全国都道府県対抗男子駅伝2019【結果・記録】/大学関係者別にまとめてみる!

2019年1月20日(日)12時30分より、
天皇杯第24回全国男子駅伝が行われます。

都道府県別でチームを組むので『都道府県対抗男子駅伝』とも言われています。

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全国都道府県対抗男子駅伝2019について

公式サイト(http://www.hiroshima-ekiden.com/index.html)

7区間(48.0㎞)で行われ、

1区7.0㎞ 高校生区間
2区3.0㎞ 中学生区間
3区8.5㎞ 一般・大学生区間
4区5.0㎞ 高校生区間
5区8.5㎞ 高校生区間
6区3.0㎞ 中学生区間
7区13.0㎞ 一般・大学生区間

となっています。

一般・大学生区間は、「ふるさと出場」があり、出身中学や出身高校などの県での出場が認められています。

結構、いろんな都道府県に強豪の選手がいますね。

こちらでは簡単な結果と、大学関係者別結果をまとめます。

出走オーダー前日時点(http://www.hiroshima-ekiden.com/information/pdf/orderlist24.pdf)

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2019結果・記録まとめ

全結果(http://www.hiroshima-ekiden.com/information/pdf/record24.pdf)

通過順位(区間順位)

1位福島県
小指4(4)-藤宮5(9)-阿部7(12)-横田3(1)-松山1(4)-宍戸2(34)-相澤1(1)

見事な初優勝でしたね!3区まで好位置につけると、4区5区横田・松山選手の高校生が一気にトップまで上がりましたね。急に変わった6区で少し後退しますが、この差は相澤選手には関係ありませんでしたね。初優勝おめでとうございます!

2位群馬県
北村12(12)-塩原9(11)-塩尻1(1)-石田3(1)-大澤2(25)-堀口1(1)-牧2(10)

いやもう塩尻選手が大学最後の駅伝で、単独トップで走るというだけで、感泣ものだったのですが…、6区まで初優勝の可能性を残してたのもびっくりですね。ここにきて一気に成長してきた牧選手も、今後注目選手になりますね。

3位長野
服部3(3)-山川1(4)-桃澤6(15)-宮内6(5)-松崎3(7)-吉岡3(11)-中谷3(3)

市民ランナーの桃澤選手を含めた、今までとは一味違うチームで、常に上位戦線を沸かせましたね。区間賞を取る場面がなく、最後頂点とはなりませんでしたが、やはり安定して強いチームです。中谷選手の悔しがりは印象に残っています。

4位広島
梶山23(23)-小江15(11)-田3(3)-倉本2(2)-中野4(23)-塩出5(17)-藤川4(7)

一般区間が良かったですね。3区田選手が一気に優勝戦線に浮上すると4区倉本選手で2位まできましからね。5位でもらった藤川選手が懸命に前を追いかけたのがとても印象的でした。

5位長崎
扇20(20)-吉浦19(15)-的野8(6)-林田8(9)-花尾10(18)-山下8(4)-山下5(8)

ここも一般区間良かったですね。スピードのある的野選手、一人でもしっかり伸びていく山下選手の良さが存分に発揮されたと思います。中学・高校区間もそつなく走れていて、最後に浮上なりました。

6位鹿児島
加藤7(7)-須山2(3)-中村4(9)-漆畑4(6)-山内12(31)-石岡11(10)-市田6(12)

1区から非常に良かったですね。その中で3区中村選手の激走、急遽走った7区市田選手の集中力が素晴らしかったですね。激戦の中、一般区間が強いとやはり入賞ラインに入ってきます。

7位愛知
中倉18(18)-吉居10(6)-山口5(7)-近藤9(26)-大上17(30)-鈴木18(19)-服部7(2)

服部選手が7区で大注目だった愛知は、少し凸凹の駅伝になってしまいましたかね。5区で17位まで落としてヒヤリとしましたが、最後はさすが服部選手でした。

8位福岡
島﨑14(14)-鬼塚3(2)-鬼塚11(20)-徳永13(20)-濵地8(5)-間瀬田6(6)-福田8(24)

2区3区鬼塚の苗字でのリレーが話題になりましたね。今回は2区中学生の鬼塚選手が良かったですかね。東海鬼塚選手の爆走も今後またみたいですね。入賞ライン激戦の中、5区濵地選手の貯金が活きたかなぁと思います。

