速報
女子10000m:松田瑞生(ダイハツ)が世界陸上内定!
男子400mH:安部孝駿(デサントTC)が世界陸上内定!
男子400m:北川貴理(順天堂大)が世界陸上内定!
男子100m:サニブラウン ハキーム(東京陸協)が世界陸上内定!多田修平・ケンブリッジ飛鳥選手も濃厚!?
男子110mH:高山峻野(ゼンリン)が世界陸上内定!
女子5000m:鍋島莉奈(JR日本郵政グループ)世界陸上内定!
男子走り高跳び:衛藤 昴(AGF)が世界陸上内定!
男子三段跳び:山本凌雅(順天堂大)が世界陸上内定!
男子200m:サニブラウン ハキーム(東京陸協)が世界陸上内定!
平成29年6月23日(金)~25日(日)に
第101回(2017年)日本陸上競技選手権大会が開催されます。
というか、この記事投稿時点でもう始まっているのですよね。
ひとまず、男子長距離を中心に、結果を記載しコメントを付ける予定の種目の日程です。
なお、全日程はこちらです(http://www.jaaf.or.jp/jch/101/schedule/)。
- 1日目
男子1500m予選(17時35分~:3組×3着+2)
1位田母神一喜(中大2)3分45秒71 Q | 2位中川智春(トーエネック)3分45秒76 Q |
3位的野遼大(MHPS)3分45秒95 Q | 4位野口雄大(順大1)3分45秒96 |
5位監物稔浩(NTT西日本)3分46秒33 | 6位關 颯人(東海2)3分46秒49 |
7位高橋佑輔(兵庫高)3分46秒68 | 8位森田佳祐(筑波4)3分46秒95 |
9位高田康暉(住友電工)3分47秒13 | 10位阪口竜平(東海2)3分47秒17 |
11位冨原 拓(中大2)3分47秒99 | 12位中西玄気(愛三工業)3分48秒19 |
13位酒匂郁海(日体3)3分52秒82 | 14位西岡喬介(中電工)3分58秒98 |
1位館澤亨次(東海2)3分49秒88 Q | 2位廣瀬大貴(大阪ガス)3分50秒40 Q |
3位牟田祐樹(日立物流)3分50秒49 Q | 4位林竜之介(SGHグループ)3分50秒75 |
5位秦 将吾(大塚製薬)3分51秒09 | 6位加藤 光(JR東日本)3分51秒33 |
7位遠藤清也(NDソフト)3分52秒55 | 8位戸田雅稀(日清食品G)3分53秒10 |
9位浜田泰輔(関西学院大)3分54秒90 | 10位秋本優紀(山陽特殊製鋼)3分55秒81 |
11位服部 俊(コニシ)3分56秒26 | 12位神谷天地(関西学院大)3分57秒67 |
13位安齋 宰(埼玉医科大AC)3分59秒41 | 14位黒河一輝(環太平洋大)4分03秒34 |
15位横川 巧(中学2)4分08秒19 |
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1位木村理来(東海2)3分42秒20 Q | 2位遠藤日向(住友電工)3分42秒98 Q |
3位河村一輝(明大2)3分43秒31 Q | 4位楠 康成(小森コーポ)3分43秒98 q |
5位岡崎達郎(大阪ガス)3分44秒19 q | 6位服部弾馬(トーエネック)3分44秒24 q |
7位小林航央(筑波3)3分46秒92 | 8位今崎俊樹(大阪ガス)3分47秒24 |
9位高橋尚弥(安川電機)3分47秒90 | 10位前田恋弥(明大3)3分49秒81 |
11位石川聖也(早大同)3分49秒95 | 12位三木啓貴(GMO)3分52秒75 |
13位井上弘也(上武4)3分55秒52 | 14位保坂拓海(明大4)4分07秒55 |
15位仲村尚毅(関西学院大)4分11秒53 | |
この組のレベルはすさまじかったですね。明大の保坂選手がハイペースにして、それに木村・楠選手が乗り、ラストは木村選手が抜け出し、それを遠藤・河村選手が追いかける展開となったようです。なお、木村選手は東海大記録だそうです。
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女子10000m決勝(19時00分~)
