2019年7月14日(日)に網走市営陸上競技場で行われる大会です。
ホクレンディスタンス・チャレンジのさなかに、昨年2018年より行われるようになった大会、
ホクレン・ディスタンスチャレンジはA組ともなるとかなり高い標準記録を突破しなければ、挑むことができないので、ホクレン・ディスタンスチャレンジとは別に大会が設けられました。
男子のみで
5000mは14分45秒~上限13分52秒
10000mは30分00秒~上限28分45秒が標準記録となっています。
また、
5000mA13分55秒、B14分10秒
10000mA28分50秒、B29分10秒のペースメーカーもいるそうです。
結果と、駅伝ファンならではのコメントをしようと思います。
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【競技日程】
18時50分:男子5000mA組
19時10分:男子10000mB組
19時45分:男子10000mA組
東海大学
10000m
A組
上村亮太③30分47秒65
米田智哉③30分49秒71
秋以降カギを握る3年生の中堅選手が出場。今回はうまくいかなかったですかね。
東洋大学
10000m
A組
吉川洋次③29分09秒64
及川瑠音①30分26秒76
吉川選手が復帰レースですね。ロード型の選手ですのでトラックで29分少しまできているのであれば、夏以降さらなる成長があるかもしれません。ルーキー及川選手はいい経験ですかね。
駒澤大学
5000m
中村大成④14分03秒94★
10000m
A組
石川拓慎②29分12秒49★
小原拓未③30分03秒30
5000mは中村大成選手が出場。1万28分台出していますし、14分一桁はやはりというところかな?10000mでは石川選手が自己新。2年生世代が上がると層が上がるのでいい収穫。小原選手は復帰レースですかね。
國學院大学
10000m
B組
中西大翔①29分34秒81★
殿地琢朗②29分43秒64★
田中義己④29分56秒02
中西唯翔①30分08秒79★
A組
藤木宏太②28分46秒41★
島崎慎愛②28分46秒83★
高嶌凌也③29分57秒04
添田知宏④29分59秒05★
最大の収穫は國學院大でしょうね。まずB組で2年殿地選手が初の29分台、さらにW中西選手も10000m初挑戦、大翔選手はB組トップ!これは夏に化ける可能性あり?唯翔選手も5000mベストから考えると踏ん張ったと思います。
A組がすさまじかった。今年の箱根で活躍した藤木選手が、再び勢いを取り戻す28分台、さらに今年春に台頭してきた島崎選手もほぼ同タイム!一人戦力が増えました。ロードでどこかしら試せれば面白いです!
順天堂大学
5000m
野口雄大③14分00秒43★
小島優作②14分23秒69
野村優作①14分29秒48
伊豫田達弥①14分31秒63
長山勇貴①14分37秒70
10000m
A組
難波皓平④30分21秒80
5000mは野口選手が自己ベストで組トップ!さすがスピードランナーです。本人はあと1秒削り出せず13分台を逃したのが悔しい感じかな?ならば、秋に13分50秒切りいきたいところ?
あとは小島選手ら下級生が出走。現状の確認にはなったのかな?10000mには難波選手が日本IC標準を目指しての出走もうまくいかず。秋のシーズンにかけたいですね。
中央学院大学
5000m
川村悠登④14分03秒44★
10000m
B組
川田啓仁①29分46秒71★
松井尚希②30分16秒16
鞍野陸人①30分22秒25
A組
小島慎也①29分14秒34
青柳達也②29分20秒46★
長山瑞季④29分25秒67★
石綿宏人③29分41秒88
髙橋翔也③29分56秒03
吉田光汰②30分00秒57
5000mにエース川村選手が出走!14分03秒の自己ベスト。春から必ずしも調子が上がらなかったのですが、夏前に一つ結果が出たのは良かったです。
10000mは川田選手は29分46秒。1年で2度目の29分台は中々の長距離適正??A組では全日本予選で活躍した青柳・長山選手はさすが自己ベスト。成長しています。
これをルーキー小島選手が上回ったのが一番の収穫!春は勢い落ちていましたが戻ってきましたね。石綿選手も29分40秒まで戻してきてだいぶ頭数が夏前に揃いました。あとはエース高橋選手でしょうかね。
中央大学
5000m
加井虎造③14分09秒48★
川崎新太郎③14分16秒61★
10000m
B組
井上大輝②29分38秒55★
手島 駿②30分01秒54
