[大東文化大、国士舘大、山梨学院大]全日本大学駅伝予選会2019組エントリー予想④~劣勢!?突破の可能性は…?

全日本大学駅伝2019関東地区予選の13人エントリーが発表されました。
予選は6月23日(日)に行われますが、
組エントリーは22日(土)に発表されます。

その間にそれぞれの大学の組エントリー予想を行っていきたいと思います。

次は、大学駅伝常連校だけどちょっと今年は劣勢かも…と思った大東文化大・国士舘大・山梨学院大です。

それぞれ武器はあるので、それを起点にどう上位校に立ち向かっていくか注目です。

①明大②中央学大③早大はこちら

④中大⑤神大⑥日体大はこちら

⑦日大⑧東国大⑨創価大はこちら

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【大東文化大学】全日本大学駅伝予選会2019組エントリー予想⑩

上位8人平均:29分34秒6 ⇒ 10位

エース不調?で中堅選手エントリー漏れ、相性の良さと育成で
大東文化大は、全日本予選は比較的相性がいい大学という認識ですが、関東インカレでエースが不調だったこと、中堅選手が一部エントリー漏れした影響で、ちょっと厳しいかと思われてますがさてどうか。

エース選手というのは川澄・奈良選手の両4年生。下級生の時から主軸の2人ですが、関東インカレでは昨年の成績を大きく下回ってしまうなど、今季はまだぱっとしていない。その中でもう一人の4年佐藤選手が好調、三ツ星選手もしっかり成長をしてきています。

また2年片根・佐藤選手も関東インカレを経験するなど、ちょうど揉まれている最中。他ではじわじわあがってきた4年豊田・浅野選手、さらに倉田選手ら1年生が早くも3人がエントリー。新戦力候補も絡めて浮上を伺います。

組エントリー予想
4組:川澄克弥④28分37秒20、三ツ星翔③29分29秒19
3組:奈良凌介④28分53秒96、片根洋平②29分23秒23
2組:佐藤弘規④29分52秒76、佐藤 陸②30分23秒93
1組:豊田紘大④29分53秒40、倉田 蓮①30分34秒28

その他、浅野有紀④30分03秒56、稲留涼斗③30分26秒42
吉井龍太郎③30分28秒67、金田龍心①31分20秒73、蟹江翔太①※14分45秒49

4組:関東インカレの成績からすると悩みましたが、選手層からすると川澄選手4組いってもらうしかないか。貧血上がり、更に1ヵ月経ってどこまであがるか。相方は、インカレ10000mチーム内もっともよかった三ツ星選手。間違いなくいい経験になるはずです。

3組:もう一人の4年生奈良選手はここに。分散させた方が戦いやすいような気がします。3組の流れなら何とか対応できるでしょうか。もう一人は関東インカレ10000m出走の片根選手。もう一度走ってみてどこまで上に行けるか。踏ん張って最終組に繋げたい。

2組:さて、ここに絶好調の佐藤弘選手を持ってきました。3組や4組と悩んだのですが、やはりスピードタイプではないなとここ。ここで圏内につけて流れを作りたい。相方は佐藤陸選手。ちょうど伸び盛り、自己ベストいければ。

1組:あとは選手層的にはギリギリでしょうかね。至近の記録会で良かった豊田・倉田選手と予想。豊田選手は少しずつ記録が上昇し安定してきていますし主要大会デビューなるか。倉田選手は1年生の中で一番距離対応が早い、ここで使ってみたいと思いました。

あとはスピードある浅野選手とかも出番があるかもでしょうかね。結果的に4年生に頑張ってもらい、下級生を引っ張る予想。箱根予選への試金石にもなってきそうです。

【国士舘大学】全日本大学駅伝予選会2019組エントリー予想⑪

上位8人平均:29分36秒1 ⇒ 12位

エースと4年生が頑張った関東IC、3年生以下の頑張りどこまで
箱根駅伝では待望のエースが生まれたものの、多くの選手が卒業し、今季は厳しいと思われた国士舘大。その中で、懸命に全身を続けています。

関東インカレではエースヴィンセント選手が奮闘し、5000mで表彰台。冬程の勢いはとどまったが、やはり力を付けています。更にハーフマラソンに出場した4年生が奮闘したのですよね。石川・福田選手の健闘がありました。

新戦力も台頭してきて、箱根経験者の長谷川選手が準主力に成長中。曽根・荻原・小早川選手らも追うように記録を伸ばしています。鼡田選手らやや不調の一部上級生が上がってくれば、戦えるチームになっていきます。