1位 | 松田瑞生 | ダイハツ | 31分39秒41 |
2位 | 鈴木亜由子 | JP日本郵政G | 31分41秒65 |
3位 | 上原美幸 | 第一生命グループ | 31分48秒81 |
4位 | 一山麻緒 | ワコール | 31分55秒48 |
5位 | 堀 優花 | パナソニック | 31分59秒80 |
6位 | 関根花観 | JP日本郵政G | 32分23秒83 |
7位 | 井上 藍 | ノーリツ | 32分35秒33 |
8位 | 棟久由貴 | 東京農業大 | 32分36秒97 |
熱戦になりましたね。中盤までに鈴木・松田・一山・関根選手の4人に絞られ、そこから鈴木亜由子選手が再三仕掛けた中、松田選手のみが食らいつく展開になりました。終盤になって鈴木選手の表情が歪み始め、徐々に松田選手の方が余裕のある走りになっていきました。案の定、残り100mで松田選手が渾身のスパート。一気に鈴木選手を追い抜いていき、見事に優勝を果たしました。2位は鈴木選手、3位は最後に追い上げた上原選手が入りました。松田選手は世界陸上内定ですね。少しでもいい走りができるようになることを願いたいですね。
男子10000m決勝(20時00分~)
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1位 | 大迫 傑 | Nike ORPJT | 28分35秒47 |
2位 | 上野裕一郎 | DeNA | 28分37秒34 |
3位 | 市田 孝 | 旭化成 | 28分39秒00 |
4位 |
佐藤悠基
|
日清食品G | 28分45秒16 |
5位 | 横手 健 | 富士通 | 28分45秒28 |
6位 | 大石港与 | トヨタ自動車 | 28分46秒25 |
7位 | 鎧坂哲哉 | 旭化成 | 28分47秒96 |
8位 | 浅岡満憲 | 日立物流 | 28分49秒96 |
9位大六野秀畝 旭化成 | 28分50秒60 | 10位服部勇馬 トヨタ自動車 | 28分54秒91 |
11位早川 翼 トヨタ自動車 | 28分57秒53 | 12位猪浦 舜 八千代工業 | 28分58秒02 |
13位小椋裕介 ヤクルト | 29分01秒50 | 14位一色恭志 GMO | 29分01秒59 |
15位設楽悠太 Honda | 29分03秒63 | 16位青木 優 カネボウ | 29分06秒23 |
17位茂木圭次郎 旭化成 | 29分11秒56 | 18位村山謙太 旭化成 | 29分24秒04 |
19位鬼塚翔太 東海大 | 29分29秒72 | 20位神野大地 コニカミノルタ | 29分36秒05 |
21位寺内將人 愛知製鋼 | 29分43秒25 | 22位佐藤達也 警視庁 | 30分13秒33 |
23位松本 稜 トヨタ自動車 | 30分27秒47 | 24位星 創太 富士通 | 30分41秒34 |
1000m2分55 5000m14分35秒通過
序盤は一色選手が引っ張るも暑さのためかスローペース。だいたい2分55秒のペースで進むも4000m~5000mが2分58秒へ。しびれを切らすように大六野選手が抜け出し次の1000mは2分48秒に上がるも6000mを過ぎてまたペースは落ち着いてくる。このあたり横手・市田選手あたりが前を引っ張るようになる。7000mを超えるあたりで設楽悠選手がスルスルと前に出てきて、周囲を見ながらスパート。人数を削るためか。大六野・服部勇選手も前に出てくる。
少しずつペースが上がっていく中、8600mで市田孝・大六野選手がスパート!早川選手がすぐに反応、その後じっくり大迫・上野選手が追い上げ、2番3番手に。9000mまでに市田孝・大迫・上野選手の3人に絞られる!9200mで上野選手がスパート、大迫選手がすぐ反応し並びかけるも上野選手が譲らない。市田孝選手も苦しい表情ながら、食らいつく!その状態のまま残り1周に入る。動きがあったのは残り250m、大迫選手が強烈なラストスパート!一気に2選手を突き放していく!上野選手が一時追い上げようとするもほとんど差は詰まらず、大迫選手がそのまま逃げ切り優勝!見事連覇を飾りました!
