速報女子10000m:松田瑞生(ダイハツ)が世界陸上内定!
男子400mH:安部孝駿(デサントTC)が世界陸上内定!
男子400m:北川貴理(順天堂大)が世界陸上内定!
男子100m:サニブラウン ハキーム(東京陸協)が世界陸上内定!多田修平・ケンブリッジ飛鳥選手も濃厚!?
男子110mH:高山峻野(ゼンリン)が世界陸上内定!
女子5000m:鍋島莉奈(JR日本郵政グループ)世界陸上内定!
男子走り高跳び:衛藤 昴(AGF)が世界陸上内定!
男子三段跳び:山本凌雅(順天堂大)が世界陸上内定!
男子200m:サニブラウン ハキーム(東京陸協)が世界陸上内定!
平成29年6月23日(金)~25日(日)に
第101回(2017年)日本陸上競技選手権大会が開催されます。
というか、この記事投稿時点でもう始まっているのですよね。
ひとまず、男子長距離を中心に、結果を記載しコメントを付ける予定の種目の日程です。
なお、全日程はこちらです(http://www.jaaf.or.jp/jch/101/schedule/)。
男子1500m予選(17時35分~:3組×3着+2)
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この組のレベルはすさまじかったですね。明大の保坂選手がハイペースにして、それに木村・楠選手が乗り、ラストは木村選手が抜け出し、それを遠藤・河村選手が追いかける展開となったようです。なお、木村選手は東海大記録だそうです。
あ
女子10000m決勝(19時00分~)
熱戦になりましたね。中盤までに鈴木・松田・一山・関根選手の4人に絞られ、そこから鈴木亜由子選手が再三仕掛けた中、松田選手のみが食らいつく展開になりました。終盤になって鈴木選手の表情が歪み始め、徐々に松田選手の方が余裕のある走りになっていきました。案の定、残り100mで松田選手が渾身のスパート。一気に鈴木選手を追い抜いていき、見事に優勝を果たしました。2位は鈴木選手、3位は最後に追い上げた上原選手が入りました。松田選手は世界陸上内定ですね。少しでもいい走りができるようになることを願いたいですね。
男子10000m決勝(20時00分~)
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1000m2分55 5000m14分35秒通過
序盤は一色選手が引っ張るも暑さのためかスローペース。だいたい2分55秒のペースで進むも4000m~5000mが2分58秒へ。しびれを切らすように大六野選手が抜け出し次の1000mは2分48秒に上がるも6000mを過ぎてまたペースは落ち着いてくる。このあたり横手・市田選手あたりが前を引っ張るようになる。7000mを超えるあたりで設楽悠選手がスルスルと前に出てきて、周囲を見ながらスパート。人数を削るためか。大六野・服部勇選手も前に出てくる。
少しずつペースが上がっていく中、8600mで市田孝・大六野選手がスパート!早川選手がすぐに反応、その後じっくり大迫・上野選手が追い上げ、2番3番手に。9000mまでに市田孝・大迫・上野選手の3人に絞られる!9200mで上野選手がスパート、大迫選手がすぐ反応し並びかけるも上野選手が譲らない。市田孝選手も苦しい表情ながら、食らいつく!その状態のまま残り1周に入る。動きがあったのは残り250m、大迫選手が強烈なラストスパート!一気に2選手を突き放していく!上野選手が一時追い上げようとするもほとんど差は詰まらず、大迫選手がそのまま逃げ切り優勝!見事連覇を飾りました!
とまあ、大方の予想通りですかね。やはり一人だけ余裕が違うという感じで大迫選手。記録の面は序盤の牽制と暑さのため伸びませんでしたが、4月にマラソンを走ってからしっかり合わせてこられるのはやはり力があるのかなと思います。ただ、日本の現状世界陸上に誰も行けない状態は何とか避けたいので、どこかで記録を狙って世界陸上に出てほしいです。他、上野選手が最近非常に良かったことが駅伝ファン嬉しい所でしたね。
おまけ:男子100mは盛り上がっていますねぇ。”3強”にあがっていなかったサニブラウン選手が予選・準決勝と連続で10秒一桁代、桐生・ケンブリッジ選手もまずまずときています。明日の決勝はとても盛り上がりそうです!!