以上入賞

9位和歌山
都築26(26)-植阪28(32)-橋詰16(5)-家吉12(9)-野村11(10)-伊藤14(24)-寺内9(10)

これはびっくり!確かに青学橋詰選手や、実業団で成長した寺内選手はいたのですが…、これまでの24位の県記録を大幅に更新しました。特に3区で上位に来てから大きく流れに乗りました。入賞にはあと1秒でしたが素晴らしいリレーでした。

10位神奈川
児玉13(13)-ロホマン18(25)-館澤2(2)-力石5(9)-内田5(15)-湯野川4(14)-越川10(30)

過去最高6位の神奈川、5区の途中まで優勝争いするほどでしたね。館澤選手らの力走でいいところまでいきました。アンカーが大激戦の末、僅かに力及びませんでしたが、絶対更新できるはずです。

2019大学関係者別結果・記録まとめ

東海大・青山学院大・東洋大・駒澤大

○東海大学
1区
22位宇留田竜希(伊賀白鳳)20分51秒 三重
3区
2位館澤亨次③24分07秒(18→2) 神奈川
13位西田壮志②24分44秒(8→10) 熊本
17位西川雄一朗③24分47秒(22→17) 兵庫
20位鬼塚翔太③24分56秒(3→11) 福岡
22位小松陽平③25分01秒(46→44) 北海道
47位塩澤稀夕②26分18秒(21→39) 三重
5区
5位濵地進之介(大牟田)25分01秒(13→8) 福岡
7位松崎咲人(佐久長聖)25分04秒(6→3) 長野
19位竹村拓真(秋田工)25分23秒(35→27) 秋田
7区
9位阪口竜平③38分06秒(19→13) 京都
33位松尾淳之介③38分53秒(28→29) 秋田

一般・大学区間は8人の在校生が出場、そのうち箱根駅伝優勝でキーになった館澤・阪口選手はやはり調子がいいですね。特に館澤選手の16人抜きでの2位浮上は素晴らしいです!西田選手も得意距離ではない中で健闘しています。箱根MVPの小松選手は、もらった位置が低かった中で踏ん張りましたかね?

逆に10月記録会以来の出場となった塩澤選手が、三重の3区で出場するも区間最下位
に…。戦う状態に上げるのは、まだまだこれからでしょうか。鬼塚選手もトップ付近でもらった中ではうまくいかなかったでしょうか。4月以降のトラックシーズンに向けて調子が上がればいいですね。

高校生は主要区間の1区と5区で出場。5区濵地・松崎選手はそれぞれ区間5位と7位で順位を挙げる活躍。彼らを含め4人とも区間中位以内では走り切り、全体的にまずまず。この学年でまた競い合ってくれれば。

○青山学院大学
1区
9位岸本大紀(三条)20分40秒 新潟
18位中倉啓敦(愛知高)20分49秒 愛知
3区
3位吉田圭太②24分12秒(15→3) 広島
5位橋詰太慧④24分21秒(28→16) 和歌山
13位湯原慶吾①24分44秒(11→14) 茨城
30位橋間貴弥④25分18秒(27→27) 山形
34位梶谷瑠哉④25分23秒(13→22) 栃木
4区
1位横田俊吾(学法石川)14分14秒(7→3) 福島
26位近藤幸太郎(豊川工)14分51秒(5→9) 愛知
5区
25位大澤佑介(樹徳)25分43秒(1→2) 群馬
25位西久保遼(鳥栖工)25分43秒(24→25) 佐賀
7区
7位藤川拓也OB37分57秒(5→4) 広島
16位竹石尚人③38分24秒(38→34) 大分
20位小椋裕介OB38分32秒(40→39) 北海道
19位田村和希OB38分31秒(24→24) 山口

一般区間はそれぞれの区間での健闘がありましたね。田選手は地元広島県で3区抜擢されると、18位から13人抜き5位進出の快走!三大駅伝全区間賞から本当に乗っていますね。

その流れで5位でタスキを受けた7区藤川選手が懸命に追走します。あれだけ力んで走る藤川選手初めてみました。結果、4位でのゴールに悔しさを滲ませていました。次回こそ広島県の優勝に貢献してほしいですね。