岩原智昭③30分18秒18
5000m加井・川崎選手はともに自己ベストですね。悔しい全日本予選から、再出発することができたのかなと思います。10000mは2年生うれしい収穫!元々この世代2番手の持ちタイムを持っていた井上選手が、ついに大学で結果を出しました。自己ベストを1分20秒以上大幅更新!順調なら、秋のレギュラー入りもありえるかも?勢いがあるチームなのは間違いありません。
早稲田大学
5000m
新迫志希④14分14秒20
吉田 匠③14分16秒45
小指卓也①14分37秒60
10000m
B組
三上多聞④30分11秒49
伊澤優人④30分20秒80
遠藤宏夢④30分30秒17
5000mにはスピードランナーが参加。全日本予選出走できなかった新迫選手が、今回出走メンバーを上回ったのが収穫ですね。10000mは関東インカレハーフで苦しい結果になったメンバーが中心。30分少しかかた結果から、何を得られるか。
日本大学
10000m
A組
野田啓太③30分41秒84
野田選手がA組で記録を狙っていきましたが、力及ばずでした。
神奈川大学
5000m
島崎昇汰①14分09秒88★
呑村大樹②14分11秒70★
小笠原峰人③14分51秒80
10000m
A組
北﨑拓矢③29分27秒09★
森 淳喜④30分02秒78
5000mは盛り上がりましたね。1年生島崎選手が自己ベスト!全日本予選から一気に台頭してきました。また、1年近くケガがあった呑村選手は連続での自己ベスト!しかも結構大幅に更新。この調子で夏を迎えられるのが何より!10000mは北崎選手がまた自己ベスト。ロードタイプなので、ここから本領発揮です。
国士舘大学
10000m
B組
鼡田章宏④29分52秒36
荻原陸斗②29分54秒94
石川智康④30分13秒22
曽根雅文③30分15秒23
長谷川潤②30分42秒18
小早川寛人②31分16秒45
主力選手が多く参加。それぞれの結果でしたが、ここのところ苦しい結果が続いていた鼡田選手が29分台を出せたのは一つ収穫と言えそうです。
城西大学
5000m
佐藤礼旺①14分59秒84
10000m
B組
中谷貴弘④30分24秒90
熊谷 奨①30分31秒95★
A組
菊地駿弥③28分47秒75★
宮沢真太④29分52秒91
中原佑仁④29分56秒94
梶川由稀③30分12秒17
雲井崚太③31分04秒10
松尾鴻雅②31分22秒84
10000mB組では中谷選手が出走。30分半ばまでまとめられるようになってきたならば、秋の逆襲はあるかも?A組では主力選手が出走、4年生が今回は良かったですね。菊地選手は2分ほど自己ベストを更新!走っていなかったとはいえこれは…。それにしても頼もしくなってきました。
あとは多くの選手が苦しむ中、宮沢・中原選手が29分台でまとめきったところは4年生としての姿を見せることができたでしょうか?
山梨学院大学
5000m
松倉唯斗②14分10秒53★
田矢聖弥③14分36秒08
都築勇貴①14分52秒08
10000m
A組
坪井海門②29分12秒02★
森山真伍③29分50秒08
5000m松倉選手が一気に更新!ずっと5000mに出続けていましたが得意種目になってきていますかね。10000mはエース候補坪井選手。全日本予選の善戦から一皮むけてきているかもしれません。森山選手も29分台が増えてきましたね。
創価大学
5000m
福田悠一③14分18秒19★
鈴木大海③14分25秒62
濱野将基①14分29秒18
甲斐治輝①14分51秒97
麻生 樹②15分14秒83
前回箱根未出場からは3校。創価大は5000mのみ出場。全日本予選最終組を任された福田選手が自己ベスト。上り調子になってきていますね。鈴木・濱野選手も復活しつつありますね。
関東学院大学
10000m
B組
厚浦大地②29分58秒17★
厚浦選手が一人出場。29分58秒とこの時期に29分台を出せたのは一つ自信になるのではないでしょうか。主力は徐々に層が厚くなってきています。
武蔵野学院大学
10000m
B組
船田圭吾②29分52秒19★
友村俊介②30分01秒36
原田宗市②30分07秒82★
竹内嵩人③30分12秒63
辻野大輝①30分30秒13★
全日本予選出場の武蔵野学院大も今の主力選手が出場。初の予選は苦しい成績でしたが、船田選手が29分台、友村選手らが30分10秒前後、ルーキー辻野選手が30分30秒とこちらが思っている以上に力をつけているのかもしれません。ロードに繋がってくるか。