27秒⑫5:15
5位黒山(法大)10分28秒⑬5:16
5位池田(大東)10分28秒⑭5:16

15位赤松(神大)10分53秒⑮5:17
18位寺田(日大)11分10秒⑯7:15(3分36秒1)
10位廣川(國學)10分40秒⑰9:34
10位多田(中大)10分40秒⑱9:34
16位石川(上武)10分57秒⑲11:33(3分31秒9)
20位戸田(農大)11分36秒⑳13:08(3分44秒5)

 じりじりとトップとの差は詰まっていき、2位日体・木村選手1分49秒、3位早大・佐々木選手2分07秒、そして最後の最後の一気にスパートを駆けた明大・八木沢選手が2分26秒へ。耐える5区と宣言した東洋大に、5区で攻勢をかける日体大、早大、明大が2分前後の差。この時点で非常にわくわくする5区になる事が予見できた。

 後ろは混戦気味、山学・鳥羽選手が終盤に失速し、帝京・早川選手、そしてまたペースをあげた順大・田中選手がちらほら。田中選手は最終的に区間2位を40秒引き離すダントツの区間賞。3区予定が体の不調により回避することになったそうだが、この区間では力が抜けていた。

 他細かい動き。青学・川崎選手は巻き込まれ、駒大・湯地選手にいたっては2位から転落。3区で波に乗りかけたところかなりきつい展開になった。しかし選抜・山口、法大・黒山選手も最後まで競り合って追い上げたおかげで、6位帝京から15位神大が50秒以内に収まる。5区の出来次第でどうなるのかと思われた。

 後ろは離れて、流れを失った日大、更に空いて最初から最後までずっと並走だった中大・多田、國學・廣川選手、続いて上武・石川選手、最後に酒匂橋で風にあおられながら走る映像が映っていた農大・戸田選手が襷リレー。直前の記録会でよかった農大が大苦戦を強いられていました。

実はキーだった4区:この区間でトップ3の仕上がり具合が見えていた!
 駒大の急造の4区が大失速したことにより、もし駒大が万全のオーダーなら…というたらればコメントを見かける。個人的にたらればの話は好きなんですが、今回に関してはちょっと待ったと言いたい。

 なぜなら、1位日体大、2位東洋大も4区は代役が務めていた(日体大は福士選手が胃腸炎で調子落ち、東洋大は今井選手が前日に足の故障)。奇しくも、今回のトップ3は、4区は11番手の選手だったのだ。その代役の成績は日体・木村選手が区間5位、東洋・淀川選手が区間11位、駒大・湯地選手が区間19位…

 3人に過去実績の大きな違いはない(むしろ木村選手が一番無かったはず)。いつ変更を伝えられたかにも多少は左右されるでしょうが、補欠予定だった選手の成績にこれだけ差がついているのだ。

 全部測れないにしてもチームの調整そして一体感が垣間見えた気がする。こういうところからして1位日体大、2位東洋大、3位駒澤大は相応しい順位だったのだと改めて思いました。