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出雲駅伝のエントリーが発表されて、いよいよ大学駅伝モードになってきましたね!
第30回出雲駅伝2018【要綱・日程・テレビ放送・コース・出場校・エントリー等!】
関東地区のチームの区間エントリー予想ををどんどんしていって思います。
今回は日体大・中央学大・拓殖大です。
なお、3強言われている、青学大・東洋大・東海大はすでに行っています。
前年度三大駅伝成績:出雲3位、全日本-、箱根4位
日 本 体 育 大 学
エントリーメンバー
出:出雲駅伝、全:全日本駅伝、箱:箱根駅伝、予:箱根予選、
都:都道府県対抗駅伝、高:高校駅伝、国:国体、IH:インターハイ
宮﨑勇将④13分59秒72≪16:全5区19位、出2区5位≫
室伏穂高④14分07秒38≪18:箱9区6位、17:箱9区14位、16:全6区11位、出4区7位、箱5区17位、15:全5区11位、予76位≫
酒匂郁海④14分14秒82
林田元輝④14分16秒40
山口和也③14分03秒44≪18:箱8区3位、17:出2区9位≫
廻谷 賢③14分15秒11≪18:箱6区15位≫
濵田 諒③14分19秒80
池田耀平②14分16秒44
岩室天輝②14分16秒78
加藤広之①14分33秒20≪16:高5区25位≫
昨年度、2つ出場した大学駅伝は、3位4位とここ3年での最高成績。その時の主力選手が抜けて、今年は育成しながらいかに最終的に駅伝で戦えるチームになるかが大事になる日本体育大。主力の一角の中川選手が抜けたのが痛いが、今年春に実力を付けた選手がエントリーされました。
10000m28分台のタイムを出した3年山口選手が今のチームのエース。それから4年ロードで実績ある室伏選手、1500m得意な酒匂選手、久しぶりに勢いがついてきた宮崎・林田選手。山下りの3年廻谷選手も5000mベストを出して好調だ。2年生が成長株で全日本予選で活躍した池田・岩室選手が面白い存在。それから1年生ながら10000m29分台をマークした加藤選手もエントリーに入ってきました。
この中では大学駅伝経験者は4人なので、少なくとも2人以上は初の大学駅伝出走者が出てきますね。新しいメンバーを起用しながら、今年度最初の大学駅伝を戦っていく事になります。
1区はスピード面からして山口選手が一番候補にあがってくるかなと思います。トラックでは春から何とか戦っている印象があります。現状でも箱根駅伝では2区やその前後の区間の候補に挙がってくる選手ですので、何とか上位校に食いついていく走りが出来ればと思います。
2区は実績的には宮崎選手なのですが…9月末の記録会でいい走りができた廻谷選手にします。山下りの選手ですが、5000mベストですので平地でも一度走らせたいところ。出入り激しいですが食らいつければ。3区は今年4月以降ぐんぐん成長している池田選手。全日本予選3組抜擢で上位に入ったのは驚きました。初駅伝で初主要区間でも度胸面は大丈夫だと思います。
そして4区に先の宮崎選手。3区初駅伝の選手で、どういう流れで来るか未知数な面がありますので、ある程度スピードがある宮崎選手でリスタートできればという形ですかね。5区は調子が上がってきている林田選手。元々実績ありますよね。この先の距離の長い駅伝で間違いなく必要になる選手です。ここでまず大学駅伝デビューといきたい。
アンカーは実績的には室伏選手でしょうかね。箱根ではこれまで5区や9区での起用、中盤以降の長丁場を任されていました。ここ最近の日体大の選手は、4年生本当に逞しくなってきていましたから、昨年の卒業生に続いて、結果が出ればなと思います。気づけば、後半の3区間は全て4年生でした。
今回のメンバーでは、上位進出は簡単ではないかなぁという感じはありますが、山口・室伏選手と戦える選手を最初と最後に起用して、戦う布陣を整える事が大事かなぁと思います。ここまであまり触れませんでしたが、暴言・暴行での監督の退任、急造の新体制で大変な中ですが、まず一つ戦い抜きたいですね。
前年度三大駅伝成績:出雲8位、全日本6位、箱根10位
中 央 学 院 大 学
エントリーメンバー
出:出雲駅伝、全:全日本駅伝、箱:箱根駅伝、予:箱根予選、
都:都道府県対抗駅伝、高:高校駅伝、国:国体、IH:インターハイ
有馬圭哉③14分11秒82≪18:箱8区10位、17:全7区7位≫
川村悠登③14分12秒92
大濱 輝③14分40秒72
髙橋翔也②14分13秒74≪18:箱4区10位、17:全6区6位、出5区6位、16:高1区24位≫
戸口豪琉②14分18秒83
石綿宏人②14分19秒69
栗原啓吾①14分05秒45≪18:全国4区17位、16:高4区6位≫
青柳達也①14分25秒66
加瀬蒼一郎①14分27秒69≪17:高1区38位≫
吉田光汰①14分28秒03…関東IC2部3障2位
最初エントリー見た時は、4年生が全くいなかったのでびっくりしたのですよね。そうしたら出雲駅伝の前日の札幌ハーフに大量に4年生がエントリーしていました。確かに春のトラックでは3年生以下の選手にトラックでの自己ベストが目立っていましたので、4年生は箱根に集中させるのかもしれません。
その3年生以下、やはり注目となるのは3年川村選手でありますね。夏前から急速に持ちタイムを伸ばし、記録会ではありますが、実業団の強豪選手にも食いつけるくらいの走力をつけてきています。彼のデビュー戦注目の駅伝ファンは多いはずです。他、エース候補となっているのは2年高橋選手が着々と走力を付け、石綿選手も続くように伸びています。3年有馬選手もロードで逞しくなりますね。
あとは1年生がすごく調子いいんですよね。高校時代の実績的には栗原選手が抜けているのですが、春に3障をしてから一気に伸びてきて10000mも29分台で走り切る走力を付けてきています。青柳・加瀬選手も30分少しでこの時期としては悪くない形です。どんどん成長してきている3年生以下でどこまで勝負できるでしょうか。
3年生1人、2年生2人、1年生3人という予想オーダーになってしまいました。記録会に出なかった有馬選手を予想に入れていないのはありますが、大学駅伝初出場が5人もいます。それでも勢いある選手ばかりなので、これでいきます。
注目の川村選手は1区でいきましょう。記録会ではありますが、実業団勢など格上の選手に食いついていくイメージです。初の主要大会はエースが集う出雲1区でも面白いのかなと思います。ここは駅伝ファンとして、どこまで区間上位に入っていけるのか興味があったり…どういう結果になるにせよ、何かしら収穫があると思います。
あとは3区と6区は2年生ですかね。3区に駅伝で手堅い走りをする高橋選手。今回は1区2区初駅伝の選手を入れていますから、結果が予想しにくい。流れが悪い中でもらった箱根4区の走りは非常に印象的でした。まずは持ってる力出してくれるかと。6区は石綿選手ですかね。ちょっと早いかなぁとは思いますが、若いメンバーでもまれてみましょう!