とまあ、大方の予想通りですかね。やはり一人だけ余裕が違うという感じで大迫選手。記録の面は序盤の牽制と暑さのため伸びませんでしたが、4月にマラソンを走ってからしっかり合わせてこられるのはやはり力があるのかなと思います。ただ、日本の現状世界陸上に誰も行けない状態は何とか避けたいので、どこかで記録を狙って世界陸上に出てほしいです。他、上野選手が最近非常に良かったことが駅伝ファン嬉しい所でしたね。
おまけ:男子100mは盛り上がっていますねぇ。”3強”にあがっていなかったサニブラウン選手が予選・準決勝と連続で10秒一桁代、桐生・ケンブリッジ選手もまずまずときています。明日の決勝はとても盛り上がりそうです!!
- 2日目
男子1500m決勝(18時10分~)
1位
|
館澤亨次 | 東海大2 | 3分49秒73 |
2位 | 遠藤日向 | 住友電工 | 3分50秒46 |
3位 | 廣瀬大貴 | 大阪ガス | 3分50秒84 |
4位 | 牟田祐樹 | 日立物流 | 3分51秒20 |
5位 | 楠 康成 | 小森コーポ | 3分51秒32 |
6位 | 的野遼大 | MHPS | 3分51秒45 |
7位 | 田母神一喜 | 中央大2 | 3分51秒68 |
8位 | 中川智春 | トーエネック | 3分51秒73 |
9位岡崎達郎 大阪ガス | 3分51秒86 | 10位木村理来 東海大2 | 3分53秒03 |
11位服部弾馬 トーエネック | 3分53秒19 | 12位河村一輝 明大2 | 3分56秒22 |
非常にゆったりしたペースとなった1500mは中盤から仕掛けが始ります。トーエネックの中川選手が前に出ると、すぐに東海大の木村選手が反応しペースが上がっていきます。残り1周になって前に出たのは本命ともいわれていた東海・館澤選手、抜け出して後ろをじりじり引き離します!住友電工の遠藤選手が懸命に追い上げますが、舘澤選手が逃げ切り!これでGGN・関東IC・個人選手権・日本選手権全てで勝利!本格的に始めたのは今年なのに凄いです!
男子800m決勝(19時20分~)
1位 | 川元 奨 | スズキ浜松AC | 1分47秒00 |
2位 | 村島 匠 | 順天堂大4 | 1分47秒68 |
3位 | 三武 潤 | TSP太陽 | 1分47秒97 |
密かに記録を期待しつつ見ていましたが、もう少しでしたね。その中でやはり川元選手は安定して強かった!石井隆士さんに並ぶ5連覇は本当に凄いと思います!リオ五輪は準決勝にあと少しまでいった選手ですので、何とか標準を切る機会があれば…。それからもう一人の注目の村島選手も2位にしっかり入りましたね。残り200mで4位に後退したときは調子悪かったのかなと思ったのですが、やっぱりラスト100mは鬼ですね!彼ももっと伸びてほしい選手です!