その他、橋詰選手や湯原選手と言ったスピードランナーはやはり3区で強い。和歌山県での出場の橋詰選手は28位で襷を受け16位まで浮上。そのあとの健闘に大きく貢献しています。また、アンカーでは箱根5区で失速した竹石選手が出場。下位でもらい区間16位は良かったかなと思います。これで次に向けて再スタートとなれば。

新入生も6名が出場していますね。1区岸本選手が区間一桁、4区は横田選手が区間賞を獲得!優勝に向けて流れを作りました。5区は逆に厳しく、トップで襷をもらった大澤選手が無念の失速の区間25位。群馬県の初優勝を遠のかせてしまいました。

ただ、脚を痛めていたらしいですかね?長身でストライドの広い走りが、青学大メソッドでどう化けていくか、むしろ楽しみにしたいくらいですね。

○東洋大学
1区
2位児玉悠輔(東北)20分33秒 宮城
19位及川瑠音(一関学院)20分50秒 岩手
42位長尾大輝(高岡向陵)21分49秒 富山
4区
33位町 桟吾(遊学館)14分59秒(30→31) 石川
37位大沼 翼(東海大山形)15分06秒(27→29) 山形
7区
1位相澤 晃③37分14秒(2→1) 福島
2位服部勇馬OB37分50秒(18→7) 愛知
10位寺内將人OB38分14秒(14→9) 和歌山
22位今西駿介③38分35秒(31→28) 宮崎
26位髙橋尚弥OB38分40秒(20→19) 岩手
38位田口雅也OB39分20秒(10→17) 埼玉
28位大津顕杜OB38分46秒(7→11) 熊本

7区でOBも在校生も大活躍でした。2位でタスキを受けた相澤選手は、箱根4区で区間記録を出したばかり。その力は健在で、じりじりとトップに詰め寄っていくと、中盤で一気に仕掛けて先頭に躍り出ると、総合2位と、区間2位をあっという間に引き離していく走りは箱根さながらでしたね。福島県及び東北勢初優勝のゴールテープを切りました。

他にも多くの選手が出場する中、愛知県の服部選手も大きく注目を集めていましたね。12月マラソン2時間7分台で優勝、そのあとのNY駅伝、全国駅伝とどちらも結果を残すあたりはさすがです。しっかり大逆転で愛知県の7位入賞に貢献しています。

また、和歌山県から出場した寺内選手も良かったですね。過去最高24位の和歌山県、14位でタスキをもらって、前を追いかけて入賞争いのしのぎを削りました。結果、入賞まであと1秒の9位でしたが、見事な走りでした。

新入生は、東北や北信越地区から5名出場。1区児玉選手が区間2位大健闘!大接戦となった中、及川選手も区間真ん中付近。その他の選手は下位となりましたが、いかにもまだこれからという感じの選手ばかりですね。

○駒澤大学
1区
37位高見真拓(出雲工)21分16秒 島根
3区
11位片西 景④24分42秒(25→20) 東京
4区
5位宮内斗輝(佐久長聖)14分31秒(6→6) 長野
14位酒井亮太(西脇工)14分41秒(17→16) 兵庫
5区
3位小倉朝陽(一関学院)24分59秒(23→21) 岩手
6位田澤 廉(青森山田)25分02秒(46→37) 青森
24位小野恵崇(那須拓陽)25分33秒(22→23) 栃木
35位東山静也(高岡向陵)26分00秒(34→34) 富山
7区
5位西山雄介OB37分55秒(39→35) 三重
8位山下一貴③38分04秒(8→5) 長崎
23位上野 渉OB38分37秒(12→12) 宮城
31位宇賀地強OB38分52秒(23→25) 栃木
36位馬場翔大OB39分10秒(15→20) 岡山
41位堀合大輔④39分49秒(36→41) 青森

3区は片西選手一人が出場。短い距離でしたがしっかり順位を上げました。7区にOB・在校生多く出場。テレビでは長崎県から出場した山下選手がしっかり映る位置をキープ。順位も上げて5位入賞に貢献しました。

びっくりしたのは三重県から出場の西山選手。三重県は今回あまりいいところなかったのですが、区間5位の素晴らしい走り!順位を上げていますね。

新入生は4区5区に出場。4区は佐久長聖の宮内選手さすがの走りで順位アップ。エース区間の5区は一関学院の小倉選手が区間3位快走ですね!また5000m13分台のスピードある田澤選手ももらった位置が低い中で区間6位と健闘しています。まず彼らが中心でしょうか。