組エントリー予想
4組:ライモイ ヴィンセント②28分07秒90、長谷川潤②29分38秒77
3組:石川智康④29分50秒89、曽根雅文③29分53秒22
2組:鼡田章宏④29分28秒17、荻原陸斗②29分53秒76
1組:小早川寛人②29分52秒54、福田有馬④30分06秒41

その他、大西 彰④30分04秒31、加藤直人③30分11秒84
清水拓斗②30分28秒34、中嶋龍希②30分34秒57、ポール ギトンガ③28分13秒38

4組:2人いる留学生ですが、勢い的にはやはりヴィンセント選手でしょうか。インカレでは10000mはかなり差がついたと思います。相方は、今は2年長谷川選手でいいでしょうかね。今季では一番いい29分38秒を出しています。インカレ10000mから少しでも成績が上がれば。

3組:さて好調だった4年生を一人ずつ起用したい。石川選手は箱根9区の走りから、ぐっと成長してきています。3組のスピードに対応できるか注目。相方は29分台出したての曽根選手。5000mもまずまずなだけについていけるかもしれません。

2組:ここで鼡田選手を起用。本来なら3組以上の選手ですがちょっと足踏み中。また昨年も失敗しているのですよね。早めの組で粘れれば。もう一人は成長株の荻原選手、29分台を出したばかり、勢いでどこまでいけるか。

1組:あとは小早川・福田選手かなぁ。小早川選手は2年生の世代では早い段階で10000mに対応した選手。主要大会でどこまで通用するか。福田選手は下級生の頃に主力になりかけたのですよね。最近勢いが戻って来たところ、1組でいいスタートを切れればと思っての予想です。

あとは大西・加藤選手と、長い距離をしっかり走った経験のある選手もいて、替えは何人かいるという状況ですね。今のチーム力でどこまで戦えるか、勢いはあるので興味があります。

【山梨学院大学】全日本大学駅伝予選会2019組エントリー予想⑫

上位8人平均:29分28秒3 ⇒ 9位

スタミナタイプの4年生が少ないが、トラックがいい選手で戦い抜く
今年の箱根駅伝はブービーに終わり、卒業生も多く、今年は厳し印象の山梨学院大。ただ、昨年の全日本予選は、留学生抜きで健闘していましたし、好材料を見つけて突破を狙いたい。

新しくやってきた留学生ムルワ選手は記録会でインパクトを残す走り。2度目の主要大会でどこまでいけるか。またトラックで記録が出た坪井選手や森山選手、さらについにあがってきた井上選手あたりが、中心になるでしょうか。

他には育成からあがった山田選手が好調。下級生で松倉・篠原選手らも面白いですかね。一部ロード型の4年生選手が抜けたのが残念ですが、勢いある選手にチャンスあり。首藤・中村選手も少し回復途上のようで、起用もあるのかどうか。

組エントリー予想
4組:ボニフェス ムルワ①28分17秒36、坪井海門②29分23秒71
3組:森山真伍③29分33秒58、井上広之④29分46秒38
2組:山田大輔④30分18秒55、斎藤有栄③29分38秒27
1組:篠原 楓①30分19秒94、松倉唯斗②※5千14分20秒21

その他、首藤貴樹④29分24秒51、中村幸成④29分46秒26
田矢聖弥③29分56秒71、小西耕生③30分18秒19、ポール オニエゴ②29分57秒33

4組:まずはムルワ選手が上位陣に食らいつく事ができれば。ここまでにしっかりと繋げれば、面白い展開になるはず。もう一人は坪井選手にチャンスを。関東インカレはやや失敗レースでしたが、もう一度持ち前のスピードで食らいつければと。

3組:こちらに関東インカレ10000mある程度まとめあげた4年井上選手を予想。ここでしっかり流れを作る事ができればと思います。3年森山選手、3障からのスタミナがが間に合うかですが、箱根9区も突っ込んでるのでいければいいですかね。

2組:関東インカレハーフで健闘していた山田選手をここに。トラックの主要大会は初めてですかね。走力はあるのでここで発揮できれば。もう一人は齋藤選手。昨年も走っているのですよね。そこからどこまで上がってるか。

1組:状態が上がっているのであれば29分台の4年首藤・中村選手ですが…、若手を起用して観たい。日本人1年生唯一エントリーの篠原選手は30分19秒をマークし好調。松倉選手は5000mのベストを徐々に更新、10000mもいけるはず。

どうでしょう。4年生を使って勝負をしていくか、若手起用していくか…ここはちょっと考える所かも?全日本予選、そして箱根予選なども見据えて、正念場の年です。


基本的には、この12校による争いと思うのですが、どうでしょうかね?あとは4校ずつまとめていきたいと思います。

hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。