女子3000mSC決勝(20時25分~)
1位 | 森智香子 | 積水化学 | 9分49秒41 |
2位 | 三郷実沙希 | スズキ浜松AC | 9分53秒42 |
3位 | 高見澤安珠 | 松山大 | 9分57秒23 |
リオ五輪代表の高見澤選手が最初から引っ張り、いいペースで推移。怪我の影響が心配されましたが、積極的に標準を狙っていきます。そしてこのペースに中盤過ぎまでに森・三郷選手と前回のトップ3に絞られます。レースが動いたのは残り3周、森選手がすっと交わしていき単独トップに!前回2位の森選手がトップに立ちます。前回は高見澤選手が転倒し、残り3周でトップに立ったのですが交わされました。その悔しさを胸にトップをひた走ります。そしてそのまま優勝!見事にリベンジを果たしました!なお、世界陸上標準は9分42秒00、チャンスは少ないですが何とか世界陸上の切符を取ってもらいたいです!
男子100m決勝(20時38分~)
1位
|
サニブラウン ハキーム | 東京陸協 | 10秒05 |
2位 | 多田修平 | 関西学院大 | 10秒16 |
3位 | ケンブリッジ飛鳥 | Nike | 10秒18 |
4位 | 桐生祥秀 | 東洋大 | 10秒26 |
5位 | 川上拓也 | 中央大 | 10秒38 |
6位 | 山縣亮太 | セイコー | 10秒39 |
7位 | 高橋周治 | 愛知医科大 | 10秒43 |
8位 | 九鬼 巧 | NTN | 10秒45 |
気象 | 風:追い風0.6m | 天気:雨 |
直前で土砂降りになりどうなるかと思われた中、何とか小康状態になったところでスタート。スタート一瞬多田選手が前に出ますが、30m程で絶好調の18歳サニブラウン選手が並びかけ、あとは一気に突き放していきました!!記録は10秒05と自己ベスト更新!追い風でしたが雨が降る中、とてもハイレベルな走りを見せてくれました(ブレイクした2年前より体が一回りも二回りも大きくなっていましたね)!!しかも本命は200mの選手なので恐ろしい!もしかして明日の200mは19秒台…そんなことも思わせる成績でした。
2位には本当5月に急に名前を聞くようになった多田選手が入りました!ケンブリッジ飛鳥選手は桐生選手といった注目選手の追い上げを凌いだのは本物か!いやはや、面白いランナーが出てきました。なお、3位はケンブリッジ飛鳥、10秒一桁を何度も出していた桐生選手は個人での代表はなくなる…きわめてレベルの高い争いでした。
おまけその1:男子400mリレー予想⇒多田-飯塚-サニブラウン-飛鳥(or桐生)…こちらも楽しみですよね。てか日本国内が一番盛り上がるだろう種目です。スターターは今の時点では多田選手ですかね、勢い二重丸、そして直線早い飯塚選手とサニブラウン選手の200mで繋いで最後は前回と同じ飛鳥選手…がいいかなぁ。でもプレッシャーから解き放たれた桐生選手も捨てがたい!といった感じです。メンバー争いも盛り上がりそうです!
おまけ:女子100mは福島千里選手…ではなく、市川華菜選手(ミズノ)が11秒52(-0.2m)で優勝!!今年好調でしたが勝つのは凄いです!得意の200mがますます楽しみ!福島選手は100分の6秒差で2位となり、連覇は7で途切れました。自分が言うことではないですが、吹っ切れて前に進んでもらえたらと思ってます。
- 3日目
男子3000mSC決勝(16時05分~)
1位 | 潰滝大記 | 富士通 | 8分38秒20 |
2位 | 松本 葵 | 大塚製薬 | 8分41秒22 |
3位 | 山口浩勢 | 愛三工業 | 8分42秒46 |
4位 | 石橋安孝 | SGHグループ | 8分43秒42 |
5位 | 三上嵩斗 | 東海大3 | 8分44秒34 |
6位 | 小室 翼 | 東洋大2 | 8分48秒52 |
7位 | 宮城一成 | かねひでAC | 8分48秒87 |
8位 | 打越雄允 | 埼玉陸協 | 8分52秒01 |
9位梅枝裕吉 NTN | 8分56秒53 | 10位市田 孝 旭化成 | 8分59秒44 |
11位矢ノ倉弘 山梨学大4 | 9分02秒77 | 12位市田 宏 旭化成 | 9分06秒97 |
13位大野雄揮 FIVETOOL | 9分13秒92 |
大野選手が引っ張り、比較的ゆったりしたペース。1000mを過ぎた後、山口選手が前へ。そして市田孝選手がぐっとペースを上げにかかる。ただ、ハードリングが不安定なこともあり大きくは抜け出せない。1500mを過ぎて何とか間に合わせたという3連覇を狙う潰滝選手が前に出てくる。そして2200mあたりで潰滝選手がスパート。2位グループの松本・石橋選手らを一時5mほど突き放す。残り1周に入ったところで松本選手が潰滝選手の背後に迫り一騎打ちの様相。3位山口選手は5m程の差。このあたりからハードルに脚をかけずに飛び越え一気にラストスパートへ。1位と2位の差は一時なくなったもののじりじりと開き始め、最後の障害で松本選手がバランスを崩したところで勝負あり、潰滝選手が今シーズン初戦ながら見事に優勝!そして3連覇を果たしました!