帝京大・法政大・國學院大・順天堂大・中央学院大

○帝京大学
3区
10位遠藤大地①24分36秒(12→9) 宮城
46位谷村龍生②26分05秒(7→31) 山口
7区
15位岩佐壱誠③38分23秒(41→37) 徳島
27位畔上和弥④38分45秒(25→27) 新潟
43位濱川 駿④40分13秒(32→38) 鳥取

新入生・OBの出場はなく、箱根エントリーメンバーの5名が出場。3区遠藤選手はここでもいい走りを見せ、12位から9位と順位を上げています。またアンカー担当の岩佐選手も下位で襷をもらった中、うまく区間10番台で乗り切っています。

逆に山口県3区の谷村選手無念。1区1位発進、2区でも7位だったのですが、区間46位と大きく後退する走りに…。また強くなるきっかけになればいいですよね。

○法政大学
1区
20位扇  育(松浦)20分50秒 長崎
4区
20位徳永裕樹(自由ヶ丘)14分48秒(11→13) 福岡
5区
15位内田隼太(法政二)25分16秒(5→5) 神奈川
40位山本恭澄(伊賀白鳳)26分23秒(36→39) 三重

新入生のみの出場となりましたね。注目していた法政二の内田選手は、上位の争いの重要な役割を担っていましたね。この経験を大学でも活かしてくれれば。

他では松浦高校の扇選手ですかね。1区区間20位とまとめる走り。徳永・山本選手もこれから強くなってくれれば。

○國學院大學
1区
15位中西大翔(金沢龍谷)20分43秒 石川
45位宮本大生(つるぎ)22分00秒 徳島
4区
31位永谷連太郎(美濃加茂)14分57秒(34→33) 岐阜
5区
20位中西唯翔(金沢龍谷)25分30秒(31→28) 石川
41位藤本 竜(北海道栄)26分31秒(41→42) 北海道
7区
12位蜂須賀源OB38分18秒(17→14) 千葉

在校生からの出場は残念ながらなし。実業団入ってから好調の蜂須賀選手が出場。激しい入賞争いを懸命に追いかけました。

その他は新入生が非常に多く出場。おそらく1区と5区の金沢龍谷高校の双子かな?中西大・中西唯選手が頑張って、区間15位と区間20位。うまく大学で早く順応してくれれば面白い存在になりそうです。

○順天堂大学
1区
8位平 駿介(白石)20分40秒 佐賀
17位長山勇貴(水城)20分48秒 茨城
3区
1位塩尻和也④23分55秒(9→1) 群馬
6位的野遼大OB24分26秒(19→8) 長崎
34位関戸雅輝OB25分23秒(33→30) 石川
39位仲間孝大OB25分32秒(29→32) 沖縄
44位澤藤 響②25分57秒(30→38) 秋田
4区
26位荒木勇人(宮崎日大)14分51秒(29→28) 宮崎

まずは塩尻選手ですよね。トップと僅差の8位でタスキを受け取ると、ガンガン前を追いかけで中盤過ぎには単独トップに!そのまま独走していきましたね。大学駅伝では、ずっとひたすら追い上げる展開だった塩尻選手のトップ独走はとても感慨深いものがあります。彼が健在な限り、群馬県は優勝のチャンスがこれからもありそうです。

他、的野選手はやはり短い距離は強みですね。19位から11人抜きで8位に進出。また、マラソンのイメージがあった沖縄県の仲間選手がびっくりの3区抜擢。区間39位は健闘ではないでしょうか。

新入生は1区に2人出場。平・長山選手が出場。それぞれ最後まで集団に残って力のあるところを見せています。彼らも即戦力になればいいですね。

○中央学院大学
1区
16位小島慎也(大阪)20分45秒 大阪
3区
28位岡本雄大OB25分16秒(6→19) 岡山

1区に大阪の小島選手が出場していましたね。終始積極的に前の方にいたのは好印象ではないでしょうか。多分、川崎監督の好きなタイプの選手のはず。最後大集団でのスパート争いでは不利になりましたが、これからの選手のはず。