残りの3区間、2区4区5区のつなぎはすべて1年生にしています。まず、5000m14分05秒を高校2年でマークしている栗原選手を2区、最近勢いが戻ってきていますので、ある程度食いつけるのではと。4区は驚きの成長を見せている吉田選手、5区は春に5000mのベストを出していた青柳選手にしています。思い切って走ってほしいですね。
ちなみに有馬選手いけるなら、川村-高橋-有馬-栗原-吉田-石綿かな。難しい2区高橋選手置いて前半強化したい。面子的には上位はどうなんだろうという感じですが、2大会前も1区6区1年生起用で4位入ってますからね。また今年もサプライズを見せてくるのでしょうか?
前年度三大駅伝成績:箱根予選5位、箱根8位
拓 殖 大 学
エントリーメンバー
出:出雲駅伝、全:全日本駅伝、箱:箱根駅伝、予:箱根予選、
都:都道府県対抗駅伝、高:高校駅伝、国:国体、IH:インターハイ
W.D.タソ④13分55秒72≪18:箱2区5位、17:予50位、箱2区2位、16:全2区3位、予6位、箱2区11位、15:予2位≫
馬場祐輔④13分57秒72≪18:箱1区13位、17:予41位、箱6区7位、16:全1区14位、予111位、箱5区15位、15:予45位≫
硴野魁星④14分08秒85≪18:箱6区7位、17:予135位≫
戸部凌佑④14分37秒19≪18:箱5区11位、17:予15位、箱5区11位、16:箱7区15位、15:予63位≫
鈴見侑大④14分45秒15≪17:予98位、16:予162位≫
五十嵐大己④15分05秒33
赤﨑 暁③14分24秒84≪18:箱3区10位、17:予19位、箱10区12位、16:全5区11位、予72位≫
石川佳樹②14分44秒12≪18:箱7区9位≫
吉原遼太郎②14分56秒11
佐藤広夢①14分45秒89≪17:高4区23位≫
4年ぶりの参加となった拓殖大も、多くの主力メンバーを揃えてきましたね。主軸は今年の箱根1区2区を担当した4年馬場・ワークナー選手ですね。スタミナ型のタイプが多い同校の中で、スピード・スタミナ面のバランスがいい2人は頼りになる存在でしょう。あと比較的スピードがある方では4年硴野選手2年石川選手あたりでしょうか。石川選手は1500mで関東IC出場しています。
他は、スタミナ型でしょうか。2年赤崎、4年戸部選手あたりは後半区間があっているタイプでしょう。2年成長株の吉原選手、4年間かけて力をつけてきた鈴見・五十嵐選手、1年生でエントリーされた佐藤選手が抜擢されることもあるのか。全日本はないので、しっかり結果が残せるオーダーを考えたい。
順当なのは、馬場・ワークナー選手を1区と3区に置くわけですが、どっちがいいのかなぁと悩みました。ワークナー選手を1区にするとそこで頭打ちになってしまうのかなと感じたので、過去全日本・箱根と1区経験している馬場選手に頑張ってもらって、3区ワークナー選手で浮上を狙い、流れを作ってもらうのが最適かなぁと。まずこれで上位校に食いつきたい。
間の2区は石川選手がいいと思います。1500m関東IC標準を切れる半面、箱根も区間一桁で走り切っています。5000mを走る機会があればかなりのタイムが出るはずの選手。持ってるスピードを2区で発揮してほしい。
4区は繋ぎですが、主力選手の戸部選手を置きます。もう一つ流れを加速させる事ができるはず。4年生の役割的には戸部選手アンカーなのですが、3年赤崎選手はエース区間においた箱根に活きるかなぁと。今のところ箱根は戸部選手は3年連続5区で、赤崎選手は準エース区間の4区とかかなと思うので、赤崎選手はエース区間に置きたい。
そして、間の5区は、これまでの実績的には硴野選手なんですが…、春はあまり名前を聞かなかったのにエントリーに入ってきた1年佐藤選手が気になりすぎて、予想に入れてしまいました。どういう走りになるかわかりませんが、今持っている力を出してくれればと思います。
いい調整ができれば、思ったより上位に食らいつけるかもしれませんよね。一部主力選手がいないのが今後のことを考えると気がかりですが、チーム内の出雲向きの選手はしっかり入っていますからね。繰り返しになりますが、全日本はなく出雲から直通箱根になります。7年前の5位以上を、目標にしていきたいですね。