というわけで、潰滝選手がやっぱり強かったですね。故障明けでも8分40秒切りでまとめてくるあたりポテンシャルは本当に高いですね。松本・山口選手のベテラン勢も健在、5位に学生最高で三上選手が8分44秒、これも中々でしょう。またどこかで標準切りの機会があればいいなと思います。
女子5000m決勝(16時50分~)
1位 | 鍋島莉奈 | JP日本郵政グループ | 15分19秒87 |
2位 | 鈴木亜由子 | JP日本郵政グループ | 15分20秒50 |
3位 | 小笠原朱里 | 山梨学院高 | 15分23秒56 |
4位 | 一山麻緒 | ワコール | 15分26秒25 |
5位 | 阿部有香里 | しまむら | 15分28秒62 |
6位 | 松崎璃子 | 積水化学 | 15分29秒74 |
7位 | 木村友香 | ユニバーサル | 15分34秒64 |
8位 | 森田 香織 | パナソニック | 15分36秒19 |
※ | アン カリンジ | 豊田自動織機 | 15分19秒62 |
いいレースでしたね。序盤こそゆったりで標準突破は苦しいのかなと思われたのですが、後半徐々にペースがあがり、残り2周で鈴木選手が、残り300mで鍋島選手とOPのカリンジ選手が大きくペースを上げ、最終的に鍋島選手が自己ベストで初の標準切りで即内定に!鈴木選手も突破、1万からの連戦でしたが粘れたレースに見えました。そして、驚いたのが残り1周まで先頭についた高校生の小笠原選手、どうやらU20での日本記録のようで、彼女も今後注目の選手になりそうです!