中央大・早稲田大・日本体育大・日本大

○中央大学
1区
23位梶山林太郎(世羅)20分51秒 広島
30位千守倫央(松山商)21分00秒 愛媛
4区
4位助川拓海(水城)14分28秒(14→7) 茨城
9位小木曽竜盛(韮山)14分39秒(18→17) 静岡
5区
15位若林陽大(倉敷)25分16秒(18→18) 岡山
7区
17位永井秀篤OB38分25秒(35→30) 富山
25位堀尾謙介④38分39秒(13→16) 兵庫

入賞に近いラインから堀尾選手の追い上げに注目しましたが、区間真ん中くらいで今回はちょっとピーク落ちてしまいましたかね。富山の永井選手が健闘で5人抜きしています。

新入生は5名出場。広島の梶山選手は差は大きく離れずに繋ぎましたかね。4区では助川・小木曽選手がともに区間一桁。助川選手は区間4位で見事に7人抜き。5区若林選手も健闘、大学に入って伸びるかな?

○早稲田大学
1区
4位小指卓也(学法石川)20分35秒 福島
3区
15位中村信一郎OB24分46秒(47→46) 香川
30位小澤直人④25分18秒(36→28) 滋賀
5区
9位鈴木創士(浜松日体)25分09秒(17→15) 静岡
7区
3位中谷雄飛①37分53秒(3→3) 長野
45位向井悠介①40分37秒(43→44) 香川

新入生では短い距離に強さを見せる小指選手が福島の1区に登場。スローからの叩き合いは得意パターンだったでしょうか。区間4位と良いスタートで優勝に貢献する走りでした。鈴木選手もまずまずでしょうか。大学で化けるかどうか!?

一般は、3区は中村・小澤選手がともに下の順位で襷をもらった中、健闘。アンカーは長野の中谷選手ですね。優勝を狙える位置にいて区間3位の力走も順位はあげられず、非常に悔しがっている姿が印象的でした。やっぱり、強くなる選手だなぁと感じました。

○日本体育大学
1区
25位藤本珠輝(西脇工)20分54秒 兵庫
4区
22位名村樹哉(四日市工)14分49秒(39→36) 三重
7区
6位小松巧弥OB37分56秒(22→15) 大阪

ある意味、とても有名なシーンになってしまった大阪府7区の小松選手。今年から岩手県のユニのデザインが変わったこともあってか、間違えて岩手県の中学生のタスキを受け取って走り出そうとする…(笑)

調子は悪かったそうですが、必死に取り返そうとしたら身体が動いて区間6位好走。順位を上げています。

新入生は近畿地区から出場。藤本・名村選手がそれぞれ力走しています。

○日本大学
1区
6位八木志樹(倉敷)20分38秒 岡山
35位樋口翔太(佐野日大)21分02秒 栃木
3区
25位佐藤佑輔OB25分12秒(23→23) 千葉
40位横山 徹②25分33秒(14→25) 新潟
4

30位松岡竜矢(中越)14分56秒(25→26) 新潟
5区
33位若山 岳(洛南)25分55秒(15→22) 京都

佐藤選手は惜しくも順位を上げられず、悔しい走りに。両駅伝ともフラストレーションたまる結果だったのでどこかでまた爆発してほしい。横山選手は急きょ任された中、凌いだ思います。

新入生は多く出場した中、1区八木選手がいい走りを見せて区間6位!見事なスタート。樋口選手は1500mのスピードがありますが、今回は不発だったかな?またインカレから登場してほしい選手です

東京国際大・神奈川大・明治大・国士館大

○東京国際大学
3区
17位鈴木大貴OB24分47秒(42→35) 富山
21位伊藤達彦③24分58秒(16→18) 静岡
5区
30位大上颯麻(豊川)25分46秒(9→17) 愛知
7区
18位照井明人OB38分30秒(33→31) 山形

まだまだ創部年数が浅い東国大ですが、全員しっかりと走り切っていますね。OB鈴木・照井選手共に区間10位台。伊藤選手も悪くなかったです。新入生大上選手は大事な位置でタスキを受けましたが、うまくはいかず。大学入ってから戻ってきてくれれば。

○神奈川大学
1区
14位島﨑昇汰(大牟田)20分42秒 福岡
3区
19位大塚 倭OB24分54秒(4→12) 京都
37位安田 響①25分30秒(31→34) 岐阜
5区
23位中野翔太(世羅)25分32秒(2→4) 広島
7区
30位越川堅太③38分51秒(4→10) 神奈川
47位淵田凌一①41分14秒(46→47) 高知