男子1500m決勝(18時10分~)
非常にゆったりしたペースとなった1500mは中盤から仕掛けが始ります。トーエネックの中川選手が前に出ると、すぐに東海大の木村選手が反応しペースが上がっていきます。残り1周になって前に出たのは本命ともいわれていた東海・館澤選手、抜け出して後ろをじりじり引き離します!住友電工の遠藤選手が懸命に追い上げますが、舘澤選手が逃げ切り!これでGGN・関東IC・個人選手権・日本選手権全てで勝利!本格的に始めたのは今年なのに凄いです!
男子800m決勝(19時20分~)
密かに記録を期待しつつ見ていましたが、もう少しでしたね。その中でやはり川元選手は安定して強かった!石井隆士さんに並ぶ5連覇は本当に凄いと思います!リオ五輪は準決勝にあと少しまでいった選手ですので、何とか標準を切る機会があれば…。それからもう一人の注目の村島選手も2位にしっかり入りましたね。残り200mで4位に後退したときは調子悪かったのかなと思ったのですが、やっぱりラスト100mは鬼ですね!彼ももっと伸びてほしい選手です!
女子3000mSC決勝(20時25分~)
リオ五輪代表の高見澤選手が最初から引っ張り、いいペースで推移。怪我の影響が心配されましたが、積極的に標準を狙っていきます。そしてこのペースに中盤過ぎまでに森・三郷選手と前回のトップ3に絞られます。レースが動いたのは残り3周、森選手がすっと交わしていき単独トップに!前回2位の森選手がトップに立ちます。前回は高見澤選手が転倒し、残り3周でトップに立ったのですが交わされました。その悔しさを胸にトップをひた走ります。そしてそのまま優勝!見事にリベンジを果たしました!なお、世界陸上標準は9分42秒00、チャンスは少ないですが何とか世界陸上の切符を取ってもらいたいです!
男子100m決勝(20時38分~)
直前で土砂降りになりどうなるかと思われた中、何とか小康状態になったところでスタート。スタート一瞬多田選手が前に出ますが、30m程で絶好調の18歳サニブラウン選手が並びかけ、あとは一気に突き放していきました!!記録は10秒05と自己ベスト更新!追い風でしたが雨が降る中、とてもハイレベルな走りを見せてくれました(ブレイクした2年前より体が一回りも二回りも大きくなっていましたね)!!しかも本命は200mの選手なので恐ろしい!もしかして明日の200mは19秒台…そんなことも思わせる成績でした。
2位には本当5月に急に名前を聞くようになった多田選手が入りました!ケンブリッジ飛鳥選手は桐生選手といった注目選手の追い上げを凌いだのは本物か!いやはや、面白いランナーが出てきました。なお、3位はケンブリッジ飛鳥、10秒一桁を何度も出していた桐生選手は個人での代表はなくなる…きわめてレベルの高い争いでした。
おまけその1:男子400mリレー予想⇒多田-飯塚-サニブラウン-飛鳥(or桐生)…こちらも楽しみですよね。てか日本国内が一番盛り上がるだろう種目です。スターターは今の時点では多田選手ですかね、勢い二重丸、そして直線早い飯塚選手とサニブラウン選手の200mで繋いで最後は前回と同じ飛鳥選手…がいいかなぁ。でもプレッシャーから解き放たれた桐生選手も捨てがたい!といった感じです。メンバー争いも盛り上がりそうです!