男子5000m決勝(17時15分~)
1位 | 松枝博輝 | 富士通 | 13分48秒90 |
2位 | 大六野秀畝 | 旭化成 | 13分50秒07 |
3位 | 中村匠吾 | 富士通 | 13分50秒91 |
4位 | 上野裕一郎 | DeNA | 13分53秒30 |
5位 | 市川孝徳 | 日立物流 | 13分53秒30 |
6位 | 鎧坂哲哉 | 旭化成 | 13分53秒87 |
7位 | 設楽悠太 | Honda | 13分54秒71 |
8位 | 平 和真 | カネボウ | 13分58秒70 |
9位横手 健 富士 | 14分06秒85 | 10位服部弾馬 トーエネック | 14分14秒24 |
11位牟田祐樹 日立物流 | 14分19秒78 | 12位秦 将吾 大塚製薬 | 14分28秒88 |
13位伊藤弘毅 東京陸協 | 15分08秒89 | ※ンガンガ ワウエル 興國高 | 14分02秒02 |
2分50-5分45-8分27-11分15~20?-13分48
鎧坂選手が引っ張りますが、2分50秒とそれほど早い展開にならず。一時、OPのワウエル選手や上野選手が前に出ますが、あまりペースは上がらず、1周70秒のペース。勝負のレースになっていきます。2000m5分45秒で通過後、上野選手が右手をあげやや前へ、ペースをあげる合図だったか。1周も65秒に上がる。2位に牟田・3位松枝選手が続き、また鎧坂選手も上がってくる。3000m通過し今度は松枝・中村・横手選手の富士通の選手3人がトップ3に、じきに鎧坂選手も割ってくる展開。先ほど先頭だった上野選手は集団の最後尾に下がります。
このあたりから目まぐるしい展開、4000m手前になってきてまた上野選手が前に出て腰ベルトを外してロングスパート態勢、2位は苦しい表情にはなったが松枝選手、鎧坂選手が続く。大きくレースが動いたのは残り500m、富士通の横手選手が一気にスパートをかけ、2位集団を5m突き放す!残り1周、中村選手がそのままトップで入るもバックストレートで大六野選手が、残り200mになってから松枝選手がじりじりと追い上げ始める。残り120mで3選手が並ぶと抜け出したのは1500mでも強い松枝選手が抜け出す!そのままトップでゴールし初優勝を飾りました!
松枝選手は今期絶好調でしたが、その勢いそのまま出ましたね。残り1周の勝負では今の日本人の中ではかなり凄い方でしょう。素晴らしいスピードでした。2位大六野選手は毎回上位入賞の常連ですが、ついに表彰台にまで来ました。どこかで勝ってほしい選手ですね。中村選手も見せ場を作り、勝つためのスパートのタイミングしてはいいところだったと思います。ひとまず松枝選手はホクレンなどで記録を狙ってほしいところです。
男子200m決勝(17時50分~)
1位 | サニブラウン ハキーム | 東京陸協 | 20秒32 |
2位 | 藤光謙司 | ゼンリン | 20秒47 |
3位 | 飯塚翔太 | ミズノ | 20秒55 |
100m制した際ブラウン選手がやはり強かったですね。序盤からしっかりとトップに立つと残り100mは悠々引き離していきました。18歳のランナーが2冠、時代が変わりますね!なお、2位は飯塚選手ではなく、藤光選手が復調!ただ、僅かに世界陸上標準には届かず…。経験豊富な選手なだけに何とか突破するチャンスがあってほしい。ところで、リレーのメンバーの争いが分からなくなりそうです。
コメント
広告が多すぎてイライラします。
お久しぶりです。
大迫の快勝でしたね!余裕が感じられました。
上野の活躍も嬉しい限りです。今年は大学生の出場が少なかったですね…
大迫はさすがの強さですね。どこかで標準突破してほしいです。
みんな注目の100mですがサニブラウンは最早規格外。世陸では100も200もかなり個人でもかなり期待できそう。桐生はやっぱりプレッシャーに弱い…
400mリレーは多田-ケンブリッジ-桐生-サニブラウンがいいです。
スタートの上手さを考えると多田1走、バトンの練習期間を考えるとサニブラウンはアンカー
残り2枠をケンブリッジ、桐生、飯塚で争いわけですがケンブリッジは外せないでしょう。
3走をリオと同じく桐生に任せたいのですがコメントで世陸は寮のテレビで見ると言ってるのでリレーメンバーを辞退する気かも?まぁ今は悔しいからそんなこと言ってしまうのかもしれませんが。
自分は今日見に行ってましたが、凄まじかったです。こういう大きな大会を見に行くことなんて無かったんで(一度大学の合宿で琵琶湖毎日は見ましたが)興奮しました。特に短距離とハードルは大会記録ラッシュや代表内定、参加標準突破など周りと盛り上がってました。
100mの決勝は日本でここまで盛り上がるんだと思うと鳥肌がたちました。特に選手紹介のときはすごい盛り上がりました。そしてサニブラウン選手の圧巻のレース…あの感動は忘れないです。
そして苦言を呈するならば男子1500m。もうあのレース展開は大ブーイング。女子のレースとほぼ同じペースだったので見た感じも最悪。
そしてこれは実際に日本選手権を見て感じたことですが、長距離はこのままだと絶対に強くなりません。駅伝のあり方から考えない限りは駄目でしょう。特に関東主体主義(箱根至上主義とも)がある限りは日本全体のレベルアップには繋がらないのかなと思いました。ただ、これは一観客の意見なので強くは言えないですが、他の競技は全国の大学がエントリーしているのに、長距離だけは進歩が無いです。(関西は長距離の人気は底辺なので尚更そう感じます。特に自分は大阪出身なので)
そんな感じでめちゃくちゃ言いましたが館澤選手が優勝したときは嬉しかったです。実は絶叫しながら応援してました。あとレース後に東海大学メンバーが通路にいたんですが(鬼塚・川端・關・三上)ワチャワチャしてましたね(笑)
潰滝選手も世界選手権内定ではないですか?彼が去年出した8分29秒の記録は世界選手権では失効しますかね?