大塚・越川選手がそれぞれ入賞を争う位置で襷をもらいましたね。ただ、今回は残念ながら順位は落とすことに。越川選手は本当に惜しかったですね。新入生は島﨑・中野選手が登場。主要区間で区間真ん中付近、大学に入ってから勝負です。

○明治大学
1区
7位加藤大誠(鹿児島実業)20分39秒 鹿児島
10位小澤大輝(韮山)20分40秒 静岡
46位杉本龍陽(札幌日大)22分08秒 北海道
3区
4位岡本直己OB24分13秒(32→15) 鳥取
8位牟田祐樹OB24分34秒(20→13) 埼玉
12位阿部弘輝③24分43秒(5→7) 福島
26位小袖英人②25分13秒(45→43) 青森
4区
6位漆畑瑠人(鹿児島実業)14分35秒(4→4) 鹿児島
7区
34位中川智春OB39分06秒(30→33) 滋賀
37位木村 慎OB39分18秒(16→22) 静岡

やはりまずはベテラン岡本選手ですよね。これまで15回出場で95人抜き。今回どうかと思われましたが、17人抜きで一気に記録をの塗り替え112人へ!ここにきてまた進化を始めたベテランの今年にも注目ですよね。

また3区阿部選手は優勝メンバーに!今回は自慢のスピードは途中で鈍ってしまったものの、最低限前が見える位置に踏みとどまりました。また、次のレースであがってほしいですね。

新入生も複数人出場し、鹿児島実業の加藤・漆畑選手がともに区間上位で奮闘。高校駅伝出場できなかっただけに気合が入っていました。話題になった韮山の小澤選手も、高校駅伝に引き続きしっかりと走っています。まだまだ強くなるチームです。

○国士館大学
1区
36位清水悠雅(鯖江)21分13秒 福井
7区
24位福田 穣OB38分38秒(6→8) 福岡

長い距離に強くなった福田選手がアンカーに登場。8位入賞争いに徐々に巻き込まれていますが、大混戦の中ギリギリ8位入賞。MGC出場権獲得者の面目躍如でした。

大東文化大・城西大・山梨学院大・上武大

○大東文化大学
5区
39位大野陽人(九里学園)26分12秒(29→35) 山形
7区
12位市田 宏OB38分18秒(11→6) 鹿児島
39位川澄克弥③39分33秒(9→21) 茨城

アンカーの2人は共に近い位置でタスキを受けたのですよね。川澄選手は9位から徐々に後退してしまい失速。箱根から調子が上がりませんでした。市田宏選手は兄から急きょ変更になったそうですが、その中で爆発力を見せ6位入賞へ。ここはさすがですね。

○城西大学
3区
7位山口浩勢OB24分27秒(10→5) 愛知
42位西岡喬介OB25分38秒(34→36) 愛媛

3000m障害で結果を残していた山口選手は、駅伝でもよかったですね。出入り激しい3区で10位から5位へ順位を上げ、力のあるところを見せています。

○山梨学院大学
1区
26位都築勇貴(田辺工)20分55秒 和歌山
3区
15位桃澤大祐OB24分46秒(1→6) 長野
26位永戸 聖④25分13秒(26→24) 岩手
38位秦 将吾OB25分31秒(44→45) 徳島
41位清水鐘平④25分37秒(41→40) 山梨
4区
40位篠原 楓(新居浜東)15分08秒(36→37) 愛媛
5区
37位木山達哉(尽誠学園)26分04秒(45→44) 香川
7区
42位斎藤有栄②40分12秒(47→46) 山梨

びっくりしました。市民ランナーで昨年急激に力を付けていたとはいえ、桃澤選手が長野県の代表に選ばれるとは!トップで襷を受け、6位で凌ぎ切りました。最近は色んな市民ランナーが出てきていますが、彼も要注目選手ですよね。

また、日清食品の内定取り消しの渦中の永戸選手も大変な中出場。まとめる走りはできたのでしょうか。どこか受け入れ先があれば…。また山梨県は、学院大に頼る事に。ともに目立ちませんでしたが、斎藤選手は大学初駅伝の中、最下位脱出しています。

