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【専修大学】2018-2019大学駅伝展望:前半戦を終えて~全体的に苦しかったトラックシーズン、箱根予選で昨年以上の結束は…

春シーズンの振り返りと秋シーズンの展望を各大学行っています。

記念大会での復活or初出場を狙って、懸命の取り組みを行うチーム!

主要大会は苦しいトラックシーズン、箱根予選で前回の再現は…

専 修 大 学

春シーズン振り返り

~主な主要大会~

【関東インカレ】
1500m予選:2組4位高橋将也②3分57秒69
1500m決勝:
10000m:12位長谷川柊③29分44秒98、23位和田照也④30分30秒92、28位島田匠海④30分37秒00
3000m予選:
3000m障害:
ハーフ:35位塚原淳之③67分42秒 50位横山絢史③69分43秒 54位西川優樹④70分14秒
5000m:5位長谷川柊③14分07秒05 +4点 31位川平浩之④15分02秒41 35位小林彬寛③15分25秒76

エースに成長した長谷川選手がまず注目でした。覚醒したのは昨年の全日本予選からだったので、主力としては初めての関東ICです。

10000mが12位ですが、終盤まで日本人トップが狙えるかというレースでした。周回をミスしてしまい入賞は逃しましたが、しっかり存在感を見せたと思います。5000mは見事にリベンジで入賞となる5位に!他校のエースと2戦連続戦えたのはチームに勇気を与えますね。

ただ、全体的には厳しい結果が続いてしまいましたね。10000m和田・島田選手は30分半オーバー、ハーフは塚原選手の35位が最高位、5000mも15分オーバーと、中々他校と戦えなかったのが気がかりな結果でした。

【全日本予選】
19位専修大学4:15:39.00
1組:26位佐藤雄基④31分32秒55、31位南美空翔①31分46秒89
2組:36位塚原淳之③32分06秒54、39位服部友太①32分38秒37
3組:36位小林彬寛③31分59秒99、38位川平浩之④32分00秒43
4組:34位島田匠海④31分35秒56、37位長谷川柊③31分58秒57

そして全日本予選もその結果を引きずる形に…。1組で復調してきた佐藤選手と、5000mベストを出していた1年南選手が僅かに健闘しましたが、2組以上は非常に厳しい結果に。4組島田選手の34位が最高であとは35位以下へ。

エースの長谷川選手も7000mまでは上位争いだったのですが、アクシデント気味に失速。総合で棄権チームを除き最下位という結果になってしまいました。

~今季前半戦ランキングまとめ~

5000m
長谷川柊③13分56秒82★ 4/7
和田照也④14分12秒53★ 4/7
南美空翔①14分43秒00★ 6/2
川平浩之④14分51秒01 4/7
服部友太①14分51秒25★ 6/2

10000m
長谷川柊③28分55秒73 4/21
川平浩之④29分55秒43 4/21
島田匠海④29分59秒08 4/21
横山絢史③30分03秒23 4/21
塚原淳之③30分13秒53 4/21
小林彬寛③30分23秒88 4/21
西川優樹④30分25秒64 4/29
和田照也④30分30秒92 5/24
藤井健吾④30分34秒55 5/12
宮下 竣④30分55秒21 5/12
茅野雅博②31分03秒13 5/12

ハーフ
塚原淳之③65分52秒 4/8
横山絢史③66分51秒 4/8
宮下晴貴③67分30秒 5/13
辻 海里②67分53秒 4/8
4月は結構よかったのですよね。まだ涼しかったのもあるのですが、エース長谷川選手が5000m13分台&10000m28分台をマーク!しかもそれぞれ勝っているのがよかったですね。他にも純エース級の和田選手が5000m14分12秒、10000mも川平・島田選手が29分台を出しています。

ハーフでも焼津ハーフで塚原選手が65分台で粘り切り、横山選手も長い距離で結果が出るようになってきています。このあたりはよかったのですよね。ただ、4月がピークになってしまったのかなぁという感じ。調整がうまくいかなかったのか、それとも箱根予選一点集中であればいいのですが…。

秋シーズンに向けて

20人選ぶ

和田照也④ 川平浩之④ 佐藤雄基④ 島田匠海④ 藤井健吾④
西川優樹④ 矢澤明徳④ 宮下 竣④ 瀬谷浩晃④ 水口敬斗④
長谷川柊③ 横山絢史③ 塚原淳之③ 小林彬寛③ 宮下晴貴③
茅野雅博② 辻 海里② 南美空翔① 服部友太① 横山佑羽①

前半戦だけ見ると不安になってくるのですが、最も昨年の箱根予選は予想以上の健闘。14位と順位は例年通りでしたが、集団走が成功し12位付近のチームとは僅か1分差に続きました。一つ、箱根予選に向けての指標があるのが大きな材料です。

予選突破へ向けて『ポイント』:4年生の集団走の成功

学年構成見ていると専大も4年生がエントリー多くなりそうです。そして、昨年の成功に4年生が二桁順位や150位前後と、多くの選手が役割を果たしていたのがポイントでした。

今年もやれる選手がいます。和田・川平・佐藤選手は充分に50位付近(64分前半以内)に近づける力があります。島田・藤井・西川選手も120位付近(65分以内)なら、そして試合に出ていませんが毎年まとめている矢澤選手もポイントになってくるはず。

長谷川選手はもう何とか62分台の走力を付けてくれればというところ。3年横山・塚原・小林選手の中では昨年は小林選手が120位付近につけましたからまずそこをクリアか。下級生はまだ台頭が少ないですが、1年南選手ら中心に成長があれば面白いです。昨年以上の結束力があれば、突破ラインに手が届くかもしれません。

hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。