おまけ:女子100mは福島千里選手…ではなく、市川華菜選手(ミズノ)が11秒52(-0.2m)で優勝!!今年好調でしたが勝つのは凄いです!得意の200mがますます楽しみ!福島選手は100分の6秒差で2位となり、連覇は7で途切れました。自分が言うことではないですが、吹っ切れて前に進んでもらえたらと思ってます。
男子3000mSC決勝(16時05分~)
大野選手が引っ張り、比較的ゆったりしたペース。1000mを過ぎた後、山口選手が前へ。そして市田孝選手がぐっとペースを上げにかかる。ただ、ハードリングが不安定なこともあり大きくは抜け出せない。1500mを過ぎて何とか間に合わせたという3連覇を狙う潰滝選手が前に出てくる。そして2200mあたりで潰滝選手がスパート。2位グループの松本・石橋選手らを一時5mほど突き放す。残り1周に入ったところで松本選手が潰滝選手の背後に迫り一騎打ちの様相。3位山口選手は5m程の差。このあたりからハードルに脚をかけずに飛び越え一気にラストスパートへ。1位と2位の差は一時なくなったもののじりじりと開き始め、最後の障害で松本選手がバランスを崩したところで勝負あり、潰滝選手が今シーズン初戦ながら見事に優勝!そして3連覇を果たしました!
というわけで、潰滝選手がやっぱり強かったですね。故障明けでも8分40秒切りでまとめてくるあたりポテンシャルは本当に高いですね。松本・山口選手のベテラン勢も健在、5位に学生最高で三上選手が8分44秒、これも中々でしょう。またどこかで標準切りの機会があればいいなと思います。
女子5000m決勝(16時50分~)
いいレースでしたね。序盤こそゆったりで標準突破は苦しいのかなと思われたのですが、後半徐々にペースがあがり、残り2周で鈴木選手が、残り300mで鍋島選手とOPのカリンジ選手が大きくペースを上げ、最終的に鍋島選手が自己ベストで初の標準切りで即内定に!鈴木選手も突破、1万からの連戦でしたが粘れたレースに見えました。そして、驚いたのが残り1周まで先頭についた高校生の小笠原選手、どうやらU20での日本記録のようで、彼女も今後注目の選手になりそうです!
男子5000m決勝(17時15分~)
2分50-5分45-8分27-11分15~20?-13分48
鎧坂選手が引っ張りますが、2分50秒とそれほど早い展開にならず。一時、OPのワウエル選手や上野選手が前に出ますが、あまりペースは上がらず、1周70秒のペース。勝負のレースになっていきます。2000m5分45秒で通過後、上野選手が右手をあげやや前へ、ペースをあげる合図だったか。1周も65秒に上がる。2位に牟田・3位松枝選手が続き、また鎧坂選手も上がってくる。3000m通過し今度は松枝・中村・横手選手の富士通の選手3人がトップ3に、じきに鎧坂選手も割ってくる展開。先ほど先頭だった上野選手は集団の最後尾に下がります。
このあたりから目まぐるしい展開、4000m手前になってきてまた上野選手が前に出て腰ベルトを外してロングスパート態勢、2位は苦しい表情にはなったが松枝選手、鎧坂選手が続く。大きくレースが動いたのは残り500m、富士通の横手選手が一気にスパートをかけ、2位集団を5m突き放す!残り1周、中村選手がそのままトップで入るもバックストレートで大六野選手が、残り200mになってから松枝選手がじりじりと追い上げ始める。残り120mで3選手が並ぶと抜け出したのは1500mでも強い松枝選手が抜け出す!そのままトップでゴールし初優勝を飾りました!
松枝選手は今期絶好調でしたが、その勢いそのまま出ましたね。残り1周の勝負では今の日本人の中ではかなり凄い方でしょう。素晴らしいスピードでした。2位大六野選手は毎回上位入賞の常連ですが、ついに表彰台にまで来ました。どこかで勝ってほしい選手ですね。中村選手も見せ場を作り、勝つためのスパートのタイミングしてはいいところだったと思います。ひとまず松枝選手はホクレンなどで記録を狙ってほしいところです。
男子200m決勝(17時50分~)
100m制した際ブラウン選手がやはり強かったですね。序盤からしっかりとトップに立つと残り100mは悠々引き離していきました。18歳のランナーが2冠、時代が変わりますね!なお、2位は飯塚選手ではなく、藤光選手が復調!ただ、僅かに世界陸上標準には届かず…。経験豊富な選手なだけに何とか突破するチャンスがあってほしい。ところで、リレーのメンバーの争いが分からなくなりそうです。