新入生は1区間に1人ずつ出場。地方の選手、上位にはもう少しというところ、育成の山梨学院大で力を付ける事ができるでしょうか。

○上武大学
7区
44位鴨川源太③40分36秒(37→43) 愛媛

成長中の鴨川選手が愛媛県で出場しています。今回は順位を落とす悔しい走り、今後に期待ですね。

関東その他・関東以外大学・高校⇒実業団

○関東その他
1区
39位北田大起(韮崎→農大)21分18秒 山梨
3区
33位国川恭朗(麗澤大③)25分20秒(35→32) 福井
34位梶原有高(松蔭大OB)25分23秒(24→26) 佐賀
43位田部幹也(桜美林大④)25分46秒(38→42) 島根
4区
29位梅谷康太(流経大柏→流経)14分53秒(23→21) 千葉
5区
2位葛西 潤(関西創価→創価)24分42秒(27→20) 大阪
44位上原大和(北山→関東学)26分43秒(40→43) 沖縄
7区
12位浅岡満憲(東京農業大OB)38分18秒(29→26) 岐阜
35位山口修平(創価大OB)39分08秒(27→32) 福井
40位田中健祐(東京農業大④)39分42秒(34→36) 石川
28位松尾修治(専修大OB)38分46秒(42→40) 島根
46位兼次祐希(亜細亜大②)40分54秒(45→45) 沖縄

3区と7区びっくりしました。8名中6名が一度は学生選抜&連合で出走したことある選手ばかりという!7区浅岡選手はさすがのスピードで区間12位、また3区国川選手がこれまでの実績からするとスピード区間では健闘でしょうか。

新入生では、やはり関西創価の葛西選手が一人抜けていましたね。7人抜きで大阪を引き上げました。2年連続で箱根を逃している創価大でも即戦力になるはずです。

○関東以外大学組
1区
31位竹山朝陽(鳥取城北→近畿)21分00秒 鳥取
32位山田真生(中京学院中京→立命)21分00秒 岐阜
47位井下大誌(尽誠学園→環太)22分25秒 香川
3区
9位中村高洋(名古屋大OB)24分35秒(2→4) 鹿児島
23位石井優樹(関西学院大③)25分05秒(17→21) 大阪
45位小岩慎治(立命館大④)25分59秒(40→47) 奈良
4区
17位杉原健吾(大多和開星→環太)14分45秒(42→39) 島根
45位上田颯汰(関大一→関西学)15分27秒(21→27) 大阪
7区
10位牧 良輔(新潟医療福祉大OB)38分14秒(1→2) 群馬
32位小島大明(龍谷大OB)38分54秒(44→42) 奈良

3区7区で一人ずつ注目が集まりましたね。京セラ鹿児島所属の(実質同好会に近いので市民ランナーと言える)中村選手が先頭集団に途中まで映り続けました。大ベテランの選手ですが、彼も非常に力がありますね。

7区では牧選手がとっぷで襷をもらうシーンに!ここにきて力を伸ばしてきた選手ですが先日のNY駅伝でも3区トップ中継しています。

今回は群馬県の初優勝を背負ってトップでタスキを受けます。爆発力のある選手に1人交わされますが、後続は凌いで2位でゴール!こういう選手が光ったのも今回は面白かった。

新入生では環太平洋大入学の選手が2人出ていたのですね。この大学が全日本初出場もあるかもしれません。

○高校⇒実業団組
3区
24位安藤大樹(旭化成)25分08秒(37→29) 宮崎
29位濵口隆幸(九電工)25分17秒(43→41) 高知
32位改木悠真(トヨタ自動車九州)25分19秒(39→37) 大分
4区
22位宮木快盛(高岡向陵→大塚製薬)14分49秒(35→34) 富山
5区
20位中村優吾(西京→黒崎播磨)25分30秒(25→24) 山口
34位松田義正(八幡浜→JFEスチール)25分57秒(37→36) 愛媛
7区
4位古賀淳紫(安川電機)37分54秒(26→23) 佐賀
21位茂木圭次郎(旭化成)38分33秒(21→18) 東京

古賀選手本当に力つけていますね。NY駅伝7区区間賞の選手で、今回も7区区間4位。注目の若手になってきていて、今年の成績には要注目の選手です。他では3区安藤選手が8人ごぼう抜きです。

新入生も今回結構出場していて、黒崎播磨に進む中村選手が好成績。NY駅伝でのデビューも早くに訪れるでしょうか。

hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。