>ユーポンさん
調べてみましたが失効ですね
http://www.jaaf.or.jp/wp/wp-content/uploads/2017/03/2017daihyo_08.pdf
1)派遣設定記録 2017 年 1 月 1 日~2017 年 6 月 25 日 2)参加標準記録 10000m、混成競技:2016 年 1 月 1 日~2017 年 7 月 23 日
その他の種目:2016 年 10 月 1 日~2017 年 7 月 23 日
記録を出したのが9月24日なので、もう一度突破しなければなりません。
1500のみコメントさせていただきます。
東海の舘澤選手はホントにすごい活躍っぷりです。今年の箱根が終わった時点でこんな覚醒をするとは思ってもいませんでした。
あと遠藤日向選手も高卒1年目では十分戦えたと思います。東京オリンピックだけでなく、その次のオリンピックも舘澤選手と共に切磋琢磨して全体のレベルアップに繋げてほしいです。
反対に残念だったのは、日清食品の戸田選手。優勝候補筆頭と思っていたら、まさかの予選落ち・・・。今回世界選手権には出場できませんが、現状では最も実力があると思うので、是非今後も取り組んで、日本記録の更新のニュースを期待します。
>管理人さん
なるほど・・・ホントにギリギリで失効してますね(-_-;)でもまだ可能性がゼロになったわけでもないので、7月の記録会は注目ですね!
>管理人さん
わざわざ調べていただきありがとうございます!潰滝君に限らず、来月中に参加標準記録を一人でも超えてくれるといいですね。
>さん
後々の記事の通りです。
>北の旅人さん
大迫選手が一人抜き出ている感じでしたね。ホクレンのラストチャンスにかけてほしいですね。若い学生からも彼についていける選手が出てきてほしいです!
>デルピッポさん
ホクレンの網走があわよくば涼しめの気候になってほしいですね。
100mと200mはサニブラウン選手が伸び伸び走ってくれましたね。桐生選手は何となく心身ともにピークを持ってこれなかったのかなという感じがします。ひとまずリレーの予選には出てほしいなと思います。
>りっくさん
男子短距離の熱気は凄かったですね。ここまで盛り上がる種目になるとは…。
男子長距離も大迫選手以外にも標準突破者が増えてくると盛り上がってくるのでしょうが、現状そうではないので日本選手権でスローペースになるのはやむを得ないでしょうかね。何とか伸びる選手が出てきてほしい、東海大の選手たちも楽しみながら成長していってほしいところです。
>たけぽっぽさん
館澤選手のパワフルな走りがこれだけ1500mで活かせるとは…。このまま続けても面白いのかもしれません。遠藤選手もスピード練習に専念しているそうですけど、キレがよくなってきましたかね。じっくり成長してくれればと思います。
戸田選手などもいずれまた調子を上げてきてほしいですね。